金色のガッシュ!!称号『覇道の王』獲得原作ルート 作:シグアルト
はい、皆さんおはようございまーす。
白磁のような美しさを持つぷにぷにお手てが特徴の大人気魔物キリィちゃんです。
前回、ヨポポの呪文の治癒効果により真バオウにぱくぱくされた手足が無事に復活しました。体にダメージが残っている場合、専用のチャートを組み直さなければいけなくなりますが、その必要はフヨウラ! と無事相成りました。
ただこの復調は、良い事ばかりでもありません。
そもそもキリィちゃんがイギリスにやってきたのは『フォルゴレのコンサートを見る為』でした。なので、怪我も完治したからいっちょいってみっか! とほもくんに連れて行かれる事になります。
一応魔物の性別を『女性』に選択しフォルゴレの評判を聞いている場合、
しかし、ほもくんは『大好きな母親の恩人』というフィルターがかかっているせいでフォルゴレの評判が耳に入ってきていません。コンサートに積極的に行かせようとして来る事でしょう。
コンサート位さっさと行けばええやん? と思われるでしょうが、このイベントは極力回避したいと思います。
何故ならこのコンサート、一部スタッフのすさまじい熱気を感じる努力の結晶により、30分間にも及ぶ超美麗イベントムービーでフォルゴレのコンサートを見る事になります。
初めて映像を見た時は【驚愕→狼狽→感心→驚喜→狂気】と段々洗脳されたプレイヤー達が『もげ! もげ!!』と叫び出し、あちこちで通報されたという噂もある程。その真偽はともかく、コンサートはほとんどの実況プレイにおいてイベント回避を推奨されています。今実況においても、その例に倣いましょう。
もう、近所の人に奇異の目で見られたくないんや……! (経験談)
なのでもし、今回のプレイでコンサート参加ルートに入ったらノンカットの上、
では早速フォルゴレのコンサートを回避するべく、イギリス編後半の攻略に入りましょう。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「キリィ、本当にもう怪我は大丈夫なのか?」
はい、ヨポポとの戦闘が終わりその翌朝。現在、キリィちゃんはロンドン某所のホテルにいます。
あの戦闘の後ジェムを彼女の自宅に送り届け、恵&ティオによる体調チェックが入りました。ヨポポの回復攻撃呪文《ソラジオ・ファ・ドレミケル》により完全回復した事は聞いていますが、あくまでも確認ですね。
そして問題ない事を確認した後に、キクロプと何故戦う事になったのかほもくんによる事情聴取。しかしこれはあちら側が勝手にやってきたので、キリィちゃんに非はありません。(何もしていないとは言っていない)
キリィちゃんには魔物を感知する力がありますが、何故気づけなかったのかという鋭い質問も飛び出しましたが『相手の魔物の隠密性が高かったかもしれない』と言った所、あっさり納得してくれました。(高いとは言っていない)
「そっか、とにかくキリィが無事でよかったよ。今日、フォルゴレのコンサートがあるんだけど行けそうか?」
ここで「はい いいえ」選択肢が現れました。しかしこれは罠です。
いいえを選んだ場合、今日の夕方のコンサート開始まで何かアクションを起こす度に「やっぱりコンサート行ってみない?」とお誘い選択肢が現れるんですね。お前行くの全然諦めてないやないか!
遅延イベントを避けたいのに、選択肢による遅延を繰り返されてはたまったものではありません。ここは素直に「はい」を選ぶのが正解です。イケマス(行くとは言っていない)
「じゃあコンサートは夕方からだから、それまで市街を少し回ろうか」
という事で時間までロンドン市街の散策に入ります。
コンサート回避チャートはここからが大切です、まずは現場の下見という名目でコンサート会場へと最初に向かいましょう。ここで『とある魔物』の好感度が最高だった場合、偶然出会うイベントが発生します。キリィちゃんは『友情』を取得しているので、特に意識する必要がない点が素晴らしいですね。
「あ、やっぱりキリカじゃないか」
「あぁ、キャンチョメ。久しぶりだな、フォルゴレは会場の中か?」
「あ、あぁ……うん」
はい、ご存じキャンチョメです。
このイベントはキャンチョメの好感度が高くないと彼に発見してもらえず、コンサート回避チャートに進む事が出来ません。例え『魔力感知』を最大レベルで取得していても、こちらからキャンチョメを見つける事が出来ない仕様になっております。いつからキャンチョメが、ここにいると勘違いしていた……?
そんな
「うああぁぁ────、清磨。待ってくれよ────!!」
「やかましい! 折角の休日を邪魔されてたまるか!」
「おねがいだ──!! 待ってよ、話がしたいんだ。キリカもいるんだよ────」
「キリカが? ……全く、話だけだからな」
視点を戻しましょう。
キリィちゃんとほもくんを見つけた直後、キャンチョメは清磨・ガッシュペアも見つけすぐに声をかけます。ここで清磨達と出会うのはこちらが邪魔しない限り確定イベントです。そして清磨はガッシュを掴み逃走。しかし(騒ぎを聞きつけた民衆に)回り込まれてしまったようです。
話を聞くだけで黒髪美少女がついてくると聞き、素直にキャンチョメに付き合う清磨。誰だってそうする、私だってそうします。
「……数日ぶりだな、元就。キリカ。体の調子はどうだ?」
「ウヌゥ。ティオから聞いておるが、本当にもう大丈夫なのか?」
二人ともキリィちゃんの事が心配みたいですね。あらあら、罪作りな女性ですこと(唐突なマダムムーブ)
大丈夫だ、問題ない。とコクコク頷けば安心したように二人とも笑みを浮かべますね。好感度も下がってないようで、何よりです。
◇◆◇◆◇◆◇◆
《『まさか本当に一人で来るとはな
《『フォルゴレ、私に構わず逃げて!!』》
《『フッ、君達にできるかな?』》
はい、キャンチョメに呼ばれコンサート会場の控室にお呼ばれしました。
キャンチョメがフォルゴレ主演の最新映画を見せ始めたので、謎の背景BGMが流れています。あの映像は直視してはいけないものですよ。
プレイヤーのSAN値を守る為にも、唯一場の空気に飲まれてない清磨の顔を凝視しておきましょう
「……キリカは映画、見ないのか?」
清磨の言葉にコクリと頷いて意思表示。あれは見てはいけないものです。
この場に誘ったキャンチョメが映画に熱中しているので、清磨と無言のにらめっこしながら待ちましょうねぇ。
……………………
………………………………
………………………………………………
「どうだ、皆。フォルゴレは無敵さ! すごいんだぜ!」
「ウヌ、素晴らしいのだ!」
「あぁ、中々見応えがあったな」
映画観賞会が終わりようやくキャンチョメが会話に戻ってきます。画面に向かって拍手するガッシュとほもくん、そしてそれを死んだ魚のような目で見る清磨とキリィちゃん。
そして映画一本分の壮大な前フリからの用件が、フォルゴレの行方不明。といっても私用から戻ってきてないだけのようで緊急性は0です。
「一緒にフォルゴレを探しておくれよ。もうすぐコンサートがはじまっちゃうんだ」
「断る」
「うぇええええぇぇん。そんな事いうなよ清磨─────!!」
「ウヌゥ、清磨。別によいのではないか? この前、一緒に戦った仲ではないか」
「そ、そうだぜ。僕たち友達だろ?」
「…………」
「う…………………………わ、わかった」
美少女の
……え? ほもくん? 言われるまでもなくやる気満々マンでしたよ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
という訳でフォルゴレの捜索パートに入ります。ここで出る選択肢は2つです。
> ガッシュに頼む
自力で探す
この選択肢は、自身の魔物が《感知系》スキルを取得している際に発生します。もしも持っていなければ上の選択肢になり、ガッシュの鼻を頼りにフォルゴレの痕跡を辿ることになります。
ですがガッシュ頼りにした場合、【お菓子屋→花屋→おもちゃ屋】と回り道をした末に、目的地であるロンドン市内の病院に向かうルートとなります。
お見舞いの品々をフォルゴレが購入して回ったので間違いではないですが、時間的にこれはロスです。キリィちゃんの感知能力に任せましょう。
「病院……? そこにフォルゴレがいるのか、キリィ」
「えっ?! じゃあ、フォルゴレは怪我を?!」
「いや、ガッシュの電撃を浴びてもピンピンしてるアイツが怪我をしているとは思えんが」
「ウヌ、とにかく行ってみるのだ」
…………(少女移動中)
はい、病院にやってきました。
原作ではロンドンの町巡りをしてから向かっていたので、それよりも早い到着になりました。なのでまだフォルゴレは病院の中にはいません。入り口で彼が来るのを待ちたい所ですが、ここで注意点があります。
そもそもフォルゴレはここに入院中の少女に手紙をもらい、その少女と同年代の子供たちの為に、小さなコンサートを開くためにやってきました。ホンマ聖人やで
そしてコンサートに行くのを回避する方法ですが、この小さなコンサートを観覧することが条件となります。「もうコンサートは堪能したよ」といい笑顔をすれば、軽やかに本番をスルー出来るんですね、
そういう理由から、病院内のコンサートは開いてもらわないと行けないので清磨達の手で無理矢理連れ戻されるのだけは勘弁です。ガッシュ頼りのルートだと、病院内のイベントに間に合わない場合もあるのでショートカットしましたが、彼を連れ帰るのはストップさせましょう。
……と言ってたらフォルゴレが来ましたね。台車に街中で買った大量の物資を載せて上機嫌でやって来てます。
「いたぞ、フォルゴレ!」
「うわ──────ーん、何処行ってたんだよフォルゴレ────!!」
「おお! 清磨じゃないか。キリカに元就まで! キャンチョメが連れてきたのか?」
「もうすぐコンサートなのに戻って来ないからキリィと探してたんだ。どうしてこんな所に?」
「あぁ、この病院に用事があってね。大丈夫、コンサートなら多少遅れても私のファンは待ってくれるさ」
「用事? その運んでいる大量の荷物の事か?」
「これは
「それに?」
「遅れたのは店の
「《ザケル》!!」
「ギャアアアアアアアアアアアア!」「フォ、フォルゴレ~~~!」
「さっさと連れて帰るぞ! こんな事に時間を取っていた自分に腹が立つ!!」
「ま、待つんだ清磨。私は……行かねば」
「やかましい! 仕事ほっぽり出してロンドンの店でチチもんでた奴が何を言う!」
「フッ、だとしても……私にはやらねばならぬ事があるのさ。キャンチョメ!」
「わ、わかったよフォルゴレ」
「!! 魔本を取り出した。やる気か!?」
「第三の術《ディカポルク》!!」
「な、何──────!?」
病院前の広場に巨大なキャンチョメの幻影が現れました。周囲の人々は呆気に取られてますね、現実を頭が認識したら大混乱になるのではないでしょうか。
あっ、《ディカポルク》をすぐに解除しましたね。巨大なキャンチョメが白煙と共に消失しました。そして皆が見上げていた隙をついてフォルゴレはキャンチョメを連れ逃走。実に見事な手口でした、この戦法戦いでも有効じゃない?
「クソッ、逃がしたか! ガッシュ、奴の匂いを追え!!」
「ウ、ウヌ。わかったのだ」
「キリィ、俺達はどうする? フォルゴレのあの様子ならもう大丈夫だと思うが」
ここで帰る訳にはいきません。帰るついでにコンサートに連れてかれてしまいます。
ガッシュ君と一緒に、彼等を追いかけることにしましょう。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「清磨、あそこの部屋なのだ」
「フフフ、逃げられると思ったら大間違いだぞ。フォルゴレ」
「清磨、キャラが変わってるぞ」
一行は病院に入りフォルゴレの臭いをガッシュが追います。
ガッシュ君が指刺したのは7~8人が入る病室ですね。そこにフォルゴレがいるようです。彼をひっ捕らえようと、清磨がドアに指をかけた瞬間子供たちとフォルゴレの楽し気な会話が聞こえてきます。
「さぁ、私のラジコンだ。お菓子や花もちゃんとみんなの分あるからな、焦らなくていいぞー」
「わぁぁ、ありがと──!」
「ありがとー!」
「お花きれーい!」」
「あ、これおいしー」
「アヒルさんもありがとー」
「フォルゴレ。お菓子も花も全員に配れたよ」
「サンキュー、キャンチョメ。それじゃあ手紙をくれたお姫様の為の独占コンサートを始めよう。私の歌を聞けば病気なんてふっとぶさ! みんなで歌おーぜ!」
「「「鉄のフォルゴ~レ~~~♪」」」」
病室から聞こえてくる子供たちとフォルゴレの合唱。
清磨を始めとした皆はドアの前で立ち尽くしていますがその頬は緩み、笑みを浮かべているだろう事がわかります。
そして、子供たちの為のコンサートは終わり。
普段は静寂が場を満たす病室は今、笑顔と拍手と笑い声が満たされた空間となっています。うーん、これは尊い。
では、この場に無粋なキリィちゃん達はクールに去るぜぇ……
「皆、ロンドンコンサートは見に来ないのかい? 清磨達の分も席を用意するぜ」
フォルゴレに引き留められました。背中を見せたまま問いかけるその姿……やだ、恰好いい
ですが、その回答はすでに決まっています。もうフラグは十分に立ってるぜ!
「イヤ、コンサートなら俺はもう十分に見せてもらった」
「そうか。キリカはどうだい? 豪華なステージを約束するぜ」
「私には、これで十分」
「………そうか」
はい、清磨の言葉に便乗し断ります。日本人特有の謙虚なこころぉ~
席まで取ってもらったのに行きません宣言したのが不服なのか、ほもくんが悲しげにこちらを見てきます。ですが主催者に許可はもらったので関係ありません。キャンチョメも縋るような眼を向けてきますが、それでも私は行きませんからね!!
じゃ、サヨナラ!
病院を後にし帰宅したキリィちゃんは自室へとカムバックしていきます。
コンサートをさぼって貪る惰眠は最高だよなぁ!! (最低発言)
という訳で本日はこれにて終了! 次回、イギリス編最終回です。ごうご期待!!
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─────「やれやれ、フラれてしまったな」
「フォルゴレ、本当にキリカは見に来てくれないのかな?」
「恐らくな。だがコンサートはちゃんと見て貰えたじゃないか。彼女を連れてきてくれて感謝するぜ、キャンチョメ」
元就に頼まれ、前々から誘っていたイギリスのコンサートに招待した。
だが彼女の心の静養のためにと企画したこの旅行は、彼女にとって更なる苦難となってしまったと聞き歯痒い思いをした。清磨達に聞いていた怪我の後遺症が治ったのは喜ばしい事だが、彼女の精神面が心配だった。
《「
彼女がそう口にした言葉。当たり前の様に自身を下に扱っている言動。私は彼女にかける言葉が見つからなかった。
かけがえのない友が大切にする、あの子を救いたい。そんな事を考えるのは私には過ぎた願いなのかもしれない。
だが、私は決して諦めない。
何故なら私は、無敵の男なのだから─────。
〜一方その頃〜
「嫌よ嫌よ! 私はキリカと日本に帰るんだから!」
「ごめんね、ティオ。もう仕事が始まるから。明日はもう帰るけど今夜はコンサートを観にいきましょ」
「恵、何よそれ。」
「元就君からチケットを貰ったの。自分達は行かないからって。彼のお母さんの好きなエンターテイナーらしいわよ。キリカちゃんもよければ、って」
「ふーん、いいわ。なら観に行ってやろうじゃない!」
その翌日、空港にてげっそりとした様子の二人がいたそうな。