魔法少女まどか☆マギカ−特異点の少年−   作:蒼葉 桜木

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どうも、またまた作品を増やしたアホ作者、蒼葉 桜木と申す者です。今回の話はペルソナ使いの少年がまどマギ世界で戦う話となっております。まぁ、この回ではペルソナ発現しませんけど。とりあえず、私のペルソナ知識がにわかすぎて見てられない!!という人はぜひブラウザバックして下さい。それでは、どうぞ。


第1話ー転入初日、色んな出会いー

『魔法少女』と呼ばれる存在を知っているだろうか。何でも一つだけ願いを叶えてもらう代償に、『魔女』と呼ばれる怪物と戦う使命を得た少女たちのことだ。

 

そんな魔法少女の中に、何度も世界を繰り返す魔法少女がいた。己の友を救うために、何度も何度も世界を繰り返し、何度も何度も最悪の運命を見てきた。そして、もう何度のループか分からなくなった頃。彼女は何度も繰り返した転入当日を迎える。すると、そこには今まで居なかったはずの一人の少年がもう一人の転入生として存在していた。ここから、彼女たち魔法少女と少年の運命が大きく動き始めることとなる……。

 

 

 

        −暁美ほむら視点−

 

これまで何回も同じ風景を見てきた。今までこの待合室に入り、先生と会話してから教室へ入る。この出来事を何度も私は繰り返してきた。これで一体何度目だろうか。

「それじゃ、ここで待っててね。」

「はい。分かりました。」

そう返事をすると、私の担任となる彼女は部屋を出ていった。ここまでは今までと同じだった。

「失礼しまーす。」 

「!!!」 

私の知らない少年がこの部屋に入ってくるまでは。

 

      −黒羽秀翔(くろばしゅうと)視点−

「……………。」

「……………。」ギロッ

 

…………。怖ッ!何!?何で転入初日早々偶々同じ日に転入してきたって女の子にずっと睨まれてんの!?俺何もしてないよね!?

「今までのループにこんなのは居なかったはず……。」ボソッ

 

しかも何かずっとブツブツ呟いてるし!!先生!!貴女にあの部屋でちょっとだけ待っててね。ってすれ違いざまに言われて入室したのはいいけど殺意の波動を俺に叩きつけてくる初対面の女の子がいるなんて聞いてないですよ!!

 

30分後、先生が入ってきたことで俺はあの殺意増し増し系女子と二人きりという地獄のような空間から開放されたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「今日、ウチのクラスに二人の転入生が来ましたー。」

 

うん、クラスまで一緒とか聞いてないよね!!

 

「…………。」ギロッ

女の子からそっと目を逸らし、周囲を見渡す。………。なんだこの教室。一面ガラス張りってどうなっとんねん。ホントにこんなんで防犯できんのかよ。

 

「それじゃあ、自己紹介お願いね。」

どうやら、順番は殺意増し増しちゃんが先に自己紹介するようだ。

 

「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」

教室中……というか、男子から物凄い拍手が沸き起こる。どんだけ美少女に来てほしかったんだよ……。

「次は、あなたの番よ。」

先生が俺に促す。

「黒羽秀翔です。今日から、よろしくお願いします!」

こちらには、申し訳程度の拍手が上がる。何?この美少女と陰キャでの温度差。俺泣くよ?

「それじゃあ、暁美さんの席は鹿目さんの後ろね。」

「分かりました。」

「よろしくね。暁美さん。」ニコッ

「ええ。よろしく。」

暁美さん、アイツホントにドライというか何というか……。

ホントに感情あるのかね。

「…………。」ギロッ

「ヒイッ……!!」

何だ!?アイツ読唇術でも持ってんの!?

「?黒羽君?どうかしたの?」

「ヴェッ!!マリモ!!」(訳:いえ!!何も!!)

「ならいいんだけど……。それじゃあ、黒羽君の席は中沢君の隣よ。」

「よろしく。黒羽。」

「おう、よろしく。」

 

 

 

 

昼休み、物凄い勢いで暁美さんに群がり、質問を続けるクラスメイト達。そんな彼らの輪に入れるはずもなく、俺は教室を出て学校内を歩き回っていた。初めて来た場所の物珍しさもあって様々な場所を巡っていた結果…………。

 

 

「迷った…………。」

教室までどうやって戻るんだこれ…。どの道がどう繋がってんのか見当もつかんぞ。そんなときだった。

 

「あれ?転入生じゃん。どうしたの?こんなとこで。」

そう声をかけてきたのは、クラスにいた水色のショートカットの女子生徒。その隣には、暁美さんの隣の席に座る鹿目さんもいる。

 

「実は……。道に迷って。教室までの帰り道が分かんないんだよ……。」

「そうだったんだ。なら、私達と一緒に行こうよ。まどかもそれでいい?」

「うん、私はいいよ。」

どうやらこの二人は仲が良いらしい。

「そうだ。私は美樹さやか。よろしく。」

「よろしく。ありがとう。今度何かお礼をするよ。」

そう言うと、鹿目さんが慌てて手を振った。

「い、いいよ!別にそんなことしなくても……!」

「いや、でも……。」

「私達が好きでやってるんだから。ね?」

何この娘。すっごい優しい。何?天使?天使なの?

「わかった……。でも、ホントにありがとう。」

「どういたしまして。」

そんな感じで会話しながら、俺は何とか教室まで戻ってきたのであった。

 

 

          ー放課後ー

 

授業が終わり、俺が帰る支度をしていたとき。昼休みに俺を助けてくれた美樹さんと鹿目さんが話しかけてきた。

「秀翔ー、一緒に帰らない?」

「俺は別にいいけど……。いいの?鹿目さんはそれでも。」

「うん。私も、黒羽君ともっとお話したかったし。」

「よし!今日はショッピングモールに寄り道して帰るかー!」

「あ、待ってよ、さやかちゃん〜」

そう言って、美樹さんを追って走り出した彼女はこちらを振り返ると、微笑みながらこう言った。

「黒羽君も、急がないと置いてかれちゃうよ〜?」

「うん、今行くよ。」

「二人共、遅いぞー!!」

遠くから美樹さんが呼ぶ声がする。俺と鹿目さんはそんな彼女の元へ駆け出した。

 

 

                 ーSee you next timeー

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