東方友好録   作:青い灰

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で、味は?

 

 

オレとルーミア、ミズとセンの4人?は

しばらく歩くと湖にたどり着く。

森を抜けた。

 

 

「珍しい、霧がかかってないね」

 

「ん?やっぱ霧がかかるのが普通なのか?」

 

 

あったのは、森に囲まれた湖。

霧はかかっていないが………

 

 

「おい!あたいのナワバリに

  勝手に入るとはいい度胸じゃない!」

 

「ん?」

 

「あれ?片方は確かに人間だけど

 チルノちゃん、あれルーミアちゃんだよ?」

 

「あれ、ほんとだ」

 

 

空から声が聞こえ、見上げた先には

羽のようなものが生えた子供たち。

どちらも女の子のようだ。

 

この世界、女性の比率が高過ぎじゃね?

まぁオレはホモじゃないし、目の保養になる。

 

いやぁ、腕を千切られるとかグロいからね?

やっぱり可愛い女の子たちは目の保養に………

 

 

「ねぇソラ、

 何考えてるのか知らないけど顔がキモいよ?」

 

「急に辛辣!?」

 

 

ちなみにドMでもない。Sとも言ってない。

だから「キモい」とかストレートな罵倒やめよう?

 

そんな変態な目で見てたのかな、オレ。

気を付けよう。

 

 

「うわっ!?チルノちゃん!狼がいるよ!?」

 

「うぇ!?怖い!」

 

「ワフ!?」

 

「シュァァ」

 

 

怖がられるセン。なんか子供好きらしく、

近所の子供たちと遊んでいるのも見たことあるな。

 

まぁ狼だしなぁ………

あの子達も大型犬だと思ってるんだろうなぁ。

哀れ、セン。

 

 

「あの青い髪の子がチルノ。

  で、緑の髪の子が大妖精、通称大ちゃん」

 

「へー、オレはソラ。よろしく」

 

 

オレは降りてきた2人の妖精に挨拶する。

 

 

「あ!よろしくお願いします!

  ほら、チルノちゃんも挨拶しないと!」

 

「あたいはチルノ!ひれ伏せー!」

 

「ちょっ!?」

 

「ははー」

 

「うわわっ!良いんですよ!」

 

 

オレはノリでひれ伏す。

子供にはこんな感じで乗ってあげると喜ぶ。

あんまり調子に乗らせるのは良くないけど。

 

てゆーか、大ちゃん。ええ子だなぁ。

礼儀もちゃんとして、凄いな。

 

 

「よし!あんたも今日からあたいの配下だ!」

 

「了解しましたチルノ様ー。

  オレは今から湖を探索して参りますー」

 

「よーし、行ってこーい!」

 

「よし、ルーミア逃げよう」

 

「最後に本音漏れてるね」

 

 

とりあえず2人から離れる。

オレは保育士ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレたちは湖に近づく。

運ぶの大変だな………バケツごと川に流すか?

 

オレは水を汲むために水面に顔を近づけ……

 

 

「え?」

 

「え」

 

 

こちらを見上げる少女の顔と目が合った。

水の中から、こちらを、見上げる。

 

 

「「えっ」」

 

 

声が重なる。いや、えっ?

なんで水の中に………足が、ない。

 

魚の尾びれが…………

 

 

「に、人魚?」

 

「わかさぎ姫なのかー」

 

「る、ルーミアちゃん………

  なんで人間と一緒なの?おかしくなったの?」

 

「だってソラ、不味そうだし」

 

「………言われてみれば確かに不味そう」

 

「オレ悪くないのに酷くねぇ!?」

 

 

オレが何をしたというんだ………

湖の水面から顔を出したのは、

深い青髪の和服を着た人魚だ。

 

なんでもアリだな幻想郷。

 

 

「私はわかさぎ姫って言うの。

  確か、ソラ、でいいのよね?」

 

「んぇ?はじめましてじゃないか?」

 

「にとりちゃんに聞いたの。

  気の良い不味そうな人間と貿易してるって」

 

「アイツへの取り立て増やすか」

 

 

アイツ………きゅうりが

貰えるからって調子乗ってやがるな?

 

 

「ソラは妖怪の間でも結構有名なんだよ?」

 

「あれ、そうなのか」

 

「そーなのだー」

 

「幻想入りした珍しく

  不味そうな人間って有名なの」

 

「オレ妖怪に嫌われてんの?」

 

 

慧音さんとかにオレ嫌われてんのか………?

帰って飲むか………オレも。

 

というか、にとりで思い付いたんだが………

 

 

「人魚って食べたら不老不死に

  なるらしいけど、美味しいのか?」

 

「ねぇソラ、マジで?」

 

「食べないでー!?」

 

 

食べさせて貰えなかった。

 






旨すぎるッ!!

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