金色のガッシュ!!称号『覇道の王』獲得原作ルート   作:シグアルト

33 / 55
 今回はいつもの倍近くの文章量になっております。ご注意ください。




26.vsバルトロ

 

 

 

 

 ────俺は悪夢でも見ているのか? 

 

 彼は目の前に広がる光景にそう思わずにはいられなくなっていた。

 

 

 古城に棲む悪魔と呼ばれる存在、その魔物の名はバルトロ。数々の罠を突破し清麿達の目の前に現れたその姿は、まさに悪魔と呼ぶにふさわしい物だった。

 

 数十mに及ぶ巨体、巨人がいるその部屋は古城の中でも屈指の広さを持つ大部屋だが、その天井にまで届きそうな巨体。二本足で立つ獣を形どってはいるが、鉄球を発射する事の出来る胸部パーツ付きの鎧に覆われたその姿は、まさに子供が思い描くスーパーロボットのようであった。

 

 

 ────全く歯が立たない……ありえない!! 

 

 

 その爪の一撃は城の壁をたやすく砕き、足を踏みしめるだけで地面をえぐる。一撃でもくらえば致命傷に繋がりかねない事は容易に想像が出来る。反対に強固な鎧と外皮であるその装甲を貫き、巨人にダメージを与える事は容易な事ではないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ゆえに魔物の本の持ち主(パートナー)である()()()()()狼狽していた。

 

 

(「何故……! 何故バルトロがここまでおされているんだ!?」)

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘中よりおはこんばんちは! (略式の挨拶)

 

『クールでニヒル』な性格の大人気魔物キリィちゃんです! (なお走者は『ちょっと変な性格』)

 現在キリィちゃん達は見た目にもスーパー系な魔物バルトロと戦っております。いや、胸のバルカンには弾数ありそうだしリアル系かな? でも心の力をENと考えれば間違ってないのかな。

 と、こんなアホな事を考えるくらいには余裕があります。何故ならば……

 

 

「《ゼベルオン》!」

 

「ガッシュ、右だ!!」 「ウヌ、()()()()()ずっと動きが遅いのだ!」

 

 

 巨人が手の爪で切りかかろうとしても、余裕でガッシュ君はかわしてますし

 

 

 

「《ゼベルセン》!」

 

「ガッシュ、SET(セット)!! 《ラシルド》!」

 

「何ッ、俺の方に反射を!? バルトロ、俺を守れ!!」

 

 

 巨人が胸から砲弾を射出してもラシルドで反射します。しかも、反射角を調整する余裕までありますよ。

 

 

「隙が出来た! SET(セット)、《ザケル》!!」

 

「しまった!? バルトロの右腕が!」

 

 

 そして既に、弱点まで見切っています。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな。

 

 

 

 改めて皆さんにここまで経緯を改めてご説明しますと、バルトロは《特定の花をつけた物を操る》呪文を使う魔物です。鎧の騎士や目の前にいる巨人も、花をくっつけ呪文で操作している訳ですね。なお巨人さんは大きすぎるのかパーツ毎に花をくっつけて分割操作しています。さっき右腕につけた花を電撃で燃やされたので、片腕が破壊された状況です。メ○ロットかな? 

 

 原作清麿であれば、この事実に気付くのに結構苦労した筈なのですが、巨人さんを見た時に「あぁやっぱりな」って顔をしてました。キリィちゃんが鎧の騎士と戦った時にヒントを出したとはいえ早すぎませんかね? 

 恐らくこれは過去に同じ様な巨大魔物と戦った事があるので精神的な耐性がついて、冷静に頭で分析した結果の超速理解だと思われます。

 そう、原因は以前戦った暴走コルルです。何と一見ガバに見えたアレはここでの戦闘時間短縮のための布石だったんですよ!! (壮大な後出しジャンケン)

 

 

 

 

 とはいえ、此処まで圧倒的だと懸念事項があります。

 このバルトロ戦ではIFルート戦闘はありません。バルトロ君の強さは全ルート共通なのでプレイキャラ等によっては最大呪文で開幕3秒K.O.もありえます。

 その代わり戦闘結果によってルート分岐が行われるのですが、その内の1つはロシアンルーレットのような難易度激辛コースになってます。このルートはキャラや状況によっては破滅しかねない危険なルートです。

 

 今実況では原作ルートに沿えればよいので、そのルートは回避していきたいと思います。なんでわざわざ危険地帯通らないとあかんねん。

 

 

 撮れ高? 知らんな(ガバ回避に全力を注ぐ気構え)

 

 

 

 

 

 なお、細かい条件は画面脇に出しておきますね。

 その破滅フラグのあるルートは、格ゲーのアーケードモードノーコンティニュークリアで進めるエクストラステージの様な扱いみたいなので条件は結構シビアです。

 

 

 ●破滅する可能性のあるルートへ進むフラグ条件

 1.ガッシュと清麿の好感度が最大

 2.セッコロが古城にやってきている

 3.バルトロ戦終了時、パーティ全体の消耗度が50%を下回っている

 4.ガッシュの《ザケル》でバルトロの魔本を燃やす

 

 

 この条件を満たさないよう立ち回って行く事にしましょう。私は絶対に破滅フラグを回避してみせるわ!! 

 

 とはいえ1の条件であるガッシュ達の好感度はどうしようもないのでスルー、他を見ていきましょう。

 2の条件が前パートでセッコロ君を追い出した理由ですね。破滅フラグを叩き折る為にも必要な作業でした。決して彼にチョロチョロされると邪魔だった訳ではありません。(申し訳程度の擁護)

 そして、破滅フラグのルートへは全ての条件を満たさなければいけないので、この時点で既に安全地帯ですが、念のため1以外は全てフラグを折る様に心がけましょう。

 万が一何かガバが発生し条件がクリアされてしまっても、他のフラグも折っておけば安全地帯は継続されますので。今以上それ以上(視聴者様に)愛される為に、透き通った瞳のままでクリアを目指しましょう。

 

 

 続けて3の条件の消耗度というのは本の持ち主(パートナー)の体力の消耗割合を表しています。メニュー画面を開けばパーティ情報は出て来ます。操作キャラであるキリィちゃんと、その本の持ち主(パートナー)であるほもくんはなんとなく(フィーリング)でわかるので、今までは全く使わなかった機能です。共闘時や今回の様に消耗度が大切な時には助かる機能ですね。

 

 清麿     :80/100

 ガッシュ   :80/100

 ほもくん   :90/100

 キリィちゃん :70/100

 

 合計     :320/400(消耗度20%

 

※各キャラの体力は実数値ではなく割合で表示(%)

 

 

 まだまだ体力の減りが弱いですね。このままの勢いで倒してしまうと消耗度が50%を越えないかもしれません。

 一応巨人を倒すと、バルトロの本体が出て来て清麿をボコボコにする強制イベントがあります。バルトロ本体はガッシュよりも小さな可愛らしい小動物風の獣なので原作清麿は慢心し不意打ちされます。愚かなりピヨ麿。

 このイベントにより強制的に清麿の体力が10まで落ちるので、消耗度を減らしたくない場合目押しで《かばう》などの行動を取るようにしましょう。(豆知識)

 ですが破滅フラグを折りたい場合は是非とも活用したいイベントです。これを加味すれば、あと少しの体力減少で消耗度は50%を越えますからね。

 

 

 

 ではまずは、パーティ全体の消耗度を上げる作業をしましょう。

 

 バルトロ(巨人形態)は主に各関節部分に物を操る為の花をくっつけています。パッと見わからないようになっているので、ガッシュ君が攻撃をかわしている間に探して清麿に伝えましょう。

 キリィちゃんの《ビライツ》で花を消滅させる事も可能ですが、ここではしません。ビバ指示待ち人間。

 おーい、清麿ここに花があるよ──! と相手の本の持ち主(パートナー)、ステングが()麿()()()()()()()()()()()()()()()声をかけます。

 

 

「わかった! 行くぞ、ガッシュ! キリカの所だ」

 

 

「甘いんだよ、そこだ!!」

 

「何ッ、しまった!?」

 

 

 ステングが手に持っている鞭を器用に使い、清麿の持つ赤い魔本を奪い取りました。この戦闘では本の持ち主(パートナー)の持つ魔本をステングが奪い取るイベントが発生します。

《人外の力持つ相棒》のスキルを持つほもくんには通用しませんが、清麿はタイミング良く注意を逸らしてやればステング君の華麗な鞭捌きで奪い取ってくれるでしょう。

 

 

「ハッハッハ。これで反射する盾は使えねぇだろ! 《ゼベルセン》!!」

 

 

 高笑いをあげながら呪文を唱えるステング、迫り来る鉄球がガッシュへと襲い掛かりますね。

 ここだ! ここならダメージを喰らっても不自然じゃありませんよ!! 

 

 

「ウヌ、キリカ!? 何をするのだ」

 

「ヤバい!? 避けるんだ、キリカ!」

 

 

 ごく自然にガッシュ君を庇って前に出ます。体力の値はキリィちゃんの方が低いので受けるダメージが増え、消耗度的にオトクです。

 

 

「《ピルク・ビレオルード》!」

 

 

 ほもくんにある指示を出した後、呪文を発動してもらいます。

 手から出現した光りのリングで放たれた鉄球を弾いていきます。重量と速度でもの凄い威力になっておりますが、もの凄い握力を持つキリィちゃんなら弾く事も可能です。

 

 そしてここで、()()()一発だけ喰らいます。故意にダメージを受けると変な疑いがかけられるかもしれないので自然な形でダメージを受けましょう。

 おぉ、体力がどんどん減っ……って減りすぎ減りすぎ! とまれとまれとまれって!!! 

 

 

 清麿     :80/100

 ガッシュ   :80/100

 ほもくん   :90/100

 キリィちゃん :10/100

 

 合計     :260/400(消耗度35%

 

 

 おぉヤベぇ、気絶するかと思いましたよ……体力は0で気絶、-100で魔本が自動的に燃える仕様です。

 ガッシュ君がいるので戦闘においては気絶してても問題ありませんが、気絶している間にバルトロの魔本を燃やされてたりするパターンは勘弁です。(コルル戦のトラウマ)

 

 

「チッ、メスガキの方は耐えたか。だが焦る事はねぇ、赤い本がある以上金髪のガキは何もできやしねぇんだ!!」

 

 

 それはどうかな! (カン☆コーン)

 

 

「……キリィを傷つけた。覚悟は出来てるな」

 

「何ッ!? いつの間に後ろに……」

 

「破ッ!!」

 

「ぐあぁぁはああああああああぁ!!」

 

 

 キリィちゃん達に気を取られていたステングへと《隠密》で接近していたほもくんですが《暗殺》スキルで思いっきり腹パンしましたね。一般人なら内臓に深刻なダメージが入るレベルです。ステングが元プロボクサーでよかったね。

 

 

「ぐ……カハッ 何だ、コイツ等は……」

 

「元就! 今のうちに赤い魔本を奪ってくれ!!」

 

「あっ……、あぁ!!」

 

 

 ステングはほもくんの一撃により十数mほど吹っ飛ばされましたが赤い魔本を抱えたままです。本の奪還忘れてたなコイツ……今「あっ」っていったぞ「あっ」って。

 

 

「そう……は、い……くか。《ゼベルオン》!」

 

 

 呪文でバルトロ(巨人)を操作し、ほもくんを近づけないように腕を振るったり踏みつけようとしたりします。動きが早い訳ではないですが、一発一発の余波の振動がひどいので上手く近づけませんね。耐震珠とかないですか? (ゲームが違う)

 

 

「クソッ、これじゃ近づけない!」

 

「清麿! 私と元就が一緒に本を狙うのだ!」

 

「ダメだ、ガッシュ! 君が大きく離れたら一人になった清麿が狙われる。俺に任せてくれ」

 

「ヌウゥ」

 

 

「悪いがテメェだけは絶対に近寄らせねぇぞ。そこのメスガキだけなら呪文も大した事はねぇ! 終わりだ!! 《ゼベ……」

 

 

 

 

 

 

「うぁあああああああああ!!!」

 

 

「なっ!? ガキの本が!!」

 

 

 

えっ? 

 

 

「セッ……セッコロ!!」

 

「ガガガガッシュ、清麿……すぐにこの本届けてやるぜ!!」

 

 

ええええええええええぇぇぇぇ!?? 

 

 

 セッコロ=サン!? セッコロ=サン、ナンデ?! 

 君は『魔物一人で古城に侵入(本の持ち主(パートナー)除く)』の条件満たさないと助けに来ないんじゃないの?! バグ? え、これバグ?! 

 

 

「うおおおおおぉぉぉぉっぉおお!!」

 

「速い!?」

 

「ウヌ、さすが私とかけっこで引き分けたセッコロなのだ!」

 

「よくやったセッコロ」

 

「ヘ……お安いごようだ……。あの変な巨人とアホな顔したオッサンは任せたぜ」

 

「あぁ」

 

 

 ……と、とりあえず戦闘に戻りましょうか。セッコロの不具合は後で考えましょう。

 セッコロは無事大部屋を横切り清麿の下へ赤い魔本を届けたようです。原作で合流を邪魔していたステングですが、ほもくんを注意していた為二兎を追う兎状態になっていたみたいですね。

 

 キリィちゃんのロブノスから『複製(コピー)』した心の力は使い切りました。余計な事はせずに清麿の解体作業を眺めてましょうかね。

 

 

 

 ……………………

 ………………………………

 

 

「馬鹿……な……」

 

 

 両手両足がもがれ倒れ付したバルトロ(巨人)を前に、ステングが放心しています。

 

 

 清麿     :70/100

 ガッシュ   :70/100

 ほもくん   :40/100

 キリィちゃん :10/100

 

 合計     :190/400(消耗度53%)

 

 

 消耗度はギリギリで50%を上回っていますね、清麿フルボッコイベントをしなくても大丈夫なレベルですが、ギリギリだと少し恐いのでイベント発生を待ちましょう。セッコロが来た事により破滅フラグの条件が1つクリアしてしまいましたし万全を期すべきです。

 ではでは、倒れ去ったバルトロ(巨人)に近寄る清麿達をよそにキリィちゃんはステングへと歩み寄り真っ白に燃え尽きた彼からモスグリーンの魔本を奪い取ります。

 

 そして、若干恒例じゃなくなっていた恒例行事のお時間ですよ。ほもくん

 

 

「わかった。第一の呪文《ピルク》!」

 

 

 皆様の前でやるのは久々ですね。癒される光~~っとな。

 

 清麿の方も、バルトロが出て来てその小ささにびっくりしてます。脳内では(こいつは弱いから巨人に身を隠してたんだ!)とか思っているでしょうが、バルトロはガッシュより小さなその体でプロボクサーと互角の勝負が出来る魔物です。

 

 さぁバルトロさん、ぼっこぼこにやっておしまいなさい。

 

 

「ケケ──────────!!!」

 

「なっ……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「《セウシル》!!」

 

 

「ケッ……ケケッ!!?」

 

「この呪文は……、ティオ!?」

 

 

 ぶるああああああああああぁぁぁ……ってアイエエエエ!? ティオ?! ティオ=サンナンデ!!? 

 

 

「危なかったわね、ガッシュ」

「大丈夫、清麿君」

 

「ウヌ、ティオ!? 何故イギリスにいるのだ?」

 

「べ、別に何だっていいでしょ!! たまたま恵の予定が空いてたから遊びに来たのよ!」

 

「清麿君、ガッシュ君。久しぶり。ここにいるって聞いたからセッコロ君に案内してもらったの」

 

「あぁ! 恵が後押ししてくれたからガッシュと清麿を助けに行く勇気がもてたんだぜ!!」

 

 

 

 そっかー……そういうことかー……

 何でセッコロ君が勝手に乱入してきたのかと思ったらそういう事でしたかー……

 

『古城に魔物一組だけで侵入』……魔物はティオ一人で侵入した訳ですねー

 こういう事もあるのかー、プレイヤーの視覚外で予想外の事態が動いてるとは思いませんでしたよ。破滅フラグ全部叩き折るようにしておいてよかったなぁ

 

 

「ケケ────────────ッ!!!」

 

「ティオ、相手の魔物が逃げるわ! 《セウシル》を解除して!」

 

「えっ……わ、わかったわ!」

 

 

 あっ、バルトロが逃げましたね。清麿とガッシュが円形バリアである《セウシル》に守られ動けない隙をついたわけですね。……って、こっち来とるやんけ! 

 

 

「ケケ────────────ーッ!!!」

 

 

 華麗なる回避!! 体力10じゃ戦える訳がありません! 

 しかし相手の目的はキリィちゃん自身ではなかったようです。持っているバルトロの魔本が奪い返されてしまいました! 

 

 

「ハッ! テメェ等全員タダじゃおかねぇぜ!!」

 

「フンッ、随分余裕じゃない! 言っておくけど私もガッシュの仲間よ。1対3で勝てるのかしら?」

 

 

 ティオが自身満々にステングに言い放ちます。すっかり原作で見慣れたツンデレ元気キャラを取り戻しましたね。

 

 

「馬鹿が、まともに戦うだけが戦法じゃねぇ。この城を支える柱の石を動かせば、まとめて全員ガレキに潰れてあの世行きよ! 《ゼベルオン》!!」

 

 

 ステングの呪文発動にあわせて城中が震動します。恐らく大黒柱が崩壊しようとしているのでしょう。死なば諸共という事でしょうかね、悪役としての潔さには好感が持てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ、そんな事はさせませんけどね。

 

 

「元就」

 

「あぁ、《ピルク・ゼベルオン》!」

 

 

複製(コピー)』したバルトロの呪文、《特定の花をつけた物体を操作する呪文》の“特定の花”はバルトロと一緒です。なのでキリィちゃんも同じ物体を操作する事が可能となるんですね。

 その力を使い崩壊させようとした大黒柱を元通りの位置に修復させます。これで崩壊は防げました。震動も止まっています。

 

 

「な……!? 何、が……?!」

 

 

 何が起こったのかわからず混乱するステング。まぁ同じ呪文で止められたとは思いませんよね。

 では今度こそその本を燃やさせてもらいましょう。ライターは確か……(ごそごそ)

 

 

「クッ……ちくしょうが! まだ、まだやり直せるんだ!!」

 

 

 あっ!! ステングの野郎逃げ出しやがった。悪役としての潔さは何処にいった!!! 

 

 

 

 

 

 

 

「いいや、チェックメイトだ」

 

「グ……ッ!」

 

 

 

 

 

「《ザケル》!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 L E V E L  U P ! 

 

 

 

 あぁ、やっぱり駄目だったよ。

 

 逃げだしたバルトロはガッシュの《ザケル》に焼かれ魔界へと還りました。あとちょっとだったのに、後ちょっとだったのにぃぃぃぃぃ!!! (血涙)

 

 

 ……え? 《ピケル》なんてしないでさっさと燃やすべきだったって? 

 あれは仕方ない状況でした。清麿フルボッコイベント待ちでしたからね。それに古城の崩落を防いだ事によりセッコロの好感度が上昇、ついにレベルアップと相成りました。やったNE☆

 

 

 ●破滅する可能性のあるルートへ進むフラグ条件

 1.ガッシュと清麿の好感度が最大

 2.セッコロが古城にやってきている

 3.バルトロ戦終了時、パーティ全体の消耗度が50%を下回っている

 4.ガッシュの《ザケル》でバルトロの魔本を燃やす

 

 

 しかしキリィちゃんの体力を減らしておいて本当によかったですね。

 結局この条件の内、クリアしていないのは3だけになってしまいました。これで後は囚われた清麿父やセッコロの両親達を助ければ解決です。

 

 一応メニュー画面で消耗度を再確認して────

 

 

 

 

 

 

 

 

 清麿     :70/100

 ガッシュ   :70/100

 ほもくん   :40/100

 キリィちゃん :10/100

 恵      :100/100

 ティオ    :100/100

 

 合計     :390/600(消耗度35%

 

 

 

 

 

 

 

 ま゛──────────────!!! 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────「お前が今朝攫った人間に大学教授がいる。何故狙ったんだ」

 

「金を積まれて頼まれたからだよ。散歩してた所を騎士に襲わせてあっさりとだったぜ」

 

「何? バルトロが直接研究室を襲撃して攫ったんじゃないのか?」

「罠かもしれないのにそんな事するかよ。警察や軍隊(ヤツラ)を動けなくする為に人質も殺していないしな」

 

 

 

 何故バルトロがわざわざ親父を攫ったのか。それを柱にロープで縛り付けたステングに対して聞いた。

 

 答えは予想外のもの。屋外で攫ったというなら、あの研究室の荒れ様は、バルトロのものだと思っていた足跡や花が何故そこにあった……いや、『用意』されていたのか。

 

 

(ガッシュをコイツ等と戦わせる為に仕組んだ罠……? だとしたら目的はガッシュの……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失望したぞ、ステング……。まさかガッシュ(落ちこぼれ)相手の道具にすらならんとは」

 

俺たちが入ってきた大部屋の入り口には、いつの間にか2人の男がいた。片方は白髪を逆立てた冷たい眼をした俺と同じ位の歳の男。そしてもう一人は、銀色の髪ともう一人の男以上に鋭い眼をした少年。

 

 

「て、てめえ! オレ達に日本人をさらわせた「《ザケル》」」

 

 

 男が呪文を唱えた瞬間、俺達の目が激しい閃光により眩む。ガッシュよりも遥かに強い電撃の力……! 

 

 

「……ぁ……が」

 

魔物(バルトロ)を失ったお前は殺す価値もない。口を閉じていろ」

 

「ウヌ……お主、一体何者だ」

 

「お前如きがそれを知る必要があるのか?」

 

 

 ガッシュと向かい合う少年。

 

 髪の色や雰囲気は全く違う。

 

 しかし目の前にいるのはまさしく……ガッシュと同じ顔をした魔物だった

 

 

 

 

 

 

 ─────────────────【バルトロ 敗退(リタイヤ)】撃破者《ガッシュ・ベル》

 

 

 




 
 簡単に条件を満たせそうな破滅フラグルートですが、ザケルでバルトロの本を燃やして貰うには『古城の崩壊を防ぐ』という裏条件がある設定となっている為、簡単にこのルートには進めない様になっています。(走者も知っていましたが好感度の為にスルーしました)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。