戦姫絶唱シンフォギア01 ~Take off toward a dream~ 作:光からの使者
フィーネに加担している謎の人物の企みによりクリスがガエルマギアに変貌してしまうが
衛星ゼムが新たに製作したプログライズキーの力で彼女を無事に戻すことができたのであった・・・
結局のところ現れたノイズはすべてシンフォギア装者のお陰により倒すことができた。
それに加えて翌日、顔を合わせた響ちゃんもいつものように笑顔をよく見せるようになった。彼女の悩みも人知れず解決されたのかも。まあ、俺の知るところではないのかもしれないけどね。
さて、今俺は風鳴司令と一緒に回復したクリスを連れて彼女がフィーネと出会った館へと足を運んでいた。
~フィーネの館~
廃墟と化した館にはあちらこちらに死屍累々と軍人・・・しかも米国のらしい。
司令が言うにはみんな罠に引っかかった感じらしい
そして残されていた書き置きには・・・
「『I Love you SAYONRA』か・・・」
「指令ッ!ノイズがー!」
読み終えるタイミングでノイズが現れた。
「・・・廃棄された施設と侮っていたか。俺たちが来ることを見越して罠を張っていたようだな。」
「Killter lchaival tron_」
「変身!」
『ライジングホッパー!』
クリスは、聖詠を再び歌い、イチイバルをその身に宿し、雅人はゼロワンに変身。
現れたノイズを蹴散らしていく。
(なんであたしが、大っ嫌いな大人のためになんか・・・!でもこれはあたしがやんなきゃならねえことなんだ!!)
「足引っ張るなよッ!仮面ライダー!!」
「分かってるよ!!」
群がるノイズをミサイルやアタッシュショットガンでまとめて撃ちぬき炭へと変え、全て殲滅することに成功した。
「おい、全部片付いたぞ。」
「いかん!そこに触れるな!」
クリスが書き置きに触れた瞬間仕掛けられた爆弾が作動し、大爆発を引き起こした。
「指令!クリス!!」
煙が晴れるとそこには瓦礫を片腕で受け止めクリスを守っている司令の姿があった。
「・・・衝撃はハッケイでかき消した。」
(さすが………OTONA………)
同伴していたエージェントの皆さんも大した怪我もなく無事だった。
しかし司令に守られていたことを心良く思わなかったのかクリスは苛立った声を上げる。
「何でギアをまとえない奴があたしを守ってんだよッ!」
「俺が守るのは、ギアの有る無しじゃなくて、お前よりかは少しばかりか大人だからだ」
「大人・・・?あたしは大人が嫌いだッ!死んだパパとママも大嫌いだッ!とんだ夢想家で臆病者ッ!」
「あたしは、あいつらとは違うッ!戦地で難民救済?歌で世界を救う?いい大人が夢なんか見てるんじゃねーよ!」
「本当に戦争をなくしたいのなら、戦う意思と力を持つ奴らを片っ端からぶっ潰していけばいいッ!」
怒声を含みながらもクリスが思っているには紛れもない善意、辛い記憶から導き出した結論なのだ。そこには悪意のかけらも存在していなかった。ただ切実に戦争をなくしたいその思いのみなのだ。
けれど司令はクリスへ向けて言葉を投げかける。
「なら聞くが、そのやり方でお前は戦いをなくせたのか?」
「_ッ!それは・・・・」
「いい大人は夢を見ないと言ったな。そうじゃない、大人だからこそ夢を見るんだ。」
「大人になったら背も伸びるし、力も強くなる。財布の中の小遣いだってちっとは増える」
「子供のころはただ見るだけだった夢も大人になったら叶えるチャンスが大きくなる」
「夢を見る意味が大きくなる。お前の親は、ただ夢を見に戦場に行ったのか?」
「・・・・違うな。歌で世界を平和にするって夢をかなえるために自らこの世の地獄に踏み込んだんじゃないのか?」
「なんでそんなこと・・・」
「お前に見せたかったんだろう。夢は叶えられるという揺るがない現実をな」
「あ・・・」
「お前は嫌いと吐き捨てたが、お前の両親は、きっとおまえのことを大切に思っていたんだろうな」
「ああ・・・うッ、ひぐ・・・ッ!」
司令の言葉に触れクリスは思い切り泣いた。今までため込んだ感情をすべて吐き出すかのように
(やっぱり凄いです・・・風鳴司令。あなたという人は・・・)
泣き止んだクリスを風鳴司令は迎え入れるといってくれた。
クリスもそんな思いに触れてか、フィーネの遺したキーワード『カ・ディンギル』を俺たちに教えてくれた。
そして響ちゃんたちにも連絡をいれていざ、帰還しようとしていた矢先にフードの女が再びノイズを引き連れ立ちふさがった。
「おまえは・・・!」
「こいつがクリス君をマギアに変えた犯人か!」
「また会いましたねクリス。おや、随分と豪華な客人ですこと。」
「それで何の用だ、あれだけのノイズをよこしておいて。」
「フィーネ様に言われましてね。嗅ぎまわっている犬を片付けてこいとね。」
「なるほど・・・」
「ですので・・・」
『フォースライザー!』
Symbol!
「変身。」
フードの女は、未知のプログライズキーを起動し装填アラームとともにトキのライダモデルが現れ、女の頭上を飛び回る。
フォースライズ!
『Swarming Nipponia!』
『Break Down!』
音とともにトキの装甲がフードの女に装着された。
白のアンダースーツに仮面ライダー迅を思わせるかのような複眼。さらには、日本トキを思わせるかのような先端が血のように赤い色の装甲。
仮面ライダーゼロワンにおける正史でも存在しないUnknownがついにそのベールを脱いだ!
「仮面・・・ライダー・・・!?」
「滅亡迅雷netの恐ろしさしかと味わうがよい!」」
「フハハハハッ!その程度なのかしらゼロワン?」
「ぐッ・・・」
ノイズの方はクリスが処理してくれているが・・現在俺は、フードの女が変身した仮面ライダーに苦戦を強いられていた。
フライングファルコンで応戦するも空中戦におけるスペックは相手側が優れていた。
格闘術においても俺を平然と上回った強さを見せつけていた。
そして右手側にあるレバー『フォースエクゼキューター』を再度開閉させる。
『スワーミングディストピア!』
翼を広げて大量の羽根を射出する。その羽根の一つ一つがトキの形となってゼロワンを鋭いくちばしで襲い掛かる。
『ガトリングカバンショット!』
アタッシュショットガンで必殺技を迎え撃つ。
しかし・・・
(駄目だ・・・撃ち落としきれない・・・!!)
「ぐあああああ!!」
ガトリングヘッジホッグをもってしても相手の必殺技を相殺することは出来ず地面にへと墜落してしまう。
圧倒的な力の差の前に絶対絶命の雅人。しかしそこにノイズを片付け終わったクリスが駆けつけた。
「おい!しっかり立て!」
「クリス・・・!」
肩を貸してもらい何とか立ち上がることができた。
「・・・なあ、あんたならこれ使えるんだろ?」
そう言ってクリスは突然、雅人にプログライズキーを手渡す。
「これは・・・?」
「対仮面ライダー用にフィーネから渡されてたんだ、結局使わず仕舞いだったんだけどな。」
「でもあんたなら使い方を知っている・・・だから」
「・・・わかった、使わせてもらうよ。」
話し終えた二人の前にフードの女が変身した仮面ライダーが立ちふさがる。
「おしゃべりはここまでよ。二人とも亡き者と化してもらうわ。」
「クリス・・・使わせてもらうぞ!」
『Round!』
『オーソライズ!』
プログライズキーを認証させライダモデルを出現させる。
現れたライダモデルは、アルマジロである。
「いくぜ!アルマジロちゃん!」
『プログライズ!』
鋼鉄アタック!チャージングアルマジロ!
"
今度は茶色い装甲が体を包み、各箇所には、甲羅と思わしきアーマーが付属していた。
「・・いくら姿が変わろうと私の勝利は、揺るがないッ!」
再び起爆性のある羽根を雅人目掛けて発射するがアルマジロの甲羅で防御しながら突撃していく。
そして目の前に迫って硬さを生かした拳を炸裂させる。
「ぐはッ!」
大きく仰け反る相手を追撃とばかりにクリスがイチイバルによる連射が襲う!
「ぐううう・・・!!」
怯んだ彼女は、まだ残っていたノイズの後ろに隠れる。
「隠れても無駄なんだよ!!」
「滅亡迅雷net・・・お前たちを止められるのは・・・俺たちだ!」
【チャージングインパクト!】
するとゼロワンの体がエネルギーを纏いながら丸まっていく。
「クリス!俺をボーリングの弾みたいに投げてくれ!」
「ええええ!?」
「お願い!!」
「わーかったよ!これで・・・どうだああああ!!」
そういうとクリスは球体のゼロワンを抱え全力で投げ飛ばした。
全力で投げられたことで勢いがさらに増し、ノイズをなぎ倒しながら突撃していく。
「う・・・!!うわああああ!!」
チャ
|
ジ
ン
グ イ ン パ ク ト
突撃に巻き込まれ謎の仮面ライダーは、爆破に飲み込まれたのであった。
雅人たちが引き上げた後、フードの女は一人息も絶え絶えに木の側で寄りかかっていた。
「おのれ・・・仮面ライダー!!・・・雪音クリス・・!!」
「だが・・・今更カ・ディンギルの情報を掴んだところでフィーネは止められない。もっとも、どちらに転べど我ら滅亡迅雷netが勝利を掴む。」
せいぜいアークの掌で転がされるといい、愚かな人間どもよ・・・
今回登場したオリジナルプログライズキーは立花オルガさんが考案したチャージングアルマジロプログライズキーです。
立花オルガさんこの度は誠にありがとうございました。
本小説版LOST-SONG編、読んでみたい?*XV編後
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勿論ッ!
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う~ん・・・