両刀くんもまあまあビックリしてそう
確かに、この頃はもうシスイもイタチも開眼してましたね。
サスケェがめっちゃ純粋な瞳をしていらっしゃる……これが原作ルートだと将来はREVOLUTIONしてしまうと思うと時の流れと世界って残酷。
【イタチもシスイも、もう写輪眼使えたんだ知らなかった……!】
「ああ、まあ。そうだな」
写輪眼って開眼トリガーがトリガーだから、こういう会話になると若干微妙な表情するんだよな大抵。
精神的に大きなショックを受けると開眼!っていうのがなあ、どう足掻いても問題しかない。
このシステムのせいで、頭がヤバくなればなるほど強いみたいなイメージ強くなるの風評被害なようで風評被害じゃないのほんとひで。
うちは一族自身は、卑劣様のようにはっきりと検証したわけではないですが経験則からそのあたりうっすらと分かってはいたようです。開眼条件。
通常も万華鏡の方も開眼者そこそこ居るこの時代のうちは、そりゃあどんどん内側にめり込むようなダメなほうの田舎の人間みたくもなるなあとちょっと思った。
まあそのあたり、木の葉というか忍世界そのものがダメな田舎じみたところちょっとあると思う(小声)
試走の段階で色んなイベントやったり会話もしましたが、イタチもシスイもその方向性が里の平和だとか弟の事に向いただけで、感情のブレーキの無さは大概うちはの人間だと思いました。
閑話休題。
【知らなかった、写輪眼……気になる。】
「見たいか?」
【シスイ見せてくれるの?】
「見たいのならな」
【あー、うーん……。いや、やっぱやめとく。】
「なんだ、見ないのか。怖くなったか?」
【いや、そうじゃなくて……写輪眼ってすごい力って聞いたけど、シスイもイタチもなんていうかな、そんなすごい力に目覚めたってのにあんまり嬉しくなさそうだし……。】
「……」
両刀くん言ってる事ビンゴですねえ、選択肢の中にあったので選びましたが好感度高いとやっぱり相手への理解力高いなー主人公。すっごいシスイとイタチが微妙な表情している。
シスイも確か戦場で友達の死を目撃して開眼だからなあ、写輪眼は超絶便利とは言え開眼の条件がお辛い。
「……にいさん、シスイさん、大丈夫?」
「ああ、にいさんもシスイもなんともないぞサスケ」
「お前って、実は野生の勘とか鋭いタイプか?動きも野生動物みたいだし……山犬とか」
【えっこの流れでなんで俺動物扱いされんの????ひでぇ!】
びみょーな空気になったところを、純粋なサスケェがぶったぎってくれました。かわいいなあサスケくん……。
というわけで会話イベント終ったので、鍛錬再開でーす。
……。
はい、鍛錬イベント終了ー!コレ以降、サスケェにも認識されたのでサスケェとの接触や好感度稼ぎが楽になるぞやったね!
……あっちょっと待って、イベント終了後にもイタチとの会話イベント起きたみたいですね。
イタチの好感度結構ガッツリ稼いでるから、寄り道イベント多いなあ正直ロスですね。
でもイタチの好感度稼いでおかないとサスケェの好感度も上がらないし、サスケェの好感度が低いと共闘とか無理っぽくなるから必須ですある程度の稼ぎは。
今回の会話イベントは……二人きりでの会話イベントみたいですね。
「前から気になっていたんだが、その……お前は、九尾事件の事とかでうちはを疑ったりとかはしてないのか?」
【えっ、何急に。すっごい今更な事聞かれた……。】
「お前はうちはが写輪眼を悪用したりすると、そうは思わないのか?」
【……。】
「……や、やはり聞かなかったことに」
【顔も知らないうちはの人たちは知らないし何も言えない。でも、イタチはそういうのやんないと思ってるから。】
「!」
【九尾事件の実際の真相がなんであれ、それはイタチには関係ないと思う。ただ同じ血が流れてるというだけで、巻き込み事故みたいなもんでしょ。万が一、本当にうちはの誰かがやらかしたとしても。】
「そう、か……」
【げ、元気ない感じ?じゃあラーメンとか奢るぜ!あっ、イタチお前肉あんまり好きじゃないっけ……じゃあ油っぽいラーメンとかもダメか。】
「なあ、夜刀」
【なになに?】
「俺の写輪眼を、見てくれないか?」
【……いいの?いや、俺が気になると言った件なら気にしなくていいって。】
「違う。友達、だからな。お前には知っておいて欲しいと、そう思ったんだ」
うちはさんとこ、なんか好感度上げると急にイベント起きるからビックリする。やはり愛の一族か……。
この愛の一族、よくわからんトリガーでイベント起きる時もあるから怖いよ走者的には。
試走のときに起きたシスイ里抜け案件もそうだし……。
【じっと覗き込んだ瞳は赤に模様が浮かび上がっていて、夕暮れの中でもはっきりとそれがわかった。】
【目を合わせていると、あっちの方が耐えられなくなったのか逸らされた。】
両刀くん万が一写輪眼通して幻術使われてもどうとでもなるからフツーに目を合わせても平気なの、このレギュだと本当にありがたいですね……。
多重人格なしで走ったときは本当に幻術に苦労させられました。マジで。
【……めっちゃイケてる模様だな。】
「イケてる、イケてるか……そんな感想は初めて貰った。」
【お前写輪眼の悪用がどうとか言ってたけど、万が一……いや、億が一兆が一もし本気でお前がやばい事したら俺はお前を止めるし叱るから安心しろよな~。】
「それは確かに安心だな」
イタチがちょっとウケてる。イタチのツボよくわからんな~!
というわけで、今度こそ無事会話イベント終りました。
こっから先は、イタチが里抜けするまでは大きなイベントは無いはずです。
というわけで区切りがいいので今回はここまでです、ご視聴ありがとうございました!
写輪眼という能力は、酷く己の内側の傷と結びついている。
これは一族の誰もはっきりとは表立って口にしないし実験をしたわけではないのだが、歴代の開眼者の開眼のタイミングなどからして恐らくは「心理的ショック」が引き金となっているのだろう。
うちは一族はこの写輪眼と共に繁栄してきた。
となれば言い換えれば、うちはの歴史はその瞳力の裏側にある嘆きと共に連なり続けた歴史ともいえる。
なんであれ、力を得たことになるから表向きは祝福される。いや、祝福されねばいけなかった。
【嬉しく無さそう。】
恐らく、あいつからしてみればなんともなしに言った言葉なのだろうが俺はその言葉で気づいてしまった。
言葉にされずとも忌避される瞳をじっと見つめる"誰"とも言えない瞳が脳裏からどうしても忘れられなかった。今になっても。
木の葉が近いせいか、感傷に浸ってしまう。よくないことだ。思考を切り替えねば。
「鬼鮫、この前の任務はどうだった?」
「そうですねえ、特に変わった事はなかったのですが……ああそういえば、山中を歩いた際に山犬に会いましてねえ」
「……やはりいい、山犬の話は話さないでくれ。」