ゆうかりんはドS。
その後、俺たちは紅魔館に一泊。
朝食をもらい、俺たちは人里に帰った。
んで、俺は今はまた人里を出ました。
「憂鬱だぁ………」
そう、太陽の丘に向かっている。
あいつ………風見 幽香へ交渉へ向かうのだ。
レミリアによると、風見 幽香とは腐れ縁らしく、
現在、紅魔館がある土地を譲ってもらったとか。
で、幽香は今は太陽の丘にいるんだと。
元々あそこには幽香の別荘があったらしい。
「うぉ、広っ!?」
丘の上には、一面の向日葵畑が。
なるほど、太陽の丘ってそういう………
と、彼女を見つける。
緑色のショートヘア、燃えるような紅の瞳。
嗜虐趣味なお姉さん、ゆうかりんこと
風見幽香である。
「あら、お客さん?」
「…………うっす」
「あら、ソラじゃない。久しぶりね」
水やりをしていた幽香が嬉しそうに笑う。
…………帰っていいかな?
ともかく、早く交渉終わらせて帰ろう。
俺は幽香へ歩み寄る。
「で、今日はどうしたの?」
「葡萄くれない?」
「葡萄?なんでか聞いていいかしら?」
「ワインを作りたいんで」
「ワイン?」
幽香はうーん?と少し考える。
どーせまた俺をどう虐めようか考えてるんだろう。
そして、奴は言いやがった。
憎たらしいほど清々しい、
不覚にも可愛いと思うほどの笑みを浮かべて。
「そうね、弾幕ごっこで私に勝てたら良いわよ?」
「だから俺人間だっつうの」
幻想郷の奴らは無理を知らんのか。
幻想郷に基本的、当たり前を求めてはいけない。
求めた時点で終わってるから。色々。
「帰る。じゃな」
「いいじゃないの、別に」
「おうちかえる!おれかえる!!」
肩を掴むな。
嫌だ。このドSほんとイヤ。
そらおうちかえるー
俺は走って帰ろ(逃げよ)うとすると、
なんと向日葵たちが動きだし行く手を塞ぐ。
「ナニコレ怖っ!?」
「逃がすとでも思った?」
「いやぁぁぁ!?」
なんか向日葵ってデカイせいで怖い。
つーか幽香が迫ってきて怖い。
怖い。
「俺に乱暴する気だろ!?
拷問みたいに!拷問みたいに!!」
「弾幕ごっこよ、相手は私、だ、け、ど♪」
「俺って空も飛べない一般人だからさぁぁ!?」
幽香が日傘を閉じ、先端をこちらに向ける。
一気に植物全てが広がり、逃げられるように。
日傘の先端が光り、
嫌な予感がした俺は日傘の向きから走って逃げる。
「ひぃっ!?」
先ほど俺いた位置を傘の先端から
撃たれたレーザーが地面ごと抉る。
傘からレーザーが出るとかおかしいだろ!?
「楽しませてちょうだいね?」
「ぎゃぁぁぁ!!!?」
こうして、地獄行き(生死的な意味で)の