博打少女まどか☆マギカ【確率の物語】   作:カピバラ@番長

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 今回はメインタイトルに偽りありです。
パチンコ・スロットの話題はほぼ出ません。なのでここでその分を補填しておきます。

胎海の娼姫強すぎ。赤文字ですら負けたんだが?しかも二回。
後あの台、保留変信用できない!!!アツそうなの一回だけだっだぞ!!

ではどうぞ。


第十話 最後に残された道しるべ

 ーー私の大好きなみんなを助けて欲しいんだ。

 

 それは、願いだった。

 

 ーーわかったのです。必ず、助けてみせるのです!

 

 ーーありがとう。

 

そこは遠い場所。

どこにも無くてどこかにはある不思議な場所で概念と呼ばれる存在へと成り果てた少女が胸に抱いた願い。

魔法少女が死ぬ瞬間からしか会えないその概念は、或いは女神とも見た。

導かれた魔法少女達は安らぎの世界で平穏に漂う。

黒々とした感情から解き放たれ、かつての心を保ったままで静かに漂う。

その中の一人に、彼女はいた。

ーー百江なぎさ。

一つを願い、代償を払い、命を賭した彼女は概念に導かれた中でも特に神と呼べる少女と親しく、その願いを承った。

幽霊とも、天使とも取れる存在として[その世界]へ降り立ったなぎさは承った願いを叶えるため行動に出る。 

……しかし、早々に彼女は感じた。

本当にこの世界は間違っているのか?と。

なぎさが承った願いを叶えればこの世界は崩壊し、全てが元に戻る。

元に戻ればまた全てが始まる。

だとしたら、たとえ歪な形であったとしても、不幸を背負い込むしか道がない今の彼女達を現実に引き戻す必要はあるのかと。

故に傍観した。

願いの主の考えが真に正しいのかを見定める為に。

その最中に無様にもなぎさは捕まってしまう。この世界の全てを知るインキュベーターに。

 

 『君は確かかなり前に魔女になったはずだよね。だとしたら、ここにいられるのは困るんだ』

 

淡々とした感情無き感想を身勝手に告げ、白い地球外生命体はなぎさをとある空間に閉じ込める。

 

 『でも、せっかくだ。もう一度僕達のために働いてくれないかな』

 

選択権など無い一方的な命令。

この世界では既に消失しているからか魔法少女の力を使用出来ないなぎさは言われるがまま仕事を始める。

ーー換金所の受付。

彼女が与えられたのはそんな仕事だった。

だが、なぎさにしてみれば悪い事ばかりではなかった。

真実を見定める為に彼女達を尾行して見守るのはあまり意味がない。そう感じていたなぎさは、願い主の最も懸念しているであろう存在・乙女の社交場に一番近く一番安全な場所から彼女達を観察するできる換金所の受付はむしろ好都合だった。

……そうして、過ごす事二年。なぎさは確信する。

 

 ーー言っていた通り、こんなのは間違っているのです。

 

歪とはいえ平穏な、そして何もなければ終わる事の無いこの世界。

けれど。そんな永遠は紛い物でしか無い。

本当の永遠は終わらない。こんな、手違いが起きれば全てが変わってしまう世界を永遠とは呼ばない。

本当の、安らぎに満ちた永遠を知っているなぎさは、いつかそれを得るはずの彼女達を助けなければならないと決意する。

 

 ーーそのためにまずは、なのです。

 

この世界に訪れた目的を果たす為なぎさは現在使役できるもう唯一の力で魔法少女達に記憶が戻るよう行動する。

ある時は因果の少女の耳に入れる為に。

ある時は運命の少女を動かす為に。

ある時は同輩の少女に気づかせる為に。

ある時は不運の少女に警戒される為に。

四度行われた打開の手段は違う事なく成功し、一つの結果を産んだ。

ーー魔女の復活の予感。

それは同時になぎさに魔女としての力を呼び起こす引き金となる。

 

 「(こんな仕事、二度としてやるかなのです!べーー!!)」

 

復活した魔女の力を隠密に使用し、誰にも悟られる事なく換金所から脱出したなぎさは早々に社交場から距離を置き、インキュベーターに捕まらないように行動を始める。

そうして、今日。

 

 「……それ、本当なの?べべ」

 

 「本当なのです。マミ」

 

なぎさは自身が最も信頼している少女と接触する。

偽りの名を告げ、真実を語ったなぎさ。

話を聞いた少女は……巴マミは暫くの間考え込むと、立ち上がった。

 

 「信じるわ。……うん。とても辛い事だけれど、貴女の話を信じる。これからみんなを集めるわ」

 

 「マミ!」

 

なぎさに背を向けてそう言い放つマミ。

 

 「でも、少しだけ待ってて。ちょっとだけ、時間をちょうだい?」

 

 「……もちろんなのです。マミにも、みんなにも。その権利はあるのです」

 

その声は僅かに上擦り、両頬には一対の軌跡が流れている。

 

 「最後にみんなを動かせるのはマミだけ……私にはマミだけが頼りなのです。だから、恨まないで欲しいのです」

 

 「勿論よ。それがべべのーーべべ達の望みなんだもんね。私を頼ってくれた子のお願いくらい、いくらだって叶えてみせるわ。だから安心して」

 

 「はいなのです!」

 

なぎさが返事をすると部屋には少しの間静寂が訪れた。

 

 ーー私達に最後に残された道しるべはきっとこのべべ。このままじゃほむらに負担をかけ続けるだけだもの、例え悲しい結末が待っているだけだとしても私は受け入れる。それはきっとみんなも同じはずだから。

 

己の決心を固める為の時間は終わった。

 

 「もしもし、ほむら?すぐ、私の家に来て。まどかや他の二人もそばにいるなら一緒に。……そう、いるのはまどかだけなのね。なら二人には私から連絡しておくから。とにかく、すぐに来て。とても大事な話があるの」

 

マミは目元を拭いながら四人を家に呼んだ。

なぎさに伝えられたこの世界の真実を伝える為に。

 

 

 

ーーなぎさの行動によって黄昏は終わり、マミの決断によって時は動き出した。陽の出はもう間近だ。

 

 

 

 

 

to be next story.

 

 




 やっと名前が出てきたなぎさちゃん。
私はとても好きです。べべの人形持ってます。(夜見るとちょっと怖い)。声の可愛さがヤバいヤバいなのです。
次の映画でなぎさの新規ボイス聴きたい。いい加減スロットのは飽きたなのです。マギレコ?あぁ、まぁ、バレなぎさの話はやめようね。


てはまた次回。
さよーならー
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