艦これ0 RTA 0から1へ エンド 強化人間チャート   作:道長(最近灯に目覚めた)

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 お久しぶりです。しっかし覚えてる人とか、待ってる人とかいるんですかねぇ?
 のんびり付き合っていただければと思います。
 その割に需要が行方不明回なんですよね。なんだそれ。


RTA Part16 金剛付き

 投稿期間開き過ぎなRTAはっじまーるよー。

 前回覚えてる人いる? いなくない? 前回はヒビキネキを寝かしつけた所で終わっております。

 

 現在は朝になり、ヒビキネキをヴェールヌイネキ……長いのでベップネキにしましょう。ベップネキに改装する旨を確認してます。プレイ済みアニキ達には、真新しい情報はないので倍速で流しましょう。

 

 その間にゼロでの二次改装についての設定をば。

 

 実は二次改装には強化人間のデータが利用されてます。人間を弄るだけでレイくん並の化け物になりますからね。あらゆるスペックが基本的に人間より高い艦娘にそれを行えば言わずもがな。下手を踏めば制御不能の怪物が生まれる可能性があります。

 

 そのため最初期の改二艦にはある保険がかけられました。

 

 それがケッコンです。正確には「結魂」と書くようですが。

 提督と艦娘のリンク値を既存の数値より大幅に上げて、提督側の支配力を強化するための措置です。

 

 画面の前の既プレイアニキ達は察していると思いますが、これは本編で実装されているケッコンカッコカリの原型となった施術です。

 本編ではレベルキャップの解放や燃費の効率化等、強化パーツとしての要素が強いケッコンカッコカリも、本来の用途はガッチガッチにデコレーションした首輪なんすねぇ〜。陽の者のスマホかな?

 

 最初期こそ拘束具として生み出された結魂でしたが、実際の運用実験で艦娘の挙動、提督側の負荷に良好なデータが見られたため別口での研究プロジェクトが決定。

 

 ブラッシュアップの結果、現在のケッコンカッコカリが生まれました。理屈としては現世の存在である人間と繋がることで、存在の維持が容易になったということが要因だそうです。

 

 基本的にメリットだらけのケッコンカッコカリですが、じゃあ何故レベル99までケッコン出来ないのかと言いますと、艦娘側の自我が未熟だと大変危険なんですね。これ。

 

 艦娘が神様の分霊の一種であるというのは、以前チョロっと話しましたが、これが彼女達の自我を不安定にしているようです。詳しくは不明な点が多すぎるので割愛させていただきます。

 ただ、練度には単純な戦闘技能だけでなく、そういった人間的な経験値も含まれているというのは間違いありません。

 

 一説によれば人を愛せるようになれば一人前、という話もありますがどうなんでしょうね?

 

 それと二次改装についてですが、結果だけ言えば強化人間に比べて性能はかなり落ちてます。

 勿論制御可能な範囲にデチューンされているのもありますが、元々艦娘自体の拡張性が少ないようです。こちらの理由も判然としません。

 艦娘という存在が既に終わっている存在だからなのか、兵器としての生産性所以か。

 投稿者的、或いはメタ的考えですが、個人的には世界から定められている役割というか配役なのかなと思ってます。極論、駆逐艦を戦艦として作り変えることだって不可能では無いはずです。そうでなくては清霜が戦艦になれない理由がわかりません。

 

 ある意味二次改装も一種のバグみたいなものなのかなと。意図しない不具合を仕様と言い張ったみたいな。

 

 説明している内にレイくんが採血されてます。これが初期のケッコンの特徴ですね。技術が未熟なため、血液を媒介にして術式を編みます。

容器2本分をいっぱいにしてレイくんが部屋から出ます。あとは技術者達に任せましょう。

 ……何気に二次改装で血液が2本とられるのは初めてですね。通常は1本で済むのですが。戦況が悪過ぎて技術開発に影響が出ているのでしょうか。

 そしてこれを作ってる最中に見返して気が付いたのですが、一切ケッコンについての話が出てきませんでした。ボタン連打してて気がついてなかったんすねぇ〜。当時は若く、タイムが必要でした。

 

 だからあんなエンディング迎えることに……?

 

 二次改装が終わるまでひたすら待つことになるので、今のうちに照海少将に次の任務について聞きに行きましょう。道中は加速!

 

 な ん で 等速に戻る必要があるんですかね

 

 

「Hey! タイチョー、お久しぶりデース!」

 

 うん、久しぶり。……いや早過ぎ、早過ぎなくない?

 クソデカ任務があるのでその内来るのは分かってましたが、会うタイミングがおかしいでしょう!

 待機も命令の一つだって知ってますか?

 

「Sure! but Loveの前では距離は無意味だと、古事記にも民明書房にも書いてありますヨー?」

 

 それは精神の答えであって物理的に解決しろだなんて誰も言ってないと思うんですけど(名推理)。

 

「最後に愛が解決するのならNo problem! 全部ハッピーエンドデース。ということでタイチョー、Let’s Date!」

 

 えぇ……(困惑)。

 金剛らしいっちゃらしいですが、余計なイベントでタイムが伸びるのは勘弁して♡ 勘弁しろ(豹変)

 そして操作を躊躇っている内にグイグイ引っ張られてしまいました。

 逃れられぬカルマ……。

 

 コンゴウネキとのデートはモチロン4倍速です。

 (ホモにとっては)当たり前だよなぁ?

 あとで見返してみると「怨嗟の炎」だとか、「多分最後までは保たない」とかクッソ重要な話してたんですよね……。

 お前のフラグ管理ガバガバじゃねえか!

 

 コンゴウネキと一悶着あってちょっと気まずい感じで別れてから少将の元に行きます。次回は遂に「深海棲艦大規模侵攻阻止」が始まります。

 今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 挨拶は、うまく言えたと思う。そこからデートの流れも悪くない。この人は真面目だから、強引に引っ張った方がすんなり行くとは計算していた。

 馴染みのあるカフェに行って、他愛のない話をして、ちょっといい雰囲気になって……、そこまで予測していたのだが、ちょっといい雰囲気になる前に他愛のない話はすぐに尽きた。

 

 喫茶店の一番奥の席が無言になった。暖色のライトも木彫の柔らかな内装も、この空気はどうしようもない。

 

「……体調はどうデスカ?」

「疲労は仕方ないな。まあ、準備期間に1回位は寝溜めしようとは思うが」

「ソッチではなく、いえ。ソッチも大事、なのデスが」

 

 ズレた解答はワザとではない。隊長自身はもう、それを受け入れているから、それを異常と捉えていないのだろう。

 それでも私の言葉の意味は通じたようで、隊長は一瞬苦い表情をしたが努めて微笑んで

 

「前も話した通りだ。「怨嗟の炎」が消えることなんてない。時折凪のように静かになることはあっても、炎は燃え続ける。本来は御仏が担うモノを、人がどうこう出来る筈がないだろう?」

「ソウ……デスか……」

 

 分かっていたことだ。「怨嗟の炎」も、この人がそれをどうこうする気がないことも。

 

 なんでこの人が、そんなモノを背負わなくてはいけないのか。

 

 そんなありふれた言葉1つへ、坩堝の様に感情が流し込まれてグツグツと煮えていく。

 

「ですが」

「これもきっと仏様の慈悲なんだよ。本当ならあの時私は死ぬ筈だったんだ。けれどもこうして生きて、お前達と出会えたのだから。多分、最後までは保たないのは残念だが」

「タイチョーは自殺志望者ですか? 趣味が悪いデース」

 

 その言葉と苦笑いに、明確な怒りを覚えた。抑えきれず、ついついトゲのある言い方になってしまう。

 隊長は少しの間天井を見上げると呑気そうに答えた。

 

「自殺志望者ではないが、自殺願望を全く抱かないで生きてる人間って、そんなにいないんじゃないか? 特に日本人は義務感で生きてるって人は結構いると思うが」

「……ワタシは少数派だと思いマスヨ?」

「私が死というものに直面したのは祖父の葬式だったな。冷たくなった手を握って直感したよ。死は恐ろしいって。そして遺される人にこういう思いをさせる以上、人間はそう簡単に死ねないなぁと」

「そう思うなら生きてくだサイ。ワタシはアナタがいない世界に用はアリマセン」

「ほら、お前も義務感で生きてるじゃないか」

「それは詭弁が過ぎまセンカ?」

 

 呆れたワタシを見て、笑って誤魔化そうとしたので睨み付けると、カップに手を付けた後に、神妙そうな顔をして隊長が口を開く。

 

「冗談だ。まぁ、普通の人間は周りのことを考えると、そうそう自殺なんて出来ないってことだ。それでも死を選ぶ、選べるのは……、そうだな。少なくとも親ってやつは凄いと思うよ。子供の為になら泥水啜ってでも生きるし、子供の為なら命だって投げ捨てられる。少なくとも……」

 

 その先は聞かなかったことにした。

 やるせなくなって手元の紅茶を口にする。店自慢のダージリンは唯々苦い。

 

「お前のせいで湿っぽい話になったじゃないか」

「ワタシのせいデスカ? 随分と狭量なヒトですネ」

「正解。結局のところ私は、自分が納得出来ればそれでいいんだよ」

 

 隊長が目を伏せる。

 

「どんな理由があれ、賽を振ったのは私だ。私が報いを受けなきゃ秤が釣り合わない。と、自分の価値観第一の自己中心的な人間なんだ。これを誰かに押し付ける気は毛頭ないが。……すまんな、ヒドイ上司で」

「そんな……ことは」

 

 懺悔の様に話す隊長を否定しなくては、そう思っても言葉が出ない。

 自分は貴方のその自己中心的と言いながら、善良で、限りなく公平(利他的)な秤に惹かれたから。

 この人の側ならきっと、間違わずに済むと。だからここまでついて来た。

 その秤が貴方自身を裁いているというのなら、ワタシにそれを止めることなんて出来なかった。

 

「まぁ、好きな様に生きて、好きな様に死ぬんだから気にするな。ここは私が払う。のんびりしていくといい」

「何時もの口止め料デスか。ならお言葉に甘えさせていただきマース」

 

 でもそれも限界だ。誰かに言わなくてはいけない。毎回たかが紅茶一杯でここまで黙ってたのだ。そろそろ利子をつけて返してもらおうじゃないか。

 席を立った隊長がふと立ち止まる。背中越しではどんな顔をしてるかはわからない。ワタシの顔も隊長はわからないだろう。

 

「……お前には愚痴ばかりだな。良ければまた頼む」

「今度は隊長から誘ってください」

「考えておこう」

「今度こそ本当に、ですヨ?」

「あぁ」

 

 そう、たかが紅茶一杯、だ。




 気にいらなかったら容赦なく低評価ぶち込んで♡

 無論燃料投下してもらった方がやる気にはなりますが
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