「NARUTOー名もなき忍道ー」RTA   作:メメイ

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コールドスリープの術の名前は、「羆寝入りの術」と「冬篭りの術」も候補にありました。
こういうオリジナルの術の名前考えるの楽しい……楽しくない?(逃れられぬ中二病)


角都討伐トロコンRTA Part5

幸せは歩いてこないRTAはーじまーるよー!

前回は柱間細胞である柱間の髪の毛を採取したところからですね、ではここから滝隠れにもどりまーす!

戻る際に気をつけることと言えば、マダラに見つからないようにする事ですね。

もっとも、帰り道のルートに現れる可能性は低いですが……。

現れた場合かつ細胞持ってることがバレた場合、年代によっては殺してでも奪い取る!される可能性あるので細胞を。

原作でも柱間細胞で色々とやってましたからねえマダラ。

というわけで、祈りながら滝隠れに戻りましょう。事前にセーブをしておいて、マダラが出てきたらリセットです。

 

……。

 

よしよし、マダラは出現しなかったようですね。

後は見張りの忍の目を掻い潜り滝隠れに戻ればミッションクリアー!やったね!

 

「おお!この髪の毛が柱間の……よくやった!」

【任務おわったーわーい。】

 

みんなが喜んでるのでとりあえずそれに合わせてわーいしておきましょう。

この任務を達成したことで、上から難しめの任務が割り振られるようになります。

ただその分お金がよく貰えるのでチャート的にはうまあじで嬉しいです。

 

今回のチャートで何故お金が要るようになるかというと、コールドスリープ時の安全を確保するためです。

基本的にコールドスリープに入ると身動きは取れなくなり、あらゆる危険に対して無防備になります。

ですので、眠っている最中のクズくんをかくまってくれる相手が必要になります。

流石に任務放棄した忍をかくまってくれる相手となるとかなり対象が絞られ、その中でも好感度稼ぎなどが必要ない相手となりますと頼れるのは一人二人くらいです。

その相手に頼むのにお金がとても必要になるので、お金は必要な時以外は使わず貯めましょう。特にこれからの任務で得られるお金は、ほぼほぼ貯金に回します。

その頼む相手、傾いた商家の長男だから……商売人だけあって、危ない橋渡ろうが金貰ったら約束は守ってくれるので。

 

という事で今後はお金をためていきます。

ああそうそう、お金貯めるのと一緒にコールドスリープの術……正式名称「氷遁・凍眠の術」を開発しましょう。

これの開発トリガーは熊の冬眠について見るなり話を聞くなりすればいいです。

熊の冬眠について話を聞くことでヒントを得て、術を開発……という流れです。

それに関しては、接触度稼ぎも兼ねて角都と一緒にお出かけでもして会話をしてトリガーを引っ張り出しましょう。

今ちょうど冬なので会話から引っ張り出すのも容易です、お出かけの提案も一緒の任務でちょいちょい上げてたので好感度今のところ足りてるので大丈夫です。

 

【おーい角都~!道具買いに行きたいからついてって~!】

「買い物くらい一人でやれ」

【一緒に行きたいんだよ。おねがい。】

 

今任務も入ってないので暇なら口ではこう言ってても最終的にはついてきてくれます。

暁に入った後の守銭奴っぷりが嘘のようですね。里に居るころは本当に普通に真面目な忍なんだよなあ角都……。

知り合いに任務放棄され里からも裏切られたらグレるのも仕方ないね。

という訳で一緒におかいものでーす。

ちゃちゃっと適当に買って、その後の雑談で術開発のトリガーを引きましょう。

 

【最近冬になってきたぽいね。】

「ぽいもなにも、冬になってるんだ実際に。山へ行っても熊は眠りこけているしな、冬眠の時期だ」

【一冬眠りながら身体を維持できるって楽そうでいいねえ。】

 

はい、ここで術開発トリガー引きました。凍眠の術が開発できるようになりました。

 

【"冬眠"か……】

【脳裏にピンと豆電球が光って、術を思いついた!】

【氷遁・凍眠の術の開発が出来るようになりました】

 

はいこれでOK。

 

「それにしても最近上層部もきな臭くなってきている、戦争をどこへ終着させる気なんだあいつらは。……いや、悪く言うのはよそう。」

【最近ごちゃごちゃしすぎて、めんどうだね。この時代。本当に。】

「それでも、今を生きる自分達がどうにかせねばいけない」

【そっかー。うんうん、頑張ってね!】

「お前もどうであれこの里で生きるのなら、頑張らなくてはいけないんだぞ。まあお前は強いからそこまで呑気にできるのかもしれないが……」

【……ねえ、角都は人生の目標みたいなのってあるの?】

「目標、か……。そうだな、里の忍として生きるのならば影を目指したいところだな」

【ふーん……。】

「そう言うお前はどうなんだ」

【俺?俺はねえ、幸せを感じたい……とか。】

「随分と曖昧だな」

【あはは。】

「……まあ、幸せになれたらいいな」

 

どんな事言ってもよほどすっとんきょうじゃなきゃ、割と応援してくれる角都兄貴やさしい……最終的には討伐するけども。

 

さて、これからすることは「お金をためる」「凍眠の術の開発」「匿ってくれる相手への接触」ですね。

この辺はこまごまとした面倒な事が多いので倍速で飛ばしていきます。

あといくらかの期間を任務任務&色々やりつつ過ごしていくと、とうとう柱間の暗殺任務をふっかけられます角都と共に。

こんなムチャ振り任務、受ける理由も無いしキリがいいのでコールドスリープでトンズラしちゃいましょう。

このあたりの諸々で角都兄貴の好感度が地の底を這う事になりますが、タイム優先ですからね、仕方ないね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺?俺はねえ、幸せを感じたい……とか」

「随分と曖昧だな」

「あはは」

幸せを目指すという、随分と馬鹿げた目標だった。

しかしそれを本気で目指していたとすれば、あんな事をしてまで、全て放り出して逃げてその先にあいつの幸せはあったのか?

失踪する直前、やけに金を貯め込んでいたがそれもまた幸せのためだったのか?

考えれば考えるほど、あいつの事はわけがわからなくなる。

里を出て、最早数えるのもばかばかしくなるほどの年月が過ぎ去ってしまった。

冬が来るたび、殺意が湧く。あいつを思い出してしまうから。

本当に滝隠れに今居る氷遁使いがアイツなのか、それともアイツの子孫であるのかは分からない。

しかしやる事は変わらない。

どうであれ、あいつの幸せのために己が踏みつけられたというのなら壊すしかない。

たとえ、本人じゃなかろうとも。

 


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