3話
タイトル回収したい。(切実)
どーも。超強くて意地悪でドスケベでクソジジイな白髪野郎と組んず解れつしてましたとりめ メグル君です。
いやさ、あのジジイ凄いよ。
軽ーく揉んでやるみたいなテンションで人外みたいな動きするんだもん。気付いたら背後にいるからぶっ飛ばされるし。
とにかくもうボコボコ。最初はさ、どーせおっさんだからガキに本気出さねーだろとか、腰とかすぐ悪くしそーだから手加減してやろうとか思ってたよ。
でも、始まってから気付いたわ。死んじゃうって。
でもあれよね。その猛攻に耐えられるメグル君スペックも大概だよね。
まさか見てから回避余裕を一人称で体感できるとか思わなかったわ。
でも所詮子どもボディ。体力が尽きて倒れちゃった。
それでさ、聞いて。
なんでこんな動けるのかわかんなくてさ。とりあえずメグル君ハウスまでおっさんに運ばれてからシャワー浴びたのよ。
そんで鏡見たらさ。
目ぇ真っ赤っかなのよ。
アレ?これ写輪眼的なやつじゃない?ほら、なんか黒い斑点が3つあるし。あれれー?おかしいぞー?(死神)
つまりアレだ。未だによくわかってない氷遁とやらが出来なくても、忍者キメてる奴らに狙われる事がほぼ確定したわけだ。
はっははーん(涙目)
こうなったら仕方ないので、スゲェ嫌だったけど仕方なくおっさんの特訓とやらを受けたのよ。でも、おっさんの扱きマジ鬼だからさ。毎日立てなくなるまで攻められる子どもの誕生よ。これ、事案で訴えられない?
まぁ、アレよ。大体二ヶ月くらいずっとこの調子だったもんね。
写輪眼もその間にオンオフの切り替えができるようになったし。
なんか去り際に「まぁ、とりあえず最低限は鍛えてやったから後は自分でやってみろ」的な感じでセリフ残して消えやがったわ。
相変わらず微動だにしない顔のおかげで新世界の神ばりの喜び笑いを聞かれずにすんでよかった。
よーし、今日からは平和にのんびり生きる為に行動しよう!アカデミーってやつの復学?は明日からだから、今日はアカデミーまでの道を覚えようかな。
それまでに適当に美味しい飯屋でも探そう。後スーパーとか。アレ?この時代ってか、この世界観ってスーパーとかあるのかな?まぁいいや。八百屋とか肉屋とかあるだろ。
そんな訳で、いざ!木の葉の里街中チェック!
といっても、大通り的なところしか歩かないけど。
いや、だってさぁ。俺は前に言った通りNARUTOの詳しい内容知らないのよ。大蛇丸とかはともかく、卑劣様とか本名わかんないし。でも、木の葉の内部・・・暗部だっけ?そこに『根』っていう悪い奴がいるのは知ってる。その『根』ってのが、うちは一族さんを嫌ってるって話も聞いた事ある。
つまり、お父さんがうちは一族で写輪眼開眼してる俺はヤバい。
その結論が出た時点で、人目につかない所とか歩ける訳ないんだよなぁ。
とりあえずアカデミーで自衛手段を整えて、後は大人しく里の人に囲まれて生きるのがベストってことさ。
愛想笑いすら出来ない今のメグル君フェイスだと、ご近所付き合いすらハードモードだけどね。
そんな未来に若干絶望しながらお野菜とかいっぱい買って、自炊の準備は出来たわけなんだが、ここで1つ面倒そうなイベントがやってきた。
明らかに忍者目指してるっぽい格好の奴と犬だ。
俺を見て驚いてるってか、駆け足で寄ってきやがる。誰だコイツ?
「メグルじゃねぇか!あの後アカデミーにも全然顔ださねぇから心配したぜ。」
あ、コイツ良い奴だ。多分発狂した時に近くにいた友達だよな?やるじゃんメグル君。入院中も多分アカデミーの先生らしき人しか来なかったからボッチだと思ってたよ。
でも、コイツ忍者なんだよなぁ。だったら俺の平穏の為に付き合い考えないとな。
あ、そうだ。そういやおっさんの言ってた記憶喪失をネタにして、付かず離れずの距離を取れば良いんだ。
そうすれば、コイツの事を傷付けないですむし、俺も気まずくならない。イーブンだよイーブン。
勝ったな、風呂入ってくる。
☆☆☆☆
犬塚キバにとって、とりめ メグルは弟分の様な奴だった。
初めて会ったときの事は今も覚えている。
広場に赤丸を連れて行った時、彼は複数人の子どもにいじめられていた。
殴られても、蹴られても微動だにせず呻き声をあげる彼を助けたのは、キバの幼い正義感からだった。
逃げていく奴らを尻目に、キバはメグルに声をかける。
「なんでやり返さないんだよ?そんなんじゃいつまでたってもいじめられたままだぞ?」
純粋な疑問を少し不機嫌を混ぜて訪ねる。負けん気の強い己の性分は、やられっぱなしを許せなかったのだろう。
しかし、メグルが体を起こしたときにその疑問は晴れた。
「ニィ・・・ニィ・・・・・・」
猫だ。
メグルの腕の中には今にも死んでしまいそうな猫が抱えられていた。
身体中の痣は今も痛みを発しているだろうに、メグルは泥まみれの髪を整えることもなく、声をあげる。
「・・・こ、この子・・・たす、けなきゃ・・・っ」
キバの行動は早かった。
忍びであり、獣医として働く姉のハナの元へメグルと猫を運ぶ。
メグルは猫が治療室に入ったところで、気が抜けたのか崩れ落ちた。
それを支えながら、キバは待合室で結果を待つ。
結論として、猫は助からなかった。
キバは、泣きじゃくるメグルの隣に座り、途切れ途切れに聞こえる声に相槌をうつ。
少し前に捨てられていたのを見たこと。
可哀想だからと餌をあげたこと。
自分の家に、猫が生活できるスペースを作ったこと。
迎えに行ったら、子ども達にいじめられていたこと。
「まだ、あの子は・・・っ!捨てられててっ!独りは、さみ・・・しぃ・・・っ、から!名前も、付けてあげれてない・・・っ!」
その時に、コイツは良い奴だと思った。
捨て猫に餌をあげて満足して放置しない。ちゃんと責任を持って世話をしてやろうと行動していた。
それから、2人で墓を作って。
それから、2人は友達になった。
キバがメグルを引っ張り、メグルはキバのストッパーになった。
イタズラもしたし、喧嘩もした。
それでも、2人は友達のままだった。
そして、2ヶ月ほど前に、メグルは急におかしくなった。
その日、ずっと体調が悪そうにしていたので心配していたが、突然叫び出したのだ。
暴れるメグルを先生と一緒に押さえつけた。
すぐに気を失い、病院に運ばれていった。次の日に面会にいったが、面会謝絶だと言われ仕方なく帰った。
それから2ヶ月音沙汰無しの親友。
既に退院してるとは聞いた。もしかしたら、今頃フラフラと歩いているかもしれない。
そんな希望を胸に、アカデミーの帰り道を歩いていると。
いた。
相変わらず女みたいに長い髪を靡かせ歩くその姿を捉えた瞬間、名前を呼んで走り出した。
メグルの目の前で止まり、彼の無事を確認する。しかし、どこかおかしい。いつもなら、すぐに申し訳なさそうに眉を下げて笑いながらも謝るメグルが、口も開かず笑いもしない。
不審に思ったときに、メグルが口を開いた。
「少し、話さないか?(ごめんなさい、ちょっとイイっすか?)」
近くの団子屋で座り、団子を食べる。
少しの間無言だったが、ポツポツとメグルが話す。
「実は、一族の能力の問題でな。お前との記憶がないんだ。(いやー、ごめんよ?俺たち実は初対面なのよねぇ。)」
「なっ!?記憶が無えってどういう事だよ!?」
「そのままの意味だ。家族も、友人も、この里の事すら、わからない(まとめ動画しか見てないからさ、よくわかんないんだよ。)」
今、己の中に渦巻くその感情に、キバは振り回されそうになった。怒りも哀れみも、悲しみも。色んなものがごちゃまぜになっている。
それでもそれが爆発しないのは、きっとメグルの顔のせいだろう。
今まで見た事の無いほどに無表情だが、なんとなく泣いているように感じたのだ。
彼自身も、きっとどうしようもないのだろう。
こうして、キバとメグルの思い出は消えたのは確かなのだから。
「つまりだ。今の俺は君を・・・。(ま、そんなわけでコレからはお知り合いくらいに接して・・・。」
「関係ねぇよ。」
「・・・何?(ほしい、って。アラ、どしたの?)」
「確かに、お前の中にオレ達の思い出はないのかも知れねぇ。」
「・・・。(お、おっとコレはまずい展開なのでは?)」
「でもな!だったらコレからもう一回ダチになりゃいい話じゃねぇか!」
立ち上がり自分を見下ろすキバを見るメグルの顔は、その能面みたいな形を崩さない。
しかしキバは、その中に確かな驚きの感情を見た気がした。
変わってしまったが、変わらない親友の姿に思わず笑みが浮かぶ。
「オレの名前は犬塚 キバだ!よろしくな、メグル!」
そして、2人はもう一度友達となった。
「・・・あぁ。(アッレー?)」
絆が強く結ばれました。(強制忍者ルート)
感想にも頂きましたので、勘違いタグをつけることになりました。
これからも『平穏に至る物語』をよろしくお願いします。
今後の展開の為のアンケートです。頭空っぽにしてください。
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すっごく可愛いテンテンちゃんルート
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強くて可愛いテンテンちゃんルート
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笑顔がステキなテンテンちゃんルート
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お団子可愛いテンテンちゃんルート
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対魔忍(友情)ルート