とりあえずこれの完結を目処に頑張ります。
その日は夕方から雨が降り始めていた。
「お父さん、今日も傘持って行かなかったのね」
サツキが時計を見ながら小さく呟いた。本来ならもう帰ってくる時間だと言うのに、タツオが帰ってくる気配がまるでないのだ。
「そうだ、迎えに行きましょう」
サツキは立ち上がり、煎餅片手に新聞を読んでいる───格好いいからと言う理由で読んでいるようだが、中身は何も理解していない───メイを呼んだ。
「メイー。お父さん迎えに行くからあんたも一緒に来なさい」
「お姉ちゃん。流石だと褒めてやりたいところだが、今の私にはやることが沢山───」
「えっと、ドミネーターどこにしまったっけ」
「すぐに準備する!」
煎餅を口の中に捩じ込み、ドスドス!と足音を立てながら雨合羽を取りに行くメイ。やはり、五歳の彼女だ。強がってはいるが、一人っきりは嫌なのだろう。サツキはうんうん、と頷きながら先に玄関へと向かうのであった。
バス停に着くと、いつもタツオが降りるバスがやってきた。しかし、タツオはこのバスには乗っていなかった。
「どうしたのかしら……まさか次のバス?」
タツオが雨に濡れるのではないかと、雨傘片手に急いで外に出たと言うのに当のタツオはいつものバスから降りてこなかった。何かに没頭していてきっとバスに乗り遅れていたに違いない。お母さんに伝えるべきか?と眉を顰めるサツキ。
「お姉ちゃん、次のバスまで随分時間があるよ!」
メイはソワソワとした様子でバス停の時刻表を見やった。恐らく家に帰りたいのだろう。そう言えば明日はカンターと会う約束をしていたような気もする。
メイは楽しみにしているようだが、サツキは別にそんなこともないので帰るのが別に遅くなっても構わない。
「そう。じゃあここで待ってましょうか」
「え」
メイは目を何度も瞬かせながら「なんで、なんで」「帰りたいー!カエラセロットー!!」と叫び続けるせいで、眠りについていた小鳥たちが一斉に空へ飛び立ち、木々からは森の動物たちが飛び出した。阿鼻叫喚である。
「うるさい」
「ぐおぉ!?」
ドミネーターを鈍器のようにしてメイの頭を殴るサツキ。余談だが、今のメイは身長が3mほどある。その頭を殴るためにサツキはわざわざ跳躍してメイの頭を叩いたのだ。無駄な労力である。
頭を殴ったせいだろう。メイは「痛い、痛いぞ!」とさらにうるさくなり始めた。しばらくはサツキもそれに耐えていたのだが、待ち草臥れたのだろう。
「はぁああああああ!!」
メイが気を高め始めたのだ。草木が揺れ、大地が震え、大気がメイに怯えている。
「ふはははは!お父さん!お前が帰ってくる意思を見せなければ、俺はこの森を破壊尽くす───」
「それはやめろと最近言われただろうがたわけ!」
メイの首目掛けてパラライズ。力をこめることができなくなったメイはそのままドシン、と凄まじいインパクトを出しながら地面に倒れ込んだ。
「ふう」
サツキはメイの背中に腰をかけ、誰もいないバス停でじっとバスを待っていた。その間もメイはぶつぶつと何かを言っていたが、文句を言うたびにサツキに頭を叩かれていたせいか、そのうち諦めてその辺りを歩いているリスと睨めっこを始めていた。
いつの間にか日もくれて辺りが闇に包まれた。サツキはいつまで経っても帰ってこないタツオにやや苛立ちを覚え始めていた。
そんな時だった。
足音が近づいてきて、誰かが隣に立った。
誰だろう。横目でみると、赤い体毛に黒い頭髪。目元は赤い縁取りに包まれた金眼筋骨隆々の成人男性が立っていた。サツキはその人物をよく知っていた。
「トトロットさん」
「おうサツキ。あとメイか。随分と姿かわっちまってるみたいだが、気でわかったぞぉ」
「トトロット?トトロット……トトロットォ!!!!!」
「うるさい!」
メイの悲痛な叫び声とバキッ!という鈍い音が辺り一面に鳴り響いた。
スパーキングゼロがありますね?
私の最近の遊びは悟空(身勝手の極意極)、ベジットブルー、ゴジータ4、悟飯ビースト、旧ブロリー相手にこちらが使えるキャラは1体で遊んでます。今のところ成功しているのはブロリー(超)、ゴクウブラック、ジレンだけです。
メイとの戦いは
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熱戦・烈戦・超激戦 を元に考える
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ブロリーを元に考える