叡王のお仕事(泣)   作:たなぽ

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今シーズンは雪が1回も降らなくてなんか悲しいです。

りゅうおうのおしごともう1回見たけどやっぱりシャルちゃん尊いd(^q^)


ではどうぞ


コレカラ

「「 よろしくお願いします 」」

 

 

 

いや始まっちゃったよ(泣)。

マジでどうしよ。しかも俺からだし。

とりあえずまずはこの左側の歩兵前出しとこ。

 

 

「うむ」

 

 

いや「うむ。」

じゃないです名人!ほんとになんも考えてないです!考えてなくてごめんなさい!

 

 

 

「では私もいこう。楽しませてくれ東条叡王」

 

 

名人もそう言って

 

ピシャッ!

 

 

歩兵を前に出す。

え?歩兵ってこんな怖い生き物なの?なんかオーラ出てるんだけど←もうこの時点で頭おかしくなってる

 

 

 

あーなんも思いつかん!この際もうどうにでもなれ(投げやり)

 

 

 

 

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わからない

 

 

私が内から出たのはその言葉だった。

 

 

期待の新星 東条 晶

 

 

その誰も真似ができないような異質なプレイスタイルでプロ入り後すぐに、注目の的になった。そして東条は1シーズンを通して黒星をあげなかった。つまり1度も負けなかったのだ。

 

 

戦ってみたい

 

 

久しく忘れていた闘争心が芽生えたのを感じていた。だから、この番組での対局は私にとって願ったり叶ったりだった。

 

 

 

私に臆することなく彼は駒を動かし続けた。そしてあの佇まい。ほんとうにまだ10代半ばだとは思えないほどに落ち着いている。それにありえないほど早い指し。

彼は本当に考えているのか?という疑問が最初は浮かんだが20手目を越える頃にはその考えが吹き飛んだ。

 

 

 

見えないのだ。私の勝利の道筋が。

 

普段は見え始めるこの局面で未だ何の道筋が見えない。この私がだ。

自惚れではなく将棋界で年間を通しての勝ち星なら右に出るものはいないと思っている。確かに負けることが無い訳では無い。だが、絶対に勝てないと思える試合などプロに入ってからもなかった。

 

 

 

ここまで何も読めないのは将棋を始めたばかりの小学生以来だ。

 

それでは諦めるというのか?

 

 

 

 

 

 

否、私は勝つ、いやこの男に勝ちたい。

 

 

 

 

 

面白い

 

 

 

いつぶりなのだろうか、この昂りは。

認めよう東条叡王。私は死力を尽くして君と戦おうではないか。

 

 

 

 

 

 

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「双方終了してください」

 

 

 

「期待していた視聴者の皆さん。そして東条叡王と名人。申し訳ございませんがお時間が来てしまいました」

 

 

 

「おや、もうそんな時間でしたか。すいません。ついつい時間も忘れて熱中してしまいました」

 

 

その言葉を聞いてまたスタジオが騒がしくなる

 

 

「聞いたか。あの名人が」

 

 

 

「熱中するほどの試合だったって」

 

 

 

「たしかにあんなに楽しそうな名人の顔初めて見たよな」

 

 

 

「やっぱ東条叡王すげぇんだな」

 

 

 

 

皆が僕の方を向く。

 

 

はい皆さんその東条です。

いやほんとに何が起きたの?てか名人なんでそんなにうれしそうなの!?しかも20手目位からめっちゃニコニコしだしたし、もうなんなん!?

 

 

 

「今日の対局はいかがでしたか東条叡王?」

 

 

 

「はい。とてもいい経験になりました。これからも自分の力を過信せずに精進します」

 

 

 

うん。実際名人何してるか全くわからなかったし。「ほう」とか「そう来るか」とか言われても、何を?としか思わなかったし。なんで負けてないの僕。

 

 

すると名人が立ち上がり僕に言った。

 

 

 

「この続きはタイトル戦で」

 

 

 

「喜んで」

 

 

 

「「「おお!」」」

 

 

 

 

いや僕もうタイトル戦とか出たくないから!

てかなんで「喜んで」とか言っちゃってんだよ!バカかよ僕!あとスタジオの人達反応一緒だなおい!

 

 

 

はぁ。もういやだ…

 

 

 

 

 

 

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今日この対局を見た者の反応はそれぞれだった。

 

 

 

「お師匠。凄いですね…」

 

 

 

「あぁ、だけど戦うまではもう折れないって決めたんだ。おれは絶対勝ってやるからな。見てろよあい」

 

 

 

「はい!お師匠!頑張りましょう!あいは師匠が絶対勝つと信じています!」

 

 

 

「ありがとう。そうと決まれば特訓だ!」

 

 

 

「その意気です!ですがまずは明後日の対局のこと考えましょうね?」

 

 

「あ…」

 

 

熱く闘志を燃やす者

 

 

 

「会長、対局が終了しました」

 

 

 

「うん、そのようだね。やはり彼は本物のようだ。彼を以前よりももっと詳しく調べてくれるかな」

 

 

 

「了解しました」

 

 

 

 

 

東条にさらに興味を持ち出す者

 

 

 

 

「やはり君を倒してこそ僕は真のゴッドコルドレンになれるよ!あぁ対戦の時が待ち遠しいよ!」

 

 

 

 

目標にする者

 

 

 

 

「名人、いくらなんでも楽しみすぎですよまったく…でも僕も、名人をそこまでさせる東条叡王と戦ってみたくなりましたよ」

 

 

 

戦ってみたいと思うようになる者

 

 

 

ーー熱すぎる!

 

 

ーー東条叡王想像以上すぎワロタw

 

 

ーー生で見たかったよ(´;ω;`)

 

 

ーー私ファンレター書く!

 

 

ーー私は沢山贈り物する!

 

 

ーーファンクラブ2桁代である事が私の人生で1番の誇りです!

 

 

ーー東条将棋界最強説

 

 

ーー私もファンクラブ入ろっと (ω・`)ノ

 

 

 

東条をさらに持ち上げ出す者達

 

 

 

そして

 

 

 

「プロ棋士、上手な引退の仕方っと…なになに。負けてから力不足とし引退する人が多い、か。なるほど!1度負ければその手を使えるな!

ひょっとして僕って天才?」

 

 

 

wikiでありえないことを検索する当事者本人。

 

 

 

 

 

今日の対局から東条 晶の名前が更に知れ渡り、また、性別を越えて多くの個性的な棋士達との戦いを繰り広げることは東条本人、そして他の誰もが知らなかった。

 

 




10 立風一郎さん、THA オレオさん

☆9 HANEKAWA-sanさん、かど86さん、ユーたさん、マテバnkさん 、だってばよさん、ガムシロ先輩さん、十埜さん、499さん、ペロロンさん、ジョナ3さん、

☆8 疾風の雪さん、シャーマンさん、ファイアフライさん、マブルスさん、トムaさん、白真さん、

高評価ありがとうございます!モチベ上がります!
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