東方友好録   作:青い灰

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最近SEKIROにハマりました。

2日で〝まぼろしお蝶〟倒せて調子乗ってます。
弦ちゃんと戦って死に戻りの繰り返し。



久しぶりの家

靈夢を連れて人里へ帰ってきたオレは、

とにかく早く帰りたかったので

そそくさと家へと向かう。

 

 

「あら、良い店じゃない」

 

「そう言って貰えるのは嬉しいんだが………」

 

 

店の入口に、張り紙がしてあった。

『店主が不在のため、休業と致します』

ミズの筆跡…………心配してくれていたのか、

筆跡が揺れているように見える。

 

早く帰ろう。

入口を開けて中へ入る。

 

 

「ただいまー」

 

 

中を見ると、ミズがテーブルを

拭いていたところだった。

こちらを見て硬直し、プルプルと震えている。

 

 

「遅くなってごめん、

 ちょっと色々あ「ソラ様ぁぁぁ!」ぐぉあ!?」

 

 

ミズが布巾を投げ捨て飛び付いてくる。

勢いが勢いだったので押し倒され、

胸に頬を擦り付けてくる。

 

 

「幽香さんから亡くなられたと聞いたので

 ………ひっく、冥界へ行こうにも、えぐっ、

 店を放っておくわけにもいかず………

 あぁ……良かった…………!」

 

「あははは………悪い悪い、心配かけた。

  早く帰ってこれなくてごめんな」

 

 

泣きだしたミズを慰めるように

頭を撫でて落ち着かせる。

 

 

「いえ………生きてらっしゃっただけで

 もう……十分です………!!」

 

「愛されてるわねー」

 

「神様だけどなー」

 

「ぐすっ、うぇぇぇ………」

 

「今日は美味しいもん食べような、

 そういえば、センはどこにいる?」

 

 

忘れそうになっていたセンの居場所を聞く。

あの狼はどこに行ったのだろうか。

 

 

「ワフ!」

 

「おぉ、律儀に待っててくれたのか」

 

 

顔を動かすとミズの後ろで座っていた。

マジで時折コイツ犬なんじゃないかと思う。

ミズが抱きついてきているので

ゆっくり立ち上がり、頭を撫でる。

 

 

「ワフゥ~」

 

「あー、このモフモフ安心する………」

 

 

モフモフこそ至高。

ワシャワシャと撫で回していると

靈夢が肩を叩いてくる。

 

 

「ちょっといいかしら、誰か来たわよ」

 

「早速お客さん?」

 

「張り紙は貼ったままでしょ?」

 

「その筈だけどな………」

 

 

ノックされているので入口を開けると、

そこには文とにとりが来ていた。

 

 

「おぉ、久しぶりだな」

 

「「…………!?」」

 

「ん、どうかした?」

 

 

2人が硬直し目を見開く。

どうかしたのだろうか。

 

 

「「ゆ」」

 

「ゆ?」

 

「「幽霊だぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!」」

 

「誰が幽霊じゃゴルァァァァァ!!」

 

 

道端でうるさいので取り敢えず店に

二人を引きずり込む。

全く、感動の再開で抱きつくとかないの?

 

 

「「ないです」」

 

「あ、ない…………さいですか」

 

 

まぁ煩悩がないわけでもないが。

今はミズがいるので無理かな。祟られそう。

あれ…………なんか抱きついてる

ミズさん力強くなって苦しいです。

 

 

「さっさと成仏したらどうですか?」

 

「あー………もしかして死んで妖怪になったの?」

 

「お前らまだ怒ってんの!?辛辣じゃね!?

  あと生きてるからね、オレ!!」

 

「「さっさと成仏してください。

  南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」」

 

「お経読んでんじゃねぇぇぇぇ!!!」

 

 

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