咲-Saki- 第三次麻雀大戦 PROLOGUE 作:新神 清
その中でどうしても僕自身納得のいく説明ができない場面が原作にありました。自分の知識不足を棚に上げるようで心苦しいのですが、どうか皆さんのお力を貸していただけるとありがたいです。詳しくはあとがきに書いてありますのでどうぞご覧ください。
「で、それからどうなったんだ? 」
宮永咲を部室に連れてから十日後の昼休み、須賀京太郎は友人三人と昼食をとっていた。
今は咲が麻雀部に入部した経緯について話しているところである。
「どうって言われてもな。次の日に部長がなんやかんやして咲をまた部室に連れてきて、咲が一局目をプラマイゼロで終わらせた後、二局目の最後に役満上がってトップとったんだよ。そしたら和が走って外に出てっちゃったから、咲もそれを追いかけて外行っちゃったわけ。で、次の日に咲が麻雀部に来て入部してこの話はおしまい」
誠の質問に答えた京太郎は学食のサンドイッチを口に運ぶ。余り空腹ではなかったので軽くつまめるものを買ったのだ。
説明を終えたというのに何の反応も返ってこないのを不思議に思い、様子を窺うと三人とも呆けた顔をしていた。
「お前ら、どうした? 」
「いやいやいや、どうしたじゃねーよ! 」
「一気に説明されてもわけわかんねーから! 」
「まず、なんやかんやってなんだよ!? 」
誠、平二、呉仁がそろって非難の声を上げる。そこまで言われて、ようやく気が付いた、
まさかとは思うが―――
「俺の説明で、わからなかったのか………!?」
「なんでそんなドラマチックに反応してんだよ」
そうか、なるほど。つまり彼らは自分の丁寧な説明を聞いても理解できなかったということか。呉仁のツッコみを無視して京太郎は慈愛の眼差しを彼らに向けた。
「そっか、お前らは今の説明でわからなかったんだな、そっか、ごめんな」
「その憐れむ目が超ムカつく……!」
「やべえ、マジウゼェ」
慈愛の眼差しに殺意と敵意で応える誠と平二。慈しみの感情を理解できないとは悲しいことだ。
冗談はここまでにして、収集がつかなくなる前に説明を終えてしまおう。
「まあ、なんやかんやはなんやかんやだ。その辺の話は俺も詳しく聞いてないからな」
部長が咲をどうやって部室に連れてきたのかは京太郎も知らない。あの時はそんなこと気にも留めなかったからだ。
そういえば、部長は咲に約束の本がどうとか言っていた気がする。恐らく咲が読みたい本を餌に誘ったのだろうが、自分の推測でしかないそれをこの場で言う必要もないだろう。
「それで? 宮永さんはプラマイゼロしかできないんじゃなかったのか? なんで二回目に役満和了って勝っているんだよ」
「確か………自分が一〇〇〇点、他の三人が三三〇〇〇点持っているつもりで打てって部長に言われてたな」
「つまり、宮永さんの中ではプラマイゼロだけど結果的には勝っている、ってことか」
呉仁の推測を頷いて肯定する。こんないい加減な答えでも何となく察してくれたらしい。
「てか、宮永ちゃんは麻雀キライなんじゃなかったのか? なんでいきなり入部してるんだよ」
「和と二人だった時に何か言われたんだろ、そこまでは知らん」
誠の疑問もわかるが、京太郎だってすべてを知っているわけではないのだ。
「それでいいのか? もし話の流れで仕方なく入部することになった、とかだったら宮永が可哀想じゃ…」
「それは大丈夫だろう」
平二の心配を一蹴する。
確かに須賀京太郎は今まで何も知らなかった。宮永咲とそういう風に接してきたとはいえ、彼女があんな超人的な麻雀を打つ存在だとは考えもしなかったのだから。
だが、それでも宮永咲が嘘をついているかどうかはわかる。
『もっと麻雀で勝ちたいんです…!!』
あの時の咲は噓をついている目ではなかった。京太郎が彼女を信頼する理由なんてそれで十分だ。
もし、何かあったらその時は自分が支えてやればいい。何年も一緒にいながら咲の内側に踏み込んでこなかった情けない自分でも居場所になることはできるのだから。
放課後、京太郎はいつもの足で麻雀部の部室に向かっていた。
実は友人達に話した出来事には続きがあるのだ。しかし、それはわざわざ他人に話すほど大きな事件ではない。
咲が入部した日の部活終了後、京太郎は部長である久と二人で部室に残っていた。
「須賀君、わざわざ残ってくれてありがとう。部長としてあなたに言わなければいけないことがあるの」
真剣な面持ちで竹井久はそう切り出した。
自分は団体戦で全国優勝するのが夢だった。メンバーが五人揃った最初で最後のチャンスを逃したくない。大会が終わるまで女子の練習に力を入れるから、部活に来ても打つ機会はほとんど来ないだろう。
その他にもまだ五月だから他の部活に入ってもやっていける筈だとか色々言っているが、彼女が本当に伝えたいことは理解した。
つまり須賀京太郎に麻雀部を辞めてほしいのだ。
お前がここにいても何もできることはない。邪魔だから消えろと言外にそう告げているのだ。
内容だけ聞けば、身勝手で利己的な話だろう。怒ったところで誰も文句は言わない筈だ。
だが、彼女の話を聞いた京太郎に怒りは湧いてこなかった。こんなにも申し訳なさそうに話している彼女を見ていると、内容のちぐはぐさに笑ってしまうくらいだ。
明らかに無理をしている。自分程度何も言わずにこき使えばいいものを。わざわざ呼び出して、神妙な様子で退部を勧めるとは。
なんて優しいのだろう。いや、優しいというより図々しさが足りないのか。
部内で一番立場の低い一年生男子の初心者を、雑用に使うという発想が出てこないのが何よりの証拠だ。
もし雑用係が必要なことをわかって自分を辞めさせようとしたのだとしたら、それこそ甘すぎる。嫌な思いをさせまいとして事前に逃げ道を用意してくれたのだから。そんなことで負い目を感じるくらいに優しい人が部長で大丈夫なのか、とさえ思ってしまう。
ほんの一瞬、京太郎は考えた。どう言えば彼女の優しさに、誠意に報いることができるのかと。
返す答えは決まっている。問題は態度だ。
須賀京太郎には自分が所謂お調子者だという自覚がある。このような真面目な話はあまりにも不釣り合いだ。はっきり言ってキャラじゃない。
だが、本当にそれでいいのか。確かにこの空気を打破するためにあえてふざけるというのも選択肢としては存在する。いつもの調子で彼女の苦悩を下らないものとして誤魔化すことが正しいのかもしれない。
でも―――
「部長」
久の話を遮って京太郎の出した声は自分でも信じられないくらい真面目なものだった。
「俺、辞めませんよ。打てる時間がどうとかそんなのはここからいなくなる理由にはなりません」
今自分の思っている気持ちを包み隠さずに伝える。
少しでも茶化そうとした自分が恥ずかしい。真剣に向き合ってくる相手には真剣に答える。人として当然のことだ。
「というか初めから雑用やるつもりでしたから、今更そんなこと言われても、俺の気持ちは変わりません。運動系の部活だと新人は裏方って決まっているんですよ」
話している途中でだんだん気恥ずかしくなる。麻雀部は文科系の部活だというのに、焦って事理滅裂なことを言ってしまった。やはり自分にはこういった真面目な空気はとことん肌に合わない。
「買い出しもしますし、何なら自動卓も運んじゃいますよ。体力には自信ありますしね! 」
結局、冗談交じりに自分の気持ちを伝えることになってしまった。つくづく、自分の性格が恨めしい。
久の様子を窺うとやはりというか呆れていた。当然だろう。こんな不真面目な男の為に悩んで損をしたとか思っているに違いない。
「というか、そんなこと気にしなくていいんですよ。部長なんだからもっと図々しくても大丈夫ですって!」
だが、一番言いたいことは言えた。本気にされているかどうかはともかくとして、これだけ言えたら十分だ。
「もう、須賀君のくせに生意気よ」
「どこのガキ大将ですか部長」
茶化した京太郎が頭を叩かれたのは当然の結果だった。
話が終わった後、部屋を出るときに『ありがとう』と聞こえたのはきっと空耳だろう。
(ああは言ったけど、あんまり以前とやってること変わらねーな)
一週間前のことを思い出しながら、部室への道のりを進む。
咲が入部して県大会への参加が可能となった清澄麻雀部だが、活動内容にこれといった変化はなかった。というのも京太郎は咲を連れてくる前から買い出しや牌磨きなどの雑用は自分からやっていたからだ。部長もまだ遠慮しているのかあれから自分に雑用を言いつけることはない。
こちらから何かした方がいいかもしれない、と思った時木陰に幼馴染の姿を見つけた。
「咲―――」
「京ちゃん」
やはりここにいたか、と京太郎は半ば呆れながら思った。
今日みたいに天気のいい日は大抵木陰で本を読んでいるか、寝ているのだ。
「
部室に向かう道すがら、咲に尋ねた。彼女の人となりを知っている京太郎としてはあの空間で上手くやっているか不安で仕方がないのだ。
自分から見たところ大きな問題もなく咲にしては比較的打ち解けられているほうだとは思う。しかし、女子が中心の部活というものを京太郎はまだよく知らないのだ。もしかすると影で虐め等を受けているかもしれない。
あの人達がそんなことをするはずはないとは思うが、人間が裏にどんな顔を隠しているかなんて数ヶ月ではわからないのだから―――。
嫌な思考に陥った京太郎を引き上げたのは咲の返答だった。
「楽しいよ! 家族以外の人とも打てるし、勝つのも楽しい! でも…」
京太郎が安堵しかけたその時、咲の表情が憂いを帯びたものに変わった。
「原村さんて私のこと嫌いなのかな…麻雀部に入ってからほとんど話してないよ」
「和かー、元中学生チャンプとしては複雑なんだろ。同学年以下では日本で最強だったわけだし、雑誌にもバンバン載って『天才』とか書かれてるヤツがさ、ポッと出のお前に勝つことより難しいプラマイゼロってやつを目の前でやられちまって、正直くやしいんじゃねーのかな」
自分なんかとは比べ物にならないほどの実力を持つ天才を思い浮かべながら、京太郎は続ける。
「しかも家族麻雀で勝ったら怒られるからとかそんなくだらねー理由で身に付けたテクだったらなおさら…」
「くだらなくないよっ‼」
咲は声を荒げて否定しているが、実際くだらないと思う。
いくらなんでもそこまで理不尽な家庭環境があるわけない。間違いなく咲の誇張が入っているだろう。
勝っても負けても駄目だからプラマイゼロで終わらせましたーなんて舐めたことをしたらもっと怒られそうなものだ。明らかに突っ込みどころが多すぎる。
そもそも運に左右されやすい麻雀なんて競技でお年玉を賭けるというのが京太郎から言わせればもう論外だ。
とはいえ、それを言葉にして怒らせることもない。
「でも、もう勝つことの楽しさも知ったんだしプラマイゼロで打つ必要もないんじゃねーの?」
しかし、このままプラマイゼロを続けるつもりなら和との不和は解消されないだろう。それを危惧した京太郎は彼女に打ち筋を変えるよう遠回しに忠告する。
「う…うん。それは…そうなんだけど……」
「そこの二人止まれ!」
咲のはっきりしない返事を活力の溢れる声がかき消した。声のした方を向けばそこには同じ麻雀部員である片岡優希の姿があった。
「私も一緒に行こう!」
………なぜかその手にはタコスをもっていたが。
「なぜそんな所でタコスを食っている?」
とうっ、と言いながら橋の上から飛び降りる優希に偽らざる疑問をぶつける京太郎。しかし、その質問に優希が答えることはなかった。
「タコスが切れると私はヒトの姿をたもてないのだ」
「何になる気だ」
「私自身がタコスになる‼」
「「………………」」
京太郎も咲も呆れて何も言えなかった。冗談かどうか理解しきれなかったからだ。
三人が部室に到着したとき、中には原村和しかいなかった。
「いよーぅ、のどちゃんだけか?」
「まこさんと部長は遅れるそうです」
一人、卓につく彼女に京太郎は違和感を覚えた。
自主練をしているようにも見えたが、全ての山が開いている。あれでは、到底練習にならないだろう。
「お茶入れるの手伝いな!」
何をしているのか聞こうとしたとき、横にいる優希から声をかけられた。
突然のことに少し戸惑ったが、はいはい、と適当に答え彼女の後ろについていく。
「そういえば、お前がお茶を淹れるのは珍しいな」
残り少ない茶葉を用意しながら横でお湯を沸かす優希に話す。
いつもなら自分を顎で使ってきそうなものだが、彼女らしからぬ言動だ。遠回しに疑問を呈する京太郎に顔を近づけて小声で答えた。
「咲ちゃんとのどちゃんが上手くいってないから二人っきりにしたかったんだじょ」
それを聞いた京太郎は少し驚いた。まさか自分と同じことを彼女も思っていたとは。意外と他人のことをよく見ているようだ。
以前中学の麻雀部で部長をしていたと聞いたときは半信半疑だったが、これで納得した。優希の中にある周りを引っ張っていく勢いを見出されたのかと推測していたが、それだけではなかったらしい。彼女の在籍していた高遠原麻雀部は大きい部活ではなかったそうだが、人の様子に気を配れる人間でなければ部長にはなれないだろう。
とにかくこうして優希が気を利かせてくれたのだから、あの二人にはもう少し仲良くなってもらいたいものだ。
「特打ち開始だじぇー!」
人数分のお茶を作った後、一年生四人はいつものように麻雀を始める。
今まで部員たちを相手に勝つどころか一度も和了れていないので、今日こそは良い結果を残したい。最近は部活の対局で振り込むことも減ってきたし、ネト麻の勝率も少しずつ上がっている。始めた時よりは成長しているはずだ。
1回目 東一局、0本場。親は和。
ドラは{⑤}
「タコスうまー」
「集中せい!」
無駄口を叩く優希に注意しながら配牌を開く。
{①①⑤⑧3469赤五五發發發}
悪くない配牌だ。役牌が暗刻で来た上、ドラが二つもある。鳴きを入れれば、和の親を流すチャンスだ。
「たこ焼きもあるじぇ。名前にタコがつくものはおいしいのだ」
(うざ…)
優希の言動にペースを乱されながらも手牌を切っていく。
普段の自分では滅多に見ない好配牌だ。この局は大事にしたい。
「リーチ」
和 捨て牌
{一白北六中9}
{1横2}
八巡目、和の親リーが入った。
(和…気合入ってんな…)
優希 打:{九}
「ロン」
{②②②③④赤⑤⑥⑦九九東東東}
「18000」
京太郎が自模る前に優希が振り込んだ。たったの八巡で4面張の手を張れるのはインターミドルチャンプの実力というところか。
「なむ…」
親っ跳ねが直撃した優希につい同情の声を上げた。優希が捨てたのはスジ。ましてやあそこまで早い巡目だと振り込んでも仕方ない。
東一局、1本場。
「ツモ、2700オールです」
「だからっ! そーゆー速攻はうちのお株なんですけど‼」
「はぁ~」
怒涛の勢いで連荘する和に京太郎は思わず感嘆の声を漏らす。やはり和は早い。たまに聴牌できたと思ったらすでに和了られているのだから。
東一局 2本場
「カン」
{裏①①裏}
「
{③④④⑤⑤⑥⑦⑧⑨⑨}{⑨}
{裏①①裏}
「4200・8200」
『ばっ、倍満‼』
三人の声が重なる。それほどまでに驚異的な和了りだった。
1回目 結果
咲 +32
和 +10
京太郎 -12
優希 -30
「後のことは頼みます。京太郎には一日4回エサをあげてください。私はもうダメだ」
ラスを引いた優希が卓に伏せた。この対局は終始咲と和の和了で進んでいった。京太郎は二人に振り込まなかったから優希より戦績が上だっただけだ。
「オレはペットかよ…しっかし和と咲はつえーなぁ」
ネト麻以外ではほとんど焼き鳥の自分と比べて思わず感嘆の声を漏らす。
咲は今回プラマイゼロで打たなかった。その結果、和を抑えて一位だったということは咲の実力は和以上ということだろうか。
なんにせよプラマイゼロを辞めたのはいいことだ。これで和との確執もいずれなくなっていくだろうと思ったその時。
「勝てないからつまんないじょー」
頬を膨らませながら優希がぼやいた。
麻雀は勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。当然だ。負けても楽しいなんて人間はそうそういないだろう。
しかも優希はここのところ咲や和にあまり勝てていない。つまり初心者である京太郎を除けば、一年生の中で一番弱いということだ。彼女にとってそれは納得できないことなのだろう。
何と声をかけたものか、と思いながら京太郎はお茶に口をつけた。
「次は勝ちましょう」
何も言えない京太郎や咲と違い、項垂れる優希を励ましたのは和だった。付き合いの長い彼女だから慰めることができたのだろうか。
ぅむ…と力のない声を上げながらも優希はサイコロを回す。
最近京太郎も分かってきたが、こうして負けてもすぐに立ち上がれることは彼女の強さだと思う。
2回目 結果
優希 +30
和 +2
咲 ±0
京太郎 -28
「やったじぇ! トップ! 」
「咲は…プラマイゼロか…」
今度は調子の上がった優希がトップを取り、京太郎がツモで削られた結果ラスというものだ。今回も焼き鳥だったのは悔しいが、優希が元気になってくれてよかった。
咲の収支が気になるが、先ほどの対局から意図的にプラマイゼロにするのは止めたはずだからきっと偶然だろう。
「………今日は帰ります」
「え」
「あ、私も一緒に―――」
足早に部室を出る和の後を追いかける咲。何か用事でもあったのだろうか。
「………夫婦水入らずねアナタ♡」
「ないない」
京太郎は呆れ交じりに手を振った。
焼き鳥で一人負けの京太郎にそんな冗談に付き合うだけの気力はないのだ。
「あら、二人だけ?」
「ぶちょーぅ」
しばらく雀卓に座って優希と雑談していると、部長である竹井久が入ってきた。
「あの二人は?」
「のどちゃんが怒って出てっちゃって」
「えっ…あれ怒ってたのか」
優希の説明にその場にいた京太郎が驚く。付き合いの長い優希だから彼女の変化に気づいたのだろう。
「フム、なるほどね」
二回目の戦績を見た久が得心したように頷く。
和が怒っていたとしたら、二回目のプラマイゼロも咲が狙ってやったのだろうか。もしそうなら由々しき事態だ。これ以上二人の関係がこじれるようなら当初の自分の目論見は達成されないだろう。女子同士のいざこざに割り込むべきではないのかもしれないが最悪自分が間に入る必要があるかもしれない。なんとか二人には距離を縮めてほしいものだ。
原作を読み返して純粋に疑問なんですけど、なぜ咲と和は本来国士を振り込む筈だった京太郎に関して何も言わないんですかね。
もし和了ったら京太郎のトビ終了で優希は和と同率の二位。しかも東一局の三巡目なら京太郎も優希も事故に遭ったようなものと納得して次の対局に切り替えたでしょう。
『京ちゃんがトンだら可哀想』とか『すぐに終わったらつまらない』とかならわかるんですけど『あれは………優希ちゃんが―――』って言ってるんですよね。
優希が一位を取る事が重要だったとかですかね?
でも描写されていないところで咲が優希に対して接待麻雀してたなら、和は国士よりそっちを話に挙げるでしょうし………