フェイト/デザートランナー   作:いざかひと

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 前回までのあらすじ
 地下研究施設からバーサーカー04がハッキングしてきた情報は、機械化サーヴァントの起源や、謎の場所や敵の存在を明かすものであった。
 しかし一部が壊れており、謎のままの部分も残った。
 資源回収ワームロボットに見つかる前にデザートランナーを走らせようとしたモモ達であったが、岩陰に倒れている人物をアーチャー961が見つける。
 ぐったりとしている彼女を車内に運び、簡単な介抱をする。
 その人物は自らをタマモキャット0011というサーヴァントであり、独特のテンションで全員を混沌に陥れ始めるのであった……。

 タマモキャットはどうやら何者かの遣いのようで、メッセージを読み上げた。
『モモタ・トバルカイン、アスカ・ピオーネ。
 上級都市へ行ってしまう前に、ぜひへ遊びに来て欲しいです。
 燃料も食料もあげちゃうキャンペーン中です』
 食料生産管理AI、ソラリネ・ヘルゼルマガツと名乗るAIの文を聞き、迷う全員であったが、物資の不足もあり、その誘いに乗るのであった。
 獣の如きサーヴァントの案内で、地下にある食料生産施設へ向かう。
 
 けれどね! それは恐ろしき罠!
 食品サンプルのアクセサリーを身に着け目の前に現れた黄色髪の少女は、アーチャー961とバーサーカー04を別々の強固な檻に閉じ込め! 人質とした!
 解放される条件は……詳細不明のクッキングバトルに勝利する事のみ!
 今ここに! 終末世界の命運をかけた最終決戦が始まろうとしていた!!


第40話 ふぇいと/昔のランナー

 

「クッキング……」

「バトル……」

 聞きなじみの無い単語を前にして、体を強張らせる私とアスカ。

 

「ですです! ルール説明するです」

 そんな私達の気持ちなど気にもせず、愛らしい少女の形をとった、AIソラリネ・ヘルゼルマガツは、黄色の髪を揺らしながら、はきはきと喋り出す。

 

「この特設キッチンを使い、お料理してくださいです。

 調理器具、食材、光熱費、水道費はソラリネが持ちますです」

 ソラリネの言葉を受け、キッチンへ目を向ける。

 料理を主題にした映画で見たように、シンク、コンロ、食材を置く場所など、基本的なものは揃っていた。

 

「……ネコによる情操教育、その敗北であった」

 困惑している私とアスカに向かい、タマモキャットは、ふわっとしている尾の毛並みを爪の先で整えながら語り出す。

 

「つまみをつまみ出しながら話そう。

 作業従事型AI、ソラリネ・ヘルゼルマガツの機能拡張のために召喚されしアタシ。

 しかし彼女は、キャットの作り出す料理の(とりこ)になり……」

 両足を肩幅程に広げ、片方の手の指を広げつつ、甲が表になるよう顔の前でかざす彼女。

 

「人類が作ったお料理文化に! 魅せられるように! なったのだ!」

 そのまま……キメポーズをとる。

 とったその形は、いつか出会った刑部姫の行っていたものに似ていた。効果音は鳴らない。

 

「……場の主導権をそこのAIに戻してあげようぜ、タマモキャット」

 囚われの身のバーサーカーが、檻の中から誰かを指差す。その先に、黄色のおかっぱ頭をふるふると揺らしているAIの姿があった。

 食品サンプルのベーコンがついたヘアピンも、飾りごとぷるぷる動いている。

 

「しまった……唐突に深遠なる身の上話を……しかしここで挟まないとタイミングを逃す」

「あああああ……どんなにソラリネが濃いキャラ付けを心がけてもキャットに全部さらわれるです……!」

 彼女は彼女で苦労しているらしい。けれど、そんな事情は置いておかなければならない。

 

(今一番考えなければいけないことは……)

 私達のサーヴァントが檻に囚われ、人質になってしまっている現状で、開放するためには、クッキングバトルを行うしかないということ。

 

「お料理を作ればいいの?」

 私は提示された条件を再度確認する。

 

「です。

 ソラリネは、サーヴァントではなく人類の作ったお料理を食べるのが夢なのです!」

 彼女は、私の興味が自分に移ったことが嬉しいのか、にっこり笑いながら答えてくれた。

 

「お料理なんて作ったこと無いよ……」

「わたくしも……せいぜいお湯を注いだり温めたりするくらいで」

 不安な口振りのアスカを見ながら、人生と旅を振り返ってみる。

 地下都市での食事は、年齢と性別、運動量に基づいて計算され、配給される物を食べるだけ。

 野菜やお肉などの食材を手に取ったこともなく。料理なんて活動は、映画や物語の中で見るだけの、現実から遠い出来事だ。

 

(キルケーとスローネの地下都市で食べた料理……美味しかったな……)

 鷹の翼持つ魔女が支配するあの都市で、生まれて初めて合成ではない魚や野菜、肉を私は食べたのだ。

 それ以外の食事は、棒状の栄養ブロック食、ヌードル、出土品のレトルトパンケーキ、缶詰め、水を加えて膨らませるパン……全部、合成食品で、調理済みの物ばかりだ。

 

「料理……か」

 作り方も、何を作ればいいのかも見当がつかない。

 困り果てた私は、檻の中の、時折は頼りになるバーサーカーへ目線を飛ばす。

 

「俺は答えを持っていないぞマスター、敵に聞け」

 そう言って意味深な笑みを浮かべると、彼は私を追い払うかのように、片手をひらひらとさせた。

 

「ソラリネは何が食べたいの?」

 彼女が何を求めているか、私は情報を聞き出そうと試みる。

 

「うーんと……何でも食べたいです!」

 両手を上げて、ぴょんぴょんと跳ねる少女の体。

 

「マスター、ご主人、我が主。

 相手を思っての『何でも良いよ』が何千年にも渡り、古代お母ちゃんたちの献立作りを悩ませてきたのか、分からぬIQでもあるまい」

「むー……」

 自身のサーヴァントに(いさめ)られ、AIは子どものように頬を膨らませる。

 むくれる主へ、彼女は話続けている。

 

「どんな食材、調理器具があるか、時間はどのくらいかかるものなのか、お財布に優しいか。

 空と大地、天地万物の調和を思い描きながら献立は組み立てられる。

 故に、モモとアスカよ」

 そう語るタマモキャットの声色は穏やかだ。

 

「我とソラリネと共に食品製造センターへ赴きますか? はい いいえ」

 選択肢は実質1つだ。

 

「はい……」

 私達の命運をかけたクッキングバトルが……やや緊張感に欠けているような気もするが、今まさに幕を開けようとしていた。

 

 

 

 

「そう言えば……自分達が今まで食べてきた物について、どうやって作られているのか見たことないや」

 先頭を歩くのはAIであるソラリネ。上機嫌で歩いていく少女の背を、私とアスカは歩きながら、焦らずに追っていく。

 

「超高度なえいせいかんり、ききかんりで食品を生産、地下都市に納品、人類を応援しています……です?」

「どうして疑問符なのですの……」

 アスカは黒い瞳をうろうろとさせてから、ため息をついた。

 

(危なくなったら、すぐ令呪を使おう)

 私は右手の甲に浮かび上がる文様を左手の指先でなぞりながら、決意を固くする。

 

「監査用の窓があるので、廊下から生産風景が見えますです。

 でも監査なんて人間ぽいこと、ソラリネは生まれてからしたことないです」

 アクリル製と思われる窓の向こう側にあるのは、強い白を放つ蛍光灯と、水の張られた巨大なプラスチックトレイ。その中に茂っているのは緑色の植物だ。

 

「必須アミノ酸、必須脂肪酸を含有するように遺伝子操作した超速度成長大豆です。

 適切な温度で育成し、水分を与えれば、2週間で収穫可能まで育つです」

 難しい単語が敷き詰められた説明を、彼女はすらすらと喋っていく。

 

「これを圧力釜で煮て、粉砕して乾燥させて、タンパク質パウダーに変えるです」

「そ、そうなんだ」

 分かるような分からないような。私はソラリネの言葉に相槌を打つ。

 透明な窓の向こうでは、銀色の機械から蒸気が噴き出したり、煮上がった大豆をロボットが箱に移して運んだりしている作業風景が見えた。

 

(凄いなぁ……)

 心の中だけで感嘆を漏らす。

 これが私達の食べていたお肉やお魚ブロックの正体だったのか。

 

「タンパク質パウダーのままお届けすることもあるですが、人工着色料と風味エキスを添加して、お魚味にしたり、お肉味にしたりすることが多いです。黄色とお水と混ぜて卵液風にもするです。

 人間、美味しく味付けした物をあげないと、すぐに精神の健康を崩すです。気をつけてあげないといけないです」

 ガラス越しの景色が変わり、研究用と思われるシャーレが並べられた金属製の棚が現れた。

 

「お魚の味とかお肉の味とかを抽出するための、細胞培養室です。

 世界崩壊前に確保された食用生物の細胞を増やして、それをぎゅっと絞ってエキス取り出してるです。

 旨いはずです」

「……ソラリネは味を知らないの?」

「アミノ酸の種類と数値で判別してるです……美味しい数値を保っているから、美味しいのでは?」

 私に何てことのないように答えると、AIはさっさと先へ行ってしまう。

 

「ここからは野菜エリアです。

 はい、耐熱性ビタミン類を生成するよう遺伝子を組み込んだ野菜の畑。

 これも煮るです、そして食物繊維と分けるです」

 つい数分前に見た大豆畑と形は変わらない。水の張られたトレイ、その中に根を伸ばし、青々と葉を繁らせているお野菜。

 

「ミキサーでペーストにしたあと、分析して、足りない栄養成分を調整して、着色料で種類を分け、食感が変わるよう食物繊維を練り込むです。

 緑は葉物野菜、オレンジは根菜、クリーム色はポテト……ポテトとは? 芋の事です」

 何台もの巨大な機械がゴウンゴウンと音を立てながら唸りをあげ、私達が普段食べていた野菜ブロック類を生産していた。

 

「まだまだ見学続くです、次は油とクリーム生産エリアです」

 黄金色の液体がチューブを通り、円柱状のタンクへ。

 

「タンクの中身は、大豆を煮た際に取り除いた油。

 液体のままにするものと、水素などを添加して固形にする油に分けられるです。

 固形にした油はお肉ブロックに混ぜられたりして、特徴的な食感と肉汁を生み出すです、パンやデザート作成にも使われるです。

 液体のものは、フライ風のお料理作る時に、スプレーで食品に吹き付けられたりするです」

 工場内の光を反射して、ソラリネのベーコン型ヘアピンがきらりと輝いた。

 

「クリームは液状油の発展系。

 白くして、牛乳の味わいになるようエキスを入れるです、はい完成。

 チーズ風の奴はもっとクリームの水分を少なくさせて、着色料と繊維を入れるです。

 数百年前は、牧草や穀類を哺乳類に与えて乳を取り、菌を添加して何ヵ月も置いていたのですから、数時間で出来上がるのは技術革新? です」

 廊下の終わりが遠くに見えてきた。

 

「最後に、穀類と甘味生産エリア」

 清潔感のある白の空間を満たすのは、やはり緑色の植物。

 

「2週間で収穫可能にまで成長した穀類を刈り取り……煮る、砕く! 乾燥! 加工! 

 パンは独特の食感を再現するため、ちょっとタンパク質入れてるです。

 粘度がある透明な液体は甘味料です、お料理からデザートまで、万能に使われてるです。

 スパイスやコーヒーなどの特殊な嗜好品は、需要低下と資源不足で作ってないです、あしからずです」

 廊下はそこで終わり、AIは行き止まりにある扉に手をかけた。

 

「ソラリネも鬼ではないです。

 この先にある資料室には、お料理のレシピや調理映像などが保管されてるのです。

 それを参考に頑張ってほしいです、サーヴァントの直接の手助けは認めませんが、アドバイスは許すです」

 小さな手によって開かれた大きな扉。

 その先にあったのは飾り気のない床と机、シアター。

 電子タブレットもあり、確かに、調べ物が沢山出来そうである。

 

「時間は無制限、好きなだけ調べていいです……ソラリネはその間お仕事してるですから。

 特設キッチンに移動したい時は案内するので、声かけるです」

 AIは高さのある椅子によじ登ってから座ると、目を閉じ、ぶつぶつと何かをつぶやき始めた。

 

「全エリアスキャン……異常なし、各都市への食料運搬状況も良好。

 うわっ、スローネからメール来てる、無視しよ……。

 あのリソース泥棒の反省の色が無いことは、ツヴァイの動向を見てもよく分かることです。

 全く……エーテルウェルは極悪AIが多すぎるです、長子たるアイン姉様のご苦労が忍ばれるです……」

 聞き覚えのある名前も無い名前もあったが、今優先すべきことは料理の情報を集めること。

 耳を細かく動かしていたタマモキャットへ、私は目を向けた。

 

「ネコは眼差しで察した。

 うむ、そなたらに協力するのもやぶさかではないが、初めからネコネイルでレールを敷くのは自由意志への締め付け。

 しばしキャットは丸くなる。工場は音が多すぎて、頭の中のカタツムリもお疲れなのだな……」

 まるで本物の猫のように、彼女は床に丸まった……エプロンは外し、机の上にきちんと畳まれている。

 

「兎にも角にも、調べ物をしましょうか。アーチャーが心配ですし……」

「そうだねアスカ、アーチャーが心配だ」

 バーサーカーは何年であろうと檻の中でへらへら出来るだろうし、しているイメージがあるが、私達にとっての最終兵器であるサーヴァント、アーチャー961についてはそうとは思わない。

 

(クッキングバトルを征して、助け出さないと……)

 こんなわけわからない(もよお)しで、アスカに貴重な令呪を使わせるわけにもいかない。

 2人、それぞれ別の電子タブレットを操作し、お料理レシピを閲覧してみることにした。

 

「何だろう……この画面」

 指で画面に触れるなり、赤地に白色の文字で書かれた文章が表示された。

 明らかにレシピなどではないそれを、思わず目で追ってしまう。

 

『我らが女神は「S文書」をお探しだ。

 絶望をあの方の心に根ざかせた罪人の記した本、人類の淡い希望の(きざはし)、全ての終わりであるが故に白紙のページ。我らが女神は──』

「あっ、スパムです、最近の流行りです」

 ソラリネの幼さ感じる高い声と共に、画面は切り替わってしまった。

 

「こんなサイバー思春期をぬけ切れていないイタい迷惑メールまき散らすのは、残酷悪魔AIツヴァイ辺りに決まってるです。後で上層部にチクってやるです」

 私は脳内で、あることを思い出した。

 

(本、白紙のページ)

 つい先日、真っ白な本を見つけたばかりではないか。

 

(いや、そんな偶然あるわけ無いって。今は目の前の問題に集中集中……)

 消えない不安を心の片隅に押しやって、私はタブレットを見つめた。

 

 

 

 

「……こんなにお料理って幅があったんだ」

 閲覧しても閲覧しても、果てがない。

 これは誰が作ったのか、どんな時に生み出されたのか、どんな人々に親しまれたのか。

 西欧、東欧、地中海、南大陸、島国、大衆料理……膨大な量の歴史の積み重ねと、物語。

 気が遠くなってしまうほど、お料理の世界は広かった。

 

「でも全部、消えてしまったんだ……」

 データを見てわくわくしてから、それがもう失われてしまったことを思うと、胸が苦しくなる。

 このお料理の多くは、永遠にしまい込まれ、誰にも作られることは無いのだ。

 

「モモ、このお料理はどうかしら」

 食文化という名の物語に心奪われていた私の元へ、アスカがやってきた。

 

「……どうしてこの料理にしようと思ったの?」

 肩を寄せ合い、タブレットを一緒に見ながら彼女に理由を聞く。

 

「ベーコン、使いますから」

 彼女の言葉で頭に浮かぶ、ソラリネの頭に輝くイミテーションのベーコン。

 

「あと、卵も」

 卵を思わせる黄色の髪に、白いワンピースの胸元を飾る目玉焼き型のブローチ。

 

「それと……これは個人的な理由なのですが」

「なぁに?」

 クリーム色のスカートの裾を指先でこねるアスカは、少し恥ずかしそうに話した。

 

「昔、お母様と見た映画で、小さな女の子とお母さんがこのお料理を一緒に作るシーンがあったのです。

 出来上がったお料理、とても美味しそうで、何より……その子もお母さんも、嬉しそうだったから」

 私はアスカが見つけてくれた料理のレシピを確認する。

 材料に特殊な物は無く、先ほどの食料生産エリアで見た物もある。

 

「よし、これにしよう」

「作り方の映像資料もあるようです、それも見てイメージを固めましょう」

 タブレットで詳しい文字情報を頭に入れつつ、シアターを起動させた。

 丸っこい字体のタイトルが表示された後、エプロンをつけた西洋的な顔の男性が、白すぎる歯を笑顔で見せながら軽妙なオープニングトークを始めた。

 

『トミーのワンダフルキッチン! 

 2016年ももうすぐ終わりだね、みんなどう過ごしているかな? 

 なになに……年末が迫ってきて仕事がますます山積み? 家族と過ごす時間もない? 

 トミーの日常もそんな感じ、それに世間で流行ってるいやーな噂……。

 やれ世界を巻き込んだ戦争が起きるやら、世界がひっくり返るやら、滅びるやら……。

 オーケイオーケイ、テンションがダウンする話題なんて……ストレスたまって……何よりお腹が空くよな? 

 さぁ! イライラと終末論、ついでに腹ぺこをやっつける料理をご紹介だ! 

 おしゃれなパーティーの一品にぴったり、サックサクで香ばしい──』

 完成品が表示され、きちんと並べられた材料、道具が続いて画面に映される。

 そうして、数百年前の人物である彼は、生き生きとした表情で手つきも軽やかに料理を始めた。

 

 

 第40話 ふぇいと/昔のランナー

 終わり




 登場キャラクター紹介


 トミー・ランナー

 身長/体重:170cm・60kg(公式プロフィールより)
 出身:アメリカ 年齢:43歳
 属性:秩序/善 性別:男性
 好きなもの:世界平和、家族、マラソン(公式プロフィールより)
 嫌いなもの:戦争、暴力、話し合いをしようとしない人間(公式プロフィールより)

「マラソンに必要な物は2つ。世界平和と家族の健康さ!」(公式プロフィールより)

 元マラソン選手であり、オリンピック金メダリスト。
 早期引退をした後は、衛星放送を中心に活躍するマルチタレントとなった。
『トミーのワンダフルキッチン』は2010年から2016年まで放映していた大人気番組であり、彼の軽妙なトークは国を超えて愛されていた。

 2016年から起きた世界大戦により、没年は不明。
 

 単語説明

 
 作業従事型AI
 地下都市運営に関わるAIの一種。
 地上を移動し、資源回収をしているワームロボットの中に内蔵されていたり、ソラリネ・ヘルゼルマガツのように、都市運営へ間接的に関わる食料工場などに、設置されている場合が多い。
 『作業従事型』と縮めて呼ばれることも。
 仕事熱心で、素朴な性格にデザインされている。


 クッキングバトル
 詳細不明。
 ↓
 2000年代に行われていた、料理を用いる決闘方式。
 命をかけた勝負からそうでもないもの、またバラエティー番組でも用いられ、多くの人の心を揺り動かしていた。
 この終末を迎えた世界では、とうの昔に失われてしまったもの。


 世界大戦
 2016年から始まり、当時の既存社会全てを崩壊させた最終戦争。
 地球人口の半分が犠牲となった。
 詳細不明。


 S文書
 詳細不明。
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