ISと空に舞う   作:ALUKana

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お待たせしました!
シャルロット大活躍の回・・・・・のはずなのに(笑)

感想、本当にありがとうございました!!
励みにして頑張ります!


橙の逆鱗

????Side

 

すごい機体・・・・・ラファール・リヴァイブのカスタム機なのに教員用や訓練用とは全然違う・・・・・

 

あの第三世代兵装も・・・・・

あれを作った人もすごい・・・・・でも何より

 

「みくも・・・・・もとき・・・・・さん」

 

翔んでいる時の楽しそうな顔が、とても眩しくて、羨ましかった・・・・・

 

 

 

基希Side

オルコットさんとの闘いを終えて、発進したのとは逆のピットに戻った俺を迎えたのは、シャルと龍、そして、何故かいる千冬だった。

 

「基希!お疲れ様!!残念だったね・・・・・でも、凄いよ!」

 

シャルの労いに対して疲れきって言葉も出なかった俺は、頭に手をポンと乗せ龍と千冬の元へ向かった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。ひゃっ!?うぅ〜・・・・・」

 

シャルが何か呻いているのだけれど、ごめん、それどころじゃないや。

龍らの目の前に行くと、龍は悪い笑みを浮かべている。

 

「お疲れさん、随分と派手にやったなぁ?」

「龍・・・・・補給・・・・・頼む・・・・・」

「おう、まっかせなさい!」

 

そう言うと龍は作業に移る。本当にありがたい事だ。

 

「初心者に近い中、よくあそこまで戦ったな。見事だ。」

そう笑みを浮かべ、千冬は俺を褒めてくれた。でも、だが、と続いた。

「まだ、詰めが甘いな。爆発の瞬間、オルコットがビットを背中に隠すだけの隙があった、という事だ。」

 

「そういや最後・・・・・ビットが出てきて・・・・・」

 

思い出すのは、オルコットさんの背中から飛び出してきたビット。そして撃たれるレーザー。

 

そうこうしていると、千冬に通信がかかってきて、千冬がシャルを呼ぶ。

 

「デュノア。織斑の支度が整った。準備しろ・・・・・あと、オルコットは機体の損傷で辞退だそうだ。」

 

そう言って、管制室へと戻っていこうとしたが、龍が、あ、と何かを思い出したようで

 

「千冬チャン、お前の弟、、、色んな意味で大丈夫か?」

「・・・・・・・・・・どういう意味だ?」

「いや、なんか、さっきの試合の時、基希の事、男らしくないとか、相手は女子なんだからちょっとは加減しろって言ってたと思ったら、正々堂々とか言い出したり・・・・・ん?」

 

殺気を孕んだ瞳で見つめられても尚動じずに龍が俺が試合している最中に見ていた事を言うと、千冬の肩がワナワナと震えている。龍に関してはそれを見て冷や汗をかいているようだ。

 

「一夏ぁ・・・・・あんの愚か者がぁ・・・・・三雲、本当に申し訳ない。後でしっかりアイツに言い聞かせる。普段の態度と一緒にな。」

 

そう言って今度こそピットから出て行った。

それでもなお、重苦しい雰囲気は収まらない・・・・・すると背後から怪しげな声がした。

 

「ふ、ふふふ・・・・・基希が・・・・・卑怯?やだなぁ、織斑くんってば〜。とうとう頭がおかしくなっちゃったのかな?パイルバンカーで殴れば治るかな?」

 

そこに居たのは激おこぷんぷん丸のシャル(いい笑顔の般若)であった。

「あ、あ、あの・・・・・シャル?」

 

「じゃ、行ってくるね!応援してね、僕の事!」

 

一瞬、元に戻ったけど般若に逆戻りして出撃してしまいましたがな・・・・・

俺も龍も、織斑がどうなるのか・・・・・考えないようにしたのだった。

 

 

シャルロットSide

 

思わず出撃した僕の目の前には白の騎士のような機体に乗りブレードを持っている織斑くんがいた。

 

「お、デュノア、ようやく来た!遅いぞ!」

 

そう言って構える織斑くん。でも、その構えって日本の剣道ってスポーツの構えだよねってくらい綺麗な構え。あ、その前に聞かなくちゃ。

 

「そういえば、織斑くん。さっき基希の事、男らしくないとか正々堂々と勝負しろとか散々に言ってたんだって?」

 

「ああ、そうだ!あんな戦い方、卑怯だろ!男のする事じゃない!正々堂々と勝負するべきだろ!デュノアも・・・・・」

 

「僕は、基希が一生懸命だって知ってるし、あの戦い方だって僕や山田先生がアドバイスしたものだからセオリーに則ってる。そして、基希は何時だって全力で頑張ってる!それでも彼を否定するなら・・・・・」

 

そこまで言うと試合開始のブザーが鳴り響く。僕は右手に《レイン・オブ・サタデイ》を展開(コール)して織斑くんの持っている近接ブレードに2発、撃ち込む。

結果的にはブレードに直撃して、織斑くんはブレードを弾き飛ばされ、驚いた眼でこちらを見ていた。

 

「君は僕達にとって害悪でしかない。だから、彼が自由に翔ぶ邪魔をしないで。」

 

そこから更に左手に《ガルム》を展開し、両手の銃で偏差射撃をし、弾幕を張って、ブレードに近づけないようにする。織斑くんは回避しきれずに何発かもらいながらも、ブレードの方へ真っ直ぐに(・・・・・)突撃していく。

それが幸をなしたのか、弾幕を無理やり振り切ってブレードを回収し、その勢いでこちらへ向かってきた。でも、まだ全然甘い。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

「・・・・・・・・・・ありがと、近付いて来てくれて」

 

そう言って僕は左手に持っていた《ガルム》を投げつける。織斑くんは咄嗟のことでブレードを奮って弾いたけれど、それが・・・・・

 

「僕の狙いなんだよね!」

 

織斑くんがブレードを振るって出来た隙に僕が入り込む、ほぼゼロ距離、これならブレードでも攻撃出来ないはず。

次に左腕のシールドをスライドさせてパイルバンカー《灰色の鱗殼(グレー・スケール)》を出し、織斑くんに押し当てて、放つ!

 

ズドン!という音と共に織斑くんがぶっ飛ばされ、アリーナの壁へと激突したがそんな事お構い無しに僕は、もう一度突撃し、《灰色の鱗殼》を何発も当てる。そして、最後に《レイン・オブ・サタデイ》を数発、ゼロ距離で当てて織斑くんの機体・・・・・白式のSEはゼロとなった。

 

『白式、シールドエンプティ。勝者、シャルロット・デュノア』

 

アナウンスを聞いた僕は何か言いたげな織斑くんに目もくれず、ピットへと戻った。

 

To be continue...




シャルロットさんヤンデレ化疑惑
彼女は基希と龍と3人でISに関する事をしたり、ISで翔んで楽しそうにしている事が好き。そして、基希を1番身近で見ていたからこその怒りです。

次回!
織斑、これが世界との差よ・・・・・
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