後たとえガバったとしてもこの先ノーミスならばお釣が来るので続行するという心の強さが必要
【ああ、久しぶり飛段。元気にしてた?】
「そっちこそ、有り余るくらいに元気みたいだな」
【まあね。……んで?何でこんなところうろついてるの】
「活動が上手くやってるか様子見て来いって言われてたんだよ、お前が燃やしちゃったけど」
【あー……なるほど。でも燃やしたかったから仕方ないよね。そもそも任務だったし】
「やりたかったんなら仕方ねえな」
ひっでえ会話だな……(困惑)
カルト宗教の狂信者と、そのカルト宗教を調査してる密偵的な立場の会話とは思えねえ……同レベルやんけ。
うーん、しかし、どうしたもんかなあ飛段とこのまんまバトっていいものか。
ちょっと状況を整理しましょう。
現状、先ほどのバトルでチャクラ使ったんで融炎青花はギリ一発打てるかもってくらいなんですよねえ残りが。
チャクラの残り容量そのものは普通に使うなら十分すぎるくらい余ってますが、飛段を確実に燃やして殺すってなると融炎青花は必須です。やっぱチャクラ消費が大食いすぎるこの術。
一発も打てなかったら諦めもつくんですが、一発、一発かあ……ってプレイ当時も大分迷ってましたね。若干会話進めるテンポが遅いの、悩みながら操作していたせいですね。
それに、残りチャクラ全部融炎青花にまわすってなると他の術によるサポート無しで戦わなくちゃいけなくなるってのが……。
例えば分身の術による陽動なんかもできないわけなんで、一発も被弾しちゃいけない戦いなのにこちらは不利なんですよねえ。飛段だけに。
融炎青花が一発分しかうてないから、飛段にクリティカルヒットしないと倒せなくなるし……。
状況だけ整理すると、大分難易度ブチ上がりますね。これ。
でも、ここで殺せたら試走よりも滅茶苦茶タイム縮まるのも事実なんですよね!
本来のチャートだと、こっから更にいくつかの関連イベント進めて飛段遭遇確定イベントまで待つつもりだったんで相当な短縮です。
んんー………。
……よし、やりましょうか!
男は度胸、タイムが縮むなら何でもやってみるものさ!
正直、これでダメだったらボツにするかあるいはダメならダメで動画のネタになるかなっていう下心はありました(小声)
許してください!何でもしませんから!
オリチャー発動!
【……。】
「……」
【まあ、ここで再会したのも何かの縁ってことで。】
はい、では一発先手打って起爆札投げます!起爆札の先制攻撃だべ!
再会したのも何かの縁だから~って起爆札投げてくるのは普通にやばいけどこれはRTAだからね、仕方ないね。
というわけで起爆札は……あー、ギリ避けられましたね。一応爆風食らってるぽいのでノーダメってわけじゃないんですけども。
あっ、事件の被害(未遂)者はビビって逃げてくれました。その場に居たら邪魔だったんでよかったです。
「随分な挨拶してくれるじゃねえか!こんなぬるま湯の中に居ても、お前は変わらないみたいだな!」
【三つ子の魂百までって言うじゃん?つまりそういう事】
「そーだよな!生まれ持った性は変えらんないよなあ!」
【好きになっちゃったんだから、仕方ないよね!】
「好きなんだから仕方ないよなあ!」
炎大好きバイちゃんと殺し大好き飛段の熱い会話だなあ()。
顔見知りから不意打ちの攻撃しかけられてもヒャッハー!ってなるの、飛段やっぱりカラッとしてるわ……。
サソリとかそのあたりが割とナイーブなせいか、相対的に見てもネアカぢから高いわ。
しかし、放火魔とシリアルキラーのドンパチとか湯隠れからしてみればできれば共倒れしてほしいレベルの組み合わせだな……。
暁はお辛い過去持ちの湿度の高さと、そうでないメンバーの湿度差すごいなってつくづく思う。RTAで色々走ってるせいか。
とりあえず……成功してないけど不意打ちもしたので戦闘開始ーーー!!!
ではトロフィー取得条件についておさらいしましょう。
まず接触度が高い状態での討伐トロフィー、これはもう十分な接触度が稼げているので大丈夫です。
次に呪いを受けずに討伐トロフィー、これはもう全力で飛段の攻撃を避けて呪術の発動条件を満たさないようにするしかありません。
この呪い、血液が必要という条件があるので切り傷以外でしたら喰らってもある程度は平気だったりします。飛段は蹴りや拳より刃物使うんであんまり打撃貰うことも無いんですけどね。
最後に自然任せではなく自分の手で殺害する事で得られるトロフィー、これは動画でも説明したとおり超火力の火遁である融炎青花の術で細胞全部焼ききって再生不可能状態になるよう殺して取得します。
チャクラの容量が少ないことやトロフィーの獲得条件などをまとめると、攻撃を喰らわずに一発で術を当てる必要があります。それもサポート忍術を使わずに。
これは難易度が本来のチャートより上がっていますが、不可能ではありません。
とにかく、飛段の攻撃を捌きつつ動きを止めることを目標に戦闘しましょう。
それしか無いです。
「好きになっちゃったんだから、仕方ないよね!」
好きになるものが必ずしも世間から認め受け入れられるとは限らないし、そうでないものは運がいいだけだ。
だからこそ、俺もあいつも同じように思う。
だって好きなんだから仕方ない、戦うのが、血が、傷が、痛みが、好きなんだから仕方ない!
あいつ自身も炎が大好きで、生き物もそれ以外も燃やすの大好きで、とてもとても楽しそうな笑顔だから俺も思わずつられて笑った。
「好きなんだから仕方ないよなあ!」
あいつが未だに里についてるの正直よくわかんねえまんまだが、それでも確かに言えるのは好きな事を今は邪魔されないし、本気で殺りあえるという事だ。殺しもするし、殺されもする。
それだけが事実なら、俺はもう十分だ。
それだけ分かってりゃ殺りあうのに支障がねえからな!