金色のガッシュ!!称号『覇道の王』獲得原作ルート 作:シグアルト
はい、皆さまおはようございます!
先読み感知スキルを持つ技巧派の強敵『アポロ&ロップス』ペアを無事退ける事が出来ました。
呪文の相性差というものは無慈悲なものです。最強呪文持ちに対し、防御呪文や同格の攻撃呪文がない魔物に勝つのは力の差が相当ない限り無理なので。
一応、ロップスには船の錨のような巨大アンカーを多数出し、巨大な物も操作できる《ディノ・リグノオン》がありますが、不意に打たれた呪文を迎え撃つような速効性はありません。
更に原作では清磨の決死の覚悟を目の当たりにし、自分の魔物を王にさせる覚悟を決めて使う呪文なのですが、敵の強化イベントをわざわざ起こす必要もありませんのでそれもスルー。故にアポロに対抗する術はありませんでした。証明終了。
不意打ち気味にキリィちゃんが放ったブラゴの呪文《アイアン・グラビレイ》は逃げ場のない広範囲重力波です。アポロもロップスも怪我がないよう調整しましたが、もう戦う事は出来ない筈です。早速、目標を探す事にしましょう。
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……見つけました。
アポロとロップスは少し離れた地面に埋まっていますね。ほもくんと話をしていて、こちらに気づいていません。
探していたのは彼等じゃないのかって? いえいえ、違います。
探していたのは彼の『魔本』です。ロップス君の出番はここで終わりとなります。
はい、ここで全国の昆虫マニアを虜にするロップス君の魔本を燃やす事に対し「この外道! それでも
真面目なお話をしますと、円滑なチャート進行として、ここは燃やさないといけません。
ロップス君はここで見逃しても、少し時間が経過すると強敵のかませとして強制的に
ロップスはどうでもいいのですが(外道)
アポロがワイプで
やっぱ金か、金だよな〜、金。
因みに今チャートでは、清磨達はアポロにあってないけど大丈夫なの? というお言葉があるかもしれませんが、後に出てくるナゾナゾ博士という
後々の憂いをなくすためにも、今チャートでのロップス敗北イベントはキリィちゃんの目の前でやって貰うことにしましょう。
介錯は任せとけ! (漁夫の利)
ではポケットからライターを取り出して魔本を燃やします。
燃やす場面を見られると長い説得が必要になるので、そこは事後承諾で切り抜けます。なーに、
シュボッとな。そして、キリィちゃんの珠玉のお手てが火傷するといけないので、地面にポイっとします。
「キリィ……」
おぉ、さすがにロップスが消え始めたので気付かれましたね。
だがもう安心! 一度燃え始めた魔本は、絶対に鎮火する事はありません。ロップス
消えゆくロップスにお別れの言葉を紡ぎながら滂沱の涙を流すアポロは無視し、ほもくんの反応を見ましょう。
ヨシ、どこぞのバナナの髪したプ〇キュアみたいな絶望顔にはなっていないな。戸惑っているだけみたいです。
……これなら
燃えている本に手をのせて、ほもくんに呼びかけます。オラ、早く呪文唱えるんだよ。
「だ、第一の呪文……《ピルク》」
ふわぁ~、いいかんじぃ~~! ……これなら活躍できそう!
チャージも出来たので、この魔本はもう用済みです。おててが火傷する前に、手を離しましょう。
魔本諸君、任務ご苦労、さようなら……(ニチャア)
「ロップス──────────!!」
無事、魔本が燃え尽きロップスが魔界に還ったようです。お別れが言えてよかったね! (はぁと
原作でのロップスは別れの時間すらなく、本を即座に消し炭にされたのでマシと言えるでしょう。さては幸運Eだなオメー。
これでロップス攻略チャートは完了です。彼がナレ死するのを無事防ぐ事が出来ました。
しかし、清磨の家に先に行っておいてよかったです。偶然発生していた【ウマゴンの門破壊イベント】のフラグを叩き折った事で、清磨達がここに来る事なく戦闘を終える事が出来ました。
「……キリィ、今日はもう帰ろう」
【中庸・善】のほもくんは、今回の様に《敵対はしたけど本燃やす程じゃない》ランクの相手に対して本を燃やしても《敵対した》時点でほもくん的にセーフです。好感度は下がらず、今のようにキリィちゃんを労わってくれています。
ですが【秩序・善】であるガッシュや清磨の好感度は、《戦闘以外で、故意に本を燃やす行為》をすると好感度が下がってしまいます。相手が悪人だったり《千年前の魔物編》の最中など、例外はありますが今回のようなパティーンは認めてくれません。
一応アポロから仕掛けてきた正当防衛なので、下がる好感度は微々たる量ですが、次に控える魔物は【二人の好感度最大を前提】とした原作ルートを通る予定です。好感度を戻す時間的余裕もないので、
アポロ戦でガッシュ以外が戦闘を行うチャートでは、【家の門破壊イベント】のような
ゆっくりしていってね!!!
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─────「…………キリカ」
キリカとロップスと呼ばれる魔物が戦いが行われた採石場、その削られた崖の上から俺とガッシュは一部始終を見ていた。少し距離があるが、周囲の障害物は
ガッシュは悲しそうな表情を浮かべ『ロップス』と魔物の名前を叫ぶ
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《「長い黒髪の女の子? 何よ、ガッシュちゃん。その子の事が気になるの? ……じゃあ今度ガッシュちゃんが私とデートしてくれるなら教えてあげる」》
元就のメッセージを聞いた俺達は、すぐにキリカの下に向かった。俺達と別れてから、そんなに時間が経ってない。まだ近くにいる筈だ。
たまたま公園にいたガッシュの友達、『ナオミちゃん』にキリカの居場所を聞いた俺達は、戦いの場であろう採石場に走っている。何かその子と約束をしたガッシュの顔が青くなっていたが、気のせいだろう。そうだろう。
「……キリカは、大丈夫であろうか」
「電話を留守電に変える余裕はあるんだ。悪い魔物なら助けを呼ぶ筈だしきっと大丈夫だ」
「ウ、ウヌ。そうだな」
俺は自分自身に言い聞かせるようにガッシュに言った。ガッシュも不安な顔が消えていない。
そう。本来ならば、それほど気にかける事じゃない。友達だから、仲間だからとすぐに助けに行く事は出過ぎた行為だ。悪人や、卑怯な相手ならともかく、正々堂々と戦っているのならば、俺達が行っても出来る事はない。
だが、俺の脳裏に浮かぶのは別れ際のキリカの姿。
あの時のキリカは、ウマゴンに急に噛まれたのにも関わらず微動だにしていなかった。
本来、急に襲われれば反応がある筈だ。例え表情が乏しいキリカだろうと【反射】は必ず起こってしまう。噛まれたならば手を引っ込めたり、急な痛みに体を振るわせたり強張ったりさせるのが必然だ。
だがキリカは『拒絶される事が最初からわかっていた』様に、何の反応も示さなかった。ただ諦観のこもった目でウマゴンを見つめていた。《やっぱりこうなったか》と。
俺達が声をかけても無視して立ち去るキリカ。
その姿に一抹の不安と胸騒ぎを覚えた俺はキリカの姿を見つけ、その戦いの様子を見守る事にした。
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「あの者達は、悪い者には見えなかった。友達にはなれなかったのだろうか」
ガッシュがやり切れないといった表情を浮かべ困惑を口にする。
相手の魔物は
─────だがその状況を全て無視し、キリカは即座に相手の魔本を燃やした。
明らかにやりすぎ。口には出さないが、俺もガッシュも共に思ってしまった。それは甘いのだろう、手ぬるいのだろう。足元をすくわれてしまう事もあるだろう。だが、俺達が目指す『王』として絶対に譲れないラインだった。
キリカの戦法は正しい。魔本を燃やされなければ
「…キリカはどんな王様を目指しているんだろうな」
「清磨? 私達は皆『やさしい王様』を目指して……」
「俺もそう思っていた。でもこの事は、一度しっかりと聞かないとダメだ」
「ウ、ウヌゥ」
今回の事は、ウマゴンの件で情緒不安定になり八つ当たりのような事をしてしまったというなら手助けをする。他人に拒絶された事で、目指す王の在り方が揺らいだというなら全力でフォローをする。ただの杞憂、勘違いならどれだけ良いだろう。
だがあのキリカの戦いから感じたのは、惰性や流されてのものとは違う『戦いの覚悟』。何か目指すものがあるように感じ取れた。
もしも仮に……キリカが目指す『王』の道が、ガッシュの目指す『やさしい王様』の姿と、決定的に違うものだというのなら。
最悪の場合──────────
───────俺達は、もうキリカと一緒に戦っていく事が、出来なくなるかもしれない。
そんな不安感が俺達の胸中を駆け抜けた。
──────────────────【ロップス
Q1.超絶美少女のキリィちゃんは、『魔力感知』でガッシュ達が見ていた事に気付けなかったんですか?
A1.このゲームは少年誌原作なので『戦闘中の不意打ち』が一部イベントを除きありません。その為、アポロ戦に集中する為に
Q2.戦闘中は集中していたというのなら、戦闘後に『魔力感知』を発動させればガッシュ達に気付いたんじゃないんですか?
A2.ガバ