金色のガッシュ!!称号『覇道の王』獲得原作ルート   作:シグアルト

5 / 55
原作ファウード編、クリアノート編のOVAいつまでも待っています。



魔物との邂逅編
1.キャラメイク


 

 

 

 はい、皆さんはじめましてー

 

 最近、色々な界隈で話題になっている実況プレイの波にのって私もやりたいと思います。

 とはいえRTAや実況プレイで度々とりあげられている例のゲームをやっても、2番煎じどころか20番煎じ位になってしまいそうなのでここは懐かしのゲーム『金色のガッシュ!!』をやりたいと思います。原作ストーリーだけでなくIFストーリーまでオリキャラで体感できる神ゲーですね。

 

 今回かかげた目標はクリア称号『覇道の王』取得を目指したいと思います。この条件は「一番多くの魔物を倒す」「クリアノートを倒す」となりますが、攻略スレ民からは「俺TUEEEEルート」「なろうルート」などとボロクソな評価を受けています。

 その理由として、この称号の為には一番魔物を倒しているガッシュから獲物を横取りする必要があるのです。皆ガッシュばっかり狙って返り討ちにあってるからね! 

 その結果、起こる事態が深刻な原作崩壊。ガッシュの成長が阻害されるので千年前の魔物どころかティオにすら出会うことなく敗退するパターンもあります。操作キャラである主人公が原作ガッシュ君位の成長が出来なかったら、そのまま全滅コースですね。(13敗)

 千年前の魔物達? ファウード? そんなん一瞬で消滅(シン・クリア)ですよ。一応ブラゴが覚醒しまくったり(蒼星の王ルート)ゾフィスが改心した(従順な王ルート)場合は善戦はしますが倒すこと叶わず。その場合「また千年後やってくっぞ!」と天下一武闘会に出るノリの悟空ばりに見逃される救済措置があります。スタッフも無理ゲーってわかってるんだね。

 まぁそんな訳で、この称号取得は原作ファンから敬遠されがちですが、私はあえて原作通りのルートで入手を目指したいと思います。

 称号だけなら人間界行って速攻でリオウからファウードの鍵奪ってゾフィスぼこって協力者集めさせたあと諸共蹂躙し、強化しまくったファウードを覚醒前のクリアにぶつければオーケーですからね、そんな実況誰が見たいってんだよ!! (謎のガチギレ)

 

 そんなわけでの原作ルートです。

 え? 出来るのかって? 

 出来るかどうかじゃない、やるんだよ!(鋼の意思)

 

 

 

 

 前置きが長くなってしまってすみませんでした、早速キャラクリに入りたいと思います。

 本ゲームでは原作キャラだけでなく本誌で行っていた魔物コンテストに応募されたキャラも選べるし、キャラクリも可能な自由度の広さが魅力です。

 

 という訳でキャラクリで作成したものがこちらになります。

 魔物の名前は『キリカ・イル』。そうです、女の子です。

 少年向けの雑誌の影響なのか女性人型の魔物って本当に少ないんですよね、解せぬ。

 なお愛称はキリィちゃん。伏字にしてキ○ィちゃんとか言ってはいけない。(戒め)

 

 ……ホモちゃん? 少年誌にはお呼びじゃないんだよなぁ! 

 

 

 という訳でキリカちゃんです、黒髪ロングの美少女です。

 まずパラメータを決めていきます。これは筋力と知力の二極振りにします。魔力や体力はガン無視です。呪文なんて捨ててかかってこい。(脳筋)

 本の持ち主(パートナー)選択画面や呪文の性質などは後々説明するので今は省略です。だが私が考えぬいた最強の性能だとは言っておきましょう(慢心)

 

 

 そしてスキル取得画面。選ぶスキルは3種類です。

 

『魔力感知Lv1→Lv2』

『一長一短』

『友情』

 

 それぞれの効果は「近くの魔物を察知できる」「良バフとデバフをスキル欄に追加」「原作キャラ1人との友好関係取得」となります。

 魔力感知も大切ですが『友情』の取得は絶対忘れずに。実はこれ、最重要スキルです。

 

 というのもゲーム開始地点はこのスキルがない場合完全ランダムになります。地球上のどこかくらいなもんですね。

 ですがこのスキルを取っている場合、友好関係を結んだキャラの近くが開始地点となります。(といっても同じ国内くらいの距離ですが)

 これは原作では語られませんでしたが、システム側の粋な配慮って奴ではないかと思われます。

 知り合いや血縁が近くにいる事で早々に出会い協力する事の大切さを知ってほしかったのではないかと思うんですよね、ガッシュ・ゼオンやティオ・マルスのように裏目になる事が多かったですが。

 

 そして『友情』の効果であの人と友達になり設定は全て完了。

 いざ、ゲームスタートです! 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 はい、やってきました人間界! 

 

 

 魔界でのあれこれのOPシーンは全カットです。きっとこの戦いにおいての様々な説明や他の魔物達との絡み合いがあった事でしょう

 でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない(慢心)

 

 

 とりあえず周囲を見回します。

 路地裏ですね。さっさと表通りに出て場所を確認しましょう。

 

 

 

 

 …………(少女移動中)

 

 

 

 大きな路地を通っていくと目の前に大聖堂広場が見えました。

 大当たりですね、イタリアの首都ミラノです。

 ミラノ以外だった場合、ここまで移動する予定でしたが大幅にカットできました。これはRTAルートに入ったのかもしれませんね。(ドヤ顔)

 

 

 ……しかし道行く人々がキリィちゃんを遠巻きに見てます。見た目小学生の幼女がぼっちでいるのは目立ちます。更にキリィちゃんは美少女だから仕方ないね。金取るぞオラ! 

 とりあえず悪意でも善意でも声掛けはノーセンキュー、お持ち帰りされる前にさっさと街を出ます。今はまだミラノに用はありません、()()()()()だけ確認したら街を出ます。

 本の持ち主(パートナー)もまだ探しませんよ。

 

 

 

 ちょっと(魔物的感覚)離れた場所に見つけた森の中、街道から離れ一般ピープルの邪魔にならない場所を確保します。

 では落ち着けたところでキリィちゃんのステータスを見てみましょう。

 

 

 キリカ・イル   本の持ち主(パートナー):未発見

 筋力:つよい(確信)

 体力:シッショー

 知力:さいきょう

 魔力:ぽんこつ

 

『能面』『高位の一族』

『魔力感知Lv2』『友情』『一長一短』

 

 

 おっ、メイキング時に追加されたキャラスキルが2つありますね、ヨイゾヨイゾ。

 それぞれを説明しますと、まず『能面』は感情が表情や行動に現れなくなります。焦りや怒りといった負の感情が敵に読み取られなくなるんですね。逆に仲間との意思疎通が悪くなる場合がありますがトークスキルでカバー出来ますので問題ありません。

 そして『高位の一族』は自身がそれなりの家柄の出自となりステータスにボーナスが付与されます。やはり権力は力、ハッキリわかんだね。

 

 そしてお楽しみはこれから。

 キャラ作成時取得した『一長一短』の効果によりプラス効果とマイナス効果のスキルが1つづつ追加されています、スキルを開封して実際に見てみましょう。ここで手に入るスキルはハズレ効果がない良ラインナップですのでRTA走者にも優しい仕様です。デメリットスキルもささやかなもので逆によいキャラ付けになります。

 さてさて、追加スキル開封、っと……

 

 

【以下スキルを取得しました】

『人外の力持つ相棒』

『口下手』

 

 

 

 キタアアアァァァァァァ!!!! (ガッツポーズ)

『人外の力持つ相棒』は自身の本の持ち主(パートナー)の身体能力に強化が入るスキルです。どこぞの聖杯戦争のようにパートナーが前線に突っ込むのは無理ですがパートナー同士の戦闘ではほぼ負け知らずです。

 デメリットスキルは『口下手』これは思った事を言葉で相手に伝える事が困難になります。まぁトークスキルが壊滅的になりますが行動や表情で意思を伝える事が出来るので問題は………………ん? 

 

 

 

 

『能面』→感情が表情と行動で表現出来なくなる

『口下手』→感情が言葉で表現しにくくなる

 

 

 

 ……………………

 ………………………………

 ………………………………………………ファッ?! ナンデ?! キリカ=サンナンデ?! 

 

 よりによって何で「混ぜるな危険」の組み合わせが発生してるの?! これもうリセット案件じゃないの? うーんでもそれ以外は最高と言える結果だしスキル2つなんて結構レアなんだよなぁそもそも撃破王目指すんだったら少しでも戦闘力がほしいし若干コミュ症でも大天使ガッシュ君なら何とかなるんじゃいや何とかなるはずだ……うーんうーん

 

 よし、このまま行く事にしましょう! 

 ここまでやったのにやり直すの嫌なので(私ならこの条件でもやり遂げられます!)

 ……ん? 本音と建前逆になってたって? 気にするな! (魔王様感)

 

 

 とにかくここに来た目的に入りましょう。ズバリ修行です! 

 このゲームでは山篭りを行うことで様々な能力値UPやスキルを取得する事が出来ます。

 成功確率には【知力】が影響するので、作成時のポイントに多めに割り振った理由はこれですね。

 そしてこの修行で最優先で習得を目指すのは『気配遮断』。今チャートを進めるにおいて必須とも言えるスキルになります。

 

 勿論修行にもデメリットがありまして、修行中は基本無防備になります。パートナーを探してすらいないキリカちゃんは格好の標的です。

 ですがここで『魔力感知Lv2』が輝きます。他の魔物が近付いたら即座に察知して逃げ出しましょう。

 今のキリカちゃんの感知能力で察知できない魔物は()()()()()()()()()()()()()()()()()なもんです。こんな辺境(ミラノ)にいる訳ないやろJK! 

 

 

 

 

 ではめくるめく修行の日々へ、いってきま~す! 

 

 

 

 

 

 ────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 その地へ足を運んだのはただの戯れだった。オレ自身気付かない苛立ちを晴らす何かを探していたのかもしれない

 

 本の持ち主(パートナー)を探す事もせず、じっと森に篭っているだけの魔物。

 

『気配遮断』をかけた俺と本の持ち主(パートナー)はお互い無言でその魔物、キリカ・イルを見つめている。

 

「……あれは何をしている」

 

「何だ、オマエの"能力"でもアイツのしている事がわからないのか?」

 

「……求める"結果"は知っている。だがその"過程"にあのような方法を取ろうとした経緯が理解できない」

 

 その言葉にオレも軽口を閉ざす。オレ自身、アイツが何を考えてあんな意味不明な修行をしているのかわからない。

 

 

 ────ある日には正拳突きと感謝の祈りを数を数えられぬ程に行い続け

 

 ────ある日には十分間息を吸い続けて、その後十分間吐き続ける呼吸法を続け

 

 ────ある日には指一本で岩に穴をあけようと突き指を繰り返した。

 

 どれも魔界においては見た事も聞いた事もない鍛錬法だ。本の持ち主(パートナー)の反応を見るに人間界でも見ないものなのだろう。あんなモノで成果が出るのだろうか。

 しかし────

 

 

「……興味深いな。あの修行法は俺には思いつかなかった。だが"一定の確率で成果が見込める"のがわかる」

 

「ククククク、面白いじゃないか。姑息な術しか使えぬイルの一族など取るに足らぬと思っていたが。これは大分楽しめそうだ」

 

 

「……いいのか? 『ゼオン』」

 

「構わんさ。落ちこぼれ(ガッシュ)の様にコソコソと隠れているなら潰そうと思ったが、まだ手出しはしないでおく。行くぞ『デュフォー』」

 

 

 

 

 そういい残し銀の髪を持つ背丈の小さな少年はもう一人の男を肥大化したマントで包み姿を消す。

 本の持ち主(パートナー)の男が聞いた「いいのか?」という言葉の真の意味を理解しないままに…………




ゼオンの興味を引く修行内容じゃなかった場合、ガッシュに当り散らした勢いそのままに襲い掛かられ敗退してました。

知らない内にリセット案件を回避するスタイル

あなたのお気に入りの話は?

  • 千年前の魔物編
  • ファウード編
  • クリアノート編
  • 平穏な日常の話
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。