そして前回の後書きにフランちゃん回と書いたな? あれは嘘だ。
今回はリニューアルしたおじいちゃんのキャラ紹介的なものを、東方求聞史紀風に載せてみます。ただし、この中に書いてあることが全てではないので、疑問に思った点はご自分で想像してみてください。話を投稿していくうちに、謎が解明されるものもあります。
能力 なし……のはず
危険度 極低
人間友好度 最高
主な活動場所 香霖堂
幻想郷において外来人は珍しい存在であるが、その中でもこの人物は一際珍しく、一際目立つ存在である。
紅霧異変発生の一年ほど前から香霖堂の店主、森近霖之助の下で泊まりこみで働き始めた青年で、厳密に言えば我々と同じ人間なのだが、外来人である彼は妖怪図鑑に載せることとした。
見た目は若いが、本人曰く百歳以上であり、それが本当なのではないかというくらい落ち着いている。色々と謎が多い人物であるが、その謎を解明しようとして話をすると何故か自然と別の話に切り替わってしまう(*1)。
外の世界から来たにもかかわらず、人間妖怪別け隔てなく接している。そのせいか博麗神社の宴会の数少ない人間の参加者でもある。
性格
非常に落ち着いていて、常に余裕を持った態度でいる。その様はまるで老人のようである。話す時は基本的に微笑んでおり、そのお陰で話す相手に警戒されることはないらしい。妖精の悪戯程度なら笑って済ませる程の寛容さを持つ。
極度のお人好しでもあり、困っている人物がいると見過ごせずに手を貸したりアドバイスする癖があるようだ。
偏見からかけ離れた人物であり、彼からすると、人間や妖怪、妖精も幽霊も神でさえも接するのには関係ないのかもしれない。ただし恐れはしないがちゃんと敬う気持ちはあるようで、格の高いものや身分の等しい相手にはキチンとした礼儀正しい姿勢を貫いている(*2)。
対人関係
幻想郷でも屈指の人脈の持ち主である。その相手は博麗の巫女に始まり紅魔館や冥界、永遠亭や妖怪の山にまで広まっている(*3)。噂では、妖怪の賢者や鬼とまで関わっているようであり、その他にも人里の有力者とも親交が深い。不思議なのはこの関係が損得的なものではなく、れっきとした純粋な友好関係であることだ。これほどまで広く、またそうそうたる顔ぶれと何の取引もせずに懇意でいられるのは、彼の人の良さがなせる業なのだろうか、それとも何か相手の弱みを握っているからなのだろうか。しかし、彼と関わったことで性格が良い方向に変わった者が多いことも確かであるため、おそらくは前者の理由であろう。
ちなみに博麗の巫女とは特に関係が深く。彼女からは父として非常に強く慕われている。人里で一緒に買物をする様はまるで本当の親子のようである。
店員として
店主とは真逆で、非常に真面目。しっかりとお客様対応も出来ているので、彼がいる時の香霖堂は非常に居心地がいい。掃除も毎日やっているようだが、店主が他の商品を仕入れてそのまま放置したり、一部の客が騒いだり暴れたりするせいでいくら掃除しても差し引き零だと嘆いている。休み時は他の場所に出かけているのが殆どなので、気分よく香霖堂を出たい人は、里にいるうちにいつの日に務めているかを聞いておこう。
外の世界の知識を持っているお陰で、香霖堂においてある道具を難なく使いこなすことができるため、店主からは重宝されている。ただし、外の世界の技術の発展は非常に早いため、いずれは自分も使いこなせない道具が出るだろうと予想している。
ちなみに賃金は低いらしいが、食べれないと死ぬので、人里で他の仕事を引き受けたり、勤務時間の合間を縫って内職をしていたりと結構苦労しているようだ。他にも、無駄だと知りながらも店主のために毎日健康によい(*4)料理を作ったり、博麗の巫女や森の魔法使いの服の修繕や新しい衣服を作ったりと手先は器用なようだ。
彼の謎
前述のとおり彼は外の世界から来たという事以外は何の権力も能力も持たない人間のはずなのだが、同時に不思議と謎がまつわる人物でもある。あくまで噂程度の話だが、彼には幻想郷の誰もが叶わない力があって、だから強力な妖怪たちも彼と親しくしようとしているというものがある。他にも、ちぎれた腕が次の日には元に戻っていた、襲いかかった妖怪が一瞬で倒れた、実は人間ではなく神に等しい存在である、幻想郷を滅ぼすために生み出された存在などの噂もある。どれも眉唾ものだが、彼の人間関係や、謎を探る時に話を逸らされることなどから、これらの噂はまことしやかに囁かれている。
また、何故か異変の度に彼の姿が見え隠れしている。本人は関係を否定しているが、もし本当ならば、巫女や魔法使いとは違って、純粋に人助けをするために身を乗り出したのだろう、お人好しらしい選択である(*5)。
目撃報告例
・よくうちに買いに来る。人当たりが良くてよく笑ってて今時珍しいと思う(豆腐屋)
笑顔は絶やさないのが基本スタンスのようだ。
・大切なおとーさんね。ちょっと人が良すぎるとこもあるけど、そこも大好き(博麗霊夢)
あの巫女にここまで言わせるのだから逆に尊敬できる。
・命の恩人よ。個人的にも大切な人だわ(西行寺幽々子)
謎の報告その一。あの西行寺幽々子が、名前を隠さずに送ってきたもの。亡霊なのに命を救われたと言い、しかも大胆発言まで暴露している。
・魔法の森で迷っていたところを助けてもらった。途中で妖怪に襲われたけど、あっという間にやっつけてくれて、かっこよかった(里の子供)
謎の報告その二。彼は何の力も持たない人間のはずだが……。
対策
と言っても特にない。相手は人間なので友人と話すのと同じように普通に話しかければ、持ち前の人の良さで対応してくれるはずだ。何か困りごとがあればしっかり力を貸してくれるだろう。
ただし、あまりにも度が過ぎる行いをすると、閻魔顔負けの説教が飛んでくるので注意。
また、色々と噂がつきまとってはいるが、彼自身は非常に人間できているため、相手と同じように、妙な偏見を持たずに接するといいだろう。
(*1)本当に自然、気付かないうちに話が別方向に逸れる。
(*2)私は終始ちゃん付けで扱われた、ある意味正しいが少々不服。
(*3)本人曰く、幻想郷の地図が書ける程度には広い人脈らしい。
(*4)しかも美味しい。
(*5)同時に自殺行為でもある。
次はまともなお話が書きたいです、具体的には呼んでて思わず微笑むことのできるあったかいお話が。