艦隊これくしょん【艦これ】 汎用決戦重巡洋艦が建造されました!   作:ライドウ

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第1防戦隊の三人汎用駆逐姉妹。

久崎は朝潮型・陽炎型よりガチ、そして誰よりも真面目。
そして山城が嫌い。(この世界の史実で敵と勘違いされて発砲された)
そして長門が好き。(長門は史実で硫黄島海戦で中破した久崎を救助・曳船した。)

乃木坂は姿を消せるほど静か、実は騒がしいのが好き。
そしてアイオワが嫌い。(史実でアイオワと激突して轟沈しかけた)  
そして皐月が好き。(一時期、同じ部隊に所属していたことがある)

海崎はとっても臆病、だけとどっても甘えたがり。
そして、山城がとっても鳥肌が立つぐらい嫌い。(史実で山城に撃たれた上、轟沈寸前までの被害を被り、船員が半数近く死亡したため)
そして、稲荷と黒峰と桜が好き。
保護欲が引き立てられる。あと戦艦(信濃以外)を見ると目が怖くなる。



第12話 真面目な久崎ちゃん、静かな乃木坂ちゃん、臆病な海崎ちゃん

side:sakura

 

今日は久崎ちゃんと乃木坂ちゃんと海崎ちゃんが遊びに来てくれた。

三人は、私に何か作ってもらいたそうにしてたため・・・簡単にクッキーを焼いた。

途中手伝ってもらいながらやったから、久崎ちゃんたちは喜んでたし・・・私も私で楽しかった。

 

「隊長!クッキー楽しみですね!!」

 

「・・・うん、楽しみ。」

 

「失敗してないかなぁ・・・」

 

久崎ちゃんと乃木坂ちゃんは待ちきれずにオーブンの前で待機していて、海崎ちゃんは私の膝の上でおとなしくしてる。心配そうにしている海崎ちゃんに抱き着いて、頭を撫でてあげる。海崎ちゃんは慌てつつも、私に撫でられて満足そうである。

 

この三人は、私が沈んだ後、稲荷さんと黒峰さんにずっとついていった。

私が沈んでなかったら、もっと長生きもできたかもしれない・・・そんな後悔が、どこかにある。

確かに、グレイと戦いを終わらせ、沈んだのは私の本懐だ。でも結局、それは勘違いだったし・・・

・・・何のために、私は沈んだんだろう。

 

「隊長?」

 

ふと手が止まったからか、海崎ちゃんが私を見上げる。

ああ、失敗。

 

「大丈夫、何でもないわ」

 

「・・・えへへ」

 

頭をまた優しくなでてあげると、海崎ちゃんがまた満足そうにした。

・・・今日はこうしてのんびりするのもいいのかもしれない。

 

======================

 

あの後、クッキーは無事においしくできた。

久崎ちゃんたちはおいしくクッキーを食べて、幸せそうに私の膝を枕に眠ってしまった。

私は、全員の頭を撫でつつ、読みかけの本を再び開く。

すると、入り口の方からこんこんというノック音。

 

「失礼します、桜さん。大和型一同、お見舞いに参りました」

 

「あっ、大和さん、武蔵さん、信濃さん、紀伊さん」

 

今日は非番な最強四人姉妹が、珍しいことにやってくる。

四人同時に非番ってことは

 

「大規模作戦、近いんですか?」

 

「・・・ああ。第1防戦隊を中心に、大和、私、鳥海と摩耶、秋月と涼月の第1艦隊と神通が率いる二水戦の第1連合艦隊。赤城、加賀、飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴の空母艦隊と天龍と龍田、第6駆の後方支援第2連合艦隊だそうだ。」

 

そう言って武蔵さんが、私に紙を渡してくる。どうやら、この作戦でする艦隊の編成のようだ。

前を第1連合艦隊、真ん中を私たち第1防戦隊、その後ろを第2連合艦隊が進むのか。

でなになに、呉から長門さんを旗艦とした支援艦隊。函館鎮守府からも五十鈴を旗艦とした水雷戦隊か。

そういえば、函館の水雷戦隊ってレ級を撃退した古猛者たちじゃあ・・・。

それと、ハワイのアメリカ第1航空艦隊・・・グレイの古巣か。が参戦か・・・

 

「桜さん、これでも勝機はどうですか?」

 

と、信濃さんが私に聞いてくる。

あ、黒峰さんお帰りなさい、お茶をお出ししてあげて。

 

「おそらくこれでようやく、敵中核艦隊に辿り着けるかどうか。でしょうね」

 

「それほどまでに強いんですか?」

 

紀伊さんがお茶を受け取りつつ、驚いたようにそういう。

確かにこの艦隊ならば、中核艦隊にまでは行けるだろう。あとは私たち第1防戦隊がどれだけ被害を被らずに行けるか。によってもだが・・・後は、瑞鶴さんがバカなことをしなければ。と言うのもある。

 

「・・・まあ、戦いのついての話は今度でいい・・・今日は非番なのだ。すまない黒峰、紅茶のおかわりを貰えるか?」

 

「はぁ~い」

 

「手伝います、」

 

「あら~助かるわぁ~」

 

=========

 

 

「あの、その・・・海崎は元気?」

 

しばらく談話していると、信濃さんがそう聞いてくる。

そういえば信濃さんは、海崎ちゃんに護衛されながら横須賀から呉に向かったことがあるんだっけね。

でも確かその時に海崎ちゃんは信濃に向かう雷撃を割り込む形で庇ったという。

そして、運悪くその雷撃は防御層の薄い部分に直撃、信濃が賢明な救助活動をするも、轟沈。

戦死者は砲術科の一人を除き壊滅。その一人も、わずか3週間後に死亡した。

 

「今はスヤスヤ眠っていますよ。」

 

「そうか・・・」

 

そう言って信濃さんは優しく海崎ちゃんの髪を触る。

すると海崎ちゃんは、私の手と勘違いしているのかその手をギュッと抱き寄せ、眠り続ける。

その光景に大和さん、武蔵さん、紀伊さんは微笑ましそうに見つめ、信濃さんは少し慌ててつつ手を動かさないように気を使っていた。

 

「・・・あの時、助けられなくて。ごめんね、海崎。今度は、守るから」

 

そういう信濃さんの瞳には確かな信念が宿っていた。

 

「すや・・・・・・しね、やま・・・しろ」

 

「やま・・・しろさん、しんで・・・ください」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

そういえば、久崎ちゃんと海崎ちゃんは山城さんに発砲されて恨んでるんだっけ・・・

恐ろしや恐ろしや・・・

 

===========

 

「くしゅん!」

 

「あら、山城。風邪?」

 

とあるパラオの海上の違法建築戦艦の妹が、くしゃみをしていた。

 

 

 

 

 




このときグレイは。
フレッチャー級にお迎えをされつつアメリカの第1航空艦隊に里帰りしていた。

この時の稲荷
執務室にて電の手伝いをしているところに響、卯月、雪風が扉を蹴破り突入してきた。
そのため龍田槍を抜刀して鎮守府追いかけっこが発生、三手に別れて逃げるも。
稲荷が逃がすわけもなく各個撃破で捕まって、現在、響達3人は石抱きの刑に処されてる。

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