艦これ0 RTA 0から1へ エンド 強化人間チャート   作:道長(最近灯に目覚めた)

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コロナウイルスが怖いので発投稿です。


RTA Part9

思ったより順調なRTA、はっじまーるよー。

前回は地上にある資材の回収を切り上げた所で終わりました。合流地点ですぐに、天龍が鳳翔さんに駆け寄りまます。

 

「鳳翔さん、敵は!?」

「まだ射程には入っていませんね。確認出来る船団は3つ。全員Elite級以上。第1戦隊が正規空母1隻に戦艦2隻、軽巡洋艦2隻と駆逐艦1隻。第2戦隊は軽空母2隻と重巡洋艦2隻、軽巡洋艦2隻。最後が先行している軽巡洋艦3隻と駆逐艦3隻で構成された高速の水雷戦隊かと」

 

しかも正規空母と戦艦の片割れはflagship級ですね。小艦隊を相手取るにしては随分と大盤振る舞いです。

 

と鳳翔さんが申しております。こっちは4隻ですから戦力比2:9……普通だな!

1人5隻沈めればお釣りが来るんだからヘーキヘーキ! 数字上の戦力と実際の戦力は全然違うことも多いし!

 

……。

 

ハァーーー……(クソデカタメ息)。

 

なんで軽空母を含むとはいえ空母が3隻も来てるんですかぁ!

こっちはたった4人だぞ! それに戦艦2隻がいたらどう考えても過剰戦力で資源の無駄ダルルォ!?

私が事務方ならそんな指揮する奴クビだクビだクビだ!

……これでも太平洋戦争よりはマシという事実に震えた。震えない?

 

文句を言っても仕方ありません。こちらの目的は開発資材を拠点まで持って帰ること。ロスは大きくなりますが、ひたすら凌いで闇夜に紛れて撤退という手段もあります。

 

……いや。そっちのがまずいかもしれませんね……。

鳳翔さんに敵潜水艦の有無を確認しましょう。

 

「今のところ、それらしき存在は確認できないとのことです。ですが……」

 

逡巡した鳳翔さんに続きを促します。伏し目がちだった両眼が、幾分か遠慮がちにレイくんを捉えました。

 

「私の勘。ではありますが、間違いなく来るでしょう」

 

まだ来るのか、壊れるなぁ……。

鳳翔さんの技能「予知」が入りました。「直感」より直接戦闘時の補正は低めですが有効判定時間が長く、この様に戦術レベル、場合によっては戦略レベルでの未来を予測出来ます。

発動が不安定かつ外れることもありますが、大体8割は当たるので参考にするには十分過ぎる精度でしょう。

ちなみに鳳翔さん、収束攻撃と高レベルの連携技能をちゃんと持ってました。これで予知持ちとか勲章物ですよ……。

そういや天龍も高レベルの連携技能を持ってたんですよね。同時に持ってた「切り込み隊長」のせいでほぼ死にスキルでしたけど。

 

「潜水艦が夜戦に合わせて来るとなると……、水雷戦隊は最初の足止めとトドメの夜戦要員か? ゴーヤ1人に対しては、いくらなんでも過剰過ぎんだろ。……ちょうど上がってきたな」

 

天龍が予想を立てているとにわかに水面が泡立ちます。ゴーヤが上がって来る様です。

 

「プハァ! ゴーヤ、開発資材の回収を完了しました。 4つ全部持ってきたよ!」

 

やったぜ。

でち公が想定より早く開発資材を持ってきました。しかも全部。警戒と目星が最高レベルだったとはいえ、これは嬉しい誤算です。

ちなみにゴーヤはストレス耐性も最高レベルです。これはその気になれば2、3日潜り続けられることを示してます。一体何がお前をそうさせるんだ……。

ゴーヤも合流したので作戦を練り直しましょう。そろそろ敵の先制攻撃が怖い時間ですが、工廠内なら多少は持ちます。幸い鳳翔さんの予知と、天龍の分析で離脱の方針は決められました。

ということで全員傾聴!今から深海棲艦にたっぷりちかえししてやるからなぁ? 

 

「俺も似たような意見だ。賛成」

「少々緊張します……。ですが1番成功確率が高いかと」

「また仲間外れでち……」

 

天龍と鳳翔さんは同意してくれました。しかしゴーヤが不満げ……というより悔しそうですが、仕方ありません。開発資材の輸送という最重要事項を受け持ってもらう以上、彼女の安全は最優先です。当たり前だよなぁ?

お前しか出来ないんだからさぁ。頼むよー。

 

「わかったでち。為すべきことを為す。ゴーヤ、頑張るよぅ!」

 

ゴーヤの気合を入れ直したところで作戦開始です。じゃあ、始めましょう。

 

 

 

相手は様子をうかがっていたようで、まだ攻撃は受けていません。天龍の分析の信憑性が増しました。早速打って出ましょう。

工廠の外に出るといきなり風切り音が聞こえてきましたね。無視しても当たる要素も意味もありませんが、初撃は鳳翔さんに任せています。天龍と一緒に適当に怯んだ振りをして、砲撃戦に付き合ってあげましょう。あまり撃ち過ぎると相手の命中率も上がるので、程良い感じを身体で覚えておくと事故が減ります。

 

「責任重大ですね……。いきます」

 

第一次攻撃隊が発艦しました。最初の山場です。意識はこちらに引き付けていますが、さて。

 

「おっし。軽巡がうまい具合に潰せたな。援護頼むぜ、隊長」

 

水雷戦隊の軽巡2隻に黒煙が上がります。1隻が大破、もう一隻が中破。全力出撃が功を奏しました。戦艦の長距離砲撃が怖いですが、敵の艦載機が来るまでが勝負です。出し惜しみせずに先行してきた水雷戦隊の処理に当たりましょう。

水飛沫と爆音を掻い潜り、有効射程内に敵駆逐艦を捉えました。眉間に向けて4発斉射、確実に仕留め、すぐさま再装填。天龍の砲撃も1隻に小破程度の損害を与えました。

速攻を仕掛け、敵戦列をグチャグチャにする乱戦必至の作戦では、小回りが利き、魚雷を装備している駆逐艦と軽巡洋艦が1番の脅威となります。また現在の敵艦隊は、戦艦の砲撃を除けば、敵艦載機が来るまでTDN水雷戦隊です。集中して叩けば機能不全に追い込むことは可能です。この3人なら、という条件は付きますが。

突っ込む天龍のために、無傷の2隻に1発ずつぶちこんでやりましょう。目立ったダメージはありませんが、照準を乱すには十分です。

 

「迂闊にオレに近づくヤツは、死ぬぜ!」

 

刀を振りかぶり、無傷の軽巡洋艦を叩き斬りました。続いて比較的近くにいた駆逐艦をトゥーキックで転覆させます。自分の艤装を傷付けずに蹴る、地味ですが高等技術です。蹴られた駆逐艦には天龍の内部装甲が見えたことでしょう。こちらからだと角度的に無理ですね。

そしてまだ動ける駆逐艦の機関部に砲撃をぶちこみましたね。これで敵水雷戦隊は機能停止。ただし代償として

 

「げっ。イナゴの大群かよ……。流石に空母3隻となると気持ちワリィ位の数だな」

 

敵の攻爆撃機とマトモにやりあわなくてはいけなくなるですけどね(白目)。

天龍とレイくんはともかく、唯一の航空戦力を持つ鳳翔さんは中破は覚悟でしょう。いくら明石のチューンアップで速度をあげているとはいえ、真っ先に狙われれば厳しくなります。

まあ。対抗札は握ってるんですけどねぇ(暗黒微笑)。

 

「頼んだ。隊長!」

 

適当に機銃をバラ撒いた天龍が後退、レイ君が先頭へ、おもむろに刀を抜いて構えます。音と衝撃と海水が舞う中で、ゆらりと刀身が妖しく光るのがとてもカッコいいと思います小並感)。

刃を空に向けた構え……上段霞の構えが一番近いでしょうか。ゆっくり息を吐くと、刃を中心に大気が揺らめきます。そして呼吸を止め、一閃。

暴風と共に一帯をなぎ払います。直撃した攻撃機はもちろん、余波で煽られた敵機も海に墜ちていきました。

「竜扇」という技です。アビリティの説明を見ると「秘伝 竜閃」の元である「竜旋」の応用だそうです。

回転切りのような「竜旋」とは違い、最初から対艦載機用に生み出した対空技……と説明されてますね。呼吸と躰のタメが必要、連発は不可能、敵味方の判別は出来ない、ということですが、場所とタイミングを選べば強力な防空手段となります。

現に全体の4割程の航空機が吹き飛びました。

Foo↑気持ちぃー! 航空戦力壊滅やんけ!

先に鳳翔さんが大規模な艦爆をすれば、相手は好機と思って積極的に航空戦力を投入するでしょうから。

だから水雷戦隊になりふり構わず艦載機をつぎ込んだんですねぇ。

統率を失った航空機の脅威度は大分落ちます。これなら第一波は凌げるでしょう。レイくん自身、破片による擦過傷で済みました。2人の無事を確かめます。

 

「艦載機、甲板、機関部問題ありません」

「おいおい隊長、掠めるなんてらしく無いんじゃねえか?」

 

問題無さそうですね。ただし天龍、お前は後で大淀な?

 

「すいません。許してください。大淀だけは勘弁してください……」

 

ヘタレた天龍が見れたのでここまでにしておきましょう。君のそういうとこ好きだよ(大胆な告白)。

 

一応順調には進めていますが、これでも相手の優位を崩せたとは言えません。相手が艦載機を再編成するまでに趨勢を決めなくてはいけません。再び時間との戦いに入ります。こいついっつも時間と戦ってんな……。あっ(右下のタイマーを見て)。そっかぁ。

 

その前にゴーヤに電信。位置と状況を確認しましょう。

……今のところ問題なく迂回出来ているようです。

ここで撤退方法について解説を。

簡単に言えば、3人でドンパチやるからその間にゴーヤが迂回して戦域を離脱。ゴーヤの安全が確保され次第、陽動隊の我々も撤退、という手順です。

最初から我々と離れて潜航しており、存在が認識されていないゴーヤを、輸送役に徹底させました。

強襲なら襲わせるんですけどね。撤退となるとゴーヤとの速度差が致命的になるので。とは言え実行出来たのは、拠点からここまで半日もの間、潜水し続けたゴーヤの根性のお陰です。どうやら昼食も、海中でのゼリー飲料摂取で済ませたと聞きました。

素晴らしい潜水艦魂です。これが根性無しだとオリョクルの最中に脱走しますから(憤怒)。

 

ということで、夜戦に持ち込まれる前に撤退の準備(撤退の準備とは言っていない)を続けます。

 

では、派手に行こう。

 

「オッケェ! そんじゃあ、撤退まで斬って斬って斬りまくる!」

「第2次攻撃部隊準備完了。いつでも行けます」

 

天龍が突出して囮役になります。

最優先目標はflagship級2隻、特に空母ヲ級ですね。次に駆逐艦と軽巡洋艦です。戦艦と重巡洋艦だけなら逃げ切れます。軽空母2隻も、ウチの鳳翔さんと航空隊の腕なら対処可能です。

 

「ル級はお任せください。ヲ級は相手も、身を呈して守るでしょうから」

 

鳳翔さんが爆撃機と攻撃機を続けざまに発艦させました。水面を舐めるような超低空飛行です。僚艦に守られたflagshipル級に対し、唯一の直線ルートを見事射抜いてのけました。

機銃がマトモに機能しない低空を一直線に駆け抜ける機影は、さながら死の宅急便でしょうか。

爆撃と銃撃を一身に浴びたflagshipル級は大破、すぐに入渠しなければ沈没も時間の問題でしょう。

 

この一撃でようやく、敵艦も相手がTDN旧式軽空母ではないことを理解したようです。鳳翔さんに砲撃が集中し始めます。遅いと言わざるおえませんが。

ここでのレイ君の役割は、鳳翔さんを守りながら天龍が突っ込むルートを抉じ開けることですね。鳳翔さんと敵艦隊の対角線上に立って的を散らし、いつの間にか側面に回っていた天龍を銃撃で援護します。

 

「どけどけどけ! 天龍様のお通りだぁ!」

 

天龍に気付いた数艦が慌てて迎撃しますが、緩急自在の機動にマトモに狙いが定まりません。今までは、ほとんど直線の動きしかしていませんから尚更です。

まず軽巡を切りつけ、手近な駆逐艦を回し蹴りで転覆させ……、これさっきも見ましたね。足癖悪いなぁ。君。

パンツが見えないまで一緒です。

 

「死にたいヤツからかかってきなぁ!」

 

そこから空母ヲ級に向かって突撃します。かなりの近距離ですが砲撃も魚雷も掠めるだけで当たりません。くるりくるりと、水面を踊る木の葉のようです。

 

「その足は飾りか?」

 

そして振り向き様に残っていた戦艦に1発、砲塔を破壊して戦闘能力を奪います。そしていよいよヲ級の目の前に躍り出ましたが……、重巡2隻が狙ってますね。

 

 

そうはさせん

 

 

「ーーーーー?」

 

「秘伝 竜閃」で2隻の腕を落とします。何が起こったか分かならないと言いたげに、腕があった空間を見つめてますが、理解できないのはこちらです。天龍と一緒に突っ込まなかった時点で、砲撃戦での有効打があることを疑った方が、長生き出来ますよ?

 

「まあなんだ。運が悪かったな、お前達」

 

是非とも今後の教訓にしていただければと思います。

 

天龍がヲ級を唐竹割りにしました。これで撤退最大の障害が消えました。

じゃあ帰りましょう。

 

 

 

 

その後は特に追手もなくゴーヤと合流し、帰投しました。途中、ゴーヤ自身も敵潜水艦隊を見つけたようですが、何とか切り抜けたようです。

 

「ゴーヤ。我慢比べなら絶対に負けないよ!」

 

褒めたら笑顔でそう言ってくれましたが、どこか空恐ろしいものを感じたのは何故でしょうね?

今は丁度、拠点に戻り大淀に報告する所ですね。

 

「隊長。お待ちしてました」

 

緊張した面持ちで大淀が部屋に迎え入れてくれました。これは「深海棲艦大規模侵攻阻止」が発生したんですかね?

 

「隊長、入電がありました。改二の件で響さんを大本営に連れてこいと。それと……」

 

大淀が一拍置いて、意を決したように口を開きます。

 

「レイ隊長、いいえ。レイヴン。貴方に少将から大本営出向の命令がありました」




次も時間がかかりそうです。気長に待っていただければと思います。

この辺にぃ~戦闘描写あるらしいッスよ?

  • じゃけん夜いきましょうね~(このまま)
  • あくしろよ(もっとさらっと)
  • ネットリと咥えて差し上げろ(無茶振り)
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