貴方の隣でぽかぽかしていたい(切実)   作:茜色のLily

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なんか長くなったので分けました。そして後編はデータが消えました。世界滅びろ。さて、かなりのキャラ崩壊なので気をつけて下さい。

ぱち波のプラグスーツカラー
全体は黒で白のラインがいくつか入っている。えっちぃ。

感想ありがとうございます。やる気に繋がるので感想くださると嬉しいです。誤字があるのもご愛嬌。


Q 人と使徒

はい、あの機体があることですでに原作崩壊が起きてる事に絶望しいっそ開き直ったいつもニコニコ這い寄る偽天使(ガチ)綾波レイです。

 

 前回は黒波の潜在能力の高さに恐れをなしたところで、引き続き本部探索です。ここにはご飯や水があるので食糧面では味を除いて問題なしです。…マジでなんなんですかあのご飯。碇君とか普通に食べてましたけどあれだよ?その…歯応えが一切同じの数十年前の病院食だよ?ジュース的なのは美味しくない野菜ジュースを水で810倍くらい薄くしたやつですね。まだ水の方がマシです。ですが我慢です。この世界に食えるものがあるだけで幸運なのですから。話がそれました。

 

 では、探索の話といきましょう。前にも確認した通りエヴァの予備パーツや量産武器が大量にあるので幾つか拝借しておきましょう。作中であまり役に立たなかったバレットライフルも7号機のスペックなら化けると思いますし。この生産場は深めにあり第三ドックまで運ぶには流石に綾波ボディーでは無理なので生産ラインから常にそこら辺を回っているラインに切り替えて各種武器をコンテナごと運びます。あとはエヴァで持ち運ぶだけなので楽です。 

 

 次は移動手段の確保ですね。これはすぐ達成できました。なんせそこら辺に積み重なっている自転車を一つ貰うだけですので。多少痛んでますが、ここは綾波工房の腕の見せ所。工具と材料さえあれば直せます。最悪使徒の不思議パワーを使います。では、工具を取りに第三ドックにいきましょう。エントリープラグ内にしまってあるので盗まれる心配もありません。第三ドックに持っていきましょう。

 

少女移動中…

 

 はい、第三ドックにつきました。此処もまぁ普通じゃないですね。全体的に紫色ですぐ近くにMark09置いてあります。ネルフ本部のエントリープラグ挿入装置とか自動ですし、特に手を加えることもないんですけど、乗ってる機体が機体なので絶対何かされていると思います。よって一旦此処から出して違う所に置きましょう。さて、さっさと工具箱を取り出し……は?

えっ…ちょっと待ってください。ATフィールド破られてるし全然機械が動かないんですけど!?…ん?英語で警告文が出てきましたね。ちょっと待って下さい。訳します…

 

『既に機体は凍結済みにより管理者の決定がない以上作動できません」

 

……………………。

 

「テメェェナニシテンダァ‼︎?」 

 

女の子がしていい言葉では無いと分かっていましたが仕方がないと思います。きっとどっかの骸骨さんもそう思っていますよきっと。はい、ガチガチに拘束具をつけられてます。おのれゲンドウ。しかもわたしじゃこのシステムにアクセス出来ない様になってるし…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヨシ…手動で外そう」

 

 大丈夫です。旧劇でも停電したとき手動でやってました。まずは赤い水を排水します。これは排水するための穴があるはずなので潜ってそれをこじ開けましょう。穴の位置は制御モニターから不正アクセスして表示させています。フッフッフッ…こっちの方はガバガバだなゲンドウ君!入念な準備体操をしてからプラグスーツを脱ぎ、エクスカリバール片手に赤い海に飛び込むぱち波。

 

バールだけ装備の女の子が素潜り…エロスの前に恐怖を感じる。どちらにしも性槍抜錨しちゃうけどね。

 

(主に生命の危機等を感じた場合、リリンは本能的に子孫を残そうと発情します)

 

おっ!ありましたありますた。これですね。それじゃこじ開けていきましょう。そーれ約束された撲殺の釘貫〜。よし開きましたぁぁあぁアアアアァァァ‼︎

 

ボボボボ‼︎ボハッ!

 

「ゼー、ゼー、そりゃ吸い込まれるわ…しかも使徒化してないと割とわたしリリンより5倍くらい頑丈なだけだし…服着て生命綱つけよ…」

 

 少しトラブルもありましたが赤い水の排水が終わりました。次はエントリープラグとアンビリカルケーブルのロックですね。これは…エクスカリバールの出番ですね。釘抜の要領でボルトの間に突っ込んでやれば…はい外れました。どんどん外していきましょう。イッキ!イッキ!

ゲッ…プラグ内が改造されてますね。わたしが乗っていたエヴァは次世代のコックピットではなかったんですよ。あの下の方がチカチカする感じじゃなくてツルツルの方。まぁ嬉しいっちゃ嬉しいんですけど、絶対何か仕込んでますよね?自爆プログラムとかダミーシステムとか。

 

「…改造しましょう」

 

 工具がこっちあるなら勝ち確です。取り外すくらいなら出来ますよ。さて、大体こ↑こ↓らへんにあったと思います。エヴァQで使われたダミーシステムは第13号機に付けられていてカヲル君とのダブルエントリーシステムを乗っ取り操作を切りました。その時に反応したのがここのチカチカするところ。ここから接続が切れていたので大方ここに埋め込まれています。オープン!ビンゴですね。黒い円盤型の装置がありましたので外しておきましょう。好奇心でダミーシステムの中身を覗いてみましたが、ヤバイですね。小さな脳と思われるものが回路と電子チップで繋がれてました。しかも複数。なるほど、複数の脳で戦闘パターンを組み込み攻撃すると。うん、破壊☆。後は自爆プログラムの解除ですね。コイツはやり方が分からないので使徒の不思議パワーでなんとかしましょう。ふむ……なるほど…ん?あっ…

 

女神なんてなれないままわたしは生きる〜♪

 

おぼつかない足取りでエントリープラグから出て来たぱち波はすぐ横の挿入装置の足場に膝と手を突き項垂れた。いわゆるorzの姿勢である。

 

「もーヤダ…なんなんですかこのエヴァ…。もういっその事ことコイツでガフの扉開いて下さい。扉どころか部屋ごと破壊すると思いますけど」

 

 はい、お察しの通りまたコイツがやらかしました。自爆プログラムをつけたまではよかったのでしょう。制御リミッターさえありませんでしたからね。ですが、ただのエヴァではないのがこの第7号機予想はしていましたが予想の360°上の方向に飛んで行きました。コイツには取り付けられませんようにという考えも虚しく、取り付けられた自爆プログラムはなんということでしょう。キメラ使徒達が取り込んで無効化してしまったではないでしょうか。これもう自立してね?こっわ‼︎パイロット乗ってないのに活動すんな!ご丁寧に人の手はいらねぇ!とばりに拒絶しよってからに…。

 

は〜い、ぱち波のガバガバ考察はーじまるよー。

 

 何故わたしがこんなにも絶望してるのかというと、ゲンドウ君やゼーレの計画にめっちゃ貢献しそうな機体だと改めて分かったからです。エヴァンゲリオンというものは人の域に留まっている間はまぁ普通?の兵器なんですけど、今回の様に動いたりするともうこれは人の域を超えてることになります。例えるなら、神経が切れているのに動き出すとかですかね。初号機は内部電源が切れて人で言うなら神経が切れた状態で動き始めました。

 

そこからあの熱き戦いです。あの状態は擬似シン化第1覚醒形態と呼ばれています。擬似シン化とは神に近くなることで、正に人では出来ない事ができるようになります。目からビームとか使徒への干渉とか。今回の自爆プログラムの解除も第7号機が自分でやった事で人が掛けた枷を取り払ったと考えると…ヤッベェ。つまり第7号機には意思があって、人の域を超えた事ができるということです。

 

さて、皆さんよく考えてみてください。擬似シン化第1覚醒形態は純粋に人の願いを叶えます。碇君もそれでポカ波を助け出しました。そしてわたしは一応願いを持っていました。はい、そうです。自爆プログラムのことです。つまりコイツは擬似シン化第1覚醒形態なのでは?使徒本体を使っているから当たり前やん。と思ってる貴方。使徒は神ではありません。あくまでも天使という役付けになっています。

 

新劇の世界では魂の器に魂を入れ、肉体に取り込ませることにより、神に近い者になる事ができます。わたしはそれを一度やっています。ベースが天使の神のごとき存在は容易に第13号機を超えるインパクトを起こせるのは確定なので、確実にこの事実が知られたら計画に組み込まれるか、不穏分子として消されます。わたしごと。フザケルナァ!

 

…擬似シン化第1覚醒形態と言うことは、あの底はそれ以上の覚醒形態にならないといけないということですか。人の域を超えるとすればこのエヴァは元々人じゃありませんし、というか他のエヴァも中身は厳密には人じゃ無いし…。人の域に留まらないことを擬似シン化というのかもしれませんね。今はギリギリ人の域に留まっているので、この形態は『擬似シン化半覚醒形態(仮)』とでも名付けましょう。

 

因みにこのエヴァ第7号機は第二から第十までの使徒から作られているとあの資料から分かっています。なので使徒が使っていた攻撃も一部再現してみようと思います。第四使徒の光の槍とか第六使徒の加速粒子砲とか。

よし!元気が出ました。作業続けましょう! 

 

 コックピットの修理も完了したので、第1〜15の拘束具のロックを外していきます。と言うもののこれが結構デカくて先程のように出来ないのですよ。という訳で本気を出します。

 

「…シングル・オーロラ・ヴェーブ」

 

神の使者(偽)キュア・レイ。

 

自分でやってて死にたくなりました。今度黒波にもやらせましょう。まぁ使徒化したところであんまり変わりはないです。A Tフィールドが強くなるのと身体能力上昇、不思議パワーが使えるようになります。前回伸ばした髪結構鬱陶しいですね…適当に結んでおきましょう。さてと、さぁバッター大きく振りかぶって〜……

 

ズガァン‼︎

 

 

 

 

「なんだろう、今の音…」

 

「確かに気になるね…見に行ってみるかいシンジ君?」

 

「…うん…行こう」

 

今日もカヲルとピアノを弾いていたシンジは突然聞こえて来た騒音の原因を探るべく探索を開始した。

 

「ここからだ。あの音が聞こえて来たのは」

 

「ここは、第三ドックだね。Mark09が収容されていると聞かされているよ。このまま進んでみよう」

 

「うん。少し怖いけど、冒険してるみたいでワクワクするよ」

 

「ボクも同じ気持ちさ。好奇心はリリンの大切なものの一つだからね。特に君と一緒ならどんな所でも楽しめるとボクは思うよ」

 

「渚君…」

 

「カヲルでいいよ」

 

二人の周りはなんだか薔薇の花が咲き乱れているようだった。おかしいですね?薔薇なんてニア・サードインパクトで消えたと思っていたが違ったらしい。(すっとぼけ)

 

えっその花は二人の心の間に咲くものだって?ホモと淑女(腐)は帰ってくれないか。

 

「この先だ。…カヲル君…やっぱり怖いから一緒に見てもらってもいい?」

 

「おやすいごようさ。手も繋いでおくかい?」

 

「い、いいよ、流石にそこまでしなくても…」

 

「ボクは迷惑とは思ってないよ」

 

「…///」

 

シンジは顔を若干赤くさせながら手を差し出し、カヲルは満足げに手を握る。

 

この反応である。シンジ君はそういう素質があるのだろうか。そういえば、この子加持さんに迫られた時も叫び声を上げたものの頬を赤く染め、嫌がるというよりジト目で相手を上目遣いて睨むという男の娘…ゲフンゲフン男の子だった。コイツがヒロインでいいんじゃね?

 

そんな感じの第三ドックについた二人はこっそりと音の発生現場を覗き込んだ。

 

「ヘーイ、プレイボール。ストライク(ズガァン!)ストライク(ズガァン!)ストライク(ズガァン!)バッターダミーエンジェル」

 

そこには、バールを振りかぶって拘束具のロック部分を破壊する綾波レイがいた。この作業を無表情でやっている。しかも時々バールをクルクル回して行進を始めるので正直言ってかなり怖い。

 

「…ナニアレ…」

 

「…こんな事は…」

 

その光景を見た二人はしばらく思考を停止した。先に復帰したのはカヲルだった。

 

「…おかしい…こんなこと今までなかった…リリスの契約に反している…。それに彼女は…」

 

カヲルはぶつぶつと自分の世界に入ってしまった。

 

「はっ!カヲル君!あ、あれって綾波だよね…?」

 

1週間程前は彼女に言われた言葉の真意を聞くために会おうとしたが、嫌な妄想が続き彼女と会うことから逃げずっとカヲルと過ごしていたシンジは、もうそんなことなどすっかり頭から抜けていた。

 

「…おそらく彼女も…ん?…あぁそうだね…大分…エネルギッシュだけど」

 

「何やってるんだろう?あのエヴァに乗りたいのかな」

 

「おそらくね。しかし…」

 

「ねぇ、カヲル君。あのエヴァもしかして僕たちが乗る第13号機?」

 

「いや、違うよシンジ君。第13号機はまだ完成していない…。あのエヴァは僕も知らないんだ」

 

二人の間に沈黙が流れる。視線で会話をしてとりあえず、あの綾波の奇行を観察することに決定した。

 

 

 

 

「…ふぅ。これで全部外せた」

 

作業を終わらせて使徒化を切る。中々難しいですねロックだけを破壊するのは。後で修理しておくので許してくれめんす。では、続いて自転車の修理に入ります。こちらは簡単ですね。油を指してチェーンを締めるだけですからね。…よし。終わりました。後はエントリープラグ挿入装置をこっちで起動させてミッションコンプリートです。勝ったな。風呂入ってくる。

 

 

 

 

「なんか自転車を直し始めたけど…」

 

「…そうだね。彼女を知る者からしたら異様な光景だねこれは」

 

普通の女子中学生はバールをフルスイングしたり回転させながら行進しません。まずはそこに論点を当てない彼らも大概である。そこに新たな声が加わる。

 

「…ここで何か騒音が聞こえたのだが…」

 

「父さん⁉︎」

 

碇ゲンドウの登場である。若干疲れが見えるのはおそらくぱち波のせいだろう。

 

「父さん、綾波がなんか変なんだ!」

 

「…またか…」 

 

するとゲンドウは通信装置を起動して誰かと話し始めた。

 

「ああ、俺だ。冬月、レイを第三ドックに呼べ。…そうだまたやった。……分かった…ハァ…」

 

シンジは生まれて初めて父親の疲れた溜息を見た。

 

 

 

 

 

 

 

よーし準備完了です。あばよ!ゲンドウ君また会お「…行かせない」

 

ゑ?

 

いつのまにか後ろにいた黒波に羽交締めをされ拘束されるぱち波。

 

「なんで!」

 

「………命令だから」

 

「HA☆NA☆SE!」

 

「ダメ」

 

ファーック!おのれぇゲンドウ!貴様わたしが黒波に強くないことを利用しよってからに…。もう許さなねぇからなぁ。というかその沈黙はなんですか黒波サン。(震え声)

 

ズルズルと引き摺られていくぱち波。ふと顔を上げてみると奴らがいた。そう…ゲンドウ達である。ゲンドウを中心にシンジとカヲルを傍に置いている。シンジはやっぱり綾波は2人いたことにショックを受けたが、先程父親に「…頼む」と、頭を下げられてまで一緒に来て欲しいと言われたことによる嬉しさも相まってもう頭は混乱状態だ。カヲルもカヲルで、持ち前の五感の高さで聞いた「…勘弁してください、冬月先生」というシンジ君の父上に似つかない様子に、困惑している。ゲンドウはもういっそのこと葛城一佐に丸投げしてやろうかという腹を見せかけている。きっと貴様もうコイツに振り回されてしまえという奴だ。これを見て腹抱えて笑っていられるのは冬月だけだ。

 

「…少しは大人しくしたらどうだ…」

 

半分懇願みたいなものである。

 

「…黒波を拘束してくだ「ダメだ」…」 

 

 

 

彼女みたいなのを止める者を拘束してたまるかとそれだけは絶対に阻止することを改めて誓うゲンドウ。自分の妻のクローンをつくっておいてなんだが、たまたま同じ顔を持つ人が、ああなるのは辛いと学んだ。

そのまま連れて行かれるぱち波。おそらく行き先はダミープラント前の黒波の部屋だろう。ゲンドウはシンジ達に振り返り懐から出した缶詰を手渡す。

 

「…報酬だ」

 

そう言ってそそくさと第三ドックから出て行った。2人ともポカーンとしていたが、我に帰り

 

「えっと、そろそろ夜だし一緒に食べようよ」

 

「…そうだね。君と一緒に食事か…楽しみだよ」

 

そう言って2人も出て行った。

 

「それわたしの缶詰ー‼︎」

 

なんて声は聞こえないふりをして。

 

 

ところ変わって黒波の部屋。原作はハリボテの部屋だっだがぱち波の手によってプレハブみたいな部屋にBefore afterしていた。とは言っても内装はシンプルでベット、テーブル、寝袋、ランプ、テレビ、ビデオプレイヤーが置いてあるだけだ。前よりは生活してる感が出ているが。引き摺られて来たぱち波はポーイと黒波にベッドへ投げられる。

 

「…グフッ…もう少し優し…んむぅ!?」

 

「ん…」

 

「んっ…ぷはぁ…えぇ…」

 

「こうすると元気になるって言ったから」

 

「一部がね。…キスはおいそれとしないの…」

 

「…そう…」

 

 

 

 

 

…ここにキマシタワーを建てなきゃ…じゃない。何故こんなことになっているかというと…はいわたしのせいです。ちょっとね、黒波はクールすぎるから少しお茶目さを出してみようと思って、日本が核を持たない理由をビデオで見せたらこうなりました。あるぇー?性癖拗らせないように◼️夢系は見せなかったんだけど…やはりあの姉貴たちは不味かったのでしょうか?もしくは日本の聖典か?とまぁこんな感じの、クールで不思議な雰囲気だけど油断するとハートにクリティカルしてくるナイスバディな中学生になりました。ゲンドウ君が疲れている理由もこれです。ちょっとやらかした時にちょうどゲンドウ君が訪ねて来てですね…あの時の顔すごかったなぁ。ギリギリで踏み止まったみたいなので大丈夫でしょう。さて、缶詰を盗られたのでご飯を取りに行きましょう。黒波さーんそろそろ抱いて下さいな。えっちょっお待ち下さい!あっ!誤字です‼︎

 

 

 

 

 

ガタッ!と何かが倒れた音がして後に女性らしくない声がダミープラント前に響く。発生源は簡易な壁で囲われた黒波の部屋だ。おそらくまたぱち波が黒波に紅葉をつけられたのだろう。

 

だがしかし、今回はそうでは無かった。

 

ぱち波はベットの上で黒波に両手首を片手で抑えられており、馬乗りにされているので身動きも取れない状況。黒波はいたって冷静だが、ぱち波は冷汗ダラダラである。

 

 

 

 

 

 

 

「…すいません、許してください…」

 

「ダメ」

 

お慈悲〜

やばいです。わたしいま喰われそうです。やっぱ、そういったやつも制限しておくべきでした。

 

「…じゃあケツドラ「煮るなり焼くなりすきしろこのやろう!」…そう」

 

ダメだ…黒波の戦闘力が高すぎる…

 

「………せめて優しく…」

 

「…♡」

 

 

アッー♀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、今回はただ普通に寝るだけなんですけどね。…同じ寝袋で。こっち理性がんがん削られるので、少しわたしの話をして落ち着きましょう。

 

 

 

 わたしはいつもの転生者ですが、何故わたしがこんなに行動しているか。まぁみんな幸せに〜とかこの世界を楽しもうというクソみたいな理由ですけどね。後半はともかく前半はほぼ無理ですね。世界の修正力的なのが働いているのか、どうにも原作と離れすぎると無理矢理原作に寄せてくるんですよね。これがかなりわけわからんものなのであまり原作崩壊はしたくないんですけどね。時代によって変わるのでその判定は以外とガバガバなんですが、モブが原作を変えようとすると高確率で修正が入ります。(全敗)Qの世界の悲劇というか、メンタルブレイクの原因ってほぼほぼ事前に防げるものなんですが、修正力でシンジ君は違う意味でメンタルブレイクします。

 

まずは前回のようにこの世界のことについてヴンダー内でシンジ君が知った場合、メンタルブレイクし鈴原妹やミサトさん達に謝り倒し、そのままフォースインパクト後の碇君と化します。そこから鈴原妹とアスカ、マリのおかげでなんとか復活はしますが、原作通りに拐われます。そこではエヴァに頑なに乗りませんが、槍の事でカヲルの説得に応じて、結局乗り込みます。

 

その後、アスカに怒られ槍も違うことが重なり、碇君は槍を抜きません。しかしゼーレが仕掛けた強化ダミーシステムにより完全自律型となった第13号機が槍を抜きフォース発動。碇君はすでに強制的な操作により生死不明。アスカとマリは碇君の悲鳴を間近で聞いたのでメンタルがゴリゴリやられました。碇君にはこの世界のことを自分で知ってもらう必要があることがわかりました。

 

 次に、彼に槍を抜かせなければいいのではないかと思いましたが、槍は絶対抜く必要があります。というか抜くしかないです。リリスに刺さっててもあれは骸なのであまり意味はありません。第12使徒だけならヴンダーの戦力で殲滅できますし。何が問題なのかというと13号機が『アダムスの生き残り』だからです。覚醒しなければ大丈夫というものじゃないです。

 

そもそも、13号機が起動した時点でリリスの結界は破られますし、槍も絶対抜きます。その後カヲルが槍で封印するんですけど、これをやらないとここで終劇になります。アダムスの生き残りは前に考察したように白うなぎだと仮定するとまぁそれっぽいですね。アダムス関係は基本厄ネタなので触れないで、原作のままでいきましょう。

 

 せいぜいわたしにできることは、少しでも碇君へのあたりを弱めるぐらいですか。まぁ、わたしのシナリオを進める道具は揃ってますし、気が向いたらそっちもやってみようと思います。

 

 

「…わたしも寝よ」

 

とてもいい香りがしました。まる。

 

 

 

おはよーございまーす。キマシタワー建設から何日かたって色々と交流もありましたが、ネルフ本部から少し離れることになります。理由はヴィレに行く必要があるからです。主に繋がりを持つために。おそらく碇君がメンタルブレイクする時期なのでちょうどいいですね。恥ずかしながらぱち波は碇君に嘘つけないので、普通より深めに心抉っちゃうのです。という訳で、エクスカリバールと非常用バックを持っていざ出陣。いくぞー

 

…少女移動中…

 

「北西の方角から移動物体を感知しました!」

 

「総員第一種警戒態勢!」

 

「りょーかーい…はぁ!?識別パターンオレンジ!?」

 

素っ頓狂な声を上げたのはヴンダー主砲制御担当の北上ミドリ。

 

「おいおい北上。それはないだろう。生存者がいたとしてもここら辺はL結界濃度が濃い。生きているわけないさ」

 

青葉シゲルが呆れたように言う。

 

「まだ若いと言うのに目がやられたか…」

 

「違うっつーの‼︎マジでそうなんですって‼︎早くそっちでも確認作業してください‼︎」

 

『…本当だ…!艦長!どうしますか?」

 

「…警戒態勢を維持!すぐに救出隊を送って!」

 

「…艦長…。あの…」

 

日向マコトがおそるおそる声を上げる。あのよく声を張り上げる日向が言葉に詰まっているのを珍しく思う船員は日向の言葉を待つ。

 

「…最大モニターで出します」

 

そこには赤い大地を優雅に自転車で横断するぱち波の姿があった。

 

「「「…えっ…」」」

 

「…アスカ…マリ…第7号機のパイロットが現れたわ。すぐに拘束に向かって」

 

ほぼ反射でアスカ達に連絡を入れて椅子に座り込んだ。

 

「…こうも目的のものにすんなり会えると罠を疑うわね」

 

リツコの言葉にミサトは心で深くうなづいた。

 

ヴンダーを肉眼で確認しました。さて、どう出るでしょうか。…エヴァを投入ですか…大分焦ってますね。さて、どうコミュニケーションを取りましょうか。

 

『…本当にいるし…死にに来たの?』

 

「いえ、遊びに来ました」

 

『コネメガネ!ブラスター弾の使用を許可!』

 

『あいよー』

 

「ちょっと待って!助けて!お願いします‼︎あぁア''ア''ァァァ!」

 

なんの躊躇もなく撃ってきましたね。ここは誠心誠意こちらに敵意がないことを証明しましょう。

 

『ねぇー姫ー。なんか彼女本当にそんな理由で来そうなんだけど』

 

バールを背負い巧みなハンドリングでブラスター弾を避け切ったぱち波はそのまま両手を挙げて降伏のポーズをとっいる。

 

『どうする?ミサト』

 

『…拘束してここに連れてきて』

 

『了解』

 

「…ありがとう」

 

『…!…チッ!』

そのままぱち波はドナドナされていった。

 

 

 

 

 知らない天井だ。というか天井というより箱に入れられているので天井も何もないですが。さて、どうにか潜入出来ました。今までの借りを返してやる。む…箱が開きましたね。わー!周りには沢山の銃口手首にはめっちゃ頑丈そうな手錠、勿論首にはDSSチョーカーが付いてます。

 

「…今から質問に偽りなく答えてもらいます」

 

リツコさんの声です。大方目の前のガラスみたいな壁の向こうにいるのでしょう。

 

「貴方の名前は?」

 

「綾波レイ」

 

「年齢は?」

 

「24歳、学生です」

 

リツコさんの眉がピクリと動きました。もっ…もしかして…

 

「…偽りなくと言ったはずよ」

 

知ってた。

 

「まぁ、年齢はわからない。目が覚めたのはインフィニティの成り損ないが活動を停止した後」

 

「……次の質問に移ります。貴方は使徒?」

 

「…それは貴方達も知ってるんじゃない?」

 

アウチッ!この箱電気椅子としても併用しているのですか。

 

「質問しているのはこっちよ。もう一度聞くわ。貴方は使徒?それとも人間?」

 

「…リリンじゃないし使徒でもない。ただの紛い物」

 

「…それはどういう…」

 

は?

 

「あんたら科学研究班がこの子を使徒とくっつける案を上に流したんでしょうが。知らないとは言わせない。一体何人の綾波レイを使った?零号機の比ではないでしょ」

 

「…貴方の質問に答える義務はありません」

 

(…やっぱりこの子知ってる…。確かにその案は上層部に流した。でも、すぐに凍結された計画を何故…)

 

「何故、その計画を知っているのかしら」

 

「資料を読んだ」

 

「その資料は何処に?」

 

ヴィレが持っていったんじゃないんかい。…いや極重要なものだけを抜き取ってヴィレが持っているのはデコイで中核をなすもの資料はゼーレに取られたと考えた方がいいですね。きたない。流石ゼーレきたない。

 

「…貴方達が持っていったものにない資料なら今頃ゼーレの手の中。デコイをつかまされたわね」

 

「……そうみたいね」

 

バンッ!と大きな音をたててこの部屋に入って来たのはアスカとマリだった。

 

「貴方達まだ尋問は終わってないわ」

 

「はいはーい、艦長から尋問役に引っ張られてきた姫と私でーす!なんでも私達の方が口を割る可能性が高いと出たらしいので」

 

「…そう…なら任せるけど、10分で終わらせなさい」

 

「…了解…」

「了解にゃ!」

 

そう言ってアスカにDSSチョーカーの発動キーを渡して出ていった。

 

「………」

 

「………」

 

「…アンタは…アイツなの?」

 

沈黙を破ったのはアスカだった。

 

「いや違う。彼女とわたしは違う存在」

 

「…ッ!ならなんで!!そんな顔できるのよ!?人形でしょ!アイツ以外!アイツと同じ顔しないでよ!」

 

…どうやら抑えてた感情の栓が抜けてしまったようですね。まぁアスカもアスカでシンジ君やポカ波との時間は楽しい時間と感じていましたからね。…やっぱり第九使徒は好きになれませんね。次シンクロした時逆にこっちから侵食してやりましょう。

 

「…わたしは人形じゃない。だからここにいる。そして貴方のいう綾波レイもネルフにいる綾波レイも人形じゃない。肉体や魂は偽物であっても人であることに変わりない。まぁわたしは別だけど」

 

思いっきり力を入れて手錠を破壊する。使徒化も最大で拘束具を取り払っていく。もちろんDSSチョーカーが起動するけどそれはわたしには効かない。

 

「…わたしはここに情報を得て持ってきた。どう使うかは貴方達次第」

 

一切の油断もなくチョーカーのキーを向けるアスカにそう声をかける。

 

「アンタ…死ぬわよ…さっさと戻りなさい!」

 

「嫌。貴方に聞きたいことがある」

 

柱の回転が始まった。あと1分ってところですか…。

 

「この言葉を聴いてるものにも聞く。貴方達は碇シンジを助けたい?」

 

………………

 

決して長くはない。むしろ短い時間だった。なのにアスカ達は流れる時間がゆっくりに感じた。心の奥底では、いやもう口に出してしまいたいくらいには彼を助けたい。けれど、彼が自分のした事を知ってしまえば…。背中を押した結果がこの世界なのだと知ったら、彼は壊れてしまうだろう。元々強いやつではなかった。むしろ守ってやらなければならない、そんな事を考えさせる奴だったのだ。なら、このまま何も知らずに自覚のない罪の咎を背負い非難の目で見られていた方がまだ…

 

「…碇君はこの世界について知る。綾波レイの真実にも母親についても。彼はその罪から貴方達とまたあの日のように暮らす為に、エヴァに乗る。言うなれば世界を壊す儀式の生贄として…貴方達はどうするの?」

 

『…私達はフォースを止めなければなりません。なので、貴方の事を一時信用し情報を話してもらいます。碇シンジ君を保護する為にも』

 

ボソリとスピーカーからミサトの声が流れる。DSSチョーカーの回転は止まっていた。

 

「…そう」

 

助けるとは言わずに保護ですか。ミサトさんらしいですね。言えないだけでさっさと突き放せばいいのに、あの時間が彼女に色を与えたのでしょう。いや与えてしまった。それほどまでにアスカやポカ波を含めた彼女達にとってのあの日の時間や隣人は重要な存在になってしまったようですね。

 

………………

 

まって。結構心にくるのですが。考察でよくあったものですが実際にこの目にするとマジつらたにえん。しかも今回わたしは重要なポジにいますし。あっ胃も痛くなってきました。まぁそれはともかくこっちに情報を流す事である程度わたしも動けるようになります。問題は…ぐずってるアスカをどうにかする事ですね。えっ?黒波は大丈夫なのかって?はは!とりあえずわたし頭の中ではマミのテーマでも流れていると答えておきましょう。

 

 

「………別の意味で殺しに来てるね今回」

 

 

 

 

 

 

 

 

「レイ!やめろ!レイ!」

 

「綾波!いや、綾波じゃないけど綾波!それはまずいって!』

 

「離して…離せ」

 

黒波はぱち波を追いかける為自転車を引っ張りだしているところをゲンドウに見つかり捕まったところだが、黒波は全力抵抗。ゲンドウにバックブリーカーをかまし、騒ぎを聞きつけたシンジにゲンドウは助けを求めるが、コブラツイストで沈める。何処から見つけてきたのか不明だがバールを片手にMark09の拘束具に向かっている。それを碇親子が全力で止めているのだ。ぱち波の知らない所で物語は加速する。




抱いてください ✖️

どいてください ○

この間違いをした時、わたしの中にこの黒波が誕生した。黒波ファンの方にごめんなさい。その内頭空っぽにして日常編を書きたい。

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