戦姫絶唱シンフォギア01 ~Take off toward a dream~   作:光からの使者

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前回のあらすじ
リディアンで行われた文化祭にてなんとF.I.S.の装者が潜入、確保に向かうもショウの策略によってセレナがドードーマギアにされてしまう。

一方でマリアは殺気をみせるネツにどこか不信感を抱くのであった。


迫りくるカウントダウン

~二課本部~

ドードーマギアにされたセレナの保護に成功した装者と雅人。調と切歌からの決戦の合図を待つ間、容態が回復した彼女に雅人は事情聴取を行っている。

 

「ねぇ、セレナさん。俺たちがルナアタック事変に追われている間そっちで何があったんだ?それになんでショットライザーとプログライズキーがあるのか聞かせて欲しい。」

 

「・・・・雅人さんとの連絡が取れなくなっていた間、月の公転軌道の異常が感知されました。」

 

「錬金術師協会局長アダム・ヴァイスハウプトさんはこの危機を解決するよう提案しましたが米国・国家安全保障局は断固拒否。」

 

「巧妙な隠蔽を強制させていたことを指示を受け極秘で訪れた秘書さんが全て教えて暴露してくれたんです・・・」

 

「大衆の安全を切り捨て自己の保全に終始する体たらくに私たちは反旗を翻したんです。」

 

「なるほどね・・・それで武装組織を・・・」

 

「はい。命の恩人でもある雅人さんといえど打ち明けるわけにもいかなかったので・・・」

 

「でもなんで仮面ライダーに?アガートラームがあるはず?」

 

「ネフィリムとの戦闘でアガートラームに損傷が起きていたようである日訓練の最中に破損してしまったんです。そんな時秘書さんが用意していたZAIAの機密情報からショットライザーとプログライズキーを開発、変身に必要なプロセスまでこなしてくださった為、以後私は仮面ライダーバルキリーのライダーギアを身に纏い戦うことになったというわけです。」

 

「お願いです、マリア姉さんたちを助けてください!このままじゃ・・・みんな・・・バラバラに・・・!!」

 

「任せてくれ、絶対助け出して見せる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリアside

 

「・・・・・。」

 

何も・・・・変わってないわね・・・

あの子の姉だというのに、人を守る力すらないのかもしれない。ゼロワンが居なければ今頃・・・・

常々痛感させられる自分の弱さを・・・無力さを・・・

でも今は、やらねばならないことが先、セレナ・・・必ず迎えに行くから!!

 

 

 

 

「まもなくランデブーポイントに到達します。いいですね?」

 

「ええ、いいわよ・・マム」

 

 

 

 

 

 

 

「ノイズの発生パターンを検知!!」

 

「古風な真似を・・・・決闘の合図に狼煙とは」

 

「位置特定・・・ここはーーーー!?」

 

反応が示した場所はなんとかつてフィーネとの最終決戦を迎えた場所『カ・ディンギル』の跡地であった。

 

「決着を求めるに、おあつらえ向きの舞台というわけか・・・・」

 

「全く・・・敵ながら粋な計らいするもんだな・・・」

 

「シンフォギア装者及び仮面ライダーゼロワン、出動を許可する!!」

 

「「「「「了解」」」」」」

 

カ・ディンギル跡地へと向かった全員をウェル博士と滅亡迅雷netのネツとショウが待ち構えていた。

ご丁寧にノイズを召喚してまで

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

「「変身!!」」

 

『ライジングホッパー!』

 

『シューティングウルフ!』

 

「「変身」」

 

『スワーミングニッポニア!!』

 

『ダンシングバット!』

 

【Break Down!】

 

 

 

響、翼、クリス、雅人、奏が変身し、ノイズと滅亡迅雷netとの戦いを切り広げる。

 

「調ちゃんと切歌ちゃんは!」

 

「あの二人なら謹慎中ですよ。」

 

「お友達感覚で動かれると作戦に支障が出るのでね、こうして僕自ら出張ってきているのですよ!!」

 

シンフォギア装者の連携が次々にノイズを撃破していく

 

「何を企てている!F.I.S.!」

 

「企てる?人聞きの悪い!!我々の望むは!人類の救済!!」

 

「月の落下にて損なわれる命を可能な限り救うことだ!!」

 

(月の!?)

 

「月の公転軌道は、各国機関が三か月前から観測中!落下などと結果が出たら、黙ってー」

 

「黙るに決まっているだろう、わざわざ不利益になる情報など流すはずがない」

 

「人間なんて所詮都合が悪くなったらだんまりを決め込むのが当たり前、他人より自分だけが助かりたいと思う輩なんぞ吐いて捨てるほどいるわ!!」

 

「まさか、この真実を知る連中ってのは、自分たちだけ助かるような算段を始めてるわけじゃ・・・」

 

「だとすればあなた達はどうします?」

 

「対する僕の答えがネフィリム!!」

 

ウェル博士の声に反応するかのように地面から黒き巨獣が姿を現しクリスは吹き飛ばされ気を失ってしまう。

咄嗟に助けに向かった翼をダチョウ型ノイズの粘液がからめとった。

 

「私一人でも!!」

 

「一人じゃない、忘れるな!!」

 

ネフィリムの危険性を知る雅人は駆けつけようとするも・・・・・

アタッシュウエポンを装備した二人組が立ちはばかる。

 

「お前たちの相手は我々だ。」

 

「アハハ!やっちゃうよー!!」

 

「く・・・邪魔するな!!」

 

ネツとショウの横槍で駆けつけることができない。

 

翼とクリスに襲い掛かるネフィリムへ響は痛烈な拳を何度も炸裂させ徐々に弱らせていく

とどめとばかりに渾身の一撃を放たんと繰り出すもその瞬間・・・ネフィリムの牙が腕に喰らいつき食いちぎった・・・

 

「え・・・・・?」

 

「いったァァァ!!シンフォギアを!!ついに!ついに!!」

 

笑い上げ興奮を隠せないウェル、けれどそれだけで済んだのならどれほどよかっただろうか

次第に響の体は赤黒く変色を遂げる。

 

「ヴぅぅぅ・・・・!!」

 

失った腕にエネルギーを集めると再生してしまった。

暴走した響は一目散にネフィリムへと飛びかかり一方的に攻撃し始める。

たまらず逃げ出そうとするネフィリムを抑え込み、馬乗りになると心臓目掛けて腕を刺し貫き引きちぎった。

そして跡形も無く爆発四散させることで完全に息の根を止めた。

 

 

「ちょっとこれは・・・まずくない?」

 

「ああ、今日の所は引き上げるぞウェル」

 

「ひ、ひぃぃぃぃ!!」

 

ネツとショウは腰を抜かしているウェルを連れ飛び去って行った。

 

しかし響の暴走は収まらず翼とクリスの制止を振り切り仮面ライダーへと飛びかかった。

「おい!しっかりしろ!!」

「響!!」

 

奏と雅人の声も届かず二人まとめて放り投げる。

「やめろ立花!!」

 

翼も何とか抑え込もうと頑張るが一向に収まる気配を見せない。

 

しかしその隙に奏はフードの人物から渡されたプログライズキーを手にした。

 

『パワー!!』

 

 

「うおおおおおお!!」

 

そしてそのまま力の限りプログライズキーのロックを勢いよく抉じ開けた。

 

「おうりゃあああ!!」

 

そのまま抉じ開けたプログライズキーをショットライザーに装填する。

 

【オーソライズ!】

 

「変身!」

 

 

『ショットライズ!』

 

放たれた銃弾を裏拳で散らばらせ展開し装着する。

 

 

パンチングコング!!

 

"Enough puwer to annihilate a mountain(山すら吹き飛ばせる怪力)"

 

奏が新たに纏ったバルカン・パンチングコングギア

シューティングウルフギアとは違い全体的なカラーリングが灰色へと変化し両腕には『ナックルデモリッション』と呼ばれるガントレットが装備されている。

 

「グオオオオオオオオッ!!」

 

奏に標準を定めた響は瞬時に飛びかかるが・・・・

 

「フンッ!!」

 

寸でのところで再び裏拳が炸裂、勢いよく響を吹っ飛ばす。

負けじとスピードを武器に襲い掛かるがしっかりと両腕でガードし受け止める。

 

「響・・・待ってろ・・・絶対助けてやるからな!!」

 

『パワー!』

 

【パンチングブラスト!】

 

エネルギーを集中させナックルデモリッションをロケットパンチのように射出、そのまま響を壁に激突させた。

 

パンチングブラスト

 

壁に激突した衝撃で響の姿は元に戻るがそのまま力なく、気を失って倒れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後響の容態は無事に回復したのはよかったのだが・・・・

 

「・・・・これは?」

 

司令から渡されたカプセルに入れられていたのは、謎の結晶。

 

「メディカルチェックの際に採取された、響君の体組織の一部だ。」

 

普通ならあり得ないが響だからこそ考えられる要因、そうガングニールの浸食が予想外の事態まで招いていた。

 

「この融合が立花の命に与える影響はー?」

 

「・・・遠からず、死に至るだろう」

 

「-立花の、死・・・・死ぬ・・・・?馬鹿な・・・」

 

「あたしのせいだ・・・あたしが・・・あの子を守ってやれたら・・・」

 

響の心臓に宿っていたガングニールの破片による融合症例がついに命まで脅かされ始めたのだ。

当然、当事者の奏は膝から崩れ落ちてしまう。

そして最悪なことにこれからは響を除いてF.I.S.や滅亡迅雷netと戦わなくてはならない

 

響の命が尽きるカウントダウンが迫ってきたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回曇り始めた太陽

本小説版LOST-SONG編、読んでみたい?*XV編後

  • 勿論ッ!
  • う~ん・・・
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