となりのブロリ   作:天野菊乃

7 / 10
トトロットではなくトットロさんはどうかという感想をいただいたのですが、実はピッコロさん枠もういるんですよ。頭の中に……はい。

ちなみに15分クオリティです


トトロット

「行くぞ……バケモノッ」

 

トトロットがメイを睨らんだ刹那、メイの身体が真上へと吹き飛んでいった。

 

「嘘ッ!?」

 

サツキは思わずそんな声を上げた。

誰と戦っても無傷で勝ちを奪っていったあのメイが、攻撃を喰らうなんて───よく考えたら、喧嘩しても何故かいつも勝っていたのでメイ自体は無敗では無いことを思い出し、サツキは大人しく黄金の闘気をその身に纏う青年を見つめた。

身長は父のタツオよりも僅かにだが越している。その特徴的な跳ねた髪型は、どこか浮世離れしている。

もう飛ぶこと自体になんの違和感すら抱かないが、青年───トトロットの最も目を引く点はそこではないだろう。

体の至る所に赤い体毛が生えており、腰の部分からも赤いしっぽが生えていた。

もしかして、彼は人間では無いのだろうか。

 

「おめえの力はこんなもんじゃねえだろ。本気出して戦いやがれ!」

 

トトロットは手から気を放つと、宙へ浮かんでいるメイに向けて気弾を放った。

 

「ちっ」

 

メイは手を横に振るうと、飛んできた気弾をはじき飛ばした。そこで、メイは自身の服の裾に煤が着いていることに気づき、眉間に皺を寄せた。

 

「私の服に汚れができてるじゃないか…」

「オレの家族は汚れたなんてレベルじゃねえぞ!」

 

トトロットは静かに闘気を放ちながらメイに肉薄。拳を振るう。

 

「小癪なッ」

 

その拳をメイは受け止め、トトロットに向けてストレートを放つ。メイの拳が胸元に突き刺さるも、トトロットは特に苦しがることなくメイを睨めつけている。

 

「拳がなっちゃいねえな。パワーは申し分ねえが、フォームが悪いからか威力が落ちてるぞ」

「っ、黙れ!」

 

メイがトトロットの腹目掛けて気弾を溜める。

 

「おせえんだよ!」

 

トトロットがメイの腕を払い除けたため軌道が大きくずれ、空中に打ち上げられる。 その際、たまたま空中を飛んでいたステルス爆撃機に気弾が直撃。大爆発を起こした。

 

「……なんでこの時代にこんなものがあるのよ」

 

数百年先の技術を持っているお前が言うな草壁サツキ───なんて声がサツキの頭の中で響くが、ここ際無視することにする。

そこで空中でラッシュを繰り広げていたメイとトトロットが降りてきた。

地面に着地した瞬間、メイは膝をつき喀血。トトロットは僅かに口元から血を零したものの、どうやら致命的な攻撃は喰らっていないようだ。

トトロットは肩を回しながら、膝をつきながら息を荒くするメイを睨め下ろす。

 

「これが貴様とオレの差だ。今のお前じゃオレには勝てねえよ」

「……以前の貴様は弱かった気がするが?」

「オレたちの種族は一〇〇歳を超えると他の若い奴をサポートするためにわざわざ力を抑えるんだ。だが、俺たちの種族は根こそぎ貴様に殺された。だから、もう必要ねえんだよ」

 

トトロットがメイに向けて右手を向ける。

 

「───これで最期だ。今度は良い奴に生まれ変われよ」

 

トトロットは地面で蹲るメイに言い放った。




トトロをなぜ悟空にさせたかって?
語呂がいいからです。
多分12話くらいで完結させる。

メイとの戦いは

  • 熱戦・烈戦・超激戦 を元に考える
  • ブロリーを元に考える
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