「NARUTOー名もなき忍道ー」RTA   作:メメイ

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強い血継限界って大体カグヤ起源かなあ……
氷遁をどんどん悪用していくRTA


角都討伐トロコンRTA Part2

というわけで早速ゲームスタートですが、今回は氷遁の血継限界引いてるのでそこに対する説明がしょっぱな入ります。

原作くらいの時間軸の世代なら場所によっては平和なので両親が高確率で生きてたりするのですが……えー、今回はクッソ物騒な魔窟創成期世代なのでどうやら両親生きてないみたいなんですよね。

ぶっちゃけ戦争戦争&戦争時代なんでむしろ片方でも親が生きてたらそれなりにレアです。

そんなわけでそういう場合、主人公は孤児院スタートですね。

孤児院スタートの場合、そこの先生から親も氷遁の使い手だったことを教えられて、「多分お前もそれを受け継いでる可能性がある」という事で自分の血継限界を主人公のクズくんが自覚します。

 

「……というわけだから、お前も恐らくは氷遁の適性があるのだと思う」

【へー、そうなんだ。】

「貴重な能力だ、伸ばしていきなさい。」

 

ということで、氷遁を伸ばすための修行が開放されました。

氷遁は今回の魔窟を生き延びるためのキーポイントになります。

引けなかった場合は別の戦法も考えてましたが、引いてるなら生かすしかありません。

というわけで、本格的に戦場に引っ張り出されるまでは氷遁を中心に鍛えていきます。

まあ体術もそのほかも満遍なく鍛えないと死ねるので訓練バランス間違えると再走になります(2敗)。

 

というわけで、ある程度鍛えた後に本格的に戦争に放り込まれるのですが、それまでは特に目立ったイベントも無いので加速!

 

余談ですが、氷遁といえば霧隠れのじゃないんかい!と思われる視聴者兄貴姉貴も居ると思われますが、どうも主人公の氷遁の血継限界は親の代で急に現れたものらしいんです。

なので、親の代で突然変異的に隔世遺伝とか起きたんじゃないか?って感じなんですよね。霧隠れ出身なら普通に雪一族の遠縁という事になるのですが、そうじゃない場所に生まれてる場合はそういう設定になります。

そして、今回のように霧隠れ以外でそういう風にイレギュラーな氷遁遣いの場合、デメリットで主人公は常に冬場のように寒さを感じているそうです。どうもチャクラの性質のせいだとかなんとか。

なんでそれなりに厚着してないとデバフ入るので服装には気をつけましょう。

 

……と、そろそろ良い感じに時間が経過しましたね。

訓練の結果はご覧の通りです、うまいこと満遍なく上がってます。

氷遁の方は最初から最後まで使う「氷遁・氷針舞の術」を獲得しました。

この術は、「空気中の水分を凝固させて極小のまきびし状の氷を大量に生み出し冷気と共に散布する。その冷気を吸い込んだ相手は肺がやられる」という説明欄のとおり、直接攻撃ではなくデバフ技です。

しかし!この氷針舞でつくデバフ、基本的に戦闘中には回復不能な上スリップダメージがそこそこでかいという超有能な術です。

肺の中なんていう見えない場所を極小のまきびしがチクチク傷つけてプラス冷気で凍りかけの肺とか確かに治し難い……。

欠点があるとすれば、味方がいる場合巻き込まないよう使うのが難しいっていう点ですね。とはいえその辺は、連携をしっかりとって術の情報共有をしていればOKです。

呼吸を行う相手ならほぼ全員に対して有効打になります、火遁で冷気を吹き飛ばすにしても既に傷ついた肺はすぐに治せないですし。

この技を使って火遁を引き出して、水遁で迎撃するなんてコンボまでできるので最初から最後まで使える技です。この技は本当によく練習しておきましょう。

主人公が扱う氷遁の術、原作キャラとはちょっと違う術を習得してるんですけど全体的にデバフ撒き散らす技が多いんですよね……RTA的には安定しやすくなって大変嬉しい仕様です。

時期が来て原作時間軸までコールドスリープで飛んだら最終的には人柱力のフウの護衛みたいな事して角都をつり出したりしますが、護衛役に選ばれるかどうかについても希少な血継限界持ちだと選ばれやすくなるので……。

無くてもどうにでもできますが、あればより確実なんで本当に引けてよかったです。

 

雑談はここまでにして、戦える年齢にまでなったということで小隊にぶち込まれます。よし、ぶちこまれてやるぜ!

今回は角都はどうかな……一緒の小隊かな……。

……うん、今回は本当に豪運ですね。どうやら一緒の小隊のようです。これは僥倖、接触度稼ぎが大分楽になります。いいタイムの予感がめっちゃしますね。

この頃の角都兄貴はフツーに真面目な忍ですね。ひじきにもなってないし。

ただ、この頃から多種多様な属性の術を扱う才能はあるようでとても頼りになる強いやつです。

是非仲良くしておきましょう、最終的には討伐しますけど。

最初の任務として小隊で偵察任務を命じられました。木の葉の部隊の動向を見て来い、ってことらしいです。

とりあえずフレンドリー()に、角都兄貴に雑談振っちゃいましょう。

 

【最初は偵察任務だって~、よかったなしょっぱなからどんぱちするやつじゃなくて。】

「何を言ってるんだ油断するな、偵察と言ってもバレたら戦闘になるんだぞ」

 

角都兄貴の言うとおりです、実はこの最初に命じられる木の葉の動向確認の偵察任務、確定で敵とエンカウントします。

それまでは特にイベントもない普通の偵察イベントなので倍速で飛ばします。

 

……はい、どうやら偵察しに来てるという情報が筒抜けになったらしく一人の木の葉の忍に追い回されてるという状態です。

ではここで、木の葉の忍をどうするかですが、経験値が美味しいので倒しちゃいましょう。幸い、ここで登場する忍はそんなに強くない忍です。一人しか登場しないし。

 

【ここは俺がどうにかする、普通に逃げるとこっちの拠点までばれる可能性あるからな。】

「!?いや待て、そんなことしたらお前は」

【勘違いしないで欲しいな、死ぬ気は無いしこれが一番効率的だと思っただけだから。お前らは先に逃げて、始末したら俺も追いつくから。角都、あとは頼んだ~。】

「……勝手にしろ!」

 

クズくん他人に無頓着だからツンデレでも俺に任せて先に行け!でもなく素で思ってるやつでは???

というわけで追っ手の忍と戦闘です、この戦闘では早速氷遁使っちゃいましょう。

 

はいではまず氷針舞を使って相手の忍の肺にダメージとデバフ!

という訳で、後は術を維持しつつ攻撃を避けまくっていればスリップダメージで相手は死にます。

攻撃を避け続けるといっても、肺へのデバフが入ってるせいで避けるのは容易いです。

……。

…………。

はい、相手が肺にダメージが蓄積しすぎて呼吸がままならなくなってきたのでサクッとトドメ刺します。

という訳で初戦闘は無事勝利です。経験値ウマー!

小隊のみんなで倒そうと提案しても良かったのですが、ランダムで「殺しに対してビビってしまう」子が出ちゃうので結局一人でやったほうが早いんですよね。

 

キリがいいので今回はここまでにしておきます。

また次回!

ご視聴、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次のターゲットは滝隠れの人柱力だ、飛段と角都。お前達がいけ」

「へーへー、滝隠れっていやあ角都のふるさとだっけか?」

「注意事項としては、偵察にやった忍が見つけ出されて返り討ちにされた。護衛に居る氷遁使いに注意しろ。中々の手練だ。」

滝隠れの、氷遁使いだと?

「リーダー、それは……本当か?滝隠れに、氷遁使いだと?!」

「おい、どうしたんだよ角都急に大声出して」

「確かに滝隠れに氷遁使いとは珍しいですねえ、霧隠れになら居ましたけども。もっとも、ほぼほぼ抜け忍になってしまったようですが」

馬鹿な、あいつが姿を消したのは一体何十年前だと思っている。

穢土転生か?いや、そんな存在に人柱力の護衛役なんて任せるとは流石に思えない。

あいつの子孫か?氷遁を使うだけの全くの別人か?いや、しかし……。

ありえること、ありえないこと、混乱する脳内で仕分けながらも最後に噴出したもの。

それは、殺意だ。

何十年越しかの殺意が、身体を廻っていた。

 


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