ありふれないジェダイとクローン軍団で世界最強   作:コレクトマン

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意外と感想が来た事に驚いた自分がいる。(゚o゚;;


2話目です


戦争とステータス

 

 

突如と俺たちが教室とは違う場所にいて、聖教教会教皇と名乗る老人ことイシュタル・ランゴバルトが俺たちをここに招き入れた張本人であることを理解した。未だに訳の分からない状況に陥っているクラスは少しずつ落ち着いてきたところでイシュタルは俺たちを大広間の様な場所に集めさせて10m以上のテーブルで並んでいる椅子に座っていた。そして俺たちはイシュタルが何故俺たちを呼んだのか理由を聞き出した。

 

 

「……それでイシュタルといったか?一部の者達を除いて俺たちでも気付いているがここは俺たちがいた世界でないのは理解している。何故アンタは俺たちをこの世界に呼び寄せたんだ?」

 

「そうですな。…その事を含めて説明いたしますのでどうか最後までお聞き下され。ここはあなた方がいた世界とは異なる世界“トータス”。あなた方を召還したのは我々聖教教会が崇める唯一神“エヒト”様です」

 

 

どうやら俺たちをトータスと呼ばれる異世界に呼び寄せたのはイシュタルではなく、彼らが崇めているエヒトという神がやった様だ。俺はフォースを信仰しているジェダイとしては多少興味が湧くが俺ならまだしも、他の関係のない人間まで巻き込む神となると迷惑極まり無い。そう思いながらも俺たちはイシュタルからこの世界には三つの種族が存在することを聞かされる。人間族、魔人族、亜人族の三種類の種族が存在し、北に人間族、南に魔人族、東に亜人族とそれぞれの方角によって別けられている。亜人族は東の巨大な樹海の中でひっそりと暮らして生きているとのこと。そして肝心である魔人族は人間族と何百年も戦争を続けていること。俺はこの時にクローン戦争の頃を思い出していた。あの戦争で多くのジェダイが戦場で死に、そして戦争終結後には一人のジェダイが裏切りクローン達を率いて反乱を起こし、俺を含むさらに多くのジェダイが無惨にも殺された。

 

 

 

……話が逸れてしまったが、イシュタルが言うには魔人族は人間族に対抗するために魔物(後でハジメに聞いたところ色んなRPGゲームに登場する敵だそうだ)と呼ばれるものを使役することにした様だ。それにより人間族は劣勢に立ち、このままでは人間族が滅びるのも時間の問題だった。そこでイシュタルたちが崇めている神エヒトは人間族が滅ぼさせぬ為に俺たちをこの世界に召喚した。どうやら俺たちは運悪くもエヒトという神に召喚される者として選ばれてしまった様だ。無論、このことで抗議する者がいた。それはこのクラスの担任教師である愛子先生であった。

 

 

「ふざけないで下さい!結局、この子達に戦争させようってことでしょ!そんなの許しません!ええ、先生は絶対に許しませんよ!私達を早く帰して下さい!きっと、ご家族も心配しているはずです!あなた達のしていることはただの誘拐ですよ!」

 

 

生徒の為に怒る愛子先生。先生の言う通り今いるクラスの家族たちが探しているはず。しかし、俺は二つだけ気になることがあった。それの一つを聞くべく俺はイシュタルに問う。

 

 

「イシュタルさん、アンタが崇めているそのエヒトという神が俺たちを召喚したという事は理解した。…となるとだ、その人類を救済しない限り俺たちは元の世界に戻れないということか?」

 

 

俺の問いに愛子先生や他のクラスはざわめいたがハジメや天之河たちは冷静に事実を受け入れていた。その時に天之河は俺にイシュタルに質問した意味を再確認する為か聞いて来た。

 

 

「雷電、元の世界に戻れないというのはまさか……」

 

「あぁ、天之河が考えている通りだ。そのエヒトという神ははた迷惑にも、戦いや戦争とは無縁の俺たちがこの世界で人類を救わなければ、元の世界に戻さない。戻れる方法は少なくとも存在しないということだ」

 

「左様、あなた方が帰還出来るかどうかも全てはエヒト様の御意思次第です…」

 

 

俺の言葉に便乗する様にイシュタルも言う。それによりハジメや天之河を除くクラス全員は元の世界に帰れないことにイシュタルに罵声を吐く。まるでイシュタル……いや、エヒトを信仰している者たちのやり方が分離主義者による支配と変わりないな。そんな状況でも先生は絶対にクラスを戦争には参加させないと断固として反対していた。…しかし、そんな愛子先生の反対を振り払う者たちもいた。

 

 

「愛子先生、俺は…俺たちは戦おうと思います。この世界は助けを求めている。俺たちがこの世界に来たのも何か意味があるのかもしれない……」

 

「お前ならそう言うと思ったぜ。いっちょ暴れてやるか!」

 

「元の世界に戻れないんでしょ?気に食わないけど私もやるわ」

 

「雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」

 

 

天之河のカリスマに引き寄せられてハジメと愛子先生を除くクラス全員が天之河と共に戦うことを決意する。愛子先生は涙目になりながらも生徒たちを抑えようにも天之河のカリスマの前ではどうすることも出来なかった。その時に俺は天之河の危うさと欠点を見て危険と判断し、天之河に待ったをかけた。

 

 

「雷電?どうしたんだ?」

 

「天之河、確かに皆を元の世界に戻したいのもこの世界の人たちを救いたいのも分かる。しかし、お前は肝心なことを見落としている」

 

「見落とし?一体何を見落としていると?」

 

 

勢いのまま戦いに参加しようとする天之河はまだ気付いていない様だった。こういう所だけ気付かないとかえって質が悪い。

 

 

「前にも言ったがここにいる生徒は戦いや戦争すら無縁だった生活を送って来た者たちだけだぞ。もし彼らがその戦争で“人を殺す”様な状況、もしくは“人を殺してしまった”者になって元の世界に戻った時に何かしらの悪影響があったらどうするんだ?」

 

「そ…それは……」

 

「それ以前に戦争というのは国と国……まぁこの世界に関しては人間と魔人のエゴのぶつかり合いだ。“自分が正義“とか“自分だけの物にしたい“とな。そう言っている間にも大勢の命が失われるのは分かる。だが、これだけは警告しておく。もう少し生徒たちのことや世界の大局を見極めろ。でないと、いくら成績優秀で正義感が強いお前でもその正義感を利用されるだけの操り人形に成り下がるぞ」

 

 

そう天之河に警告をした後に俺とハジメはイシュタル……もとい、エヒトの手のひらで踊る様に止む無く戦争に参加するのであった。一応イシュタルから戦闘経験のない者たちはどうするのかを聞いた所、ここハイリヒ王国の騎士団から翌日から訓練と座学を受けることになるそうだ。

 

 

 

そして翌日になり、騎士団訓練所にてハイリヒ王国騎士団長の“メルド・ロギンス”から訓練と座学を始める前に重要なある物を渡される。

 

 

「今君たちに渡した物は“ステータスプレート”だ。文字通り自分のステータスを数値化してくれる物だ。身分証明書にもなるから失くすなよ?まず一緒に渡した針で血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。これは神代の“アーティファクト”と言ってな、まだ神様やらが地上にいた頃の道具で唯一聖教教会が作成できる物だ」

 

 

アーティファクトと聞いて俺は古代ジェダイが残したホロクロンと一緒なのかと思った。そう考えながらも俺は針で指を刺し、血をアーティファクトに浸して、ステータスプレートに書かれている魔方陣に擦りつける。すると、魔法陣が一瞬淡く輝いて、この様に表示される。

 

 

 

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藤原 雷電 17歳 男 レベル1

天職:■■■■■■■■

筋力:130

体力:150

耐性:90

敏捷:120

魔力:500

魔耐:60

技能:フォース感知者・フォース光明面・フォース暗黒面・剣術・ライトセーバーの型[シャイ=チョー][ソレス][ニマン][ジャーカイ]・■■■■■■■■・言語理解

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ステータスプレートに表示されたものの中にはやはり前世で触れてしまった暗黒面(ダークサイド)が入っていた。それにより、俺はジェダイではなくなってしまった様だ。だが……心を完全に闇に売り渡したつもりもない。俺は地球の人間として、フォースを使って人を傷つけたりせずフォースと共に生きる。しかし、ステータスプレートを見てみたが魔力という部分の数値だけやたら他のより多かった。……恐らくは地球で暇な時に瞑想し、フォースとの絆が強まった影響が今の魔力の多さの原因だと俺は思った。実際は俺でも分からないものだが。それともう一つ、天職と技能の中で一部文字が黒いマスによって塗り潰されて読めないものがあった。後で調べようと俺はそれを後回しにして騎士団長のメルドからステータスについて詳しい説明を受けるのであった。

 

 

 

要点を四つに纏めると一つはレベル。レベルは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。二つめはステータスは日々の鍛錬で上昇し、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなるとのこと。その点についてはメルドでも詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられているそうだ。その後にハジメと話し合い、互いにステータスプレートを確認して見ることにした。なおハジメのステータスはこの様に表示されていた。

 

 

 

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南雲 ハジメ 17歳 男 レベル1

天職:錬成師

筋力:10

体力:10

耐性:10

敏捷:10

魔力:10

魔耐:10

技能:錬成・言語理解

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如何にも初期中の初期とも言えるような数値だった。だが、俺はハジメに実戦ではステータスプレートの数値は当てにならないことを説明しておく。

 

 

「ハジメ、何もステータスが全てじゃない。実戦じゃそんなものは通用しない。あまり劣等感で気持ちを挫けるなよ」

 

「実戦じゃ?雷電……君は一体?」

 

「何でもないさ。只のお節介だ」

 

 

ハジメは俺が言っている意味を理解したのだが、その時の俺の顔がまるで戦争を体験したかの様に疲れた顔をしていることに気付いた。この時に俺はハジメに前世の頃のライ=スパークとしてクローン戦争に参加したジェダイであることを悟られない様に適当に誤摩化す。メルドが言っていた様に鍛錬を怠れなければ成長して最強の錬成師となるだろう。しかし、それを妨げる者もいる様だ。ハジメのステータスプレートを奪い取りハジメのステータスを確認している男は俺個人クラスの中で一番嫌いな類の下衆な男“檜山 大介”であった。

 

 

「ひ…檜山…」

 

「あぁ?何だこりゃ?プッハァ!マジうける〜〜!!マジでクソ雑魚じゃねえか」

 

「ぎゃははは~、ムリムリ! 笑っちゃうぜ!」

 

「これはたまげたぜ! ぷはははは~」

 

「まあ、南雲が作った武器とか超イラネー、絶対に死ぬわ~」

 

 

檜山の取り巻きである“斎藤良樹”と“近藤礼一”と“中野信治”がそれを見て檜山と共に大笑いする。それと同時に南雲や俺を目の敵にしている男子達が食いつかないはずがない。しかし、俺にとっては平気かもしれないが南雲に関してはかなり厄介なことになった様だ。今後とも訓練の時でも奴らがハジメに何かしらの虐めを仕出かす様であるならフォース・マインドで無理矢理にでも奴らを下がらせよう。そんな事を考えている時に俺はあることを思いつく。ステータスプレートに一部の伏せ文字をフォースで無理矢理開示出来ないだろうか?と。そう思いついた俺は早速ステータスプレートにフォースで技能の伏せ文字を開示させる様に集中する。するとフォースに反応したのか伏せ文字が解除され、その正体を明かした。しかし、俺はこの時間違った選択してしまったことに後悔してしまう。その隠された技能は………

 

 

 

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藤原 雷電 17歳 男 レベル1

天職:■■■■■■■■

筋力:130

体力:150

耐性:90

敏捷:120

魔力:500

魔耐:60

技能:フォース感知者・フォース光明面・フォース暗黒面・剣術・ライトセーバーの型[シャイ=チョー][ソレス][ニマン][ジャーカイ]・クローン軍団召喚・言語理解

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「クローン……軍団………!」

 

 

その技能を見た時、俺は前世の頃のあの悪夢がフラッシュバックされる。

 

 

 

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その時にふと何処からともなく声の様なものが聞こえてくる。その声が聞こえる方向には黒い靄の様なものが覆っていた。

 

 

 

何故お前だけが生き延びた?

 

 

 

何故お前だけはにげだした?

 

 

 

何故ジェダイであるお前が暗黒面におちた?

 

 

 

やがて声がよりどす黒いものに変わり、黒い靄が少しずつ晴れて来る。そこにはクローン達やスカイウォーカーに殺されたジェダイ達がいた。彼らの目は怒りと憎しみ、そして恨みといった黒く深い闇の様に渦巻いていた。

 

 

 

お前には失望した

 

 

………やめろ、あの時は仕方なかったんだ。

 

 

お前は私たちを見殺しにしたのだ

 

 

………やめろ!まさかクローン達やスカイウォーカーが裏切るとは予想もしなかったんだ!

 

 

そうだ…自分の命だけは助かろうと仲間を売ったのだ

 

 

…それは違う!!俺はそんな事は一度も……!

 

 

お前は失敗作だ、おくびょうで…裏切り者だ

 

 

 

……やめろ!!そんな目で………そんな目で俺を見るな!!

 

 

 

 

 

 

お前など最早ジェダイなどではない!裏切り者め!!

 

 

 

 

 

 

やめろおおおおぉぉぉ!!!

 

 

 

 

 

 

雷電Side out

 

 

 

僕こと南雲ハジメは檜山にステータスプレートを見られた後にその取り巻きたちにも目をつけられる羽目になった。そこに愛子先生が檜山たちを注意して僕を励まそうと愛子先生のステータスプレートを見せてもらったが逆効果であったことに変わりはなかった。

 

 

 

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畑山 愛子 25歳 女 レベル1

天職:作農師

筋力:5

体力:10

耐性:10

敏捷:5

魔力:100

魔耐:10

技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解

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愛子先生の天職は糧食問題を解決させるチート天職だったからだ。殆どの技能が作農に特化していたのだ。こればかりは本当に泣きたいと思った。しかし……そういうことをしている場合じゃない問題が発生した。今まで好調だった雷電が頭を抱えて急に苦しみ始めたのだ。それも尋常じゃない程に。

 

 

「あぁ…あああぁぁぁっぐ、ううっ……ぐうぁぁあああっ!!?」

 

「ら…雷電?!」

 

「藤原くん!?だ…大丈夫ですか?!」

 

 

そんな彼が苦しんでいるのにも関わらず檜山は苦しがっている彼を見ながらも笑っていた。

 

 

「おいおい…彼奴、何か知んねえけど勝手に苦しみやがった。新手のジョークか?だとしたらチョーウケル〜〜!…んで、こいつのステータスは何だったんだ?」

 

 

そう言って檜山は雷電からステータスプレートを確認するべく奪おうとした時に雷電は苦しみながらも必死に声を出そうとした。

 

 

「…めろ!」

 

「あっ?何だって?」

 

 

 

「やめろぉ!!俺をそんな目で見るなぁーーっ!!?」

 

 

 

「はっ?……うおおおぉぉぉっ!!?」

 

 

その時に彼は檜山に対して手を檜山に向けて手を突き出す様に伸ばした瞬間、檜山は何かされたのか勝手に吹っ飛んで行き、彼から遠ざけられた。幸い怪我はしなかったものの、僕はアレが何なのか思い出した。アレはとある映画の作品の中である騎士団たちが持っている技だった。あの時に雷電からステータスプレートを確認し合った時に技能の中にフォース光明面とフォース暗黒面、そしてライトセーバーの型と書かれていた。最初見たときは何の技能なのか分からなかったけど今の檜山が吹っ飛んで行った光景を見て僕はその技能の謎の答えを思い出した。それはスペースオペラの作品の一つである“スター・ウォーズ”と呼ばれるもの。一応スター・ウォーズは齧った程度だけど今僕が見たのは紛れもなくスター・ウォーズ特有の“フォース”であることを理解し、確信した。そう考えている時に彼は何かしらの限界が来たのかその場で倒れ込んで気を失ってしまう。この様な予想外が起こることになることをメルド団長や他の皆も予期せぬことだった。今日の訓練は一旦中止し、訓練中止になった後に僕たちはお城の個室で休むことになり、明日から訓練を開始する方針になった。

 

 

 

気を失っている雷電は今でもベッドに寝たきりだった。何やら悪夢でも見ているのかかなり魘されていた。彼が目覚めるまでしばらくの間僕が看病することになった。そして彼が目を覚ましたのは丁度夜中の時間帯だった。

 

 

「ここ…は……?」

 

「あ…雷電。無事に目が覚めたんだね」

 

「ハジメ…?俺は……どれくらい眠っていた?」

 

「ざっと6~7時間位眠っていたよ。魘されながらだったけど……」

 

 

“そうか…”と彼がそのくらい気を失っていたことを再認識するのであった。そして僕自身も彼から聞きたいことがあった。

 

 

「雷電……あの時の苦しみ方は異常だった。医者でもない僕でも分かる。だからこそ聞かせて欲しい、君は……一体過去で何があったの?」

 

 

あまり人の過去を覗き込む行為はしたくはなかったけど、これだけは確認しておかないと行けない気がした。そうしないと、雷電が僕たちが知らぬ間に遠くに行ってしまう様な気がする。しかし彼僕に気遣ってか自分は何事もなかった様に振る舞う。

 

 

「……すまないハジメ、只の体調不良だ。ちょっとした頭痛だけで「…銀河共和国」……!」

 

 

僕が言った言葉に反応したのか彼は途中で言葉を止めた。そして僕は再び言葉を繋げる。

 

 

「ジオノーシスの戦い。クローン戦争。ジェダイ・オーダー。シス。そしてオーダー66によってクローン兵達が裏切り、反乱を起こしてジェダイ達を粛清した」

 

「…待てハジメ、お前……それを何処で?」

 

「その反応からすると、やっぱり……」

 

 

知ることもなかったことを僕が知っていることに驚きを隠せない彼の顔は初めて見た。そして僕は彼に僕が知ることの全てを話すことにした。

 

 

「良いかな雷電?これは飽くまでも僕の推論なんだけど、君は……()()()なんでしょ?それも向こうの世界の……」

 

 

このことを話してこの先はどうなるのかは僕でも見当がつかない。でもこれだけは分かる。彼には支えとなる人が僕以外を除いていないということ。そのままにしてはきっと彼は壊れてしまうことを……。

 

 

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