東方魔天狼   作:タバスコ星

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風神録です。


五章.風神異変
35.風神異変①


地球まで残り数千キロメートル

 

 

モードを変更します。

 

 

 

や、やめろ…

 

 

Code:Extinction(大量絶滅機関)

 

起動

 

 

やめて……

 

それは未だに声を発している。「

 

 

<幻想郷、妖怪の山にて>

 

≪side 椛≫

 

めんどくさい…

 

私達は突然の招集に応じ妖怪の山本部まで来ていた。

 

恐らくだけど……山に住み着いた、神々だろう。

 

「椛~!」

 

にとりだ。

 

「おはよう。今日は何言われるんだろうね?」

だいたい察しがついているがにとりに聞いてみる。

 

「う~ん…。最近大きな異変も多かったしそれについてじゃないかな?」

「注目!!!!」

 

突如響いた声により私達の視線は壇上に移った。

 

あれは……名前は知らないけど大天狗の1人だ。

 

「ごきげんよう、同士諸君!君達に重大な知らせがある!」

 

「この妖怪の山に、高位の神が住み着いた。」

 

やっぱりな。

 

「今はまだ対談の途中だが、天魔様は彼等と寄り良い関係を持って行きたいとお考えだ!従って交渉が終わるまで次に指定する山には立ち入り禁止とする!しかし諸君らの中にはその山に住んでいた者も居るだろう。天魔様は突然の避難指示を出したことを申し訳なく思っておられる。」

 

ざわざわ

 

え!?あの天魔様が!?!

 

ざわざわ

 

「静粛に!!!とにかく!その者達はしばらくこの本部で生活してくれ!以上!解散!」

 

ほぉー、流石天魔様と言うだけはあるな。

 

「凄いことになったね!どんな神様だろう?」

にとりがワクワクしながら言ってきた。

 

「なんか嬉しそうだね。」

 

「そりゃあ、外の世界から来たんだ!どんなテクノロジーを持ってきてるか!!」

 

ああ、そっちか…

 

そんな談笑をしている私達の目の前に雛が通りかかった。

 

「あ!雛!」

 

「?にとりに椛!」

 

「おはよう、雛。」

 

するとにとりが彼女にこう言った。

「雛は同じ神様として新しく越してきた人らはどう思う?」

 

すると…

「……そのね、その人達私と比べ物にならないくらい高位の存在なの…」

と怯えた様子で言った。

 

「そうなの?…大丈夫?」

にとりが心配して聞く。

 

「実は、同じ神として私を交えて対談する事になったの…」

 

大仕事だな。

 

「凄いな!それは!」

 

「…もし相手がとても怖い人達だったらどうしようかと思って…」

確かに万が一攻撃でもされたら一溜りも無いだろう。

 

「雛!私に出来ることは少ないかもしれないけど精一杯雛の助けになるからね!……そうだ文にもっと人を増やすように相談してくる!」

 

「あ!ま、待って…」

雛が呼び止める暇もなくにとりは文さんを探しに行った。

 

「ねぇ、雛。」

 

「…どうしたの?椛。」

 

「ちょっと耳貸して」

 

「え?分かった。」

そう言うと雛は私の近くまで来た。

 

万が一攻撃されたら全力で私を呼んで。

 

「え?!」

雛は私の言ったことにだいぶ驚いて居るようだ。

 

あの位なら余裕で雛を守れる。むしろ戦闘不能に出来る。

 

「ええ?!!?だ、ダメだよそんなの!それにとても強いと思うよ。」

 

知り合いにもっとヤバい神もいるから大丈夫。

 

「そ、そうなの?!……ねぇこの話は終わりにしよう。私の話はともかく椛の話を聞かれたらまずいよ。」

 

「大丈夫、小声で話してるから聞こえないって。」

でも確かにこれ以上話すのはまずいか

 

「それじゃ、そういう事で…正直個人的にその神達に興味があるし…。」

 

「で、でも無茶はダメだよ~!」

 

雛ははっきり言って臆病だ。だが臆病な分相手の強さも分かるし何より思いやりもある。

 

この私の強さに気づく上に心配までしてくれる程だ。

 

良い友人ができたよ。

 

「鍵山雛殿!話があるから私の所まで来てくれ。」

 

先程の大天狗が雛を呼んだ。

 

「私もう行かなきゃ!じゃあね、椛。」

 

そう言って彼女も去っていった。

 

私もそろそろ任務に戻るか。

 

 

 

 

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高位の神々を戦闘不能に出来る?

フン!バカバカしい!

自分を過大評価しているようですけど限度がありますよ!

いつか、後悔するでしょうね!

あんな奴になんで文様も社様も牙様も甘いのでしょうか?正直意味が分かりません。

あんな奴と一緒にいては皆様の評判がさがります!何としてでも引き離さないと!

 

 

 

 

 

 

彼女は偶然にも魔王の言葉を聞いてしまったのだ。後にその言葉の真偽を知ることも知らずに…。

 

 

≪side out≫




新章は始まりが難しい…
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