ハイスクールD×D 運命を背負いし王(お試し)   作:銃剣

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皆さん遅くなってすいませんでした!
色々就活やらあったので書く暇がありませんでした

それから今回短いと思います


ラスト・ウルフ・赤き龍の怒り

全員が息の飲む

もはやそこには争いというのは無く、ある男に目が釘付けであった

その男は黒と赤に身を包んだ服に腰には鎖、漆黒の髪に茶色のメッシュ

その雰囲気はまさに王。その人物はゆっくりと地面に降り立つ

男こそ、数千年前自らを封印したダークネクロの『帝王(エンペラー)』――音也である

 

 

「……ふぅ」

 

 

音也は空気を吸い吐き出す

スッと目を開き辺りを見渡す

その様子を見ていた曹操は手に持っていた黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)の異常に気づいた

 

 

「震えているだと…」

 

 

黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)は音也の復活した途端

独りでに震えだしたのだ。それは恐怖から来る震えと同じものだった

 

 

「恐れているとでも言うのか。最強の神滅具が」

 

 

そう言っている曹操自身の手も震えていた

しかしすぐに震えを止め握りなおす

 

 

そして地面を蹴り一直線に音也に向け槍の一突きを繰り出した

 

 

「(これがダークネクロの王の存在感!黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)ですらこの状態になってしまう程の力。それでこそ倒すに値する!全ての種族を束ね頂点に立つ種族の王でも、今の様子では防ぎきれまい!!)」

 

 

曹操が心の中でそう思っていた

しかしそれは浅はかな考えだと今に思い知らされる。曹操が放った渾身の突きは…

 

 

――パシッ

 

 

二本の指(・・・・)だけで止められる

 

 

「なっ!?」

 

 

曹操は黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)をたった二本の指だけで止められ驚愕した

しかしそれすらも考える暇も無かった

 

 

――ズバァ!!

 

 

何かが切り裂くような音

曹操の腹が裂け血が噴出した

曹操の目に入ったのは何かを振り上げた音也の手だった

 

 

「…長い眠りについたせいか。下半身を切り落としたかったが…浅かったか」

 

 

そう言って音也は手に魔力を溜め始める

どす黒い魔力の塊が出来始めた---その時だった

 

 

 

 

上空に何かが砕かれ、音也に向かって急降下する者がいた

それは全身に青く薄い魔力を纏い、人狼のような形状になっていた狼牙だった

 

 

「(復活したか!?だがいくら奴でも全盛期の頃より力が衰えている筈だ。今の俺なら倒す事が出来なくとも傷ぐらいは負わせられる!!)」

 

 

覚悟した狼牙は両手を構え、音也に奇襲をかけようとする

しかしそれすらも無駄なことだった

 

 

「…っふ!」

 

 

「がぁ!?」

 

 

音也は狼牙の姿を確認せず気配で察知し

曹操に構えていた魔力を上に打ち込み、奇襲を防ぎ迎撃する

魔力を直接体に叩き込まれた狼牙は纏っていた魔力が消え地面に落される

 

 

「先生!?」

 

 

「狼牙さん!!」

 

 

「ごっほ!!…一誠……ロスヴァイセ…お前等………逃げろぉぉぉ!!…がぁ!?」

 

 

狼牙は体を地面を這い蹲りながらも全員に呼びかける

音也は狼牙の蹴り上げ遠くに飛ばす

 

 

「ドラゴンウルフ。私が眠っている間に随分と成長したものだな」

 

 

「…お前が居なくなった後も俺は強くなり続けてきた!ここで食い止める…うぁぁぁああああああああああ!!」

 

 

狼牙は地面を爪で引っかくと青い電流が迸り変貌と遂げる

狼の形状はそのままだが、髷のような鬣に所々に龍の鱗がある

 

 

「ほぉ…姿も狼から龍に近くなっているな。そう思わないかアイオン」

 

 

『っふん。お前も相変わらずで何よりだ』

 

 

音也の近くに小型形態のアイオンが飛び回っていた

 

 

「アイオン、昔のように力を貸してくれるな?」

 

 

『当然だ。お前の力を見せてやれ』

 

 

アイオンの体が光り、そのまま音也の左腕に入り込むと『宿命王の籠手(フェイタル・ギア)』が展開され、狼牙に向ける

 

 

「絶滅せよ」

 

 

『有り難く思え…絶滅タイムだ!』

 

 

禁手化(バランス・ブレイク)

 

 

『Destiny Dragon over booster!!』

 

 

音也の体が光に包み込まれ『宿命王の鎧(フェイタル・ギア・フルマーマー)』を纏う

 

 

「ウォオオオオオオオオオオオ!!」

 

 

狼牙は捉えられないほどのスピードで音也に迫る

軌道が変え撹乱させ、一撃を決めようとする

 

 

『Bind!Bind!Bind!Bind!Bind!Bind!Bind!』

 

 

狼牙の周りから鎖が何本も飛び出してくるが

今の狼牙のスピードは鎖よりも早く捕らえる事は出来ない

 

 

「ほぉ…」

 

 

音也は狼牙のスピードに感心していた

狼牙は鎖を全て避け切り、急接近する

 

 

「っふん!」

 

 

「っち!」

 

 

しかし音也も黙って攻撃を食らうほど弱くは無い

スピードに乗った狼牙の攻撃をガードする。舌打ちをした狼牙は再び攻撃を繰り出すもすべてガードされる

 

 

『Bind・Liberation!!』

 

 

さっきとは違う電子音

再びに鎖が飛び出るが、飛び出した場所は

 

 

狼牙の体だった

 

 

「何ッ!?」

 

 

突然の事に驚く狼牙

体から飛び出した鎖は巻きつき拘束する

 

 

「今使ったのは今までお前に体に打ち込んだ魔力を鎖として解放させた」

 

 

「体に打ち込んだ?……まさか今までの攻撃は!?」

 

 

「そう、私の魔力は電気のように帯びている。その帯びた魔力を一気に拘束として解放した」

 

 

そう言って音也は封印した二人とは全く違う鍵を腰のベルトに差し込む

 

 

『DragonWolf・Sealed』

 

 

鍵から青色のオーラが発せられ、炎のように燃える。そのオーラを狼牙に放つと体が燃え上がり、包み込まれていく

 

 

「グォオオオオオオオオオオオオオオッ!!?」

 

 

「これがお前の運命だ。ドラゴンウルフ」

 

 

音也はオーラを放った篭手を突き出すとさらに燃え上がる

体全体が炎に包み込まれオーラが小さく球体になると篭手の甲の宝玉に誘われるように入りこむ

 

 

「他愛無い」

 

 

「てめぇえええええええええ!!」

 

 

音也に対する怒号

それは一誠からだった

 

 

「ドライグゥゥウウウウウウウウウウウ!!!」

 

 

『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』

 

 

「愚か者め」

 

 

一誠は今まで以上の倍増をし、魔力を上げていく

それを見た音也も魔力を上げていく

 

 

「うらぁあああああああああああああああ!!」

 

 

雄たけびを上げながら駆け出す一誠

 

 

「……はぁあああああ!」

 

 

鎧からどす黒い魔力を放ち、周りを爆破させる音也

その爆破は一誠の後ろにも起こる。その爆破の衝撃を利用し前に飛び拳を突き出す一誠

 

 

 

ここに宿命王と赤龍帝が交じり合う

 

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