早く治ってほしいものです。
やっぱり健康が一番ですわ。
それではスタートです。
帰宅した翌日の朝。
ほとんどの人が、あ~ねみ~休もうかな?と考えてしまう魔の時間。
月曜日の朝なんてたまったもんじゃない。そんな中神北駿は少し早くに
目が覚めてしまい二度寝も考えたがズルズル引きづりそうなので飛び起きた。
「おっ、ゲンに由紀江、早いな。おはよう。
麗子さんもおはようございます。今日は一段と綺麗ですね」
「おはよう、朝食にハムを追加しといたからね!」
「ウス」
「おはようございます!」
ゲン、源忠勝と由紀江が既に起きており島津岳人の母で島津寮の寮母、
麗子さんは褒めたたえると朝食におまけを入れてくれる。
本人はお世辞でも嬉しいと言っている。
しばらくすると寮の皆は起きだし各自集まってきた。
「今日の味噌汁は由紀江ちゃんが味付けを工夫して作ったんだよ!」
「い、いつもとは違う味を出そうと思い作ったのですが、
お口に合いますでしょうか!?」
「…うん、凄く美味しいよ。隠し味に何を入れてるんだ?」
「ありがとうございます!隠し味はプレーンヨーグルトを
入れてうまみの成分を増加させています」
「なるほど、奥が深い。それから由紀江はもっと自分の腕に自信を持てって」
『そうだぜまゆっち!まゆっちの料理は皆を虜にしちゃうんだぜ!』
「せやな」
『せやせや』
残りの朝食も美味しく頂きました。
☆ ☆ ☆
「我が名はシンロン!川神百代に勝負を申し込む!」
俺達風間ファミリーはいつもと変わらない様子で学園に登校していると、
多馬大橋、別名変態の橋で百代の挑戦者が現れたが、
「デュクシ!梁山泊に入りたかったのにー!」
「シンロンさんがログアウトしました」
瞬殺され遠くに飛ばされた。哀れなり。百代は満足気だった。
どんだけ力あんだよ。ヤケモンかよ。
「リンリンリリン、リリーン♪」
声が聞こえたほうを見てみると
文学少女こと葉桜清楚が自転車で登校していた。
「おはようー!」
「清楚ちゃん、おはよう!」
「おはよう清楚」
「葉桜先輩、おはようございます」
軽く挨拶をかわすと岳人がいきなり告白していたが、
あしらわれていた。さすがは岳人ンゴww
「清楚は自転車通学なんだな」
「そうだよ。九鬼財閥が開発した電動自転車で名前はスイスイ号って言うの」
「皆さん、よろしくお願いします」
「さすがは九鬼ねぇ~喋ったわ!」
「なぁ、俺が乗ってもいいか?いくぞ!」
キャップ、風間翔一が興味津々で許可も取らずスイスイ号に乗ろうとしたが―――
「きたねぇケツを乗っけるんじゃねえ!」
―――とキレた。俺達が世話になっている人工知能のクッキーと同じでキレ症だった。
九鬼の人工知能は面倒くさい問題があると思いまんた。
「すみません。私を守るために威嚇性能がついているようなんです」
「行きましょう清楚。余裕をもった登校を」
「それではまた学校で会おうね」
清楚は軽快に自転車に乗り登校していった。
「今の葉桜先輩の動き見た?」
椎名京が清楚の動きを見て驚いていた。それは皆もだ。
「確かに運動神経抜群だな。ますます正体が気になる…誰でもいいけどな」
まぁ、ほぼ特定できるくらいヒントが出ているけどな。今日でさらに可能性が上がった。
ただ確信はないし清楚は清少納言や紫式部だと思っているようなので
まだ伏せておいた方が良いだろう。予想外の正体でショックを受けるかもしれない。
「駿さん、どうしたの?」
「いや、何でもない」
清楚が去った後、次は義経達がやってきた。
「どうもー。今日も川神水が美味い」
「おはよう!噂通り仲良しなのだな」
「はいどうもー。与一はなんで後方にいるんだ?」
「照れてるからだよ。ガキだから」
「なる」
義経達とも挨拶を交わしていると橋の道路を猛スピードで走るバイクの運転手に
義経の鞄をひったくられてしまった。
由紀江と弁慶が運転手に攻撃したが初めから義経狙いでバイクは防刃加工、由紀江の斬撃は効かず
そしてある程度の強さを持っており弁慶の投げた石を拳で撃ち消した。
「なーに盗まれてんのお前」
「すまない与一。義経は深く反省する」
一子が追いかけているが追いつきそうにない。ここはモモの力で捕まえるか。
だが―――
「―――クラウディオ!」
「はっ。ソドムの弓矢でございます」
いきなり現れた執事から長弓を受け取って射撃体勢に入り、
「奥義、七大地獄の誘い(ワールド・ツアー)!!」
狙いを定め標的に目掛けて矢を解き放った。
「なんだぁ!?ぐぼあぁあああああ!!」
そして見事にバイクへ命中させ、転倒させた。
「すげぇ!この距離で当てるのか!」
「那須与一、伝承は本当なんだね!」
キャップやモロ、師岡卓也たちは思わず歓声を上げる。
「さすがは天下五弓だな」
「なにそれ、そんなのあるの?」
「ああ、それから京も天下五弓だぞ」
「えへん」ドヤァ
「まぁ、呼称に興味ないけどね」
「じゃあ、なんでドヤ顔したのさ…」
今日の朝は普段より騒がしかった。
「しまった、組織に弓のモーションを見られた…」
「マジか…だが、敵が得たデータを消すことくらい容易いn―――ハッ!?
危ない危ない。再発しかけた…」
……騒がしかった。
ヒロインの希望は活動報告などでお知らせください。
個別ENDも場合によっては考えます。
ではでは~