金色のガッシュ!!称号『覇道の王』獲得原作ルート   作:シグアルト

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 一週間近く投稿しないと、ずいぶん間が空いたように感じてしまいます。(気が早過ぎる)
今回はギャグ回になります。ギャグってなんぞや・・・(哲学)




幕間 清麿のカレー

 

 

 

 

カレーは愛のターメルィィック!! (巻き舌)

 

 

 

 はい、ハラペーニョな皆さんおはようございます、大人気魔物キリィちゃんです。

 何故急にカレーの妖精みたいな事をいい出したかといいますと、今回はおまけパート第二弾。好感度稼ぎの回だからです。本編以外なりふり構わない視聴RTAの兄貴達は容赦なく飛ばしてくださいね~。

 因みに今回のイベントは清麿とガッシュの好感度が高くないと発生しないものですが、問題ない事が先日発覚しましたからね。チャートを練り直した際、この手のイベントもガッツリ組み込みました。つまりこれで……パーフェクトな訳だ(きもちわるい)

 

 

 ではでは早速、チャート攻略を開始しましょう。

 フェインを倒した翌日の早朝、モチノキ第二中学校へと向かいます。『気配遮断』を発動しながら移動すれば、用務員に見つかる事もなく清麿のいるクラスまで辿り付く事が可能です。

 

 

「よし、今朝のHRでは週末に行われる林間学校の班決めを行う」

 

「林間学校!! 何やら楽しそうな響きではないか。のぅ、スズメ殿!」

 

「うん。楽しみね、ガッシュ君」

 

「何、自然に混ざってんだガッシュ!! ついてくるなって言っただろ!」

 

 

 よしよし、朝のHRは滞りなく進んでいますね。

 原作ではフェインとの戦いでの負傷により清麿が休み、彼は()()()()()により『カレー作り班』へと抜擢されます。その理由というのが────

 

 

「水野!? お前何を言って……」

 

「わかってるわ! 高嶺くんはカレー作りの天才だって!」

 

「ならカレー作り班はお前しかいないよな! よっ、鉄の料理人!!」

「上手いもん作ってくれよー! 今から楽しみだぜ」

「やっぱり高嶺君ってすごいのねー。楽しみー」

「美味しくなかったら殺すぞ高嶺!!」

 

「満場一致だな、高嶺清麿カレー作り班……と。いやぁ楽しみだ、存分に腕を振るってくれ」

 

「先生まで!? 水野ちょっと待て、いつそんな事話した!」

 

「えっ? この間、カレーの生まれた国とか色々教えてくれたじゃない」

 

(「()について語った覚えはないんだが……!!」)

 

 

 おぉどんどん場が荒れてきましたね。カオスカオス(高みの見物)

 ですがこのまま放置しておくと清麿がクラスメイト達の誤解を解き、カレー作り班から外れてしまいます。このタイミングで教室に入りましょう。

 キリカ・イル、目標を補足。高嶺清麿をチャート妨害幇助と断定し、武力介入を開始する! トランザム(ガラッとな)

 

 

「キ、キリカ?! 何でこんな所に」

 

「……お? おぉキリカではないか! お主も遊びに来たのか?」

 

「お前が原因か、ガッシュ!! 学校は遊び場じゃないって何度言えばわかるんだ!」

 

「わぁ~、かわいい子。ガッシュ君のお友達?」

 

「ウヌ、キリカは私の友達なのだ!」

 

 

「高嶺」

 

「あ、中田先生。これは……」

 

「授業にさしつかえるようならダメだと言った筈だ。その子達は保健室で預かってもらいなさい。HRが終わるまでには戻るように」

 

「……ハイ」

 

 

 はい、目標を(教室から)駆逐する事に成功しました。

 清麿がいなくなったHRでは、その後も彼の料理の評判が天井知らずに上がり続け、清麿が教室に戻った時には既に手遅れです。これで清麿は『世界でも指折りの料理人』として絶品のカレーを作らなくてはいけなくなりました。

 頭はいいかもしれないが、コミュ能力がないから想定外の事態を抱え込む事になるんだよなぁ。(特大ブーメラン)

 そんな訳で、清麿を混沌(カレー)に巻き込んだ後はガッシュ君と共に放課後まで保険医さんのお世話になります。

 

 

「のぅ、キリカ。お主も“林間学校”とやらにいかぬか?」

 

 

 ここでガッシュ君からお誘いがかかり【はい】【いいえ】の選択肢が出てきます。

 ですがここで【はい】を選んではいけません、実はコレひっかけです。もし【はい】を選んだ場合「では私に全て任せるのだ!」と当日の行動をガッシュ君に一任する事になります。

 その結果、起こるのが『バスにロープで台車を繋ぎ無理矢理ついてくる』という力技です。現実でやったら大惨事確実ですので気をつけましょう。うちの子がマネしたらどうするんですか!! (モンペ)

 因みに道徳的問題以外に、メタ的にもこの手法は論外です。『乗り物酔い(重)』のバステがついてしまい、林間学校中まともに行動できず時間を無駄にするだけで終わります。(3敗)

 

 ですのでここは一旦【いいえ】を選んでおき「考えておく」と伝えておけばガッシュ君も素直に引き下がってくれます。台車ロープは君だけで堪能してくれ。

 

 

 ……………………

 ………………………………

 ………………………………………………

 

 

 はい、放課後です。

 やる事もありませんので保健室のベッドの上で瞑想に励んでました。

 残念ながら保険医さんには好感度が存在しません。ならば時間まで修行を行うだけです。ガッシュ君が興味深くキリィちゃんの様子を見ていますが、君の好感度を今更稼ぐ意味はないので無視です。無視。

 

 

「……ガッシュ、帰るぞ」

 

「おぉ、清ま……ろ?」

 

 

 おっ、ようやく清麿が来ました。二人についていきましょう。

 ですがガッシュ君が引くほどの死んだ目をしてますね清麿。キリィちゃんが後ろからついていっても全く気付く様子がありません。

 きょうしつでなにがあったんだろう、まったくそうぞうがつかないなぁ! (愉悦)

 

 

 

 …………(少女移動中)

 

 

 

「頼む、おふくろ! 俺にうまいカレーの作り方を教えてくれ!!」

 

 

 家に帰った途端、清麿のDO☆GE☆ZAが炸裂しました。もうわらをも掴む勢いです。清麿のお母さんの華さんも面食らった様子ですね。しかし美人だなぁ、空手が強そう。(中の人感)

 そんな事を考えつつ清麿が学校での出来事を伝えるのを眺めています。華さんは呆れたような、でもすごく嬉しそうな顔をしつつ了承してくれました。

 ガッシュ君が来るまでは周囲に馴染めない天才児となっていた清麿を一番傍で見ていた華さん的には、クラスの馬鹿騒ぎの件は感慨深いんだろうなぁと思ってしまいます。もっと親孝行しろよな。(上から目線)

 

 

「じゃあ清麿と……、あなたも一緒に作ってみない?」

 

「私?」

 

「……あ、キリカ。ついて来てたのか。悪い、気が付かなかった」

 

「ウヌゥ、清麿は学校からずっとぼーっとしておったからのう」

 

 

 華さんから料理のお誘いがありました。乗るしかない、この(好感度の)ビックウェーブに!! 

 さて、ではまず最初に清麿の料理の腕を見る事になりました。とはいえ、包丁などは他の人がやってくれるので、問題は味付けです。

 

 

《カレールゥ》……ポチャポチャ

 

 

 

《スパイス【適当】》……パッパッパッ

 

 

 

《清麿オリジナル味の食材【煮干・椎茸・昆布・鰹節】》……ボチャボチャボチャ

 

 

 

 

 クイッ(味見)

 

 

 

 

 

 

「ゴブッ……! ゲブフゥ!!」

 

「ヌ!? 清麿、大丈夫か?!」

 

 

 うわぁ……(ドン引き)

 さすがは包丁も握った事のない清麿君です、味見の時点で大破しちゃってますよ。食材の知識はあるようですが、カレーにアレはないわ。ダシ出る食材突っ込めばいいって訳じゃないんですよ。さすがの惨状に華さんも手を額に当てています。

 

 

「もういいわ清麿、後で基本からしっかり教えてあげる。次キリカちゃん、やってみる?」

 

 

 おっ、ええで。

 キリィちゃんの隠された女子力(物理)を見せ付けてやんよ!! 

 

 

《カレールゥ》……ポチャポチャ

 

 

 

《スパイス【適量】》……パッパッ

 

 

 

《キリカオリジナル味の食材【ゼロピー・カタシムリの皮・べとべとする液体】》……ドッポン

 

 

 

 

 はい、清麿(味見)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブフッ……ブルァアアアアアア!!」

 

「清麿ォ────────!!!」

 

 

 あぁ、やっぱり駄目だったよ。(外道)

 いやぁ、ノリで渡した味見用の皿を躊躇なく受け取ったり食べた時の反応だったり、これは完全に芸人の動きですね。コメディアンでも喰ってけるんちゃう? 

 さて、一見ふざけただけに見えますが、ここは失敗するのが正解です。最初から出来のいい子より、駄目な子が成長した方が華さんの好感度の上昇値が高くなりやすいですからね。なのでその辺で見つけた古く青い箱に入っていた、適当な素材をぶっこんで見ました。結果は轟沈した清麿を見ればおわかりかと思います。

 

 

 ピロリン♪ (謎SE)

 

 

 ……ん? 今ステータス更新の音が鳴りましたね

 久々にステータス画面を開いてみましょうか。

 

 

 

 キリカ・イル   本の持ち主(パートナー):本堂元就(ほもくん)

 

 筋力:ゴリラ(確信)

 体力:はんぺん

 知力:やべぇ

 魔力:いいんじゃね? 

『能面』『高位の一族』『魔力感知Lv2』『友情』

『人外の力持つ相棒』『口下手』『気配遮断Lv1』

『料理下手』(new)

 

 

 

 ま゛──────────────!!! (悲鳴)

 属性過多のキリィちゃんに更なる属性が追加されてしまいました。こいつはいけねぇ!! 

 因みに『料理下手』は『食事を振舞った時心の力・体力が回復せず、逆にダメージになる』効果のデメリットスキルです。まぁ他の人に料理して貰えばいいので、フレーバー程度のスキルです。安心してください、チャートに問題はありませんよ。

 とまぁこのように普段の行動によってスキルが追加される事もあります。がその確率は1%以下、ソシャゲでURが出る確率より低いので狙って取るのは無理です。修行の力に頼りましょう。

 

 

「キリカちゃんも前途多難ね。いいわ、一緒に見てあげる」

 

「頼む、おふくろ」

 

「おねがい、します」

 

 

 散々な現状を見せ付けられても諦めない華さん。メンタル高いなぁ、心の力強そう。

 そんなこんなで林間学校までの数日は、華さんの料理教室で過ごす事になります。彼女の好感度を稼げるタイミングは少ないので非常にうま味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピロリン♪ (謎SE)

 

 あっ

 

 

 

 

 

 ──────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 ────「さて、各班自分のバンガローに荷物を置いたな。協力して夕食の準備に取り掛かれ」

 

「岩島守」  「ふぁい」

「高嶺清麿」 「はい」

「山中浩」  「はい!!」

「水野スズメ」「はーい」

 

「ではカレー作り班、クラス全員分のカレーは任せたからな。高嶺、楽しみにしているぞ」

 

 

 中田先生が期待の篭った声をかけ他の班の様子を見に行った。

 ついに林間学校の日がやって来た、正直この日まで生きた心地がしなかった。林間学校の話題が学校で挙がるたびに俺の方へ期待をこめた眼差しを向けてくる。来るまでのバスの中だって、盛り上がりが半端じゃなかった。

 

 だが大丈夫だ。この数日、おふくろに散々鍛えてもらい俺の料理の腕はかなり上達した。

 一緒に習っていたキリカは全く上達せず、彼女の作るカレー(のような名状しがたきもの)の味見という死線を何度かくぐりぬける事となったが。

 後、気になる事といえば────

 

 

「清麿、頼む! 私にも、私にもカレーを食べさせてくれ!! 酔い止めの梅干はもうたくさんだ!!」

 

「……何でガッシュがついて来てるんだ」

 

「私も、来た」

 

「俺はキリィに呼ばれたんだ、電車で来れる場所でよかったよ。キャンプ場の空きもあったしな」

 

「キリカ、元就……」

 

 

 ────随分な大所帯になったなと思う事だけだ。

 

 

「いいじゃないか、高嶺。数人増えたってどうという事ないだろ」

 

「山中」

 

「キリカちゃんよね、私水野スズメ。スズメって呼んでね」

 

「わかった、スズメ」

 

「高嶺くん、ここは三本の矢だよ。協力すればきっと上手くいくさ」

 

「岩島」

 

「ウヌゥ、皆でカレーを作るのだ!」

 

 

 

 そうだ、皆で協力すればいい。そうすればきっと上手くいくはずだ。

 

 

「山中!」 「薪割りなら任せな!」 「薪は全部割られてるからいらん! 竈作りを手伝ってくれ」

 

「岩島!」 「火おこしなら任してよ!」 「マッチと新聞紙で十分だ! 食材を運んでくれ」

 

「水野!」 「包丁さばきは任せて!」 「よし、食材を切ってくれ! ぶつ切りでいい」

 

「キリカ!」 「うん」  「皆の仕事を手伝ってくれ! 柔軟に動いてくれればいい」

 

「ガッシュ!」 「ウヌ、何でもやるぞ!」 「お前は邪魔するな!」 「ウヌゥ?!」

 

「元就!」 「俺は何をすればいい?」 「ガッシュを見張ってくれ! 余計な物を鍋に入れないようにな」

 

 

 俺は矢継ぎ早に指示を出すと、カレー作りを開始した。

 玉ねぎはみじん切りにして2つに分ける、半分はあめ色を越え濃茶になるまで炒め続け甘みを出し、残る半分は食感を残すために他の食材と入れる。

 スパイスは全体のバランスを崩さず扱いやすいクミンとガラムマサラを中心に、カレールゥと併せて入れる。事前に少し炒め香りを強めるのがポイントだ。

 辛いのが苦手な人も食べやすくする為にヨーグルトとハチミツ、カカオ分の強いチョコレートを加え味のカドが取れるようにする。

 

 おふくろの直伝と、あらゆる方面から調べ選び出したカレーの製法だ。何度も試しておふくろからも合格を貰っている。皆が協力してくれるから俺は味付けのみに集中できた。

 皆で協力して何かをするなんてどれくらいぶりだろうか……。協力し合う事で皆の知らなかった最高の部分が見える。これなら失敗なんてする筈がない。最高のカレーが出来るはずだ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「料理……」

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

カレーが無事完成し、クラス全員に振る舞われる。失敗もなかった、これなら皆にも喜んで貰えるはずだ。

 

 

「さて、全員にカレーが行き渡ったな。それじゃあ皆、手と手をあわせて」

 

「「「「「いただきまーす!!」」」」」

 

 

 パクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「ブハッ」」」」」

 

 

 

 

 

「ギャァァァアアアアア!!」

「ヌグォオオオオオオオオオオ!」

「マ゛ズ゛イイ゛────────!!」

 

 

 !???!!!!? 

 

 

「ヌオオオオオオオオオオオオ!」

「ヒィィイイイイイイイイ!!」

「グノォォォォォォオオオオオオ!」

 

 

 こ、これは……!! この味は!?!! 

 

 

「ブホッブホホォォ!」

「ブルァアアアアァァアアアア!!」

「ブッシャアアアアァァ!!」

 

 

 間違いない……!? この()()()()()味は!! 

 

 

「高嶺、高嶺ェェェエエエエエエエエ!!」

「ワァァァアアアアアァァ!!!」

「イヤッヤメ……ヌハァ! アアアアアアアア!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「料理って、楽しいね」

 

 

 

 

 キリカ・イル   本の持ち主(パートナー):本堂元就(ほもくん)

 

 筋力:ゴリラ(確信)

 体力:こんにゃく

 知力:やべぇ

 魔力:いいんじゃね? 

『能面』『高位の一族』『魔力感知Lv2』『友情』

『人外の力持つ相棒』『口下手』『気配遮断Lv1』

『料理下手』『料理好き』(new)

 

 

 ──────────────────────────────────

 

 

 はい、夕食を惨事に変貌させてしまったキリィちゃんです。

 原因は華さんとの料理修行中に習得してしまったスキル『料理好き』です。このスキルは『料理を行うと追加経験値が入る』効果なのです。

 今回、林間学校で知り合った岩島・山中・水野さんには当然好感度が設定されています。彼らの好感度を加えると、後すこしでレベルアップになる所だったんですね。

 つまり彼等は犠牲になったんだ、経験値の尊い犠牲にな……。

 

 

 ですが、まぁここまでやらかすとキリィちゃんも無事にはすみません。

 般若の顔をした清麿に正座で説教されています。女の子のキリィちゃんに配慮したか《ザケル》での拷問などはないようですが、林間学校の夜はこのまま終わってしまいそうです。

 

 しかし、ゼオンやデュフォーすら恐れた般若顔清麿こわすぎんよぉ。

 キリィちゃん怯えてるしトラウマになってるよ、これ絶対。

 

 

 

 L E V E L  U P ! 

 

 

 

 だが得るものはあった……ぜ……ガクッ。

 

 

 




原作のこの回でガッシュが入れていた「バルカン300オリジナル味の食材」が一体何なのか未だに気になっています。
余談ですが、当日に清麿が作っているカレーの製法は学生時代に筆者が好んでいた味付けです。機会があればお試し下さい。
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