魔法少女と一般人   作:しんしん

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始まり

ーー???の場所

 

 

「いやここどこ。俺は東京にいたはずだと思うんだが...」

 

俺の名前は米倉歩夢。目を覚ますと輝かしい場所にいた。家でずっとゲームしていたはずだ。なのに、何故...?と、考えていると、一人の青年が目の前に現れた。

 

「気がついたか。私はこの世界の神。お前を転生させ、幸せにさせるためにここにきた。」

 

「え、マジ?急にどうして?」

 

「...お前の人生が不幸だらけだからだ。幼い頃に親を亡くし、小、中学校ではいじめられる...本来、そんな人生は存在してはいけないのだ。今だから言えることだが、大人になった時、お前は通り魔に刺されて死ぬ運命だった。そんなお前には幸せになって欲しいから、転生をさせる。特典も2つまでならつけよう。さぁ、どこの世界に行きたい...?」

 

何故俺の過去を...って、そうか。神さまだもんな。一人の人間の人生くらいはすぐに把握出来るか。

 

「...そんなことまでお見通しか。流石、神さまってな。...どこか別の世界に転生させてくれ。ここではないどこかに。特典は、俺の好きなアニメキャラを連れていきたい。もう1つは、俺に魔法を使えるようにして欲しい。頼めるか...?」

 

「なるほどな...アニメキャラは五人までなら可能だ。」

 

五人か...充分過ぎるくらいだ。ありがたい限りだぜ...

 

「じゃあ、まどマギから、巴マミ、鹿目まどか、暁美ほむら、美樹さやか、佐倉杏子で頼む。」

 

「分かった。しかし、なぜ同じ作品から選んだんだ?他にもあっただろう。」

 

「ああ、もちろんあったさ。でもやっぱりこの作品から全員を選びたかった。なぜなら...あの世界が報われないからだ。その点では、俺と似ている。あの世界のキャラはさ、幸せになるべきなんだよ。」

 

「...なるほどな。」

 

「てか、神さまなら俺の考えなんかお見通しだろ。なんでわざわざ聞いたん?」

 

「本人から聞きたかったから。こういうのは本人から聞きたかったんだよ。」

 

「さっきと口調が違うような...」

 

「あ、これが素です。いやーあの口調は疲れるんだよねぇ...」

 

神さまって、こんなに軽い性格だったのか...シリアスを思いっきり吹っ飛ばしてるけどな。まぁ、俺もあんまり重い話はしたくないし、ちょうどいい。

 

「ありがとな。後生は楽しむよ。あんたがいなければ、このクソみたいな世界で終わっていたからな...」

 

「いいんだよ歩夢ちゃん。君は人生を楽しむ権利がある。そのことを忘れずに生きるんだよ。じゃあ、異世界に転生させる。向こうについたら、彼女たちもいるはずさ。...異世界を救ってくれ。頼む。」

 

あ、異世界はかなりピンチなのね。そりゃまずいな。

 

「あんたの頼みなら断らねぇよ。じゃあこっちからも1つ。俺達を必ず幸せにしてくれ...。あ、最後に一ついい?別の世界には俺以外の転生者っているのか?」

 

「いない。君が最初で最後だ。」

 

「...そうか。じゃあ、行ってくるよ。本当にありがとう。」

 

「ああ...!頑張ってくれよ...!」

 

そうして俺は、目の前の門をくぐって転生した。

 

 

 

 

 

 

「本当にあの人で良かったのですか?」

 

「ああ、問題ないさ。彼ならきっと、あの世界を救ってくれる。」

 

「...まぁ、センパイが言うんだったら大丈夫そうですけど。しかし、あの世界は...強敵ぞろいですよ。」

 

「彼なら、彼女たちと協力して打ち勝つさ。きっと大丈夫。」

 

すまないな歩夢ちゃん...こんな世界に君を巻き込んでしまって。さぁ、君の第二の人生を見せてくれ...!交わした約束は忘れない。幸せになるんだ...

 

 

 

 

 

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