貴方の隣でぽかぽかしていたい(切実)   作:茜色のLily

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公開記念なので初投稿です。

文体がおかしな所がありますがそこは御愛嬌。


本編
序 わたし参上


 目が覚めたら水の中にいることにまずツッコミたい。体は動くし何故か息苦しさも感じない。周りを見て見ると紫や赤などの毒々しい配色された機械的なものがありますね。とりあえずここから出ましょうか。体に力を入れて拳をガラスに当てます。そのまま関節を固定し、力をガラスに流すとガラスは砕け自由への扉が開きました。

 

 さっそく出ましょ…ヴォロロロロロ…ゲッホ!ゲホ!はい…ゲロリましたね。肺に入ってた不思議水のせいですねこれは。便利かと思いましたがこれはダメですね。あと少し血の味がするのもマイナスポインツ。

 

さて、今わたしは裸族の仲間なので服を探しましょう。ん?なんか胸が重くて揺れているような…

 

オッパイプルンプルン‼︎

 

うん!きっと見間違いだ。わたしに素晴らしい双丘が出来てるはずが…

 

ナンテコッタイ \^o^/

 

…はっ!息子は!?わたしの息子は…すっと股間を見る。きっと…きっと見覚えのある息子が…そこには息子の姿はなく、毛の一本もない綺麗な子ども部屋しかありませんでした。あぁ…追いつけないまま大人になってしまったのか息子よ。まぁいるかどうかなんて前世の性別覚えてないから知らないですけど。

 

 ふぅ…大方堪能したので次は服を探しましょう。幸運なことに寒くはないですか日本人として服は着ましょうね。おっ服が入ってそうなとこ発見。オープン…見なかった。わたしは何も見なかった!いやだってダメでしょあの服は!どっちもヤバイじゃん!…見間違いかもしれませんのでもう一度…

あっ(察し)ふーん…

 

 

 手首のボタンを押すとプシュと音を立てて中の空気が抜けて体にフィットする。はい完璧にプラグスーツですありがとうございました。しかもスーツ黒ベースかつ白が混ざっててNo.07とあるんですよ。クッソ!エヴァの世界でも劇場版エヴァンゲリオンQの世界じゃないですかやだー。

 

 あぁ、なんでプラグスーツのNo.だけで分かったかというと、序と破までは零から六までの機体しか登場しないんです。QではMark04、Mark09などのMarkシリーズが出てきます。七号機は本編に登場しておらず空白の14年に出てきた機体なのか、四号機のように消されたかもしくはIでMarkシリーズとして出てくるのか考察がいくつもありました。結局存在してない機体なんですが破以降の機体だとわたしは推測しています。というかMarkシリーズだったらゼーレ関係なのでできれば関わりたくないので、消されていることを願いましょう。

 

 ここでぇ、皆様にぃ…いかにこのQの世界がクソなのかを説明しましょう。(RTA風)まずはこの世界には世紀末よりヤベェインフィニティの成り損ない達がいることです。考察班ではニア・サードインパクトによりリリスが生み出した新しい生命体と定義しています。だが未完成であるので簡単に言えば単なる殺戮者です。リリスが封印されていればいいのですがまだだった場合はわたしはヒッキーになりたいと思います。

 

 次にL結界があることです。この世界の至る所にあり、人間はそれが強い所だと生きていけないらしい。因みに、シンジ君達はエヴァの呪縛にかかっているのでL結界は特に問題ないです。アスカは使徒化とかビースト使って呪縛に、仮称アヤナミ・レイはそのように作られたかMark09の擬似神化で呪縛に…という説が強いですね。マリも考察班ではエヴァの呪縛にかかっていることでエヴァに乗り続けられるようにしてると言われていますね。…ゲンドウ君とだいたい同じ歳なのにニャーとか言ってるかなりやべー奴だと個人的にっ!…危なかった後少しで奴の電波に捕まるとこだった。

 

 そして何よりもクソなのは食料がないです。わたしが知ってる限り食料がありそうな組織は2つしかないです。この真っ赤な大地で食物が育つ訳ありません。もし育ったとしても生命の実やら知識の実とか出来そうで嫌ですね。という訳で食料を探しにいきましょう。いくぞー!

 

…TS?少女探索中…

 

ここはかなり広くて探索が大変。わたしの推測が甘かったようですね。

ん?ファ!?うーん(気絶)

 

いや…まだだ。もしかしたら廃棄された…えっ何ここめっちゃ広い…あっ不思議水もといLCLだ。なんでこんなに…

 

うーん(心の活動限界)

 

 ネルフのマークがありました。どうやら本部とそんなに離れてない支部のようです。…ほんと…支部だけならどれだけよかったことか。はい。エヴァがありました。バチカン条約どうなった!?ああもうきれてたねちくしょうめーが。しかもこのエヴァ見たことないんですよね。顔は初号機やMark06みたいに顎長ですか目の部分ぽいとこがないんですよ。暗くてよく見えないだけかもしれませんが。何と言えばいいのでしょうか…顔を覆うタイプの仮面や兜をかぶってる感じでしょうか。顔面に金属の装飾有りますし。十字架とは中々キッツイです。特にこの世界だと。角は二本で後ろに伸び肩パッドは付いてます。後は中身がまともだったらいいのですが…。

 

 よし、探索を続けましょう。エヴァ?あんな厄ネタ無視です無視!探索を進め休憩スペースで食料を見つけた。かなりの量があり消費期限も余裕だったのでしばらくは保つだろう。次はL結界の確認です。ここは地下にあるのでエレベーターで地上に向かいます。発電所が生きてるということは…まぁ厄ネタなので触れないでおきましょう。わたしがL結界無効だったらこっから旅立つぞ。

 

 エレベーターの扉が開くとそこには真っ青な空!真っ赤な大地!月はあんなに大きい!はい、ニア・サードインパクト後ですね。後は…うん発令所が天高くにあるのでリリスも封印済みですね。近くの丘を登って辺りを見渡すと一部ですが町がまだ残っていますね。まぁ…Markシリーズ対国連軍してますけどね。と言うことはシンジ君と初号機はまだ宇宙ですね。そしてここに居ても特に変化はないのでわたしは人間じゃ無さそうです。ご飯でも食べようと思い支部に戻ろうと視線を向けた瞬間わたしは膝から崩れ落ちました。

 

「クッソ…あっわたしの声可愛い…ではなくて、なんで封印柱が刺さってるのですか…」

 

 そうです。めっちゃ刺さってるのです。封印柱というのは使徒やエヴァを文字通り封印する為に用いられるものです。ロンギヌスやカシウスより大きく力は劣りますが、量産可能なのでよくネルフやヴィレで使われてました。これアケロンより多くないですか?何そんなにヤバイのあのエヴァ?本当はここらへんにバイクが転がってたら盗んで、行先も分からない旅に出ますよ。覚えてたてのタバコを蒸したいと思いながらエレベーターに乗ります。

 

 あのエヴァがいるとこまで戻ってきました。そこでふとLCLが丁度鏡のようになっていたので自分の顔を確認しようと思います。素晴らしい体に良い声、後は顔だけなのでちょっとワクワクしながら覗きこみます。

 

お''!?

 

 次は膝から崩れ落ちるのではなくもはや頭から崩れ落ちました。完璧な土下寝だと絶望の淵で思いました。いや不細工だった訳じゃないんですよ。むしろめっちゃ美少女。でもね、顔が完全に綾波レイなんですよ。

 

「はぁ〜(クソでか溜息)厄ネタ〜溜息でも可愛い声〜」

 

土下寝から南蔵院の涅槃像の体勢に移行し考える。今自分でも分かります涙目になってます。喜べ綾波の涙目ですよ。

 

 …なるほどさっきまで入ってたのはダミープラントですか。なんで今更初期型(わたし)作ってるのでしょう?考察の話になりますがMark04にはおそらくアヤナミ・レイが乗ってます。Mark04は人型ではなく異形の姿形をしてますので、パイロットも人型にこだわることはないのでしょう。なので首だけのアヤナミ・レイをダミープラントで作り、これもまたダミープラグで制御されたエヴァに入れて兵器としています。

 

 これには他の意見もありシンジも量産されているのではないかと言われているです。本物のシンジ君かどうか疑っている描写が理由ですね。話を戻しましょう。基本初期型を作る場合は何かの役割がありました。ぽか波や仮称アヤナミ・レイにも。そして少なくともこの2人とシンジ君には繋がりがありました。Qの最後ではおそらく仮称アヤナミ・レイが繋がりを持っています。

 

 じゃわたしは?……もしこのアヤナミの魂とわたしの魂がある状態なら大分計画を進められるだろう。ここの記録を読むか…。起き上がり、制御室のパソコンを開いた。どうやら本格的に廃棄されたみたいでデータは残ってなかった。何日もこの施設を探して回った結果ようやく目的のものを見つけた。

 

 

「ふ。ふふふ…やっと…見つけた。金庫に入れようとこのエクスカリバールには勝てないと知りなさい」

 

さて早速読んでいきましょう。…ふむふむ…グッハッ!メーデーメーデーわたしの心のキャパがやばいです。誰でもいいので抱きしめて下さい。碇君だとなお良い。ゲンドウ君は通報です。

 

I know. I know I've let you down〜

 

おっと…心のサードインパクトが起きてしまいましたがわたしは元気です。まぁ内容としてはこうです。

 

『使徒の残骸を復元してくっつけてエヴァにしちゃおう!この前は一体だけでエヴァを作ったからダメだったんだよ。何体もくっつければ大丈夫だ!人や神に似てるし。せや!パイロットにも使徒混ぜっぺ。そうすればシンクロ出来るはずや!パターンブルー?全部に他のエヴァの部位打ち込んであるからオレンジや!』

 

 みたいなものでした。最初は何言ってんだコイツと思いましたが良く見るとまぁ化け物です。簡単に言うと使徒のキメラをエヴァにしただけです。はいトリガー待ったなし。まぁさっさとインパクト起こしたいゼーレにとっては最強の鬼札ですが、ミサトさん達にとっては最悪もいいとこです。パターンブルーとかないの?はい…何故かありません。(震え声)わたしにも使徒が入っているようで、試しに「ATフィールド展開」と言ってみたんですよ。まぁ、出たよね。これなのにブルーじゃないんですよ。途中で変化するお決まりとかいらない。

 

 んで、これまでのシンクロテストは全部失敗。当たり前すぎる。そもそも使徒入りパイロットがわたしだけなので、予備パイロットがシンクロした結果、パルス反転、精神異常、プラグ深度マイナス値ほとんどのパイロットが精神壊れて廃棄されました。シンクロ初期は海に沈んでいるみたいとかいう言葉の後に、悲鳴や懇願、錯乱したのち上記の通り。いやだってこのエヴァ第九使徒も入ってるんですよ。そりゃそうなりますよ。これあれですね。クトゥルフ耐性ないとダメなのでは?これはもうわたし自身もトリガーですね。

 

 なので時がきたらこのエヴァとシンクロして逃げましょう。幸いゲンドウ君はここをまだ知らないのでその隙に逃げます。活動時間は大丈夫かって?コイツほぼ活動時間無限ですね。確か活動限界はあるんですよ。ただ今色々起動してるんですけど…活動時間ざっと14年くらいありますね。今も増えてます。一応ケーブル外したら減りました。正直シンクロしたくない…。

 

さぁいよいよです。このエヴァとシンクロの時です。因みにこのエヴァの名前はエヴァンゲリオン第7号機です。今更第とかついてても驚きやしませんよ。ダミープラントの方は破壊しておきました。後々面倒になるので。ダミープラント側に回ってた電力を制御装置等に回してエントリープラグの準備です。うーんプラグ内は普通。ではいきましょう。

 

『システムオールグリーン、パルス安定、神経接続良好、プラグ深度固定。エントリースタート』

 

うん、映像と変わりませんねモニターも安定。シンクロ率は50%ぐらいですか。わたしが使徒だからでしょうか?

 

パキッ!

 

「ですよね〜」

 

 はい。侵食汚染が始まりました。確かに海の様な感じですね。ヌッ!白いものが上から降ってきました。海雪でしょうか?(すっとぼけ)目を凝らすとそれはわたし自身でした。あらら、大分スクラップな状態で落ちていきますね。ですがわたしは見慣れているので問題ありません。正直侵食タイプの使徒に触手プレイされると思っていたのですが杞憂でした。あっそんな思考を読んだ様にスクラップなわたしを再生させてわたしにくっつけてこないで下さい。普通の人なら自分の顔を持つ人が大勢にじり寄ってきたら悲鳴もんなんですが、わたしは可愛いので問題ありません。さて、少し意識を沈めてみましょう。するとどんどん海の底へと沈んでいきます。いつのまにかスクラップが消えてました。底はまだまだ先のようですね。

 

 長いこと沈みやっと底が見えてきました。まぁ底が結界に近いです。底に立つとそれ以上は沈まず、下を見るとそこは満天の星空。上を見ると反射しているのかそこにも星空があった。うん…綺麗です。この世界に来て初めてそう思いました。どうやらこの底に行くには擬似シン化しないといけなさそうですね。え?やりませんよ。ここでフォースインパクト起こしたいのですか?…おそらくわたしが上手く制御しないと速攻でインパクトですね。火力はどのエヴァより高いと思いますが。しばらくはこの星空を眺めていましょうか。…ほら逃げちゃダメだっていうじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『LCL排水。パイロット浮上』

 

「ゲッホ、ゲホ!…パイロットは毎回LCL吐くの?」

 

 毎回毎回これは辛過ぎる。どうやって排水してんのかな。あっその設定あったわ。えっとこれをこうしてっとよしこれでゲロらなくて済みます。にしてもエヴァの中に3年もいるなんてね。おかげで誰かがここに来たのか、ベークライト投入されて固められてましたね。まぁ破壊しましたが。にしてもこのエントリープラグも特別性なのか浄化装置が長持ちしすぎてる。もしくはわたしが使徒に近いからか。まぁどうでもいいですね。さて何か変わった所を探しに探索にいきましょう。行くぞー!

 

 いい星空です。エヴァの中とは違った良さがありますね。…あのでっかい流れ星は碇君と二号機の人ですね。

 

「…お帰りなさい。碇君」

 

…さて封印柱は大分弱まってますね。ベークライトで固めて安心したのでしょうか。これで制限なく動かせますね。まぁまだわたしは動きませんが。さて武器でも集めましょう。踵を返しネルフ支部へ戻った。

 

 

 

 

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「エヴァMark06の建造に続き、Mark09の完成は近いか…。葛城一佐いや今は艦長か…彼女達による第7号機の封印に初号機の奪還。ゼーレのシナリオ通りだな」

 

「ああ。だが、槍とゼーレの少年とMark09はこちらにある。後は奴さえ揃えばいい」

 

「自分の息子ぐらい名で呼んでやれ。運命を仕組まれていようとな。ユイ君もそれを望んでいただろう」

 

「あれにかけてやるものなどありはしない」

 

「難儀な家族だ…。エヴァンゲリオン第13号機の建造が始まったぞ。もう後戻りはできんな」

 

「ああ。我々の計画まで後少しだ』

 

全てを代償として捧げる男とそれを見守る男。その背中が語るものは何か…。おそらく子どもにも大人にも理解されないだろう。

 

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「艦長。あのエヴァを破棄するだけでよかったのですか?破壊し、この艦に組み込めば約40%以上の性能向上が見られましたのに何故?」

 

「…これは極秘ですが貴方なら大丈夫でしょう。今の私達ではあのエヴァの相手をするのは早すぎるからです。これを」

 

ミサトは懐に入れていた書類を渡し、それを読み込んだリツコの顔色が見る見る悪くなる。

 

「これって…有り得ないわ!」

 

「えぇ、信じたくはないけど…あのエヴァはネルフやゼーレの切り札になりえるものよ。…パイロットもね。この艦が完成次第、そのエヴァの殲滅に向かいます。この情報はその時まで知らせないよう」

 

「…それはそれで残酷な話ね」

 

「世の中には知らない方が良いものが多いから…。シンジ君もそう」

 

「…そうね。私達が後押しした結果がこれだもの。しかし、強引にでもインパクトは止めなければいけない」

 

「えぇ、そうね」

 

大人になりすぎた彼女達は子ども達を憂い、それでも強引に前を向いて進む。

 

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「にゃっくし‼︎」

 

「汚いわよ!コネメガネ‼︎」

 

「あ''〜誰か噂してる気がするにゃー」

 

「誰がアンタの」

 

「いや〜電波にピピっとね。それよりさワンコ君どうだった?」

 

「あんたには関係ない」

 

「またまた〜ほんとは心配で心配でたまらないのじゃないの〜?」

 

「うるっさい‼︎関係ないって言ってるでしょ⁉︎今さらあんな奴に同情する奴が…」

 

「…わたしはもう彼と過ごした人達しかいないと思うけどにゃー」

 

「…ふん!」

 

「姫さ、あのエヴァ見てどう思った?」

 

テレビゲームに興じていた手が止まる。

 

「どうって何よ?」

 

「そのままの意味にゃ。私は正直ゼーレやネルフを舐めてた」

 

「…そうね、あのエコヒイキがどれだけ愛想があったかよくわかったわ。私はともかくまさか人の手で使徒と融合させるなんてね」

 

「そいつにあったら姫どうする?」

 

「どうもこうも…速攻で殺されるか封印されるのが落ちよ」

 

二人の猫科は人類の為に今日も生きる。

 

 

 

 

 

 

 

 




起動するのは最悪のエヴァンゲリオン第7号機

それに対抗するヴィレ

ついに激突する二人のレイ

一体彼女は何者なのか、シンジの心を満たせるのか

次回 破 綾波レイ さーて次回もサービスサービス‼︎
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