ありふれないジェダイとクローン軍団で世界最強   作:コレクトマン

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最近感想や評価が来なくてペースダウンしている自分がいる。


14話目です。


対人戦闘訓練、新たなる力

 

 

将軍達の通信から約一ヶ月と数日が経った。長い月日の間に色々な事があった。あのオルクス大迷宮の実戦訓練で将軍達が奈落に落ちてから一部の生徒は将軍達の死……まだ死んではいないがその“戦いの果ての死”というものを強く実感させられてしまい、まともに戦闘などできなくなったのだ。一種のトラウマという奴だ。それにより引きこもる者達が現れてしまう。そこで生徒達の教頭である畑山愛子は聖教教会のイシュタルに生徒達をこれ以上戦いへと強要しない為に無理強いで訓練をさせないことを抗議した。その結果、教会側は畑山教頭の天職である“作農師”の重要性を手放す訳にはいかず、関係の悪化を避けたい教会側は、畑山教頭の抗議を受け入れた。

 

 

 

天之河を中心とした勇者パーティーと将軍達を奈落に落とした元凶である味方殺しの檜山を中心とした小悪党組、そして永山重吾のパーティーのみが訓練を継続することになった。そして残った畑山教頭を中心とした居残り組は各地の回ることになった。そして我々も戦力を分断するしか無かった。ランコア大隊の俺ことコマンダー・コルトやキャプテン・フォードーを中心にARCトルーパーを含むクローン・トルーパー三個小隊は天之河達の訓練と迷宮攻略を目的とした攻略部隊として編成され、コマンダー・ハヴォックとコマンダー・ブリッツを中心にクローン・トルーパー二個小隊は居残り組を守る為に護衛部隊として編成されるのであった。なお、ドミノ分隊と99号は畑山教頭やトラウマを抱えた生徒達の護衛を兼ねてカウンセリングの為に編成されるのであった。

 

 

 

ある日のこと、俺は天之河達が万が一俺たちがいない時に魔人族と遭遇し、対人戦闘になった場合のことを考え、対人戦は俺たちだけではなく彼らにもやってもらわなければならない。そう考えた俺たちは天之河達を訓練所に集め、大事な話をするのであった。

 

 

「お前達、今日ここに来てもらったのは他でもない。お前達が万が一魔人族と遭遇した時に()()()()が出来るかどうか確認させてもらう」

 

()()()()……?その対処とは?」

 

 

天之河が俺のいった言葉を理解出来ずに質問してきた。俺は遠回しにいわず率直に説明した。

 

 

「その魔人族の者を倒す……つまり、()()ということだ」

 

「「「っ!?」」」

 

「お前達は確かに訓練で強くなっていることは分かる。だが、飽くまでそれは魔物との戦闘においての話だ。もし魔人族と戦闘になって追い詰めて倒せるところで人を殺すということで躊躇ってしまえばそこで完全に敵に隙を与えてしまうことになる。そうなれば殺し損ねた者が待っている結末は“死”だけだ。そこで、この訓練で人を殺す覚悟があるのかどうか見極めさせてもらう」

 

 

余りにも唐突過ぎる内容に攻略組の生徒達は理解が追いつかなかった。しかし、ここで天之河が抗議してきた。

 

 

「……それじゃあ、俺たちに人殺しをしろと言うんですか!?」

 

「そうだ。いくら相手は魔人族とはいえ元を正せば人だが、今の俺たちはその魔人族と“戦争”をしているんだ。だから今のうちに殺さずに倒すなどと甘い考えは捨てておけ」

 

「だからって、それだけの理由だけで人を殺していい訳がない!」

 

「甘ったれるな!その様な綺麗事だけで事が上手く運ぶと思い上がるな!!……話がずれてしまったが、今回の訓練内容は対人戦を想定して俺たちを相手にしながらも敵の旗を取る訓練だ。一時間後に再び此処に集合だ。それと言って置くが、人を殺したくないから訓練を受けたくないという者は受けなくていい。受けない者には畑山教頭と同じ居残り組として強制的に編成させてもらう。俺からの話は以上だ。……解散!」

 

 

天之河の抗議を聞かず、俺は各トルーパー達に訓練の為に準備を始めるのであった。この時に白崎が何かしらの電波を受信したのか小声で“…この泥棒猫”と呟いていた。…一体何の電波を受信したのか俺には分からなかった。

 

 

コルトSide out

 

 

 

私こと八重樫は藤原君が召喚した指揮官でもあるコルトさんから私たちに人を殺す覚悟があるのかどうかを確かめる為に多数のクローン兵達を相手にすることになった。天之河君は人を殺すことは人として正しくないとコルトさんに抗議したものの聞く耳を持たないかの様にあしらわれる。……正直にいって彼らに勝てる見込みが無い。藤原君がまだ奈落に落ちる前の頃に聞かされた話によれば彼らは一人の賞金稼ぎをホストとして戦う為に生み出された兵士であることであった。つまり、私たち素人が本物の軍隊と相手することになったのだ。私自身、人を殺すことに覚悟が有るか無いかというと無いに等しいものだった。

 

 

「……雫ちゃん、大丈夫?」

 

「香織……正直にいえば厳しいわね。相手がコルトさんというのもあるけど。……香織こそ大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ、雫ちゃん。私だっていつまでも落ち込んでいる訳にはいかないから」

 

「そう……無理しないでね? 私に遠慮することなんてないんだから」

 

「えへへ、ありがと、雫ちゃん」

 

 

そう香織と話しているうちに中にあった緊張感が少しだけほぐれた気がした。そして天之河君はというと、コルトさんや他のクローン達のことをあまり認めることが出来ずにいた。……確かにいきなり人を殺せるかどうかと聞かされたら怒るに決まっているが、コルトさんがいっていた様に私たちは安易に戦争に加担してしまった。天之河君の言葉に導かれるがままに……この期に及んで私は事の重大差に改めて痛感した。

 

 

 

それから一時間が経過して、コルトさん等との訓練の時間になった。この時に迷宮攻略のパーティー全員が参加することになった。天之河君も同様でもあったが、彼はコルトさん達の考えを否定してみせると言わんばかりに気合いが入っていた。

 

 

「集まった様だな。その様子だと、全員来ている様だな。よし、これより三つの斑に分けて訓練を受けてもらう!」

 

 

そうしてコルトさんが私たちを三つの班に分けて訓練を行わせるのであった。その三つの斑に分けられたメンバーはこの様な形になった。

 

 

“第一班” “天之河” “八重樫” “中村” “白崎” “清水”

 

 

“第二斑” “檜山” “近藤” “斉藤” “中野” “遠藤”

 

 

“第三斑” “永山” “龍太郎” “谷口” “野村” “辻” “吉野”

 

 

この様に三つの班に分かれることになった。特に意外だったのは藤原君たちが奈落に落ちた後に引きこもっていた筈の清水がこの訓練に参加していることだった。彼曰く、此処にいないクローン・トルーパーの99号さんとドミノ分隊が清水を励ましてくれたお陰だそうだった。それと気になったのはクローン達が檜山達に対しての目つき……ヘルメット越しだから分かりづらいけど、まるで監視しているかの様に見えたのは気のせいだろうか?そう考える時間も与えられず、私たちはコルトさんが用意した訓練に備えるのであった。

 

 

八重樫Side out

 

 

 

迷宮攻略組を三つの班に分けた後に俺はクローン候補生が受ける()()()()()を彼らにやってもらうことにした。

 

 

「お前達には砦攻略コースTHX1138を受けてもらう。前に説明した通りだが敵の包囲を破り、敵の旗を掴むことだ。実際に簡単だと思われがちだが、今回はより対人戦を重視して俺たちは訓練用に低出力で調整したブラスターでお前達に立ちはだかるつもりだ。だが、それだとお前たちに不条理だからな。そこで俺たちが使用する訓練用の低出力のブラスターを貸し出す。受け取るか取らないかはお前たちの個別の判断で構わん。今回は一班ずつ順番に行う。最初は第一班からだ」

 

 

最初は天之河の班でその実力と覚悟を見定めるようとする。訓練用のブラスターの貸し出しにおいて“俺はクローン達と同じ人殺しにはなりたくない”とブラスターを受け取らず拒否した。八重樫と白崎は別の理由ではあるが天之河と同様にブラスターを受け取らなかった。しかし、中村と清水は違った。二人はブラスターを受け取り、そのまま訓練を受けるのであった。天之河と八重樫の前衛が二人と中村と清水の後衛が二人、そして回復役の白崎が一人と少しバランスが偏っている感じがあるが編成的には問題は無いだろう。しかし、いくら編成が良いとしても連携がなっていなければ意味が無い。それも見定める為に俺は生徒達の行動をよく観察するのであった。

 

 

 

結果として言えばクローン候補生が受ける砦攻略コースTHX1138の攻略をどの斑でも出来なかった。先ず第一班は最初は好調だったが、案の定天之河が先行し過ぎことで天之河の背後からトルーパーのブラスターの低出力の非殺傷エネルギー弾を受けてしまい、倒れる。次に八重樫は敏捷性を活かして次々とトルーパー達を峰打ちでダウンさせるも途中でスタミナが切れてしまい、トルーパーに不意をつかれてそのままダウンする。後方で援護していた中村はブラスターを手にしながらも単独で天之河を助けようとしていた。他の者は眼中に無い様に……しかし、それがいけなかった為か背後から狙われていることに気付かずそのまま撃たれて倒れ込む。清水は何処でブラスターの取り扱い方を習ったのか手際よく狙いを定めて前衛の二人を援護していたがその二人が倒れてしまい、中村が単独行動してしまい途中で倒れてしまう事を理解しても尚、抵抗を止めなかった。そしてトルーパー達に包囲され、清水と白崎は流石に状況が不利と判断し降参をして訓練は終了した。

 

 

 

第三斑も第一班とは違って意外な方法で攻略しようとしていたのだ。その意外な攻略方法とは、坂上と永山が前衛兼囮として敵の注意を引きつけながらも谷口の天職である“結界師”の本領を活かし、結界を生成させながらも谷口は迂回しながらも旗の方に向かったのだ。そんな谷口を先頭にしながらも残りの二人は受け取った訓練用のブラスターで後方から援護しつつも旗の方に近づくのであった。しかし、最後の最後で襤褸が出てしまう。囮をしていた坂上と永山はトルーパー達の数の暴力に敗れてダウンし、坂上達を撃退したトルーパー達は谷口達を追ってそのまま死角からブラスターを撃ち込んで第三犯全員をダウンさせる。その結果、第三斑は後一歩の所で砦攻略に失敗する。

 

 

 

この砦攻略コースを攻略出来たのは意外にも監視していた檜山の第二斑だった。彼らが旗を取れたのは遠藤の天職にある暗殺者の隠密スキルでひそかにトルーパー達に気付かれない様に旗の下へ近づいてその旗を掴んでクリアしたのだ。ただし、遠藤以外は全滅ではあったが。この様な例外的攻略方……というよりは遠藤の影の薄さに頭を悩まされたが、結論から言えば不合格だ。旗を取ったのは良いが仲間が全滅しては意味が無い。それと余談ではあるが檜山達はこの訓練の際にブラスターを使ったのだが、射撃のセンスが皆無に等しいくらいにトルーパー達に当たることは無かった。……色々なことがあったが彼らはしばらく対人戦闘訓練を続けさせようと俺たちはそう決めるのであった。

 

 

コルトSide out

 

 

 

その頃、オルクス大迷宮の最深部にある解放者の屋敷を拠点にしつつも俺やハジメ、ARCトルーパー達はヒュドラがいた場所で訓練を行っていた。ハジメがやる訓練とは二丁拳銃による我流のガン=カタの開発だった。何故その様な経緯になったと言うとハジメの左腕用の義手が完成したのでついでにドンナーも改修し、ドンナーと対になる“シュラーク”を作成したそうだ。そしてその二つを応用した戦闘スタイルを確立する為に俺とARCトルーパー達と共に訓練するのであった。……まぁハジメ曰く、ぶっちゃけて言えば実際にマジでガン=カタをやってみたかったのが本音であったらしい。一応訓練用に弾丸は炸薬の量を減らした非致死性のゴム弾を使用するとのことだ。それとオスカーの屋敷で見つけた指輪型のアーティファクト“宝物庫”を持って来た。これはある実験の為のテストに使用する為である。因みに訓練内容は今いるARCトルーパー全員を相手にするという内容だった。

 

 

「それじゃあ敵は一応ARCトルーパーとはいえ油断するな。彼らはホストとなった“ジャンゴ・フェット”から直々に指導を受けた精鋭部隊だ。一つの判断ミスは己の死を招くからな」

 

「分かっている。こっちもこいつらの性能を確認しておきたいからな」

 

「程々にな。……トルーパー、訓練とはいえ油断せずに行け。相手は通常の人間とは思わないことだ。下手をすれば首の根を描かれるぞ」

 

「「「イエッサー!」」」

 

 

そうしてARCトルーパー達は訓練用のブラスターでハジメの相手をするのであった。ハジメは非致死性のゴム弾を装填した新生ドンナーとシュラークを十字架に見立てる様に構える。……確かあの構え方は地球の映画にあった反逆という英名の作品の奴だったか?ハジメが言うにはあの構え方はガン=カタと呼ばれるものか?

 

 

「少しばかし俺の実験に付き合ってもらうぞ。さぁ…何処を撃ち抜かれたい?五秒以内に答えればリクエストに応えてやるぞ?」

 

 

無論ARCトルーパー達は答える筈も無くそのままハジメに向けて訓練用のブラスターから非殺傷レベルに抑えた低出力のエネルギー弾が弾幕となり、ハジメに襲いかかる。しかし、ハジメは臆することもなくそのまま弾幕の方に突っ込んで行った。そしてその弾幕を見切っているかの様に紙一重で回避しつつも一気にARCトルーパー達に至近距離までに近づき、ドンナーとシュラークを近場にいたARCトルーパーの頭部に向けていた。

 

 

「「「っ!?」」」

 

「時間切れだ…!」

 

 

一瞬で間合いに攻められたARCトルーパーはハジメの余りにも早過ぎる動きに対応出来ずに考えが一時的に止まってしまう。そしてハジメは一切容赦することなくドンナーとシュラークの引き金を引き、近場の二人のARCトルーパーをヘッドショットでダウンさせる。そしてその周りのARCトルーパーを確実に当てて行く。ハジメはドンナーとシュラークの回転弾倉に入っている弾を使い切り、再装填の為にドンナーとシュラークを中折式(トップブレイクアクション)で空薬莢を排出したが弾を装填する素振りを見せなかったが、ハジメが填めている宝物庫から非致死性のゴム弾をドンナーとシュラークの回転弾倉の上に空中転送させてそこからゴム弾が回転弾倉に向かって落下して自動的に装填時間を短縮した。どうやらハジメの言う宝物庫の実験とはこのことだったかもしれない。

 

 

 

そこからは一方的なハジメによる無双だった。ハジメは天歩の最終派生技能である“瞬光”でARCトルーパー達から放たれるブラスターの弾幕を見切って回避しつつもドンナーとシュラークによるガン=カタによって二分足らずでこの場にいた一個小隊のARCトルーパー達をダウンさせたのだ。ハジメから聞いた話によると天歩の最終派生技能である瞬光はヒュドラ戦後に習得したらしい。……ジェダイである俺ですらハジメと敵対してしまったら?と考えてしまう程危機感を覚えた。その後からデルタ分隊が来た時にはARCトルーパー達が全滅という光景に驚くばかりだった。

 

 

「おいおいおい、嘘だろ?あの精鋭部隊のARCトルーパー達が全滅かよ!?」

 

「どうやらハジメにしてやられたようですね。訓練とはいえ此処まで彼が急激に成長するとは……」

 

「…どうやら俺たちは、知らぬ間にとんでもないモンスターと一緒にいた様だな」

 

「そもそもARCトルーパー達はフェット教官から直々に指導を受け、鍛え上げられた精鋭部隊だ。今のハジメは俺たちクローン・コマンドーに引けを取らない存在になりかけているな」

 

 

流石のデルタ分隊もこれには複雑な気持ちでもあった。ハジメの成長は凄まじく、内心ドン引きであった。俺も今回ばかりはこれにはドン引きだった。…だけど、心の中でクローン達がこうも一方的にやられてしまうとなると少しばかり怒りが湧き上がってくるな。……これは飽くまで訓練だ。これは八つ当たりではない、()()()()()()()()()()()()()()()……

 

 

「……こればっかりはおいたが過ぎるな。全く以て御し難い……ハジメ、今度は俺と模擬戦を行おう。無論、ライトセーバーは使わないが……」

 

 

そう言って俺は処刑人の剣を片手にハジメの訓練の相手をするのであった。その時にハジメは何故か震えていた。……そういえば俺はフォースの暗黒面を技能として持っていたことをすっかり忘れていた。大丈夫だ、ハジメ。オレハ怒ッテナイヨ?

 

 

「あ…あぁ、その……雷電?程々に……な?」

 

「?…何をそう慌てているのだ?俺がお前を殺さない(殺す)訳ないだろ?ちゃんと殺す(生かす)

 

 

これを聞いたデルタ分隊はハジメに何かしらと憐れむ様な感じで見守っていた。……俺って怒るとそんなに怖いのか?そう考えながらもハジメと模擬戦を行うのであった。当の本人であるハジメはヤケクソ気味だったが……。

 

 

 

結論から言えば俺の圧勝だった。ハジメのドンナーとシュラークから放たれるゴム弾を処刑人の剣で弾きながらも確実に近づいてハジメの精神を削りつつも射程距離内に入った時に処刑人の剣を囮に上になげる。それに釣られて気を逸らしてしまったハジメは、俺の接近を許してしまう。そしてそのまま腕を掴んでそのまま背負い投げで一本取り、ハジメをダウンさせるのであった。一部始終を見ていたデルタ分隊は将軍だけは絶対に怒らせない様にしようと固く決意したのは余談である。

 

 

雷電Side out

 

 

 

雷電が謎のガチギレで軽い模擬戦の筈だったがマジで死にかけた。笑えないくらいに死にかけた。……この時に俺は雷電の闇とも言える裏の姿を見た様な気がする。色々とゴタゴタがあったが、俺はオスカーの屋敷の工房にてドンナーとシュラークが万が一使えない事になった場合を想定して技能の中にある光学兵器知識をふんだんに使い、新たな武器を開発していた。先ず作ったのはスター・ウォーズEP1に出てくるナブー王室保安軍の兵士が使用したブラスター・ピストルである“CR-2ブラスター・ピストル”だ。こいつの魅力はブラスター・ピストルとは思えない程の射撃レートがマシンピストル並に高いのだ。……まぁ外見が“M960Aキャリコ”をベースに作られた架空の武器だからな、その脅威な連射力を受け継いだんだろう。

 

 

 

次に作ったのはクローン達の標準装備であるDC-15Aブラスターだ。そのDC-15Aを徹底的に改造を施して、俺専用の“DC-15A HC(ハジメカスタム)”を作り上げる。こいつの特徴は前方に回転させて銃身下へ折りたためる金属製銃床はオミットし、M4カービンに使用される銃底をDC-15Aに取り付けさせる。更にはDC-15A用に銃身にはクワッドレイルハンドガードシステムやアッパーレールシステムを組み込んでグリップやレーザーサイト、ダットやホログラフィック、オプティカルサイトなどのアクセサリーを取り付けられる様にした。

 

 

「自分で言うのも何だが……我ながらとんでも兵器を作ったなと思うな。…つーか、何気にだが既に俺は人類史上初の光学兵器を作った人間となる……のか?……まぁ、元の世界に無事に帰れたとしてももう作る事は無いだろうからあんまし気にする事は無いか」

 

 

そんな感じで俺は新たにブラスター・カービンとブラスター・ピストルを作り出したのだった。一応ARCトルーパー達に俺が作ったDC-15A HCを見せた時には驚きと魔改造っぷりにドン引きされた。……解せぬ。それと余談ではあるが、神水を生成する神結晶が枯渇して二度と神水が出なくなった。そこで俺は枯渇した神結晶を錬成と生成魔法で加工し、魔力を蓄えられるアクセサリーを作った。それをユエや雷電に渡した時にユエが“…プロポーズ?”と言ってきたのだ。これを聞いたら雷電が噴出し、ARCトルーパー達やデルタ分隊……特にスコーチが何故か俺に対して暖かい目で俺を見ていたのだ。……ガチで止めてくれ。それとスコーチ……お前だけは後で泣かす、ぜってー泣かす!ユエが言った言葉に俺自身は違うと思っていたが、内心では満更でもないと思った俺がいた。

 

 

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