叡王のお仕事(泣)   作:たなぽ

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通算10000UAありがとうございます!

書きたい内容は頭に浮かんでくるのにそれを書き出せる文才が皆無…


今回も新キャラが登場します!



ではどうぞ


第2章 叡王、弟子をとる
叡王と弟子入り志願者


「 晶先生 」

 

 

「ん?どうしたの?」

 

 

昨日同様ファンレターを読んでいると凪里さんが僕に突然話しかけてきた。

 

 

「そろそろ、お決めになられたらいかがですか?」

 

 

「え?なんのこと?」

 

 

いったい何を決めるんだろう…ッ!もしかして!引退しようとしてるのがバレた!?

 

 

「いやあれはほんとではなくてね、ちょっとした出来心で興味を持ったと言うかなんと言うか… 」

 

 

「多分晶先生がお思いになっていることとは違うと思います。何か大きな勘違いをしているようですが、これのことです」

 

 

バァン!

 

 

 

凪里さんは机に十数枚のプリントを叩きつけた。

 

 

 

「弟子入り志願者の方々にそろそろ返答を返して上げてください」

 

 

 

あ、そっちね。

 

 

 

「あー。えっとね、僕はまだ実力が十分じゃないし、弟子をとるなんで無理だと思うよ。ましてやその子を成長させるなんt…」

 

 

 

「何を言うのですか!!いいですか?まず晶先生に弟子入りしたいという人は50人を超えています!その中で私が厳選をして13人に絞りました。弟子が結果を残せばそのまま師の名声に繋がります。弟子入りは……」

 

 

 

また凪里さんスイッチ入っちゃったなぁ。弟子入りねぇ…出来れば嫌なんだけどな。

だって下手なのバレるから。てかまず教えれること何も無いし。弟子にボロ負けする自信ある。

 

 

 

ん?待てよ。弟子に師匠が負けたらどうなる?………引退だ!そうか!弟子が僕の弱さに呆れているのを知った僕が自分の力不足を実感したことにすれば引退するのは必然だ!

 

 

 

 

「…………と言うことです。わかりましたか晶先生?」

 

 

 

「あぁ、よく分かったよ凪里さん。弟子をとることに決めたよ」

 

 

 

「ようやく分かってくれましたか。伝わってよかったです」

 

 

 

嬉しそうな凪里さんを横目に机にある紙を見る。実力がそこそこあって、なるべく気が強そうで実力がないと分かったらすぐに僕を軽蔑しそうな人がいいなぁ。

 

 

 

「あ。この子」

 

 

 

綺麗な青髪のなかなかに気が強そうな女の子だ。

 

 

 

「さすが晶先生。私もこの子が晶先生の弟子に相応しいと思っていました。この子の名前は長谷川 澪(はせがわ みお)。晶先生より4歳年下ですが、既にいくつかの大会で優勝を経験しています」

 

 

 

ぉお!実力もかなりあるみたいだし、これは期待できるかな?

 

 

 

「うん、決めたよ。この子にしよう」

 

 

 

「分かりました。では長谷川さんの親に連絡をしておきます。明日にはこちらにお見えになると思います」

 

 

「ありがとう」

 

 

 

よし、そうと決まれば部屋の掃除とかお菓子とかの準備はしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「晶先生、長谷川さんがお見えになられました。」

 

 

「入ってもらってくれ」

 

 

中に入ってきたのは昨日写真で見た澪ちゃんとご両親だった。

 

 

「この度は澪を弟子入りさせて貰えるということで、本当にありがとうございます!」

 

 

ご両親がものすごく嬉しそうに感謝を伝えてくれた。

 

 

「いえいえ。僕も弟子をとろうとしていた時だったのでお声をかけさせて頂きました。こちらこそありがとうございます。えっと君が澪ちゃんだよね?」

 

 

横に立っていた女の子がこっちを向いた。

 

 

 

「………そう」

 

 

 

澪ちゃんはそう言ってすぐそっぽを向いてしまった。

 

 

 

「澪!ちゃんと挨拶しなさい!すいません。いつもはこんな感じではないのですが。緊張しているのかもしれません。」

 

 

「いえいえ、気にしないでください」

 

 

「違うよママ。私はまだこの人を師匠と認めてないからだよ。歳もそんなに変わらないし、本当に強いかも分からないのにそんな奴が澪の師匠になるなんて澪は嫌だよ」

 

 

 

この子結構ストレートに言うね……いいじゃん!

 

 

 

「澪!なんてことを言うんだ!先生に謝りなさい!」

 

 

 

「やだ。志願票出したのパパとママだし。澪の師匠は澪自身で決めるわ」

 

 

 

「澪!」

 

 

「お父さんもお母さんもそう怒らずに…澪ちゃん?僕が君に勝ったら師匠と認めてくれるのかな?」

 

 

 

「まぁ…もし勝てたらだけど、勝てたなら認めてあげる」

 

 

「そうかい。凪里さん、将棋台をひとつここに持ってきてくれないか?」

 

 

 

「了解しました」

 

 

 

「今からするの?」

 

 

 

「そうだよ。ダメかい?」

 

 

 

「別にいい」

 

 

 

すぐに凪里さんは部屋に将棋台を持ってきてくれた。

 

 

 

「先行後攻はどうするの?私からでいいの?」

 

 

 

「ん?もちろんいいとも。その前に…」

 

 

 

「?」

 

 

 

「僕は八枚落ちでやるよ」

 

 

 

「「「え?」」」

 

 

 

僕の発言に澪ちゃんの両親と凪里さんは驚く。

 

 

 

それもそのはず。八枚落ちとは飛車と角、そして両方の桂馬と香車を無くした六枚落ちという大きなハンデに加え、さらに銀を両方無くした実質王将、金、歩兵のみで戦うものだからだ。

 

 

 

 

「…あんた本気で言ってんの?叡王だからって舐めすぎじゃない?私これでも何度か優勝経験もあるんだけど」

 

 

 

 

舐められていると思ったのか澪ちゃんは怒りを露わにする。

 

 

 

「どう思うかは君の自由だよ。それよりも早く始めよう」

 

 

 

 

澪ちゃんの顔が赤くなる。ふふ、怒ってる怒ってる。

 

 

 

 

「ッ!…絶対勝って恥をかかしてやる」

 

 

 

 

そう言って澪ちゃんは準備をし始めた。

 

 

 

 

 

 

はは!澪ちゃんとその両親、そして凪里さん!

 

 

 

 

 

 

 

見ているがいい!この僕の無様な負け方をな!(アホ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




イラストが欲しい…(切実)

まじで主人公引退することしか考えてないです。

さあ次回は澪と東条との大きなハンデありの対局です!

東条は一体どぉなるのか!そして澪の心境にも変化が!?

次回!東条死す!(嘘) みんな!見てくれよな!


☆10 上杉謙信さん、POSPOSさん、ハマラーさん、ミナサカさん、miotoさん、

☆9 魚介(改)さん、マサキングさん、けっと・しーさん、大根保存さん、ゼロレイさん、大富豪さん、ごま0325、Amesupiさん、4bearさん、strawberry-sodaさん、てすと0さん、ニックーさん、ミツネ/さん、seed ffさん、gn01318449、

☆8 桜家さん、南之魁さん、シルブラさん、ふるちゃんさん、desk3180さん、


高評価ありがとうございます!モチベに繋がります!
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