戦姫絶唱シンフォギア01 ~Take off toward a dream~   作:光からの使者

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前回のあらすじ
シンフォギア装者とともにデュランダルの護衛を任された雅人であったが、ネフシュタンの少女とアルシノマギアに遭遇する。
戦いの最中ついにデュランダルが起動、圧倒的な破壊力を見せつけたのであった・・


叫べ、ウルフのごとく

雪音クリスside

 

「・・・・。」

 

完全聖遺物の起動には相応のフォニックゲインが必要だってフィーネは言ってた。

 

あたしがソロモンの杖の起動に半年もかかずらったことをあいつはあっという間に成し遂げた

 

そればかりか無理矢理力をぶっ放してみせやがった___バケモンめ!!

 

それにフィーネが信頼を寄せてるフードの女から渡された機械で作った人形も仮面ライダーにやられっぱなしじゃねぇか!!

 

フィーネに見捨てられたらあたしはまた一人ぼっち・・・そんなの絶対にいやだ!

 

「・・・わざわざ気配を消しての登場とはねえ」

 

クリスは、黒い衣装に身を包みサングラスと帽子で顔を隠した金髪の女に怒りをぶつける。

 

「ふふ・・・」

 

「分かってるよ、課せられたことくらいはなあ」

 

「こんな玩具に頼らなくてもあんたの言うことくらいきてやらあ!」

 

そういうとクリスはソロモンの杖とゼツメライザーとゼツメライズキーを全てフィーネに渡してしまう。

 

 

「いいのかしら?すべて渡しちゃって?」

 

「当たり前だ!あんな奴らあたしがこの手でぶっ潰してやる!!」

 

 

 

 

sideend

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わり、風鳴指令との特訓を終えた俺は、了子さんに勧められて休憩と名の付き添いをしていた。

しかも奏さんの付き添いである。

 

え・・・なんでって?そりゃもちろん彼女も了子さんから息抜きを進められたらしい。

なので折角だからこうして買い物をしたりしているわけだ。

 

「なあ、雅人。」

 

「なんですか?」

 

「こうしてノイズがいねぇと戦いの日々を忘れられる・・」

 

「ええ・・いつまでもこうだといいですよね。」

 

何も変わらない平和な日常、しかしそれは唐突に破られる。

 

「うわあああああああ!!」

 

突如として平和な街から悲鳴が上がる。

 

「奏さん!」

 

「嗚呼、行こう!」

 

悲鳴のした場所に駆けつけるとノイズが発生し人々を炭素の塊へと変えていく。

 

「ノイズ………!」

 

「あのクソやろうども…どっから出てきやがった!」

 

そんな間にも続々とノイズは溢れ、街の中を我が物顔で練り歩いて行く。

 

「とにかく奴らを止める!」

 

「変身ッ!」

 

プログライズ!

 

『ライジングホッパー!』

 

「Croitzal roitzall Gungnir zizzl 」

 

奏はガングニールを身に纏い、雅人はゼロワンへと変身しノイズの群れへと突入していく。

 

「うぉりゃああー!」

 

ガングニールのアームドギアでノイズを薙ぎ払う奏さん。

そして俺は、アタッシュショットガンで後ろから援護する。

 

『revolver!』

 

"purogrise key comfirmed. Ready to utilize."

 

【ガトリンカバンショット!】

 

ガトリングカバンショットで奏さんを囲っているノイズを撃ち抜いて

奏さんが爆風を利用して天高く跳び奥に潜んでいた大型ノイズ目掛けてアームドギアを振り下ろす。

 

「おりゃあああああ!!」

 

振り下ろされたアームドギアの前になす術なく大型ノイズは真っ二つに切り裂かれ消滅した。

 

 

こうして突如現れたノイズを倒すことに成功しなのだが、安心する間もなく衛星ゼムから通信が入る。

その内容は、響ちゃんがネフシュタンの少女と遭遇し現在交戦中だと言うことそして翼さんも同じ場所で戦っているとのことだった。

 

「奏さん、どうやら翼さん達がネフシュタンの少女と交戦中のようです。」

 

「なんだって!?」

 

「ポイントはここからそう遠くありません。俺たちも向かいましょう。」

 

「わかった行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わり、立花響はネフシュタンの少女こと雪音クリスと交戦していた。

訓練の賜物か戦況は響が優勢である。しかし彼女は、押しているのにも関わらず雪音クリスに追撃しようとはしなかった。自ら手を差し伸べクリスのことを理解しようとするもその手は拒絶されてしまう。

さらには、アーマーパージにより鎧を脱ぎ捨てたクリスが身に纏っているのは全く別のシンフォギアであった。

 

聖遺物『イチイバル』過去に失われたはずの聖遺物第二号

 

ネフシュタンとはうって変わって銃撃戦による遠距離攻撃を得意とするイチイバルとは相性が悪い

なおかつこれ以上の戦いを望んでいない響はガトリングの前に手出しができない。

 

「これで終いだ!」

 

大量のミサイルが響目掛けて放たれる

 

(こんなの避けきれな___)

 

ミサイルの直撃により辺りは爆風に包まれる。

 

「はあ、はあ、はあ・・・ッ!どうだ・・・」

 

(あれだけ撃ち込めば・・・!)

 

しかしクリスの攻撃は、青く透き通るような剣が見事に遮っていた。

 

そう、風鳴翼のシンフォギア『天羽々斬』が

 

「ぅ・・・翼さん・・?」

 

「嗚呼、遅くなってすまない。」

 

「立花・・・力を貸してほしい」

 

「は・・・はい!」

 

「うっとおしいんだよ!お前らぁッ!」

 

怒りに駆られたクリスは再びイチイバルのガトリングを連射するもすべてかいくぐりクリスへと巧みに斬撃を与えていく。

 

(こいつ・・・前よりも強くなってやがる!!)

 

そして翼は羽々斬をクリスののど元へと当てる。

 

「これで王手だ。」

 

しかしその時だ突然ノイズが翼目掛けて降ってきたのだ。

当然躱したが空を見上げるとそこには鳥型のノイズが新たに三体いた。

 

「どうして・・・なんでノイズが!」

 

戸惑うクリスに応えるかのように辺りに女性の声が響く。

 

「___あなたには失望したわ。」

 

 

「その声は・・・フィーネッ!」

 

「どういうつもりだ!?」

 

(フィーネ?終わりの名を持つ者?)

 

「もうあなたには用はないわ・・」

 

「おい!なんでだよ!?」

 

フィーネは、そう告げるとネフシュタンを纏いソロモンの杖を持ち、逃げようとしている。

 

 

「御機嫌ようシンフォギア装者たち。せっかくだから私からのプレゼントよ有難く思いなさい」

フィーネは去る間際にシンフォギア装者たちへ向けてクエネオマギアを差し向けた。

 

「待ちやがれフィーネエエエエエッ!」

 

フィーネの後を追いクリスは、この場から離れる。

 

「クリスちゃん!!」

 

響は追いかけようとするも翼に止められ、目の前のノイズとマギアに集中する。

 

その時だ

 

クエネオマギアを蹴りつけ雅人は奏とともに無事に駆け付けたのだ。

 

「奏・・!」

 

「雅人さん!」

 

「悪いね、遅くなっちまった。」

 

「援護します!」

 

 

 

雅人と奏が加わったことにより戦況は、優位なものになったかと思われたが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「フンッ!」

 

なんとクエネオマギアが放った有線接続が鳥ノイズに突き刺さりフェイスが三葉虫を思わせるものに変化した。

 

「え!?嘘でしょ!?」

 

先程まで突進してくるだけだった鳥ノイズの翼の先端がナイフのように鋭く変化しシンフォギア装者たちを追い詰めていく。

 

「ぐッ・・!!」

 

(このノイズ・・・今までより強い・・!!)

 

「くそッ!負けてたまるか!」

 

負けじと反撃に転じるも、鳥ノイズたちの装甲が厚くなっておりシンフォギアで傷が入りずらい。

 

さらには

 

「うっ・・・!」

 

「奏!!」

 

「奏さん!」

 

本来低い適応指数を補うためのLiNKERの効果も薄れ始めさらに事態は深刻化していく。

 

(このままだと奏さんが・・・)

 

不安が押し寄せる中再び衛星ゼムからの通信が入る。

 

 

 

 

 

雅人様、新しいプログライズキーが完成いたしました。

ライズフォンより、ライズホッパーをお呼びください。

 

「・・・よし。」

 

俺はライズフォンを手に取りバイクアプリを起動させる。

 

”Canging to super bike motorcycle mode"

 

モーターライズ!ライズホッパー!

 

『頭上に注意してください。』

 

 

 

 

 

丁寧なアナウンスから数秒後、本当に頭上からバイクが降り鳥ノイズを一体踏み潰す。

 

クエネオマギアとの距離を置き、座席に置かれている箱を開けると エイムズショットライザーとシューティングウルフキーが入っていた。

 

それも宛名は天羽奏様へと

 

何故奏さん宛に用意されていたのかは、わからないが衛星ゼムには何か考えがあってのことだろう。

 

そう思った俺は、二つとも奏さんへ投げ渡した。

 

「雅人、これは・・・?」

 

「奏さん!キーを無理矢理こじ開けてください!」

 

「はあッ!?」

 

「翼さん!響ちゃん!プログライズキーが開くまで時間を稼いでください!マギアの相手は俺がしますから!」

 

「わかりました!立花、ここが踏ん張りどころだ!」

 

「はいっ!」

 

 

 

奏side

 

翼が、雅人が、そして響があたしなんかのために必死に耐えてくれている・・・!!

 

みんなの頑張りを無駄になるわけにはいかない!

 

「ぐぬぬぬッ・・・!!」

 

雅人が渡したキーには頑丈なロックがかかってやがる・・!

 

でも・・・それがどうしたあああああああああああああああああああああああああ!!!

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

 

奏の馬鹿力がついにシューティングウルフプログライズキーのロックを外すことに成功した!

 

 

『バレット!』

そしてキーを起動させ、ショットライザーに装填させる。

 

『Kamen rider! Kamen rider! Kamen rider!』

 

「変身!」

 

『ショットライズ!』

 

そのままショットライザーの引き金を引いて放たれた銃弾が鳥ノイズとマギアに当たる。

そして戻ってきた銃弾を拳で殴り、銃弾がはじけ飛ぶ。

 

『シューティングウルフ!』

 

 

"The elevation increases as the bullet is friend."

 

散らばった装甲をガングニールの上から身に纏っていく。

 

見た目はいつものガングニールと何ら変わらない。

 

しかし、全体が青色となり所々にウルフの装飾がつけられている。

さながら仮面ライダーバルカンとガングニールが融合したようにもみえる。

 

今まさにシンフォギアと仮面ライダー、二つの力を手にした戦士が誕生した。




今回のゼロワン、とってもかっこよかったです!
或人社長とヒューマギア全員の善意が掴み取った勝利だと思います。

次週出てくる謎ライダー・・・何者なんだ?

本小説版LOST-SONG編、読んでみたい?*XV編後

  • 勿論ッ!
  • う~ん・・・
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