罪人として労働地区へ連行されたモモは、無為にも感じられる単純作業で、いたずらに流れる日々を過ごす。
どうにかここから脱する手立てをもとめ、労働地区長に新しい仕事を求めてみた。
『リソースセンター』という、液体リソース生産施設へ行くことを勧められたモモは、心を許しあう中になったナット(N10)と共に向かう。
蒸気立ち込めるリソースセンターに到着したモモとナットは、防護服に身を包み、パイプ詰まりを直しへ。
ナットが言う詰まりの原因とは……粉砕された人間の遺体や、サーヴァントの事だった。
液体リソースとは、サーヴァントや人間の残骸を用いて作られた物だったのだ。
残酷な事実と、それを知らずに無邪気に使っていた自らへの嫌悪で、モモは嘔吐する。
モモはその日から急激に体調を崩し、2日後には吐血するまでになってしまった。
ナットはモモを救うため、労働地区長に懇願するが、そこに誰かがやって来た。
「……アインはあなたにこう言います。
『あの方』が、モモタ・トバルカインに会いたいとおっしゃった」
地下都市を守る無慈悲なAI、アイン。
そのAIはモモを「軌道エレベーター内部の人工楽園」に連れて行った。
「真に善良なる者のための、理想郷」だとささやきながら。
痛みに苛まれていた自分の体が、急激に癒えていくその感覚に、モモははっきりとした意識を取り戻した。
目の前にいたのは、数日前に離れ離れになったバーサーカー04の、簀巻きにされた姿。
再会を喜ぶ暇もなく、奥へ行くようにアインに促される2人。
人工の滝の間に真っすぐ伸びている、光降り注ぐ黄色いレンガの道を歩く。
その終点……草木の茂る美しい庭園でモモを待っていたのは、白い仮面で顔を全て隠した謎の人物と……その人物に自らの髪を梳かせていた『女神』。
「リリス・トバルカインが私の名。君の遠い先祖にして」
「世界を救うために数百年前鋳造された、人造女神なのさ」
彼女は、モモと話がしたかったと、完璧な微笑を浮かべながら話すのであった。
──今ここから、女神との対話が始まる。
第50話 いと美しや因果始まりの女神
「普段は他の軌道エレベーターにいるのだけど、数日前からこの都市に遊びに来ていたんだ。
けど良かった、君に会うことが出来たから」
嬉しそうに話す……女神たるリリス。
一部が
この世のものとは思えないほど美しい円状の庭園に、居る人物は4人。
私、バーサーカー04、女神リリス。
そして……彼女の髪を整えていた、白い服を身に着け、同じ色の凹凸の無い仮面で、顔を隠している謎の従者。
「君のサーヴァントも……どうか座って」
リリスに言われ、バーサーカーが簀巻きのまま席についた。
「紅茶は旧スリランカから発掘したもの、茶器は旧ドイツから見つけたものさ。
どちらもとびきり上質だよ」
彼女は手ずから、客人である私達のカップ2つに、色濃い紅茶を注いだ。
白地にバラの紋様が描かれたそれは、映画の中から抜け出てきたかのように華やかだ。
「さて、何の話をしようか。
君に話してあげようと思っていること、たくさんあるのに……興奮の方が勝って、考えが上手くまとまらない……」
リリスは金色の眉を下げながら、困ったような表情を見せる。
香りの良い湯気がティーカップから立ち昇り、私の頬を熱く湿らせた。
「……よし、現行世界の成り立ちと、それに関わる私の生まれからお話しようかな。
何より私がそうしたい」
リリスは指先でカップの持ち手をつまみ、紅茶を飲んで赤い唇を濡らしてから、感情の薄い美しい声で語り始めた。
「700年前、世界大戦が起きてね、それまでの社会は滅んでしまったんだ。
でも人間はまだ生きていて、死にたくないって願ってた。
そんな人達の一部……『トバルカイン家』が、神として2300年代に鋳造したのが私」
「世界大戦って」
「そうだね、『聖杯戦争』と呼んでもいいかな」
女神は言葉を続ける。
「『カルデア』という機関が偶然にも手に入れてしまった、万能の願望器……『聖杯』をめぐる殺し合い。
でも、優勝商品である『大聖杯』自体は、もう誰の願いも届かない場所に行ってしまったのだよね」
語る彼女は、短い草の生えている地面を真っすぐに指さした。
「カルデアの勇敢なる生き残りの行動によって、地下2900kmより下にある星の地核と、大聖杯は融合してしまったんだ。
……しまった、主題から脱線してしまったかな」
彼女は背を丸めると、わざとらしく咳払いをした。
金と桃色が混ざった細い髪が、日の光を反射で膨らませながら美しく揺れる。
「えへん……造られた私は、人間を救うために色んな発明をしたんだよ。
液体リソース、管理AI、地下都市、階級制度、生存権、軌道エレベーター……。
どうだい? どれもすごい発明だったろう?」
彼女の誇るような発言に対し、私は思わず唇を苦々しげに歪めてしまった。
「……液体リソースはなぜあんな、尊厳を貶めるような」
「尊厳を貶め……? 貴重な資源の有効活用なのに?」
リリスは表情を変えもせず話を続ける。
「地核と融合し、誰の願いも受け入れなくなった大聖杯は、それでも莫大なエネルギーを発生させていた。
それを使える形とするためには、どうしてもサーヴァントの細切れが必要だったんだ」
「……細切れ」
私はうつむきながら、彼女の言葉を繰り返す。
「理由はね、サーヴァントが『人の祈りに応える存在』だからさ。
その本質を利用してエネルギーに方向性を与えた」
女神は自らの発明について、朗々と語った。
「何にも使えなかった原液は、人の傷を癒やし、サーヴァントの魔力源となり、発電にも使える万能燃料に変わったんだ!
なんと素晴らしきかな、液体リソース……」
……それに対して一切の悪感情など抱いていないかのように、彼女は丁寧に説明してくれる。
「いけない、いけない……また脱線してしまった」
女神の従者は、席に着かず会話にも参加しない。庭園の壁を伝う植物を、銀に輝くハサミで剪定していた。冷たさを感じる金属音が響く。
「とにかくだ。
世界大戦によって化石燃料は枯渇し、バイオマス、核も使えなくなってしまったから、どうしても新しいエネルギー源が必要だったんだね」
バーサーカーは唇を固く結び、女神たる彼女の顔をただ静かに見つめていた。
「有益なエネルギー源を確保できた私は、自らが発明したものを利用し、残っていた人類を保護。
そして400年以上、種として存続させている。
……これが現行世界の成り立ちと、私の生まれだよ。ちゃんと伝わったかな?」
話を聞き終わった私は、熱い紅茶を無理にでも喉へ流し込んだ。粘膜がひりつく。
「私ばかり話してしまってごめんね。人間と喋るのは久しぶりだったから。
さぁ、次は君の番だ。
モモタ・トバルカイン、楽しくお話しをしよう?」
彼女に対し、まだ温もりが残っている口を私は開いた。
「貴女は400年前の英雄だと学校で勉強しました。なぜ、まだ生きているのですか?」
「ん……もう答えが会話の中で出ていたじゃないか」
私からリリスは顔を逸らして、ほころびかけているピンク色のバラの蕾を見た。
「私が『人類を救いたまえ』の願いを基に造られた女神だからさ。
その役目を完遂するまで、私は老いることも劣化することも、死ぬこともない」
「……分かりました、そういう存在もいるんでしょうね」
主に見つめられた桃色の蕾を、従者は
庭を飾る白いレンガの地面に、二度と咲かぬものとなった花が転がる。
「理解してくれたようで嬉しいな、モモタ」
返答を聞いたリリスは、ティーカップを優美な所作で唇に運んだ。
「さっき言っていた……貴女が私のご先祖であるって、どういう意味ですか?」
次の質問を、私は焦れるような思いで訊いた。
「血のつながりというより、同じ技術で造られた後継機……という意味合いかな」
「……私も、造られた存在」
胸に手を当てながら、事実で鼓動を早くする心臓をなだめる。
「本当に知らなかったんだね、可哀想に。
事情、カイヤ・トバルカインは君へ伝えていなかったんだ」
リリスが目を細めると、長いピンクのまつげが明るい緑の瞳に被さった。
「……おばあちゃんの名前、知っていたんですね」
「うん、女神様は何でもお見通しなのさ」
『カイヤ・トバルカイン』、それは10年前に亡くなった祖母の名。
(おばあちゃん、私に隠し事してたんだ……)
大好きな彼女と血が繋がっていなかったという事実もまた、ショックだった。
「カイヤはトバルカイン家の末裔。君とは違い、人間さ」
リリスは美しい形の白指でクッキーを摘まむと、小さな唇に押し込んで一口で食べてしまった。
「……体に不調が現れたのは、私が造られた存在だから、ということですか」
バーサーカーに治してもらわなければ、あのまま死んでいたであろう致命的な体調不良の理由を、女神へ問うてみる。
「大正解、君の耐用年数が近いってこと。
私の見立てだと……発生から16年ってところかな。
ちょうど今年の終わりあたりだね」
──思考と心臓が止まりそうになった。
(寿命? 16年で、私は終わり?)
上から注ぐ光は、先ほどまでと何も変わっていないというのに、今の私の目にはくすんで見える。
「どうしたんだい?」
女神はテーブルに肘をつけると、手の上に自らの顔を乗せ、にこりと笑ってから、私を見つめつつ明るい声をかけてくる。
「質問は? 話題は何でもいいさ、もっとお喋りをしよう。
お茶もお菓子も、君のためだけに! 用意したのだから」
彼女の声すら、私の耳には不気味に聞こえた。
膝の上に乗せていた手は震えている。それを握りしめて拳をぎゅっと作り、もう一度口を開いた。
「……私の故郷は、聖杯戦争が起きて、ひどい、本当にひどい世界になってしまった」
声を震わせながら話す。自らの脳裏に浮かぶのは、炎の記憶。
生きながらに焼けていく人の声、遺体かどうかすら判別できないほどに破壊された、焦げた塊。
──人間の尊厳など微塵も残されなかった、あの惨状を。
「他の都市でも争いが起きていた、悲しむ人間もサーヴァントも大勢いた……。
貴女が人類の庇護者だと言うのなら、なぜそんな悲劇が起こることを許したのですか」
私の非難を受け、女神は笑みを湛えていた唇を真っ直ぐにした。
「『あの男』が隠したものを炙り出すため、私がAIに命じたんだ。
……実際に行うかどうかは、AIらの自由意志に任せていたけどね」
リリスの白い頬に朱が指す。それがどういった感情の動きによるものか、私には分からなかった。
「君の言うとおり、何百という都市と、何億という人間が失われたけど……悲劇ではない、成果があったから」
従者がリリスの手の平に何かを乗せる。
彼女は受け取ったそれを、テーブルの上へ半ば放り投げるように置いた。
女神という肩書に似合わない、ひどく乱暴な仕草。
「……これはね、『S文書』と呼ばれていた」
白紙の表紙を持つ、何も書かれていなかったはずの本。バーサーカーが地下の研究施設で見つけた物だ。
茶菓子が揺れて皿にぶつかり、耳を突くような音を立てた。
「200年以上かかったけれど、ようやく見つけられた。
私にとっての不安要素、逆転の一手……私が最も憎んでいる男が残したもの、『世界を救う方法』が書き記された外道の本」
リリスは不機嫌そうにも見えた顔に、また完璧な微笑を浮かべて、私へ笑いかけてきた。
「君のバーサーカーのおかげで全て解読出来たんだ。ありがとう」
私はサーヴァントに目線だけを向けた。
やや沈んだ表情をしている彼は、わざとらしく目をついっ……と横に逸らした。
「世界を救う方法」
胸に引っかかった単語を、私は口に出す。
「知りたい?」
嬉しそうに問いかけてくる女神。
「……それは」
自分の気持ちを整理するため、目を閉じて、一旦考え込んでみた。
(私はなぜ、旅に出たのか)
知りたかったからだ。悲劇の理由を、それを起こした聖杯戦争の首謀者を。
救いたかったからだ。突然の出来事で傷ついた人々を、苦しむ他者の心を。
(世界を救えたのなら……地下で管理されている人達も自由になる?)
頭に浮かんだのは、灰色の労働地区で生き続けるナットさんの姿。
(砂と岩だらけの地上も、世界を救う方法が分かれば、昔みたいに緑や水が戻る?)
次に思い出したのは、AIスローネとキルケーが守っていた、地上ではとうの昔に失われた景色。
(聖杯戦争のような恐ろしいことも、起こらなくなる?)
寂しげな顔でコーヒーカップを見つめる、刑部姫やネロ帝の姿。
それは今でも私の瞼の裏に焼き付いている。
(もし世界が救えたのなら……その方法が、はっきりとあるのだとしたら)
……夢のような展望だと、我ながら思った。
「教えてあげてもいいけれど……条件を出そう、モモタ」
リリスの声で、思考の奥底から私は帰ってきた。
目を向けると、彼女は指先と白いドレスの袖をひらひらとさせながら、話し出そうとしているところだった。
「どうか私の賛同者になっておくれ。
そして計画に参加し、私と終わりの無い旅に出よう」
彼女はそこから矢継ぎ早に言葉をつなげ始めた。
「私はこの駄目になってしまった地球を捨てて、人類と共に外宇宙へ旅立とうと考えている。
原液を汲み上げ、リソースへ精製しているのも。
人類を地下都市で保護し、厳密な資源管理をしているのも。
全て、果て無き旅路への準備なのさ」
リリスの白い人差し指が、光注ぐ天井を示した。
「今、月と地球の間で宇宙船を組み立てている、もうすぐ完成するんだよ!」
「……」
私は、まるで自慢する子どものような響きを持った女神の言葉を、黙って聞くしかなかった。
「理解者になってくれるのなら、君の体も治してあげよう。
私と同じ不老不死、永遠に人類を見守り続ける美しい存在に組み替えてあげる」
そこまで興奮したようにまくし立てると、細めた瞳で簀巻き状態の私のサーヴァントに視線を投げた。
「……君のバーサーカーは、傷は治すことは出来ても、寿命を治すことなんて出来やしないからね」
何時もは口を挟もうとする彼だけれど、今日はずっと黙っていた。
「モモタ・トバルカイン! さぁ! 君の答えを聞かせてよ!」
女神は歯を見せながら笑う。その表情はどこか暴力性を感じさせるものだった。
「……私、は」
紅茶を飲む、クッキーをばりばりと齧る、目線を泳がせる、震える膝を手でさする。
思い浮かぶのは今までの人生と、アスカのこと、アーチャーのこと、家族に等しい存在であるバーサーカーのこと。
……デザートランナーで旅してきた、世界のこと、出会った人、サーヴァント達。
私の、寿命の、こと。
(ああ……だったら、答えなんて初めから決まってるじゃないか)
自分の頭で考えた言葉を、心を落ち着かせてから、リリスの瞳を真っ直ぐに見つめて言い放った。
「──貴女の賛同者にはなれません。
人間やサーヴァントの命や心を、物みたいに扱って、苦しめることを良しとしている、貴女の賛同者には」
リリスは金と桃の髪をさらりと揺らしながら首を傾げた。
「どうして? 私は君のバーサーカーや、君の祖母のように隠し事はしないよ?
なんだって教えてあげるし、欲しいもの全部あげる!
君のことを一番に思おう、家族みたいに愛してあげようじゃないか」
私の思いなど知る由もない彼女へ対し、首を横に振ってから答える。
「……例え死ぬことになったとしても、私は貴女から何も受け取りたくはない」
「世界を救いたくないの?」
「その方法があるのだとしたら、自分と仲間達で見つけてみせる。
貴女からは、絶対に教えて欲しくない」
「……そっか」
私の答えを聞き、彼女は寂しそうな口振りで呟いた。
「君は、自分の行為を全部棚上げして、私だけが悪いみたいに言うのだね。
こんな世界になってしまったのは、沢山の出来事の積み重ねだというのに」
「──なぁ、ずっと黙って話を聞いていたが、リリス」
バーサーカーがとうとう口を開いた。その声は低く、荒々しい。
「お前、モモが頷いたとしても、世界を救う方法を教えようなんて思っていなかっただろ」
演技教本に記された、お手本のような表情ばかり浮かべていた女神の、左眉だけがわずかに歪みながら上がった。
「人類のことも、救おうだなんてこれっぽっちも思っていない」
従者が大輪のバラの花を切り落とした。断たれた花はゆっくりと下へ、他の蔓や草に紛れてゴミとなる。
「本心は別なのに、使命だか理念だとかで覆い隠している……違うか?」
「……」
リリスは黙り込むと、腕でテーブルを無いだ。
「……誰に召喚されてもお前は変わらないね、本当に悲しいよ」
突き放すような冷たい彼女の声と共に、『S文書』なる白い本だけが地面へ叩き落とされた。
「これ、もういらない。燃やして」
主の命を受け、仮面の従者は壷を持つと、中身の油を本にかけ、火をつける。
花と茶葉の心地よい香りが漂っていた庭園に、命の危機を感じる焦げ臭さが一気に充満した。
「私に剣を」
従者は彼女へ、セラミックのような質感の、何の飾りもない白の長剣を手渡す。
「うん、じゃあ……」
女神の如きリリスは立ち上がり、右手で受け取ったばかりの剣を振るった。
その圧で、壁に伝って咲き誇る時を待ちわびていた蕾が、ぼとりぼとりと地面へ無慈悲に落ちていく。
「君、ここで死にたまえよ」
輝く双眸はペリドット。その眼光の奥に、確かな殺意があった。
第50話 いと美しや因果始まりの女神
終わり
単語説明
世界大戦
2016年から始まり、当時の既存社会全てを崩壊させた最終戦争。
地球人口の2/3が犠牲となった。
原因は『カルデア』という機関が偶然にも手に入れた『大聖杯』。それをめぐり、地球上の全国家、全人類を巻き込んで始まった聖杯戦争でもあった。
カルデアの大聖杯
現代まで続く、数百年に及ぶ聖杯戦争の原因。
もはや地上には無く、カルデアの生き残りの行動によって、地下2900km下の星の地核と融合している。
液体リソース
女神リリスが発明した、淡く青色に光る液体。単に『リソース』と称されることも。
この世界において唯一と言っても過言ではないエネルギー資源で、サーヴァントの魔力源にもなり、車・自家発電機の燃料にも使え、飲んだり塗ったりすれば、簡単な傷や病の治療も出来る。
強い青に輝く『原液』と、人間の遺体やサーヴァントの肉片を混合して作られる。
原液
軌道エレベーター内部に据えられた掘削機械によって、地下深くから汲み出されている、とにかく強い青に輝く液体。その様はまるでブルーブラッド。
大聖杯と融合している星の地核から採取された、『誰の願いも受け入れない状態となった魔力エネルギー』。
そこに、『人の祈りに答える存在』であるサーヴァントを混ぜ込むことによって、人間を救う液体リソースへと加工されている。
女神リリス
2300年代に活躍した英雄。長きにわたる戦争を治め、絶滅寸前の人類を救ったとされる。その結果、現代に至るまで多くの人間とAIに信仰されている。
地下都市、都市運営を行うAI、『液体リソース』も開発したと言われている。
一般的には、金の髪に明るい緑の瞳、豊かな胸や体つきを持つ、女神の如き美しい姿でイメージされている。
2300年代に、トバルカイン家を中心とした魔術師、技術者の手により鋳造された、『有機人造女神』。
この星と世界の管理者として造り出され、多くの発明をし、400年近く生きている。
死ぬことも老いることも無い、いと美しや因果始まりの女神。