戦姫絶唱シンフォギア01 ~Take off toward a dream~   作:光からの使者

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前回のあらすじ
世界へ宣戦布告した武装組織フィーネと対峙する雅人たち。
増殖するノイズに苦戦を強いられるも響、翼、クリスが連携して放ったS2CA・トライバーストにて無事切り抜けるのであった。


オワリに臨む者

武装組織フィーネの宣戦布告から夜が明け、雅人は仮拠点である潜水艦へ訪れていた。

何故彼女たちがゼロワンの存在を知っているかを。

 

「説明してもらえるか雅人君、何故テロリストが仮面ライダーの存在を知っているのか」

 

「はい、それは・・・・・彼女たちとは会ったことがあるからなんです・・」

 

「何!?」

 

「ええええ!雅人、あいつらと会ったことがあるのか!!」

 

「会ったと言ってもリーダーであるマリアさんと妹のセレナさん、そして保護者的存在であるナスターシャ教授ですけどね。」

 

「ナスターシャ教授・・・・まさか・・・!!」

 

「知ってるのか、旦那?」」

 

「ああ、アメリカの聖遺物研究施設の責任者だ。しかし先日から所有していた聖遺物や解析していたデータが行方不明になっていたそうだ。まさかとは思うが………」

 

「ええ、あのテロリストは、彼女たちに間違いないです。」

 

雅人の言葉に居合わせた全員がどよめき立つ。

 

「ここ最近はルナアタック事変のことや滅亡迅雷netの件もあり、中々連絡を取るのが困難だった為まさか武装組織として俺たちの前に立ちはだかるなんて思ってもみなかったですけどね・・・・」

 

「雅人君、君は彼女たちとどんなやり取りをしていた?」

 

「主にマギアやノイズの出現情報のやり取りですね。特に奏さんの家族を救えたのもナスターシャ教授がマギア実験を教えてくれたおかげなので」

 

「・・・・そうだったのか。」

 

「ですが・・・」

 

「何故彼女たちがエイムズショットライザーとラッシングチータープログライズキーを持っていたのかということです。いくら俺でも設計図やデータを渡したはずはありませんから。」

 

「その事に関しても探る必要があるな、奏、雅人、今夜装者一同で奴らの本拠地へ突入する。それまで身体を休めてくれ」

 

「「了解!!」」

 

 

 

 

 

作戦開始までの間奏と雅人は近場のラーメン店へ足を運んでいた。

何でも今から向かうお店は奏さんお気に入りのお店らしく前々から連れて行きたかったようだった。

 

~ラーメン屋にて~

 

「んんッ!美味いッ!やっぱこのラーメンは最高だなッ!」

 

「ああ~~最・高!!スープに麺、さらには具まで美味い!!」

 

「奏さん、よく美味しいお店知ってましたね?」

 

「だろ?偶々来た時につい、ハマってな。それ以来ちょくちょく来てるんだ。」

 

「はえ~」

 

「あ、おじちゃん、あたし替え玉!」

 

「あ、俺も!!」

 

至福の昼食を終えた二人は基地への帰路へついていたのだが・・・・・

「んッ・・・?」

ふと奏が路地裏に入っていく黒フードの人物を見かけた。

 

「奏さん・・・?」

 

「わりぃ、ちょっくら寄るとこできた。」

 

そういうとそそくさと路地裏へと入っていた。

 

 

~奏side~

 

謎の人物を追いかけ路地裏へやってきた奏であったがその姿を見失ってしまう。

 

「どこ行った・・・?」

 

すると突然背後から気配を感じる。

 

「ッ!」

 

振り向くと其処には滅亡迅雷netの同じ黒フードを被った謎の人物が経っていた。

 

「お前は・・・誰だ!滅亡迅雷netの仲間か!」

 

「・・・・。」

奏の問いに反応もせず佇む黒フードの人物は、パンチングコングプログライズキーを彼女へ手渡した。

 

「・・・何のつもりだ。」

 

「あなた方を補佐する者・・・とだけ言っておきましょう。」

 

「何であたし達を手助けしようとする?滅亡迅雷netと関りがあるんじゃないのか?」

 

「後にわかりますよ。それまで心を壊さぬように」

 

そう言い残すと黒フードは姿を消した・・・・・

 

「奏!」

心配して駆けつけた雅人が合流する。

 

「雅人・・・!!」

 

「何かあったのか?」

 

「・・・・いいや何でもない。」

 

「・・・?。とりあえず早く本部に戻ろう。」

 

「ああ、そうだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時が経ち、深夜にて掴んだ情報をもとに武装組織が潜んでいるという街はずれの廃病院へと一同は足を運んでいた。

 

「ーいいか、今夜中に終わらせるつもりで行くぞ!」

 

「明日も学校があるのに、夜半の出勤を強いてしまい、すみません。」

 

「気にしないでくださいこれがわたしたち防人の務めです」

 

「でもまさか街はずれにあの子たちが潜んでいたなんて・・・・」

 

「ああ、完全に盲点だったな。」

 

「調べたところ、ちょうどこの前の事件の直後からここに少しずつ物資が搬入されているみたいなんです」

 

「現段階ではこれ以上の情報が得られず致し痒しではあるのですが、何者かが潜んでいるのは間違いないと思われます。」

 

「尻尾が出てないのなら、こちらから引きずり出してやるまでだ!」

 

「・・・いや、意外と早い出迎えのようだ。」

 

物陰からノイズが姿を現す。

 

現れたノイズを各個撃破していく響たちだったが雅人以外身体の不調を感じ始めていた。

 

「はぁ・・・・はぁ・・・」

 

「何で・・・こんなに手間取るんだよ!」

 

「身体が・・・重い・・・」

 

「ギアの出力が落ちている・・・・!!」

 

「なんだって!?」

 

仮面ライダーである雅人は特に影響もなく戦い辛うじてすべてのノイズを倒した。

しかしのそのそとノイズとは違う怪物が奥から姿を現す。

だがそれは色は違えど雅人が以前戦ったアイツに限りなく似ていた。

 

怪物は姿を見せるも自ら近くのゲージに入っていく。

そして新たに見覚えのある男が姿を現す。

 

「え・・・・!」

 

「「「ウェル博士!?」」」

 

そう行方知れずとなっていたウェル博士だ。

 

「意外に聡いじゃないですか」

 

「そんな・・・博士は岩国基地が襲われた時に・・・」

 

「つまり、ノイズや滅亡迅雷netの襲撃は全部!」

 

「明かしてしまえば単純な仕掛けです。」

 

「あの時既にアタッシュケースにソロモンの杖は無く、コートの内側に隠し持っていたんです。」

 

「ソロモンの杖を奪うため、自分で制御し、自分に襲われる芝居を打ったのか」

 

「それも犯行を撹乱させるために滅亡迅雷netと手を組んだわけか。」

 

「バビロニアの宝物庫よりノイズを呼び出し、制御することなど、この杖をおいて他にありません!」

 

「そしてこの杖の所有者は、今や自分こそが相応しい!そう思いませんか?」

 

「思わねぇよ!!」

 

「絶対それはない!!」

 

イチイバルとエイムズショットライザーで、ウェル博士が召喚したノイズを撃ちぬくも二人は膝をついてしまう。

 

段々とギアのバックファイアに耐えられなくなっているのだ。

すると怪物の入ったケージが別のノイズによって空へと飛び立っていく。

 

「立花!その男の確保と雪音を頼む!雅人!」

 

「了解!!」

 

空飛ぶノイズを追いかける翼と雅人。

ゼロワンフライングファルコンは翼を背に乗せノイズの元へ飛び立ち輸送しているノイズを斬ることに成功する。

 

「やった!」

 

「後はケージを回収すれば!」

 

「はぁ!」

ケージに手が届く前にマリアが槍を振るい、二人を妨害そのまま撃ち落とした。

 

そのままマリアは上空へケージを投げるとケージはそのまま姿を消してしまう。

 

「さぁ勝負と行こうか!仮面ライダー!シンフォギア装者よ!!」

その声に答えるかの如く海から飛び出した雅人はクリス達のフォローへ翼はマリアと対峙する。

 

翼とマリアが戦っている間、雅人は消耗の激しい奏とクリスを響とともに守っていた。

すると

 

「なんとイガリマアアアーーーー!!」

 

「マリアの邪魔はさせない・・・!」

 

「どいてください!!」

 

突如として現れた切歌、調、セレナがこちらを蹴散らしウェル博士を助け出してしまう。

そしてそのままヘリが現れマリア達を格納して撤退する。

 

「逃がすかよ!!」

 

イチイバルを狙撃モードへと切り替えるも忽ち姿を消した。

超常のステルス機能、二課でも知りえない異端技術の前に今回の作戦は失敗したのであった。

 




今週のゼロワンを見ましたが・・・・これ飛電側に勝ち目ある?不破さん、どうか或人社長を救ってください・・・頼れるのはもうあなたしかいないんです。


次回 血飛沫と絶滅の鳥


その手を血に染める必要はあるのか

人間の本質は、善か、悪か

本小説版LOST-SONG編、読んでみたい?*XV編後

  • 勿論ッ!
  • う~ん・・・
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