戦姫絶唱シンフォギア01 ~Take off toward a dream~   作:光からの使者

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更新遅くなってしまい申し訳ありません。



向き合う勇気、受け入れるカクゴ

筑波での出来事から、数日が経過した。

運命のいたずらか、そこで響は筑波で父親の洸と出くわしてしまう。

そんな中未来の仲介あってか、響は都内のレストランで父との話し合っていた。

 

「・・・前に月が落ちる、落ちないって騒いだ事件があったのは覚えているよな?」

 

「・・・・ッ!」

 

「あの時のニュース映像に映っていた女の子がお前に似ていて、それ以来気になっていたんだ。こんな俺が言えた話じゃないが、もう一度家族とやり直したいと思っているんだ。」

 

「やり直したい・・・」

 

「勝手なのは、分かってる。あんな地獄のような環境に耐えられずに逃げ出して、本当にすまない。母さんにも面と向かって謝りたいんだ。」

 

響は、父親の言葉を俄かには信じられなかった。

自分や母親、祖母は地獄のような環境で苦しんでいたのに、逃げ出した挙句やり直したいなど言っている父親を彼女は到底許せるはずがなかったのだ。

 

「・・・無理だよ、、、、一番、一緒にいて欲しい時に居なくなったのはお父さんじゃない。」

 

「ッそうだな、、、肝心な時に俺は居なかった。お前からしてみれば、俺は最低の父親だ。」

 

 

一向に状況は良くならないまま、ただ時間ばかりが過ぎ去っていく。

すると弦十郎から通信が入る。

 

『すまない、響君。共同溝内にてアルカ・ノイズの反応が検知された。したがってオートスコアラーもそこにいると思われる。現在本部は目的へ浮上しているが、切歌君と月読君、雅人君を向かわせているが、至急向かってくれ。』

 

「はい・・・わかりました。」

 

表情を曇らせつつ響は立ち上がる。

 

「ごめん、お父さん。私、行かなきゃ。」

 

「響!!」

 

走り去ろうとする響を洸は慌てて呼び止める。

 

「あまり無理はするなよ。」

 

「・・・・。」

 

しかし洸の言葉に響はただ去っていくばかりであった。

 

 

(やっぱり、ダメだったか・・・・・いや、なけなしの勇気を振り絞ったんだ。何とかなる!)

 

 

 

「へいき、へっちゃらだぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 雅人、切歌、調

雅人は、オートスコアラーとの戦いに備えるために公園で走り込みを行っていた。

同時に下校中の切歌たちとばったり会い、二人にジュースをおごっていたのだった。

 

「今朝の計測数値なら、イグナイトモジュールを使えるかもしれないデース!」

 

「後は、ダインスレイフの呪いに抗えるだけの力さえあれば・・・・」

 

調の話を余所に切歌は自販機のボタンを同時押しする。

けれども苦いブラックコーヒーが出てきてしまった。

 

「あああ~~ッ!?苦い方のコーヒー押しちゃったデスよ!」

 

「あらら、迷って同時押しなんかするから・・・」

 

慌てる切歌に、調は持っていた飲みかけのリンゴジュースをコーヒーと交換する。

 

「えへへ、ごっつあんデース!」

 

「誰かの足を引っ張らないようにするにはどうすればいいんだろう?」

 

「きっと自分の選択を後悔しないよう強い意志を持つことデスよ。」

 

「ほんと、仲がいいんだな二人とも。」

 

「もちろんデース!!調とはあんまり喧嘩したことないんデス!」

 

「そうだね、あれ以来喧嘩することはないもの」

 

 

笑い合う三人に、突如として弦十郎から連絡が入る。

 

「アルカノイズの反応を検知した。場所は地下68メートル、共同溝内だと思われる。」

 

「共同溝?」

 

「何デス、それは?」

 

「電線を始めとするエネルギー経路を埋設した地下溝ですね。」

 

「その通りだ、直ぐ近くエントランスが見えるだろう。」

三人は、橋の階段をおり、入り口に待機する。

 

「本部は現場に向かって航行中よ。」

 

「先んじて立花を向かわせている。」

 

「緊急事態だが、飛び込むのは馬鹿と合流してからだぞ。」

 

そして少しすると、響がこちらの向かって走ってくる。

 

「ここデース!」

 

しかし、響は何も答えず立ち止まる。

 

「何か、あったの?」

 

「何でもない、、、」

 

しかしどう見ても何でもないとは思えなかった。

 

「とてもそうには見えないデス、、、」

 

「二人には関係ないことだから!」

 

切歌の質問に声を荒げる響に調は押し黙ってしまう。

 

「どうしたんだ、響。らしくないよ?」

 

何とか響をなだめようとする雅人。

そんな中、調が声を紡いだ。

 

「私達じゃあ力になれないかもしれない。だけど・・・それでも・・」

 

「ごめん、どうかしてた・・・」

 

気まずそう響は調と切歌に謝罪し、三人は地下坑へと入っていく。

 

(響のあの様子を見る限り、絶対何かあるな・・・・)

 

「拳でどうにかなることって、実は簡単なことばかりなのかもしれない。だから、さっさと片付けちゃおう!」

 

「行こう、みんな!」

 

 

「Balwisyall Vescell gungnir torn-」

 

「Zeios igalima raizen tron-」

 

「Various shul shagana tronー」

 

『ジャンプ!』『オーソライズ!』

 

「変身ッ!」

 

『飛び上がライズ!ライジングホッパー!』

 

"A Jump to the sky turns to a rider kick. "

 

 

雅人、響、切歌、調は地下坑を降下し、目的地まで向かうと、オートスコアラー ミカ・ジャウカーンとアークがアルカノイズを大量に召喚し待ち構えていた。

 

「ンフフ、来たナ」

 

「また会えて嬉しいわ、響。でもごめんなさいね。今日は構ってあg「はああああッ!」

 

アークの言葉を待つことなく響は容赦なく拳を叩きこむ。

 

「・・・ご機嫌斜めってわけね。。」

追加でミカが召喚したアルカノイズを、響は次々に粉砕していくがやはり様子がおかしい。

瞳から明らかに涙がこぼれているのだ。

 

「泣いてる、、、?」

 

「やっぱり様子がおかしいデス!」

 

 

 

ミカとアークへの拳は、避けられるたびに共同溝内を破壊していくばかり。

 

「響!落ち着いて!何があったんだ!!」

今の彼女には、考える余裕がない。

 

どうしても父親が許せかった。悪かったと思っているなら、責任を感じているのなら、何故もっと早く来てくれなかったのだと。

ルナアタックやフロンティア事変があったことはわかっている。

けれども会いに行こうと思えばいつでも行けたはずだ。

 

それでいて今更『やり直したい』というのだ。

 

(そんな簡単にやり直したいって言わないで!!)

 

壊したのはお父さんの癖に・・・お父さんの癖にッ!

 

止まらない怒りをアルカノイズにぶつける響。

けれど、ふと思い出す。

 

 

違う・・・壊したのは、、、私も同じ・・・・

 

響の動きが止まったのをミカが見逃すはずがなかった。

すかさずカーボンロッドを響目がけて射出する。

 

「危ないッ!」

 

カーボンロッドが届く寸でのところで雅人が間に合い、ライジングホッパーの脚力で響を足で押し出した。

咄嗟とはいえ、49tのキック力に不意を突かれた彼女は勢いよくフェンスへ叩きつけられ、当たり所が悪かったのか気をうしなってしまった。

 

「ちょっと!やりすぎデス!!」

 

「それでも・・・がぁ!?」

 

けれども代わりに雅人にカーボンロッドが炸裂。大きく吹き飛ばされてしまう。

 

「大丈夫デスか?」

 

切歌は気絶している響に寄り添う。

 

「歌わないのカ?歌わないと・・・・」

 

 

死んじゃうゾォォォオオ!!

 

今までカーボンロッドを発射していた掌から今度は燃え盛る火炎が二人へ向けて放たれる。

思わず目を瞑る切歌であったが、火炎が届くことはなかった。

 

恐る恐る目を開くと、燃える灼熱を前に鋸を展開し必死になって防ぐ調の姿があった。

 

「切・・・ちゃん・・・」

 

苦しいのを堪え切歌の安否を確認する。

 

「大・・・丈夫・・?」

けれど、その声に切歌は、声を荒げて返す。

 

「・・・んなわけ・・・ないデス・・・」

 

「えッ?」

 

「大丈夫なわけないデス!!」

 

切歌の脳内に思い浮かべるのは、アルカノイズに初めて敗北した時に思いつめた顔をしていたクリスであった。

しかし今は考えている場合ではない。

状況を打開するべく、切歌はイグナイトモジュールを使おうと手に掛けようとする。

 

「駄目!」

 

それを調は止める。

 

「無茶をするのは、私が足手纏いだから!?」

二人の間にすれ違いが起きる中、ミカとアークにファラから通信が入る。

 

『マスター、いささか遊びすぎではありませんか?ミカも寄り道は良くないわ。』

 

「ごめんなさいね、今すぐ戻るわ。」

 

ミカも頷くが、苛立ちを抑えきれずに火炎の威力を上げる。

 

「鼻に付くゾ!」

 

『ジャッキングブレイク!』

 

勢いを増したミカの炎に追い打ちをかけるかの如くアークはフレイミングタイガーの力を使う。

 

「うぅ・・・・・」

 

やがて鋸は砕けそうになる。

そこへ雅人もフレイミングタイガーで対抗、少しでも勢いを減らそうとするが、相手の圧倒的火力を前にやられてやられてしまった。

 

「次は歌うんだゾ~」

 

「御機嫌よう。」

 

 

 

装者とライダーを打ちのめし満足したのか、アークとミカは転移結晶を割って姿を消したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「おっとり刀で駆けつけたのだが・・・」

 

「間に合わなければ意味がねえ。」

 

「人形が何を企てていたのか。」

疑問に思う中、緒川は戦闘で破壊された箇所を見て回っていた。

ふと、坑内にあった電力装置に目が行った。

 

「オートスコアラーの目的はまさか・・・!?」

 

 

「急ぎ、司令に連絡を!」

 

「八ッ!」

 

何か、感づいた緒川は近くにいたエージェントにすぐさま指示を送るのであった。

 

戦いの後、目を覚ました一行であったが、それからというのも調と切歌の仲が険悪になっていた。

互いの顔を見るなり、合わせようともしない辺り少し厄介な状況である。

 

「二人が喧嘩するなんて・・・」

 

「どうしたものか・・・」

 

気まずい空気の中、響は立ち上がって調と切歌の手を握る。

 

「ごめん、みんな・・・最初にペースを乱したのは、わたしだ。」

 

「さっきは、どうしたデスか?」

 

「うん・・・」

 

二人からの質問に響は寂しそうな声で話し始める。

「あれから、またお父さんにあったんだ。お父さんは昔と変わってなかった、でも許せなかったんだ。」

 

「今まで、会いにきてくれなかったのに今になってきたのが、どうしても・・・」

 

「ごめんなさい響。私が、悪いの。わたしが・・・」

 

「違うよ、未来は悪くない。悪くない、へいきヘッチャラ。だから泣かないで。」

未来と響のやり取りを見守っていた雅人は、なんとも言えない気持ちに襲われる。

 

(ルナアタックといい・・・フロンティアといい・・・どうしてこう付けが回ってくるのか。ああするしかなかったとは言え、響の問題は俺も付き合っていかなければならない問題だ・・・)

 

メディカルルームから出たザババコンビにエルフナインはモデルkを手渡す。

 

「オートスコアラーの再襲撃が予想されます。亡さんと一緒に解析してある程度の負荷軽減ができましたが、投与はくれぐれも慎重に。体への負担もそうですが、ここにあるLINKERにも限りがありますので」

 

~sideクリス、翼、マリア、奏シャワールーム~

 

「やはり父親の件だったのね。」

 

「こういう時はどんなふうにすればいいんだ?」

 

「難しい話だな・・・正直あたしはわからない。」

 

「わたしも同じだ、一般的な家庭の在り方を知らぬまま今の道だからな・・」

 

一般的な家庭の在り方を知らないという翼の言葉にマリアは、疑問に思うのであった。

 

「ところで、奏とセレナはオートスコアラーが襲撃した際どこに行っていたんだ?」

 

「ああ、アダムのダンナがキャロルの計画書、といっても構想案を見つけたみたいでな。その受け取りにね。」

 

「それで、セレナはどこに?」

 

「今、亡の手伝いをしてる。キャロルの方も司令の元にいるだろうな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵の狙いは電気経路の調査だと?」

共同溝内にあった電力装置を見た緒川さんが感づいたことはまさしくそれだった。

都市中枢の発電施設がオートスコアラーによってやられてしまっているため必然的に政府の拠点へ電力が供給されている。よって表から見えない都市構造が探れるというのだ。

 

 

「ここまでは君の計画書通りのようだ、キャロル君。」

 

「ああ、だが本筋の世界を壊す歌は俺がこの場にいる限り果たされない。それにイグナイトモジュールでオートスコアラーを倒したとしても譜面が無い以上ノエルも手が出せない。それにレイドライザーと呼ばれる端末で保護させる辺り失うデメリットは相手も承知しているだろう。だからイグナイトモジュールはこれまで通り使用しても構わないだろう。」

 

「だが、危機的な状況なのは変わりない。ノエルがいつ正しい順序を飛ばすか、わからん。」

 

(それに、装者たちがノエルを撃破し隙を見て計画を元に戻すだけだ。パパとの命題、必ず果たして見せる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~side 調、切歌~

真夏の帰り道、夕焼けの中二人の仲は一向に元には戻ってはいなかった。

 

「私に言いたいこと、あるんでしょ?」

 

「それは、調の方デス!」

 

「私は・・・・」

 

お互い言葉が詰まる中、突如として付近に爆発が巻き起こる。

悲鳴が上がった方向を見ると、上空からカーボンロッドが降り注ぎ無慈悲にも辺り一面を火の海に包んでいく。

 

「これは・・・!」

 

「あたしたちを焚きつけるつもりデス!」

 

急いで向かおうとするが、燃え盛る鳥居のてっぺんでオートスコアラー ミカ・ジャウカーンが笑いながら佇んでいる。

 

「私達を・・・足手纏いと軽く見ているのなら・・・!」

 

 

Varous shul shagana tronー

 

 

 

Zeios igalima raizen tron-

 

 

シュルシャガナとイガリマを纏った二人はミカへと果敢に立ち向かていく。

 

S.O.N.Gのほうでも状況を確認し潜航を急ぐも海底にて巨大な人型に掴まれてしまう。

 

「海底に巨大な人影だと・・・ッ!?」

 

「チィッ!レイアの妹までも!」

 

「私と妹が地味に支援してやる。だから存分に暴れろ、ミカ。」

 

飛びかかる鋸と鎌の斬撃をいともたやすくあしらうミカは調と切歌をあざ笑う。

 

「これぽっチ~?これじゃギアを直す前の方がマシだゾ!」

 

 

 

ミカの挑発に乗った切歌は単身で突っ込んでいく。

『切・呪リeット』を叩き込む。

 

「どんなもんデス!」

けれどもミカは無傷のままカーボンロットを幾つも切歌へ向けて発射する。

必死に避けるも、降り注いだカーボンロッドが退路を断たれてしまう。

 

「連携しないと無理だゾ~!」

 

「躱せないのなら受け止めるだけデス!」

 

切歌目掛けて放たれるカーボンロッド、覚悟を決めていた切歌であったが、それを調が丸鋸で防ぎ切る。

しかしそれに対して切歌は怒ってしまう。

 

「なんで!後先考えないで庇うデスか!」

 

「やっぱり私が足手纏いと・・・」

しかし調の思っていたことは違った答えが返ってきた。

 

「違うデス!」

 

「調が大好きだからデス!大好きなだから、調が傷ついていくのが許せなかったんデス!」

 

心の底からでた本心。偽りのない真の言葉であった。

 

「じゃあ・・・私は・・・」

 

「あたしはそう思えるのは、あの時調が守ってくれたからデス!」

 

「みんながあたしたちを怒るのはのは、あたしたちを大切に思ってくれるからなんデス!」

 

思い起こさせる今日まで起こってくれた人たちの記憶。

本当に大切に思ってくれるからこそ、失いたくないから怒るのだ。

 

その意味にようやく二人は気が付いた。

 

「マムが守ってくれた世界でカッコ悪く終わりたくない!」

 

「なら、カッコよくなるしかないデス!」

 

自分のしたことに向き合う勇気、覚悟を決めた調と切歌は、ギア本体を手に取る。

 

「「イグナイトモジュール!抜剣!

 

「デス!」

 

 

 

『SCYTHE・Dainsleif!』

 

 

 

『Territory・Dainsleif!』

 

 

ダインスレイフの呪いが二人の胸へと突き刺さり、浸食していく。

 

「底知れず、高まる力!!」

 

『SUN!』

ミカも高まる力に呼応したのか、シャイニングホルスプログライズーを手に取り、レイドライザーへ装填する。

 

『レイドライズ!』

 

『シャイニングホルス!』

 

"The illuminator is our sun god"

 

 

 

「ごめんね・・・切ちゃん・・!」

 

「いいデスよ、、、それよりも・・・みんなに」

 

「そうだ・・・みんなに謝らないと・・そのために強くなるんだああああ!!」

 

確固たる意志を手にした二人にダインスレイフは答えた!

漆黒をその身に纏い、ギアはとげとげしく変化を遂げる。

 

カッティングマンティスの大鎌、トラッピングスパイダーでさらに正確さを増した丸鋸のヨーヨーがシャイニングホルスレイダーとなったミカ・ジャウカーンに炸裂する。

しかし相手も負けじとその身不死鳥の如くを燃やし、灼熱の翼状のカーボンロッドを放つ!

降りかかる攻撃を走りながら回避し、切歌は隙を伺う。

 

「闇雲に逃げ回ってたら、ジリ貧だゾ!」

 

「知ってるデス!だから!」

 

切歌を追って来たミカを刺さっていたカーボンロッドを利用して回り込む。

 

「ゾなもし!?」

 

イガリマのアンカーワイヤーでミカを拘束、さらにシュルシャガナとも繋いで見せる

 

「足りない出力を掛け合わせてーーッ!?」

調の『非常Σ式・禁月輪』と切歌の『断殺・邪刃ウォttKKK』の合わせ技『禁殺邪輪・Zあ破刃エクLィプssSSー墓Rイ怒がミカを確実に捉え、裁断。大爆発を起こすのであった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちの気も知らないで!」

 

 

 

戦いが終わり、駆けつけたクリスに二人は叱られていた

 

 

「たまには、指示に従ったらどうだ?」

 

弦十郎からも釘を刺され、調と切歌はしおらしく反省した様子で答えた。

 

「独断が過ぎました・・・」

 

「これからは気を付けるデス。」

思っていたほど二人が反省していた為思わず弦十郎も驚いていた。

 

「珍しくしおらしいな。」

 

「私達が背伸びしないで出来ることは、受け止めて受け入れること」

 

「だから・・・ごめんなさいデス。」

 

明らかに懲りているようだったため弦十郎は、二人を許すのであった。

 

「先輩が手を引かなくたって立派に前に進んでいきやがる・・・あたしとは違うんだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~チフォージュシャトー~

一時停止したミカを抱え、アークは戻っていた。

 

「ミカも派手に散りましたか・・・」

 

「ええ・・・お疲れ様、ミカ。」

 

レイアの言葉にアークはしみじみと返す。

 

「これからいかがなさいますか?」

 

アークは玉座に腰掛け、指示を出す。

 

「計画通り、ファラには風鳴邸にある要石を、私とレイア、そして調整が済んだシュウで深淵の竜宮へと向かう。」

 

そしてアークの脳内には、響と楽しそうに話すエルフナインが映っていた。

 

「楽しそうね・・・響。私の愛すべき太陽。早くオートスコアラーたちを蹴散らしてチフォージュシャトーにいらっしゃい。最高の舞台で踊りましょう?」




今回登場したプログライズキー
・『Territory・Dainsleif』
トラッピングスパイダープログライズキーを元に調に適合する形で作れ上げたイグナイトモジュール。基本はヨーヨーの素材や空間を把握する能力として活躍する。
また糸は相手を絡めとったり強度に優れているため使い道は無限大

・『SCYTHE・Dainsleif!』
カッティングマンティスプログライズキーを切歌に適合する形で取り入れたイグナイトモジュール。元より魂を切断するほどの切れ味を擁していたが、さらに切れ味を良くし鎌の重さも軽くなっているため通常時よりも扱いやすい

・『シャイニングホルスプログライズキー』
太陽神ホルスの力を宿したプログライズキー。他のキーと違い聖遺物『ラーの仮初・ケプリ』から作られたプログライズキーである。ダウラダブラと一緒に盗まれていたが、物置に放置されていたのをアークが改造した。
↑原案は情報屋迅龍牙さんが提供してくださいました。

次回予告
風鳴邸へと足を運ぶ翼たち、そこにオートスコアラーファラが襲い掛かる。
一方、深淵の竜宮にてアーク、レイア、シュウの三人が現れる。
二か所で同時に展開される戦い。
そして娘と父すれ違う思い。

剣は天へ羽ばたけるのか

次回『ツバサの夢に向かって飛べ!』

本小説版LOST-SONG編、読んでみたい?*XV編後

  • 勿論ッ!
  • う~ん・・・
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