艦これ0 RTA 0から1へ エンド 強化人間チャート   作:道長(最近灯に目覚めた)

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くっそ忙しいので初投稿です。

あとこっそり1話を直してます。


RTA Part13

 あ、ありのままに今起こったことを話すぜ。

 俺は中将を確保するために川内と協力していたら、その川内に殺されかけて、何故か中将と協力して彼女達に応急処置をしていた……。

 何を言っているかわからねぇと思うが。

 

 いや。ほんと訳わかんないんす(ありのままの自分)

 

 川内に裏切られるまではわかりますが、勝手にぶっ倒れた彼女達を、どうして敵である中将と一緒に助けてるんでしょう。コレガワカラナイ。

 

「君がいてくれて助かった。私は強化人間用の調整しか知らなくてな。艦娘のものを実際に弄るのは緊張したよ」

 

 笑顔で握手を求めて来ました。

 あまりにも自然な流れだったので思わず応じてしまいましたが、これ絶対裏があるゾ。

 大体レイくんは君の部下をブッチッパしてんの。その辺どうなん?

 

「……『猫』は何か言っていたか?」

 

 そういや。「すまない。中将」とか言ってましたね。結構慕われてたみたいだし、ここでやり返しても文句はないで? 抵抗はしますけどね。

 

「……こう言ってはなんだが、彼の介錯を押し付けてしまってすまない。礼を言わせてもらおう」

 

 微かに眉が動いたくらいで、言葉以外に情報を得る手段がありませんね……。

 確かに猫くんはあまり良い精神状態とは言えませんでしたけど。ここは額面通り受け取りましょうか。

 

「では少将の元へ連れて行ってもらおうか。彼女達は部下に運ばせよう。なに、余計なことはしないさ」

 

 ほんとぉ? ノンケは嘘つきだからなぁ?

 レイくんが少将の回し者って知ってるのも怪しいな~い?

 

「そこは私の情報網というやつだ。そして我々に彼女達を目覚めさせる手段はないよ。利用しようにも利用出来ない。……特殊な性癖の部下までは把握していないがね。信用出来るものに頼むから、どうか任せて欲しい」

 

 中将となれば独自の情報ルート位持ってるでしょうし、そこまで言うならお任せしちゃいましょう。わざわざ少将を待って運ぶのも、ロスの塊ですおすし。

 

「君の信用に感謝を。『鴉』に信用されるとは私の株も随分上がったものだ」

 

 この人絶対に信用出来ない人間ですね(断言)。とにかく対象を確保したので戻りましょう。いざ倍速!

 

 

 

 

 

 

「戻ったか、レイヴン。ご苦労だった」

 

 ということで真夜中ですが、確保した中将と気絶した川内達を送り届けたあとに、少将の執務室に行きました。その苦労は一体誰のせいなんですかねぇ……?

 

「薄々勘づいてはいたのだろう? 確信は無かったからあまり穿った言い方はしなかったが」

 

 は(威圧)?

 自分知っててこの任務に送り出したん?

 

「お前なら問題なかろう。それに白黒つけた方が良いだろう? お前の生存があちらにハッキリと伝わった訳だ。これで遠慮せずに行動できるな」

 

 信用はしてくれてるみたいです。でも状況を正確に伝えない上司とか最悪だと思うんですけど(凡推理)。

 それよりレイくんって死んだことになってたん? 過去に一体なーにやらかしたんですかねぇ……。

 

「それと首輪についてだが……、お前がアンカーになったおかげでなんとかなった。じきに目を覚ますだろう。処分については追々決める」

 

 そういや首輪って何ですか? 中将も言ってましたが……。

 タイムはいい感じですし、ちょっと突っ込みますか。

 

「どうやら彼女達は登録されていない艦娘……、いわゆる6隻目らしい。用が済み次第、首輪を外せば……というわけだ」

 

 ほーん。……ちょっとタイマーストップして、ある説の解説をしましょうか。

 前日譚の「ゼロ」と本編である「Adventure」以降の主人公は、完全に別人という説です。

 

 というのも以前、「ゼロ」で同じ艦娘が同時に存在出来るのは4、5隻が限度という話をしました。これが実は「ゼロ」のゲームデザインの問題ではなく、プレイヤーの分身たる「Adventure」以降の本編主人公が異常なだけで、本来は「ゼロ」の仕様が常識なのではないのか、という考えですね。

 ランダム性が高いとはいえ、神の分霊と言っていい艦娘を簡単に呼び寄せ、片っ端からリンク出来るやつがゴロゴロいてたまるか、という理屈で、割りと的を射てます。

 

 そう言えばリンクについて説明しておりませんでしたので簡単な解説を。

 その実、艦娘は1人ではその能力を全て発揮出来ません。

大雑把に言いますと、艦娘はあくまで船の扱いですから、指示する船長や乗組員がいないと動けないわけです。

 提督という存在はその艦娘にとっての船長にあたります。乗組員は個人差がありますが、妖精さんの役目です。リンクとは対象の艦娘とパスを繋ぎ、船長になる行為となります。リンクを行えば大まかに、念話での会話、能力の一時的ブースト、命令の強制遵守等を行えます。

 

 ただし3つ目の強制遵守を行うと、能力の著しい低下が発生、場合によっては弾かれます。精神面への影響も大きく、明確な目的がある時以外、使用はおすすめ出来ません。どっかの聖杯戦争の令○の劣化版ですね。

 

 そして提督適性というのは同時に何人リンク出来るか、という容量です。

 「Adventure」では成長差はあれど、初期から必ず6人まで戦闘可能なレベルでのリンク出来ますが、「ゼロ」では平均4隻程度、下手すれば2隻が精一杯、というキャラを引くことがあります。

 ましてや連合艦隊なんていう真似が出来るのは本編の主人公だけです。何より100隻単位で艦娘を保有……、つまり最低限とはいえリンク出来るのはバケモノとしか言いようがありません。

 

 そうなると本編主人公が規格外過ぎて、この説の信憑性がむしろ怪しくなるんですが……。

 単純に本編主人公が現れるまで、どうやって深海棲艦の侵攻を防いだのかっていう根本的な問題も出てきます。例え強化人間でも、単独でパワーバランスを覆すような影響を与えるのは無理でしょう。

 

 更に「ゼロ」の研究成果で、艦隊の6隻編成が可能になったという設定がありますし……。

 そのため「ゼロ」で経験を積み、何とか侵攻を食い止めた主人公が「Adventure」で活躍している……、という説が主流になっております。艦隊の制限はその再現、というわけですね。

 

 結局首輪とか6隻目についてはわかりませんでしたが、この辺は考察班に任せましょう。解説終わり!

 

 

 

「……好き勝手に言わせてもらったが、1つ聞きたいことがある。昔、お前は、艦娘達(かのじょたち)がその身を捧げる程の価値が人類にあるかと言ったな」

 

 いつの間にやらクッソシリアスな雰囲気になってますね……。一瞬黙りますか。

 

「お前自身は今、どう思っている」

 

 

〉「……友が私を信じてくれた」 ピロリン

 

 

「そうか。そうだな。余計なことを聞いた。すまん」

 

 少将が取り繕った無表情をしてますけど、一体何を考えてるんでしょう。少将の質問も、レイくんの返答も意味深ではありますが、深い所を探るための情報が不足気味です。ただ2人とも、昔からのおホモダチな雰囲気があります。

 多分、以前やらかしたことが原因で、レイくんはこんな目にあってるんでしょうね。そして少将は、その原因を知ってて味方してくれてるんでしょう。

 

「中将とは私が話す。今夜は休め、朝にはまた面倒なことを頼むからな」

 

 お。多分「深海棲艦大規模侵攻阻止」のフラグですね。良いですよ。かなりいいペースで来てます。このまま行くと、自決分抜いてもワンチャン強化人間最速ありますね! とにかく今はタイムですよ。タイム!

 

「ああ。あと間宮の所にいってやれ。今も店で待ってるぞ」

 

 ……え? なんですそれは。

 

 さっきの無表情は何考えてるか分かりませんでしたが、今の薄ら笑いの意味はよーく分かります。絶対面白がってますよね?

 

 

 

 

 

 はい。ということで甘味処「間宮」に来ております。正直悩み所先輩でしたが、精神面の回復も兼ねて立ち寄ってます。下手に無視して上司からの評価を下げるのもイヤですしね。そもそもホントにやってるんですかね……?

 暖簾は下ろしてますが明かりはついてます。ちょっとお邪魔してみましょうか。

 

 おい、冷えてるか~?

 

「はい。お待ちしてました」

 

 ばっちぇ冷え……人肌位の温度ですねぇクォレハ……。さも当然の様に受け入れられましたよ。こんな時間なのに。

 

「ちょっと座っていてください。すぐに出来ますから。それまで飲んでますか?」

 

 カウンターに座ったら、何故か徳利とお猪口が出されました。ここってお酒提供してましたっけ?

 それに、なんでこんな時間まで、間宮さん本人がいらっしゃるんですか?

 そしてレイくんがお猪口に口をつけたと思ったら顔を歪めて「やっぱり苦い」とか言いましたよ。お子ちゃまか!

 一気に飲み干してお猪口を返しました。間宮さんが微笑んで受けとります。

 

「あとは私が飲んじゃいますね。変わらずお酒が苦手なようで」

 

 何故かとっても嬉しそうな顔してますね。そんな顔をしながらも手元は休まずに動いてます。

 

「どうぞ、いつものです」

 

 しばらくしてあんみつが差し出されました。美味しそうですけど、かなり盛りがいいです。ぶっちゃけ食べきれるん? それ。成人男性には結構厳しそうですよ?

 レイくんはお礼を言うと「いただきます」と木のスプーンで生クリームと果物を掬って口に運びます。

 

「どうですか?」

 

 間宮さんの問いに一言「うまい」と言った後は、スプーンがひたすらに器と口を行き来しております。地味に食べ方に法則があるっぽいです。

 

 そしてカウンターの向こうで、返したお酒をのんびり飲む間宮さん。お猪口もレイくんが口づけたものを使ってますね。

 間宮さんが話を振っても「ああ」か「いいや」としか答えないレイくんを、ニコニコしながら見つめています。なんだこの空気……。

 

 特に見所さんのいない会話に倍速をかけようとしたら、「ごちそうさま。また来る」と言ってお金を置いていくレイくん。

 いつの間にか器が空になってます。はやっ! しかも汁まで完食ぅ!? 典型的な子供舌っすね。太るぞ(確信)。

 

「ええ。お待ちしてます」

 

 たったそれだけでお店を出ました。精神面は大幅に回復しましたけど、何だったんですかね。このイベント。恋人にしちゃあっさりし過ぎてますし、常連だとしてもサービスとしてはやり過ぎです。

 

 会話が少なかったのでロスは少なく、回復度合いを見るに、ここからあまり精神的コンディションを考えなくていいと考えれば、かなりうま味なイベでした。余計なことは考えないようにしましょう。ガバの元です。

 

 あとは風呂入ってさっぱりして寝るだけっすね。割り当てられた来客用の部屋に戻ります。倍速!

 

 

 

 

 な ん で 等速に戻す必要があるんですかね……?

 

 扉を開けます。

 

 ガチャリ

 

「ねえ隊長。今の時間まで何してたの……?」

 

 ヒビキネキが部屋にいました。ヒビキネキが、部屋に、いました。ヒビキネキが、います。

 

 

…………

 

 

……

 

 

 

 

 馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!!(天下無双)

 

 




響が部屋にいたら嬉しい……嬉しくない?

この辺にぃ~戦闘描写あるらしいッスよ?

  • じゃけん夜いきましょうね~(このまま)
  • あくしろよ(もっとさらっと)
  • ネットリと咥えて差し上げろ(無茶振り)
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