ジョジョの奇妙な冒険~episode of SWORD~ 作:DJトッティー
ナレーションside
かつて
"MUGEN"という伝説のチームがこの一帯を支配していた
その圧倒的な勢力により、かえって統率が取れていた
しかし、そんなMUGENの支配にも屈することなく互角に渡り合った二人の兄弟と1つのチームが存在した
"雨宮兄弟"
"白夜新撰組"
しかし、ある事件をきっかけにMUGENと白夜新撰組は解散、雨宮兄弟も姿を消した
そしてその地区に五つのチームが頭角を表すこととなる
山王街二代目喧嘩屋
"山王連合会"
誘惑の白い悪魔
"White Rascals"
漆黒の凶悪高校
"鬼邪高校"
無慈悲なる街の亡霊
"Rude Boys"
復讐の壊し屋一家
"達磨一家"
この五つのチームの頭文字を取ってその地区は"SWORD地区"と呼ばれ、そこにいるギャング達は"G-sword"と呼ばれた
ナレーションside out
チハルside in
チハル『やっぱゼットっすよ。マフラーの吸い込み音がマジでヤバいっす』
オッス!俺の名はチハル
あることを切っ掛けに山王連合会に入れて貰った
テッツ『いやいや、GSの吸い込み音には敵わねえから。湾岸転がしたときのあれはまさに天女!』
こいつはテッツ!
俺とタメでこの辺のタメの奴等を束ねてる
実家は銭湯!
ダン『何が天女や、お前こないだまで三段シードつけてたやろ』
この人はダンさん
コンビニのような……酒屋のような……
二代目のような……三代目のような……
まぁ、とにかく商店やってる
しかも関西弁
ヤマト『………あぁ~……腹減った』
この人はヤマトさん
元MUGENのメンバーで
俺が山王に入れたのもこの人のおかげ!
めちゃくちゃ大食い
玄八『あ、そーだ。ヤマト、今度バイク見て貰っていいか?』
この人は玄八さん!
ムゲンと互角に渡り合った伝説のチーム白夜新撰組の元二番隊隊長!
今は山王連合会としてヤマトさん達と仲良くやってる人!
コブラ『………』
車の中で雑誌を読んでるのがコブラさん
この人も元MUGENのメンバーで山王連合会のリーダー!
昔コブラツイストで10人倒していた事からあだ名はコブラ
冷静だけど誰よりも熱い人!
しばらく俺達が話していると
近くのフェンスが開いた音がした
そこにはフードを被った男が立っていた
ヤマト『……ノボル……』
そう、その人はノボルさん
この人の話も長くなるのでまた後日!
ヤマトさんがノボルさんの元に行こうとすると、途中でヤンキーとぶつかる
ヤンキー『おい!いってぇなぁ!』
ヤマト『……』
ヤンキー『おい無視かこら』
ヤマト『……ノボル……』
ヤンキー『てめぇ山王だな!』
山王と言う言葉と同時にヤマトさんはヤンキーに頭突きをお見舞いする
そしてそれが喧嘩の合図となり、近くにいたヤンキーの集団と喧嘩になった
まぁ、結果は俺達の勝利だけど!
俺達は溜まり場の場所を変える
そこは洋食屋"イトカン"
ヤマト『いってぇ!』
ナオミ『ちょちょちょ!じっとしてろよ!』
この人はナオミさん!
イトカンで料理を作ってる
ナオミ『毎日毎日喧嘩ばっか…バカじゃねぇの?』
ヤマト『バカじゃねぇよ!なぁ?クズやって何が悪いんだよ!』
テッツ『そうっすよ!こないだの奴なんてクスリ売ってましたからね?それを女に飲ませて眠ってる間に!』
ナオミ『そんなの警察の仕事だろ』
ダン『ナオミちゃん、俺達山王連合会は自分達の生まれた街を守りたい…それだけや。せやろ?』
ダンさんは視線をコブラさんに向ける
コブラ『…あぁ、ただ……あいつらと揉めるとめんどくさい』
ダン『……せやな……SWORDの均衡だけは崩したらアカン…』
その場にいた全員がもしもの時を考えてしまい、シーンとしてしまう
ヤマト『心配すんなって!……ナオミ、コーヒー一杯淹れてくれ』
ナオミ『はぁ?だったら今までのツケ払えやボケ!』
ヤマト『いいだろ!一杯くらいブス!』
ナオミ『ハゲ!』
ヤマト『ハゲ!?バカとボケはいいけどハゲはやめろ!ハゲは!』
ヤマトさんとナオミさんが痴話喧嘩をしていると、ダンさんのスマホが鳴る
ダン『もしもし?どないした?……わかった』
玄八『どうした?』
ダン『スクラッパーズや。情報やと、100人揃えてカチコミに来るらしい』
ヤマト『あいつら……』
コブラ『…なんにしてもこの街じゃ争えねぇ』
テッツ『奴等がこの街に来る前に止めますよ!』
皆が気合いを入れる中、俺はヤマトさんが心配だった
チハル『あの!……痛く無いんすか?』
ヤマト『痛てぇよ……でもよ、大切なもん守れねぇ痛みに比べたら…こんなもん屁でもねぇ』
その決意に、俺は納得する
そして俺達はコブラさんへと目線を向ける
チハルside out
ナレーションside in
その日の夕方
スクラッパーズは山王街の手前までやって来ていた
山王街へと進んでいくスクラッパーズの前に、突如として、コブラが現れた
コブラは挑戦的な目をスクラッパーズに向けると、そのまま、地下へと降りていった
スクラッパーズはすぐにコブラを追いかける
だがそれは、コブラ率いる山王連合会の罠である
まんまと引っ掛かったスクラッパーズは、コブラを探す中、山王連合会のメンバーによる奇襲を受ける
テッツととチハルはスクラッパーズメンバーの背後から殴りかかる
ヤマトは地上へと繋がる階段で、先に来ていたであろうスクラッパーズメンバーの襟をつかんだまま、階段の真ん中辺りに座っていた
スクラッパーズがヤマトに襲いかかると、掴んでいたスクラッパーズメンバーを投げ飛ばし、それでも襲いかかってくるスクラッパーズメンバーを殴り飛ばした
ダンと玄八はスクラッパーズメンバーが目の前に現れた瞬間、フェンスを蹴り飛ばし、スクラッパーズメンバーの動きを封じる
コブラは小さな部屋に三人のスクラッパーズメンバーをおびき寄せると、赤いマフラーをスクラッパーズメンバーの一人の首に引っ掛け、そのまま投げ飛ばし、残り二人を殴り飛ばす
そして、ヤマトも場所を移動しつつ、スクラッパーズの相手をしていると、後ろからスクラッパーズメンバーがヤマトに向けて、鉄パイプを振り下ろそうとするが、何者かに足を引っ掛けられ、転んでしまう
その音に気づいたヤマトが後ろを振り返ると、そこにはノボルが立っていた
ヤマト『ノボル……』
ヤマトとノボルが目を合わせると、ノボルはすぐに理解したのか、ヤマトの後ろにいたスクラッパーズメンバーを蹴り飛ばす
ヤマトも、ノボルの後ろにいたスクラッパーズメンバーを殴り飛ばす
それぞれ、機転を効かせた戦いを繰り広げ、スクラッパーズを圧倒する
そして、コブラが最後のスクラッパーズメンバーの顔面を殴ったのとほぼ同時に、山王連合会とスクラッパーズの抗争は終わりを告げた
抗争が終わり
コブラ、ヤマト、ダン、テッツ、チハル、玄八の五人は帰路についていた
ヤマト『……ノボルは?』
ダン『あいつ……いつムショから出てきたんや…』
コブラとヤマトは、ノボルの過去を思い出していた
コブラ『…あんなことはもう繰り返さねぇ』
ヤマトは一人、心配した顔でノボルがいなくなった場所へと振り返る
ナレーションside out
ジョジョの奇妙な冒険~episode of SWORD~始まりました!