平穏に至る物語   作:ローランゲート・ぺろぺろ丸

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修行からは、逃げられない!

2話

 

 

コイツら頭忍者かよ。忍者だったわ(即堕ち)。

 

 

あ、どうも。俺だよ。

あの後無事退院出来ました。そんでね、あの白髪頭のおっさんだけどさ。偉い人だったみたい。

詳しい事は俺の頭じゃ理解出来ないんだけど、伝説のおっさんみたいなんだよ。で、他にも伝説が2人いるんだって。

いや、誰かはわからんよ。だっておっさんが『伝説の三人』ってずっと言ってんだもん。

まぁ、とにかくだ。

そのおっさんが言うには、このボディの母さんらしき人に面倒を頼まれたらしくてさ。でも、おっさんは忙しいから厳しいと。

そこで、少しだけ鍛えてやるから後は自分で頑張れとのこと。え、俺はどうするかって?

 

うるせぇその粗末なもん噛みちぎるぞ。

 

あ、ごめんごめん。つい理不尽な世の中に対する怒りが湧いちゃって。

いやね、最初は拒否したのよ。いらないですよーって。俺的には平和に平穏に暮らすから忍ばないパワーはいらないってさ。もちろん、ニュアンスしか伝わらなかったけど。

 

そしたらさ、おっさんが言ったのよ。

 

「お主、今のままだとその血継限界のせいで狙われ続けるぞ。」

 

ボディも動きを止める程の衝撃だよ。中身の俺はどもりまくりだよ。

あれ?NARUTOにとりめなんて一族いなかったでしょ?血継限界って一族が持ってるやつじゃん。あれ?アレレ?おかしいぞぅ(白目)。

 

そして明かされる母方の血縁関係のおかしさよ。

おじいちゃんはとりめの一族、おばあちゃんは雪一族ってとこの人らしい。

その雪一族ってのが、氷遁っていう血継限界持ってるんだって。そんで母さんのお相手ってのが、うちはの人らしい。

うちはってのは『写輪眼』っていう特殊な眼術を使う人たちらしくて、それが開眼すると目が赤くなって斑点が浮かぶらしい。

詳しい能力は教えてもらえなかった。それより俺は会ったこともない母さんとやらに色々言いたくて仕方ない。

ほら、なんか一族の繋がりみたいなのあるじゃん。それに古い家とかは嫁さんが下みたいな風潮あるじゃん(偏見)。母さんどうやってそこから父さん引っ張り出したのよ。いや、それよりなんて事してくれたんだよ。

なんて、今更なことを頭の中で思いながら項垂れる俺だったわけだ。

 

しかし、ここで俺に電流走る(比喩)。

氷遁ってヤツは、チャクラの属性とやらを組み合わせた結果出来るもんらしい。

コレばっかりはもうどうしようもない。

使えるかは知らんが使わなけりゃなんとかなる。聞かれても「いや、知らないデスゥ(てへぺろ)」でどうにかなる気がする。

しかし、写輪眼とやらはうちは一族さんの固有のもの。

一度開眼してしまえばどうしようもないが、そうでない限りは狙われることはない!

 

そんな思いを胸に抱き、変化球標準装備のお口で思いを伝え、熱き眼でおっさんに訴える。目の辺りに力が入っていたのか、ホントに熱くなってきた。

おっさんも俺の冴えた脳みそに驚きの顔をしてやがる。

 

 

勝ったな、風呂入ってくる。

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

 

無事退院したとりめメグルを連れ、木の葉の演習場へ向かう自来也。

なぜ病み上がりの子どもを家に返さないのか、普通なら考え付くだろうに後に続くメグルからは質問の1つもなかった。

ただあるがままを受け入れるかのように、人形のように追従している。

なんとも言えない心境のまま、自来也達は目的地へとたどり着いた。

 

「よし、それじゃあこれから少しの間、ワシがお前を鍛えよう。どうせ忍者になるのなら、修行は避けては通れん道だしのう。」

 

「アンタが、鍛える?(え、痛いのとか辛いのは嫌なんですけど。)」

 

「なんだ?ワシはコレでも『伝説の()()』と謳われた男、自来也様だ。ホントなら泣いて喜ぶところだぞ?」

 

「伝説の・・・(3()()?後2人いるって事?)」

 

相変わらずの無表情だが、どうやら驚いるようにも見える。自来也はそれを見て、感情表現の仕方を忘れてしまっているだけで、まだ死に切ってはいないのではないかと考えた。

 

「(それなら、まだ救いがあるんだがの・・・。)とにかく、だ。禽辟の予知を見たとはいえ、今のお前さんでは脅威への抵抗手段がない。故に、ワシが最低限の基礎訓練をしてやると言っとるんだ。」

 

「必要ないな。(あー、大丈夫ですよー。俺争い事に首突っ込まず平穏に暮らしますのでー。)」

 

目を閉じて一言。自来也の提案を一蹴するメグル。それは自信か慢心か。自来也の目が細まる。

 

「ほう。つまり・・・。氷遁や写輪眼、2つの血継限界を持つお前さんは、それを狙う輩から己のみで身が守れると?」

 

「写輪眼?(へぇ、写輪眼かぁ・・・はぁ!?ささしゃ、写輪眼って!?)」

 

「お前の母親は雪一族の血筋をもっているが、父親はうちは一族の者だ。つまり、お前は2つの血継限界をその身に宿しておる可能性がある。」

 

その言葉に視線を右下に泳がせ、目を閉じた。動揺しているのだろう。己の身の価値と、その危険性に。

 

「開眼しておらんとはいえ、対した力もないガキなど格好の実験材料にしかならんぞ?」

 

「いや、アンタは根本的に勘違いしている。(そうだ、いい事思いつきました!)」

 

未熟なガキのワガママであれば、ここで一度折っておくのが人情であろう。そんな自来也の考えを読んだ上で答えるかのように、メグルは続けた。

 

「そう、修行は必要ないんだ。(写輪眼開眼しなければ、知らぬ存ぜぬで通せると思うのです!)」

 

 

そして開かれたメグルの両目を見た時、自来也は驚きに目を見開く。

その目は赤く光っている。そう、既に写輪眼を開眼させていたのだ。

写輪眼の開眼の仕方など、自来也ですらわからない。そこで、命がけの状況による生存本能の活性化により開眼を促そうとした。

しかし、禽辟の予知は写輪眼を知らない者に、それが必要であるからという理由で、本能的に開眼を促したのだろう。

 

ここで自来也はメグルの意図を察した。

つまり、彼に写輪眼開眼の為の()()は必要ない。彼が必要としてるのは、己の身を守る為の()()

 

「(やはり、あの女の息子か・・・。)」

 

母子揃っての戦闘に対するセンス。

禽辟の予知による恩恵は、息子であるメグルにも表れていた。

 

なれば、と。自来也は予定していたスケジュールを組み替える。

 

「なるほど、のぅ。それならば、お前の望み通りに実戦から行ってやるか!」

 

こうして、とりめメグルの特訓は始まった。

 

 




(なんか修行拒否してたのにノリノリでやることになった(泣)


禽辟は造語です。
禽=畜生
辟=裁く
的な意味もあるよーってネットに載ってたのでそれを組み合わせてるだけです。
そして、お父さんはうちはとなりました。
写輪眼は元々入れる予定でしたので、根のお人に狙われる率はそこそこあがります。
つまり、ここで修行しないとバッドエンドです。修行はルナティックです。
最後に

とりめメグル

写り眼 輪る

写 輪 眼

以上!

今後の展開の為のアンケートです。頭空っぽにしてください。

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