ISと空に舞う   作:ALUKana

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今回は早めに投稿出来た!!



同志との戦い

シャルロットSide

 

僕がピットに戻るとすぐに基希と僕の試合をする事を織斑先生から告げられた。

 

「デュノア、連戦になって申し訳ないが・・・・・」

 

「問題ありません。先に出てアリーナで待ってますね。」

 

そう言ってピットに戻ってきた道を逆戻りする。

基希との勝負・・・・・今まで何回も勝ってきたけど、今回が1番手強いだろうなぁ。

今のうちに対策を考えておかなくちゃ。

 

 

一夏Side

 

デュノアに負けた俺がピットに戻ると箒が申し訳なさそうな顔で駆け寄ってきた。

 

「一夏!大丈夫か!?怪我はないか!?」

 

「ああ、大丈夫だ、箒・・・・・」

 

心配する箒を宥めながら、ずっと、頭の中でデュノアが言った言葉を反芻している。

害悪・・・・・か。

 

そんな訳、ないじゃないか・・・・・

俺もアイツも普通の男子じゃないか。

なのに、なんで卑怯なとこするのを止めただけなのに邪魔だなんて言われなきゃ・・・・・

 

どうせ、代表候補生相手には勝てるわけないだろ・・・・・

でも、女子になんの加減もしねぇ、正々堂々と勝負すらしない基希には絶対負けたくない。

 

「大丈夫だよ、次は基希とだし。」

 

同じ男なんだから、さほど変わりない実力だろうしな。

 

 

基希Side

 

補給も終えて、ピットに出るとラファールを纏ったシャルが両手に《ガルム》を2丁保持してスタンバイしていた。

シャルはこっちに気付くとフワッと笑みを見せて、話し出す。

 

「あ、基希。来たんだね、補給は終わった?」

「そうでなきゃ出撃して来ないよ・・・・・さて、シャル?」

「うん、基希・・・・・」

 

俺は《ファランクス》を、シャルは《ガルム》を構える。

そして互いにロックした、その瞬間ーーー

試合開始を告げるブザーが鳴った。

 

「「行くよ!!」」

 

ほぼ同時に放たれる弾丸。それらのほとんどはお互いにぶつかり合い、相殺されてしまい、残った弾丸に関しても上昇しつつ、しっかり回避した。

 

その後は、お互いに円を描くように旋回し、射撃をしては躱す、を繰り返す。そして、近寄っては離れて、また接近して、を繰り返していく。

 

シャルはその動きを読んでいるかのように武装を持ち替えて対応していく。

時には拳銃を、そして時にはブレードを、といった形で変幻自在の攻防を繰り広げる俺たち。

 

そして、その攻防を何度繰り返したかも分からなくなってきた時、シャルの動きが変化した。

 

「じゃあ、ギアを上げさせてもらうよ!」

 

「来る・・・・・アリス!ありったけの弾丸を使え!」

 

『了解しました、まぁシャルロット相手に出し惜しみなんてできませんが』

 

サブアームにガトリング、補助アームにマシンガン、そして手には長刀《雅》を展開し、シャルの攻撃に備えるが、その瞬間、シャルは既に俺の懐に居た。

 

「・・・・・・・・・・え?」

 

 

シャルロットSide

 

瞬時加速(イグニッション・ブースト)・・・・・

IS運用における加速機動技術のひとつでスラスターから放出したエネルギーを再び取り込んで、2回分のエネルギーで直線加速を行う、いわゆる、溜めダッシュ・・・・・を使用して接近したのは良かったんだけど、すぐさまスラスターを逆噴射して距離を離されてしまった。今のは基希じゃなくてアリスの判断かな?でも・・・・・

 

「逃がさないよ!」

 

僕は、すかさず基希を追いかけて細剣《シルバーフルーレ》でサブアームの1つを切り落とす。他の3つの銃撃は接近したから無茶だと思うし、何より何もさせるつもりは無いよ?

 

「ちっ!はぁぁ!」

 

長刀から鉄扇に持ち替えた基希が突撃してきたけど、もう既に戦いのリズムは僕のモノ。

ノータイムで《レイン・オブ・サタデイ》を展開し、引き金を引く。中に装填しているのは・・・・・散弾。

 

「おわっ!?っとぉ!」

 

咄嗟に回避しようとしたみたいだけど7割方命中し、補助アームが吹き飛ぶ。流石にもう無理かなって思ったけど、SEは残り19を示していて、目の前の基希はミサイルコンテナ《ナイトメアカーテン》を構えていた。

 

「っ!この状況でそれはっ」

 

「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・」

 

もう既に体力的にも限界そうな基希がこちらを見た気がした瞬間、ミサイルコンテナが一気に火を吹いた。

全てのミサイルを撃ち落とすのは厳しいが、数を減らす事は出来る。そう思って《ガルム》を両手に展開し、次々とミサイルを撃ち落とす。

そして、僕は爆煙に包まれた・・・・・

 

「何も見えない・・・・・けど」

 

先程、基希が立っていた場所は覚えてる。僕は《灰色の鱗殼》を構え、突撃する。

《灰色の鱗殼》は見事に基希に突き刺さり、って、違う!

 

「基希じゃなくてコンテナ!?じゃあ、基希は何処!?うわっ!」

 

基希を探そうとした直後に背後に衝撃を受ける。振り向いてみるとそこには両手をこちらに向けている基希がいた。《ミーティア》の攻撃か・・・・・いい所まで行ったと思うけど、少し惜しかったと僕は思う。

 

なんと、この後、疲弊していた基希はそのまま気を失ってしまい僕の勝ちとなってしまったのだった・・・・・・・・・・

 

To be continue...




次回!
織斑・・・・・めんどくさいってばよ
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