Fate/anarchy   作:水流

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プロローグ

2歳の時、孤児になった

俺には、双子の兄が居て、生き写しのようだった

双子の片割れは衛宮という家に引き取られ、俺はロンドルフという家に引き取られ、ルーク・フォン・ロンドルフとして過ごす日々

 

その家には、サイラスという俺の義理の兄にあたる存在が、居る

何故か、物凄い不幸を呼び寄せる厄年の人の近くに居ると厄が来るので、何かと忙しそうだ

ある時は、階段の段が外れ、頭を強打、そのまま転がり落ちる

またある時は、黒猫が現れて避けようとして、靴紐が切れて捻挫

 

もはや、不幸を煮詰めたような事しか起きていない

この家は、魔術師でありやっと出来た子供が亡くなるのは、苦労した意味がない

そして、魔術の根元へ至る為に探したのだ

最適であり、()()()()()()()()()()

 

5歳児

 

地下牢に閉じ込められ、毎日かかさず体の検査

最近は、変なカードを体に何十枚も入れられたばかり

話によるとそのカードは、ロンドルフ家で作り出した物の1つ

英雄を聖杯戦争で、呼び出す為の媒体

その媒体の一個一個を使って、カードを作り出した

最近は、俺の髪の毛と血を使ってカードを作り出して俺に埋め込んできた始末

 

俺は、いったいどうなる事やら

だけども、体に傷痕なども全く無い

回復魔術を使っているからだと言うが、この精度は凄いと思う

 

数年後

 

俺は、10歳になった

引き取り先の親は死に、サイラスは17歳となった

時計塔、ゼルレッチ卿に弟子入りを志願

弟子となり、今度は日本のエーデルフェルト嬢とMs.遠坂の確認

一般人にバレていないかどうか、ステッキの様子、協調性を学べているか

2学期に入る為、丁度良い時期だと言う事を兼ねてすぐ行かされた

 

今は、夏休みに入ったらしい

まだ終わらないらしくめんどくさそうだな

 

1ヶ月後

 

新学期が始まった

俺は、制服に腕を通し鞄を持って外に出る

初めての学校

実は、学校なんて行ったことが無い

ほぼ監禁状態で過ごしていたから

その為、楽しみでしょうがないのだ

 

学校に着くとかなり騒がれた

前髪で顔が見えないし、髪が長いから女なのから男なのか、マスクで口が見えないし、指輪とネックレスは校則違反

特にうるさかったのはピアスだ

 

片耳にだけ、夜の月と遠吠えを吹いてる狼の細長いピアス

これは、最初から耳について居たんだよな

物心ついた時から、ついて居たから取りたくない

小さい本を5冊程、持ち歩いて居るので尚のこと不審者だった

だが、これだけ目立てば、あちらから来るのでは無かろうか

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

クロエ・フォン・アインツベルン

そして美遊・エーデルフェルト

 

 


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