ありふれないジェダイとクローン軍団で世界最強   作:コレクトマン

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何かと雑っぽい感じですが、その辺は目を瞑ってくれると助かります。


31話目です。


状況説明と微細な変化

 

 

愛子先生と迷宮攻略から外れた他のクラスメイト達と偶然の再会を果たした俺は、ハジメたちと共にニルシッシル(異世界版カレー)を食べる為に店の中に入ることにした。愛子先生にユエとシアを紹介した際にユエがハジメの恋人であることを告げた。そしてシアは何かと誤解を招きそうな答えを出しそうな感じがした為に俺の剣術の弟子であることをシアより先に告げるのだった。なお、愛子先生達を護衛している騎士達は教会から派遣された神殿騎士所属であることが判明し、何かと厄介ごとは避けられないなと思ったのは余談で、ユエがハジメの初めてを頂いたという爆弾発言によりハジメは愛子先生から説教を受ける羽目になったのはまた余談である。

 

 

 

なんだかんだで色々とあったが何とか愛子先生は落ち着きを取り戻し、他の客の目もあるからとVIP席の方へ案内された俺たちは愛子先生や園部優花達生徒から怒涛の質問に対処するのだった。なおハジメたちは俺より先にニルシッシルを食べていた。先生達の質問の返答は俺にまかせるように。……ハジメ、幾ら俺がジェダイだからといって交渉を俺に丸投げするのはどうかと思うぞ?それと俺の分のニルシッシルは取っといてくれると助かるのだが?一応質問の返答の際にはヘルメットを外しているが、先生達は失明した俺の左眼に驚きつつも質問をするのだった。

 

 

 

Q、橋から落ちた後、二人はどうしたのか?

 

A、奈落の底に落ちた俺はハジメと無事に合流して奈落の底にいた魔物達と戦い、生き延びて奈落から這い上ってきた。

 

Q、なぜ白髪なのか。

 

A、秘密事項であるが、平たく言うと一部の技能を獲得した際の対価として髪の色が落ちた。

 

Q、その目はどうしたのか。

 

A、俺の場合は奈落の底に落ちた時に瓦礫の破片が左眼に直撃し、失明した。ハジメの場合は奈落の底にいた魔物に右目を持っていかれた。

 

Q、なぜ、直ぐに戻らなかったのか。

 

A、今はまだ戻る理由がない為。

 

 

 

一部の質問に半分本当、半分嘘を混ぜ込んだ答えで何とか言い包めようとする。ここで魔物の肉を食べて技能を得たと伝えては回りにいる騎士達がこちらを標的(マーク)してくるだろう。しかし、思わぬことに愛子先生は俺がまだ何かを隠していることに気付いたのか“真面目に答えてください!”と頬を膨らませて怒る。女の勘は鋭いということは聞いたことあるが、本当に女の勘は侮れない。しかし悲しいかな……その怒った表情は全く迫力がない分、少し物悲しい。俺も流石にこれには思わず内心で苦笑いするのだった。

 

 

 

その様子にキレたのは、愛子専属護衛隊隊長のデビッドだ。愛する女性が蔑ろにされていることに耐えられなかったのだろう。拳をテーブルに叩きつけながら大声を上げた。

 

 

「おい!真面目な話なんだ、お前のいっていることが本当なのか怪しいものだ。ちゃんと答えろ!」

 

「ん?愛子先生、其方の騎士は?」

 

「あっ…紹介しますね。こちらは私達の護衛隊長をしてくださっているデビットさんです。聖教教会の神殿騎士の方で…」

 

「よしてくれ愛子…私は教会の騎士としてよりも一人の男としてここにいるんだ。愛子の為なら教会の信仰を捨てる覚悟だよ」

 

 

愛子先生が紹介するデビットという人物は愛子先生にべた惚れなのが一目瞭然だった。その時にハヴォックがこのままでは話が進まないと判断して話に介入するのだった。

 

 

「デビット護衛隊長、まだ話は終わっていません。その様な話し合いは別の機会でしてくれ、これでは話が進まない」

 

「ハヴォックの言う通りだ、大事な話をしている最中だというのに貴方が話を脱線させては本末転倒だろう?」

 

 

俺とハヴォックに指摘されてデビットは苦虫を噛んだ表情で俺とハヴォックを睨みつける。一方の生徒達の中にいる園部はデビットのプレイボーイが雷電たちに指摘されるのを見て少しだけせせら笑ったのは余談だ。

 

 

 

その後に愛子先生から清水のことについて聞き出してきた。この時に俺は情報が漏れたのかと思いハヴォックとブリッツに視線を送ると、その二人は情報を漏らしてはいないと首を横に振った。一応その情報を何処から入手したのか愛子先生に聞いてみたところ、愛子先生と生徒達を護衛する一部のクローン達の会話を小耳に挟んだらしく、クローン達曰く、清水を乗せたガンシップが墜落し、清水は未だに行方不明だそうだ。…まさかクローン達の会話で情報が漏れていたとは……後でそのクローン達は再教育プログラムで訓練し直さないといけないと考えている最中、ハジメたちは自分達は興味はないように食事を楽しみながら美味そうに、時折ユエやシアと感想を言い合いながらニルシッシルに舌鼓を打つ。表情は非常に満足そうである。こればかりには流石の俺でも呆れるばかりだった。

 

 

「お前等な……少しは緊張感を持ってくれよ(汗)」

 

「あ…?あぁ、悪い。あんまし興味ないんでな「ハジメ……このニルシッシルって料理美味しい」ん…?あぁウマいよな。俺たちの世界ではカレーって料理がこれに似てる」

 

「んぅ…おいひぃ…」

 

「ハジメさん、ちゃんと私とマスターの分も取っといてください!!」

 

 

ハジメたちは完全に蚊帳の外(この状況)を利用して食事を堪能していた。その際に愛子先生の隣にいたデビットはハジメたちの行動に苛立ちが増し、今度はハジメたちの方へと再びキレる。

 

 

「貴様らッ!!こいつの様に愛子の話を聞いているのか!?」

 

「聞いてるよ。つかこっちは食事中だぞ、行儀よくしろよおっさん」

 

 

全く相手にされていないことが丸分かりの物言いに、元々、神殿騎士にして重要人物の護衛隊長を任されているということから自然とプライドも高くなっているデビッドは、我慢ならないと顔を真っ赤にした。そして、何を言ってものらりくらりとして明確な答えを返さないハジメから矛先を変え、その視線がシアに向く。

 

 

「行儀だと!?ガキがッその言葉そのまま返してやる。薄汚い亜人を人間と同じテーブルに着かせるとはな。しかも何だそのふしだらな格好は、汚らわしい!!お前たちの方がよほど礼儀がなってないではないか!!」

 

「デビットさん!なんてことを…」

 

 

デビットの暴言に愛子先生は止めようとするも全く止まる様子はなかった。むしろ逆にデビットの暴言を続けさせてしまう。

 

 

「愛子も教会から教わっただろう。魔法は神より授かりし力、それを使えない亜人共は神から見放された下等種族だ」

 

 

侮蔑をたっぷりと含んだ眼で睨まれたシアはビクッと体を震わせた。ブルックの町では、宿屋での第一印象や、キャサリンと親しくしていたこと、俺やハジメの存在もあって、むしろ友好的な人達が多かったし、フューレンでも蔑む目は多かったが、奴隷と認識されていたからか直接的な言葉を浴びせかけられる事はなかった。

 

 

 

つまり、俺たちと旅に出てから初めて、亜人族に対する直接的な差別的言葉の暴力を受けたのである。有象無象の事など気にしないと割り切ったはずだったが、少し、外の世界に慣れてきていたところへの不意打ちだったので、思いの他ダメージがあった。シュンと顔を俯かせるシア。

 

 

 

よく見れば、デビッドだけでなく、チェイス達他の騎士達も同じような目でシアを見ている。彼等がいくら愛子達と親しくなろうと、神殿騎士と近衛騎士である。聖教教会や国の中枢に近い人間であり、それは取りも直さず、亜人族に対する差別意識が強いということでもある。何せ、差別的価値観の発信源は、その聖教教会と国なのだから。デビッド達が愛子と関わるようになって、それなりに柔軟な思考が出来るようになったといっても、ほんの数ヶ月程度で変わる程、根の浅い価値観ではないのである。そしてあろうことか、デビットは俺の前でシアに対してある暴言を口にする。

 

 

 

「私達とほとんど同じ姿じゃないですか!どうしてそこまで…」

 

「ならばその()()()()()()()()()()()どうだ。それなら少しは人間らしくなるだろう」

 

 

デビットの……否、愚か者の言葉に俺の中で怒りが渦巻き、暗黒面の力が増長していった。

 

 

 

俺の弟子の()()()()?たったそれだけのくだらない理由で耳を()()()()()だと?それを決めるのはお前のような小物でも誰でもない。そもそも、それ自体この俺が許さん。

 

 

 

俺の怒りが渦巻くその最中、ハヴォックやブリッツ、他のクローン達はデビットや他の騎士達に対して絶対零度の視線を向けていた。ヘルメット越しとはいえ、ハヴォック達から絶対零度の視線に気付いたデビットは一瞬たじろぐも勇者が召喚し、騎士の誇りもないただの兵士に気圧されたことに逆上する。普段ならここまでキレやすい人間ではないのだが、思わず言ってしまった言葉に、愛しい愛子からも非難がましい視線を向けられて軽く我を失っているようだった。

 

 

「なっ…なんだその眼は!!無礼だぞ!神の使徒でもないのに、神殿騎士に逆らうのか!」

 

 

思わず立ち上がるデビッドを、副隊長のチェイスは諌めようとするが、それよりも早く、ハヴォックは俺に謝罪しながらも、まるでオーダー66が発令されたクローンの様に冷酷無比に告げた。

 

 

「将軍……申し訳ありません。ここからは私の独断です。部下に罪はありません、責任は私が取ります。デビット・ザーラー、そして他の騎士達。お前たちが俺たちクローンをどう思おうがお前たちの勝手であり、俺たち罵倒するのも勝手だ。しかし、将軍を……ましてや将軍の仲間を侮辱するというのなら、我々クローン軍は、お前たち神殿騎士を敵対勢力として断定する!」

 

 

ハヴォックの指示により他のクローン達は一斉にブラスターをデビットを含む他の騎士達に向けていつでも射撃できる様に引き金に指を掛ける。その時に俺はデビットという愚か者に対して怒りを通り越して逆に呆れていた。自身が撒いた種だというのにそれを自分の所為ではないとくだらないプライドがそうさせているのだ。もはや救えない男だなと思いつつも俺はこの一触即発な状況を静まらせようとフォースを使ってある事を行った。

 

 

雷電Side out

 

 

 

我々は将軍の仲間を侮辱した神殿騎士のデビットを許すつもりはない。兵士として、我々の上官に対する侮辱は断固として許されない。我々はコマンダー達の指示が下るまでブラスターを騎士達に向けたままで引き金をいつでも引ける様に指を掛けた。その瞬間、テーブルにあったコップ等が次々とひとりでに砕け散ったのだ。我々は一体何が起きたのか理解しようとした瞬間、尋常ではない殺気がこの空間に発生していた。その発生源を突き止めようと辺りを確認すると、その発生源の正体は何と、将軍から発せられたものだった。

 

 

 

我々クローンと神殿騎士達との戦闘以前に将軍の怒りが一触即発状態であった。すると将軍は少し息を吸い、何か言葉を発しようとしていた。言葉の内容によってはただでは済まない事を覚悟しながらも我々はより警戒を強めた。そして将軍から発した言葉は……

 

 

「はぁ〜っ……」

 

 

……殺伐とした空気を完全にぶち壊すような軽いため息だった。将軍……警戒を強めた我々の緊張感を返してください。そう思っていると将軍は再び言葉を発する。

 

 

「トルーパー、飲食店内でブラスターを構えるな。他のお客さんの迷惑になるだろうが。それとハヴォック、俺の事や仲間の事を気にかけてくれるのは有り難いが、これは幾ら何でもやり過ぎた。勝手にこの世界で戦争を起こそうとしてどうする。それこそ、お前たちが忠誠を誓ってきた共和国に対する()()()じゃないのか?これ以上、己自身を堕ちるんじゃない」

 

「将軍………申し訳ありません、私の考えがあまりにも軽率でした」

 

 

コマンダー・ハヴォックが将軍に謝罪した後にコマンダーを含め、我々はブラスターを下ろした。それを確認した将軍は少し安堵してコマンダー・ハヴォックの処遇は後で告げると語った後にデビットに視線を向けて言葉を語る。

 

 

「さて、確かデビットさん……だったか?先ほど俺の兵士達が迷惑をかけた様だな。その点についてはこちらから謝罪をしよう。本当に申し訳なかった」

 

 

何と将軍がデビットに対して謝罪をしたのだ。その時のデビットは、将軍が謝罪した際に急に機嫌が良くなったのか前よりもキレた様子が存在しなかった。

 

 

「…全くだ、貴様の兵士は一体どのような教育を施されたのか知りたいものだ。そして何よりもそこの薄汚い亜人を連れてきたこと自体が間違い「…というのは簡単だ」……はっ?」

 

 

デビットが言葉を発しているにも拘らず将軍は途中で介入し、言葉を止めさせた。そして少しずつではあるが将軍から再び殺気が出てきたのだ。

 

 

「しかし…しかしだ。本来ならこの騒ぎを起こす原因となった貴様に対して、何故俺が謝らなきゃならないのだ?

 

 

瞬間、将軍が視線を再びデビットに向けた瞬間、絶対零度より冷たい激凍な視線をデビットは感じ取った。そして何よりも、将軍の右目がシスの暗黒卿と同じ黄金の瞳へと変わっていた。

 

 

俺が貴様に謝る時は、貴様がシアに対していった言葉に謝罪した時だけだ

 

「なっ…何だと!?俺がそんな下らん事の為にあの薄汚い亜人の為に頭を下げ、謝罪しろと!?」

 

…そういう物言いだからこそ、貴様は()()()()()()()だと言われるのだ

 

 

将軍が発したのは嘲りの言葉。たかが種族の違い如きで喚き立て、まだ二十にも満たない少年の視線一つに逆上する器の小ささを嗤う言葉だ。唯でさえ、怒りで冷静さを失っていたデビッドは、よりによって愛子の前で男としての器の小ささを嗤われ完全にキレた。

 

 

「…神殿騎士を侮辱する異教徒め、そこの獣風情と一緒に地獄へ送ってやる!!」

 

 

将軍にああも言われて歯止め聞かないくらいにキレて、傍らの剣に手をかけるデビッド。突如現れた修羅場に、生徒達はオロオロし、愛子やチェイス達は止めようとする。

 

 

「隊長、ここは一旦落ち着いてください!」

 

「デビットさん!!相手は私の生徒でまだ子供なんですよ!!」

 

「女子供とて関係無い、あの世で己の愚かしさを……」

 

 

だが、デビッドは周りの声も聞こえない様子で遂に鞘から剣を僅かに引き抜こうしたその時、その言葉は突然遮られた。この時に、デビットは自分の呼吸が止まっていることに気がつく。壮絶な力で首を締め上げられ、デビットの口からくぐもった声をあげた。

 

 

「がっ…はっ…!?」

 

 

かろうじて動く腕が、与えられない酸素を求めてばたつく。その様子に畑山教諭や生徒達、他の騎士達にも同様が走る。その時に我々は将軍の方をよく見てみると、左腕をテーブルの下に隠しながらも左手を相手にバレないように動かしていた。そして残った右腕でそれを悟らせない様な動作でデビットに心配をかける。

 

 

「やれやれ……キレた反動で喋っている途中で息を詰まらせたか?全く、困ったものだな。…トルーパー、彼の背中を優しくさすってやってくれ」

 

 

この言葉を聞いて我々は将軍がフォースで何かをやらかした事を理解した。はぁっ……相変わらずジェダイの考える事には悩まされるな。我々のうち一人がデビットの背中を優しくさすった。ある程度優しく背中をさすった後、デビットはようやく呼吸ができ、不足していた酸素を吸う事が出来た。それを確認した将軍は席から立ち上がり、デビットの元に近づく。

 

 

「ぐっはぁ……はぁ……き…貴様ッ…!」

 

「そう怖そうな顔をしないでもらいたい。まだ酸欠状態から脱したばかりだからまだ息苦しさが残っている筈だ、余りに無茶をするな。それに……貴方がそんなでは愛子先生が余計に心配をかけてしまうだけだ」

 

「それを…貴様が言う…か、この…」

 

 

デビットが言葉を発する前に将軍は彼の肩に手を置き、そして耳元でそっと小さく呟いた。

 

 

「今度俺の弟子を罵倒してみろ、その時はその首をへし折るぞ…」

 

「っ!?」

 

 

将軍がデビットに何を言ったのか声が小さすぎてよく聞き取れなかった。しかし、これだけは分かる。将軍は彼にある程度の注告……いや、警告を告げたのだろう。言いたいことを告げた将軍は、いつもと変わらぬ表情でここにいる皆を安心させようとした。その時の将軍の眼は元の紅の瞳に戻っていた。この時に我々クローン達は改めて将軍を怒らせてはならないことを再認識するのだった。

 

 

「さて……大分騒がせてしまって申し訳ない。彼もそうだが、余りキレすぎてはいけないという事だな。他の人にとっても、迷惑になるからな?」

 

 

将軍はそういうが、我々やハジメ、生徒の男子がこの時に考えていた事が一緒だった。

 

 

(((いや……それ、本日の“お前が言うな”というツッコミはそこか?)))

 

 

色々とツッコミたかったが、下手にツッコムとこちらに飛び火して来るのは明確だったので敢えてツッコまない事にしたのは余談だ。

 

 

クローンSide out

 

 

 

愛子先生を護衛する神殿騎士達と一悶着を起こしてからハジメたちやクローン達、そして生徒達からは何かと俺から何かを見た影響なのか一時的に距離を取っていた。……怒っていた事に関しては自覚しているが、そんなに俺の表情が怖かったのか?その後に愛子先生達に迷惑を掛ける訳にはいかないと判断した俺は、ハジメたちと共に別の宿で泊まることにした。その時にハジメから俺の怒った表情がそんなに怖かったのかと聞いてみたら“表情は笑っている様だが、眼が笑っておらず殺気が漏れていた”だそうだ。…まさかここまで酷いとは思ってもいなかった。こればかりは少しばかりショックだった。

 

 

 

愛子先生たちとが泊まっている宿は別の宿で俺たちはそれぞれの個室で休むことにした。その時にハジメから俺が持っている処刑人の剣を渡してくれと言ってきた。ハジメ曰く、処刑人の剣を別の剣に仕上げる為にまた0から1へと錬成し直すそうだ。俺個人的にはライトセーバーだけで何とかしようと思っていたが、万が一があると考えて俺はハジメに処刑人の剣を渡し、新たな剣の完成を待つことにした。そして俺は個室にて自分自身の怒りについて振り返り、反省していた。

 

 

「やはり感情が表に出やすくなっているな。それもシア関連で……」

 

 

シアと出会ってからかシアを傷つけようとする者、又は罵倒する者に対して俺の怒りは増していき、暗黒面の力に溺れてかけることがあった。……俺は一体どうなってしまったんだ?ハルツィナ樹海から離れる際、シアから告白という大胆な発言を聞いてから俺はより感情的になりやすくなっていた。それだけではない、時偶にではあるが頭からシアのこと時折考えることが多くなった。弟子として見ているつもりなのだが、そうではない自分がいることに何かと不安が絶えなかった。俺は一旦感情を抑制するために瞑想することにした。明日からは本格的に捜索を行う為に俺は瞑想し終わり次第にすぐ就寝するのだった。その時にハジメは密かに愛子先生の所に立ち寄り、オルクス大迷宮で見たこの世界の真実を伝えていたのは余談である。

 

 

 

天之河の末路が原作通りであるが、追加すべき案は如何に?

  • その一 右腕を除いて左腕、両足切断
  • その二 暗黒面に堕ちる
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