艦隊これくしょん【艦これ】 汎用決戦重巡洋艦が建造されました! 作:ライドウ
アレミア、イギリスにとっても重要な戦略地点でもあった。
日本とアメリカから見てみれば、アメリカと日本を結ぶ輸送路がそこを通っており間違いなく日本か経戦するにあたっては重要な地点。日本がインド海での戦闘を重点的に行っているころ、アメリカの艦隊が警戒として交代制で入っていたのだが、イギリス・アレミアの艦隊は、その交代の隙を狙い、瞬く間に制圧した。
イギリス、アレミアから見てみればいまだ健在ながらも危険となって来たフィリピン(この世界のフィリピンはアレミアが独立保証してた)から向かえる、相手の喉元を食いちぎれるかもしれない場所。そのために念密な戦闘計画と偵察が行われ、死に物狂いで攻勢を仕掛けわずか(島に上陸してから)3時間でミッドウェーを奪取した。
第13話 発令!ミッドウェー奪還作戦!!
「第1連合艦隊、第1臨時戦隊!旗艦大和!続いてください!!」
「第1連合艦隊、第2臨時戦隊、旗艦武蔵だ!続け!!」
「第1連合艦隊、第3臨時戦隊、旗艦信濃です。艦隊、続いてください」
「第1連合艦隊!第4臨時戦隊!!旗艦紀伊だ!艦隊、殴り込みに行くぞ!!」
大和さんたち第1連合艦隊の臨時戦隊が単縦陣を組み、さっそうと出撃していく。
大和さんの第1臨時戦隊の編成は、天龍さんと木曽さん、天津風ちゃんと島風ちゃん。
武蔵さんの第2臨時戦隊の編成は、球磨さんと多摩さん、秋雲ちゃんと清霜ちゃん。
信濃さんの第3臨時戦隊の編成が、金剛さんと比叡さん、深雪ちゃんと磯波ちゃん。
紀伊さんの第4臨時戦隊の編成が、霧島さん、摩耶さんと鳥海さん、陽炎ちゃんと不知火ちゃん。
そしてその後ろに、私たち第1防戦隊がつく。
「第1防戦隊、参ります!」
「応!!」「りょうか~い」
「了解です!」「・・・わかった。」「りょ、了解です」
史実では揃わなかった第1防戦隊・・・でも、今こうして揃っただけでもうれしい。
そういえば・・・後ろには、瑞鶴さんがつくんだよなぁ、背中から撃たれないと思うけど・・・少しだけこわいなぁ。
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side:zuikaku
「・・・赤城さん、第1防戦隊が出撃しました・・・私たちももうすぐです。」
「ええ、ありがとう加賀さん。みんな!準備急いで!私たちももうすぐよ!」
赤城先輩と加賀先輩が、憎い第1防戦隊の後方支援のための艦隊の準備を急がせるため指示出しをさらに早める。
・・・なんで、私が・・・あいつなんかの為に出撃しなきゃ・・・
「五航戦」
「・・・なんですか?加賀先輩」
(この世界の加賀と瑞鶴は主に桜のことでだいぶ仲が悪いです)
加賀先輩・・・一応、空母の先輩として尊敬はしているけど。大戦犯のただ飯ぐらいの第1防戦隊の肩を妙に持つから私は嫌いである。
なんで翔鶴姉はこんな奴と仲良く・・・
「間違っても、戦場で背中から桜を撃たないことね。」
「はっ、誰がそんなことするもんですか。」(ちっ、勘づかれてたわね)
「そう、なら五航戦。」
そういうと、加賀先輩が私の顔を掴んで目線を合わせる。
この目は・・・ガチな目だ・・・
「偵察機で敵艦隊を発見しても、見つからないなんて嘘ついたら・・・分かるわね?」
「っ!!」
やっぱり加賀は嫌いだ。
私がしようとすることを全部先回しで釘を刺してくる。
なら・・・私もお返しする。私は、加賀の襟元を掴み睨み返す。
「・・・これは、どういうことかしら。五航戦?」
「どうもこうも、そっちが宣戦布告したんでしょうが。」
私たちのその行為で、赤城先輩と飛龍先輩、蒼龍先輩は目を見開いて固まり私たちを護衛する手筈の重巡や軽巡、駆逐の随伴艦たちがざわつき始めた。
それはそうだろう、大規模な作戦前に喧嘩まがいのことをしてるんだから。
「なら、勝負しようじゃない。」
その言葉に、加賀の肩がピクリと反応する。
「先に敵艦隊を発見したら、どっちかが横須賀の艦娘全員に間宮の豪華な夕餉を奢る。それでどう?」
「敵の艦隊編成は?」
「・・・ちっ、規模が大きく空母か戦艦が居たら見つけた方の勝ちでいいわ。」
「そう、なら慢心しないことね。七面鳥」
そう言って加賀が私を突き放す…その衝撃で、私も加賀の襟首を離す。
そしてしりもちをついた私を加賀は冷たく鋭い目つきで、見据える。
・・・その目が気に入らないっ。どうして、私を認めない!
私は、
なのにっ・・・
「七面鳥ですって!?冗談じゃないわっ!!」
そう言って、自分の艤装の最終調整を始める。
オロオロする翔鶴姉はほっておいて、艦載機の調整と妖精たちの出港準備を急がせる。
アイツを庇いたてる加賀なんかに負けてたまるかっ
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side:sakura
≪第2連合艦隊第1支援艦隊、赤城。≫
≪第2連合艦隊第1支援艦隊、加賀。≫
≪一航戦赤城、出ます!≫≪一航戦、出撃します≫
私たちの第1防戦隊の後方3㎞のところに赤城さんと加賀さんの第1支援艦隊がぴったりと付く。
一航戦につくのは第7駆逐隊。
≪桜さん、今度は私たちがしっかりと赤城さんたちを護ります。だから、貴女は自分の使命を≫
この声は、潮ちゃん。そういえばここの第7駆逐隊の隊長は潮ちゃんだったっけね。
≪第2連合艦隊第2支援艦隊、飛龍!≫
≪第2連合艦隊第2支援艦隊、蒼龍!≫
≪よしっ! 二航戦、出撃します!≫≪我らが二航戦、出撃します!≫
飛龍さんたち2航戦、二航戦の支援を担当するのは吹雪ちゃんと初雪ちゃんが所属する第11駆逐隊。
あの二人が所属する駆逐隊なら、安心かな。
≪第2連合艦隊第3支援艦隊、翔鶴≫
≪第2連合艦隊第3支援艦隊、瑞鶴っ≫
≪いい?瑞鶴、行くわよ!五航戦、出撃!≫≪空母瑞鶴、抜錨します!≫
やっぱり、瑞鶴ちゃんは敵を討つことと、私に復讐したいことしか考えてない。
戦いの前にそれを持ち出さないように加賀さんにお願いしたのに・・・
・・・心配だなぁ。
そんな心配をしていると、本来ありえないはずの通信が
≪第4艦隊旗艦、隼鷹!第4艦隊!行くよ!!≫
≪第4艦隊副旗艦、飛鷹です。第4艦隊、続いて!≫
「飛鷹さんと隼鷹さん!?」
飛鷹さんと隼鷹さんは鳳翔さん、龍驤さんの後に着任、赤城さんの少し前に着任したこの鎮守府の元トップエースだ。しかし、今でもその腕は衰えておらず飛鷹さんはこの前まで函館鎮守府に臨時派遣されてたはず。
≪状況が変わったんで、急いでこっちに戻って来たんです。陸軍さんにお願いして空路で!≫
「その状況と言うのは?」
≪北方海域にて敵が一斉に攻勢を控え始めたんです。そのおかげか函館と石狩の鎮守府は現在大急ぎで艦娘の回復中です。≫
≪こりゃー、アタシの勘がささやいてるぜぇ?ミッドウェーを奪取した敵には太平洋の奴らだけじゃない。北方の奴らもいくつか混ざってる。多分だがこりゃ、南西海域やソロモン海、アイアンボトムサウンドの奴らも動員されてると思われるぜ!≫
≪さすが、隼鷹さんですね。鎮守府で瞑想してと思ったら偵察してたなんて≫
≪はっはっはっ、アタシもただただ酒を飲むだけの無能じゃないってことさ!!≫
「・・・しかし、敵はどうしてそこまでミッドウェーを」
そうなると気になるのはそこだ。わざわざ北方海域や深海棲艦たちにはホームグラウンドのようなソロモン海、アイアンボトムサウンドの兵力を裂いてまでミッドウェー沖を攻撃するのだろうか。
もし深海棲艦の戦略家が焦って戦力集中を誤ったのなら、そこまでの集まり方しないはず・・・よっぽどの物をミッドウェーに忘れ物をした・・・ということなんだろか。
≪そして、艦隊各員に連絡する!ミッドウェーの海水ろ過装置のフィルターが故障してるそうだ!この言葉に聞き覚えがあるやつ!気を引き締めろ!!≫
≪≪≪≪「っ!!」≫≫≫≫
隼鷹さんのその言葉で、私たちが息をのむ。
その言葉は、こっちの史実でも攻撃に乗り切った、アレミアの偽装電文。
つまり、この作戦は罠。北方海域からも戦力を引き抜いた理由は、突入してくる私たちを数と物量、そして戦略で押しつぶそうとしている。
それなら、戦力を態々主要海域からミッドウェー攻略に使うわけだ・・・ということはハワイのアメリカさんの艦隊は現在足止めを喰らっているか。それとも大規模な戦闘を繰り広げているかのどっちかね。
そういう大規模戦闘が得意なのは、アレミアの艦隊だけど・・・アメリカさんの艦隊は今は防戦一方でしょうね。
≪これ、少しまずいんじゃないんですか?≫
と、信濃さん。確かにこの状況はまずい。
もし、主要海域のエリートやフラッグシップの集団や棲鬼、水鬼、姫級の敵が点在してるとするなら。
横須賀の大連合艦隊ぐらいでは突破は難しい・・・よっぽどミッドウェーを返したくないと見える。
確かにそこは、こっちの喉元を食い千切れるぐらいに重要な戦略地点であり、私たちの輸送や連絡について大切な地点だ。アメリカさんも躍起になって沿岸防衛艦隊をハワイに差し向けているところだろう。
「だけど、行くしかありません。攻めることに関しては、お得でしょう?皆さん」
その言葉であちこちから、声が上がる。
攻勢に関しては特化型戦闘艦の艦娘であるみんなの方が分がある。
私たちが無理に攻勢しようとするなら、少しまずいかもしれないけど!!
≪ちっ、
≪了解です!第1臨時戦隊!合戦用意!≫
≪えっ、早っ!!≫≪瑞鶴、油断すんな!紀伊の方向!12時にも敵艦隊!テキ連送!敵空母を含む艦隊!発艦を始めようとしてる、注意!≫
≪了解した!第4臨時戦隊、砲の装填!これよりカチコミだ!!気合い入れろ!!≫
隼鷹さんはこっちの史実では防戦隊の通報役で偵察役を買って出ており、多分索敵に関して敵なし・・・だと思う。
乗ってるのも、こっちの資源量とアメリカとの技術協定で完成した零戦52型(偵察仕様、エンジンを魔改造したせいで撃墜されにくい)だし。
そして相方の飛鷹さんはそんな隼鷹さんを護るために烈風をぎゅうぎゅう詰めまでして、ソロモン海防衛線でかなり活躍してたらしいし。
≪こちら飛鷹です。直掩機はこちらで出します、正規空母の皆さんは攻撃に集中を≫
≪了解です!こちら赤城、これから加賀さんと一緒に紀伊さん方面の敵艦隊に航空攻撃を行います!加賀さん!≫
≪問題ありません、行きましょう赤城さん≫
≪≪第1次攻撃隊、全機発艦!!≫≫
さて・・・忙しくなってきました!!
この世界の日本の艦隊思想
大艦巨砲主義、航空主義が入り乱れる中汎用決戦理論が普及。
汎用型戦闘艦を警備や護衛に回り特化型の戦闘艦を攻勢に回すという物。
じっさい、これは実用的でもありイギリスとアレミアの艦隊を足止めするには有効だった。
その代わり、大破や中破艦、轟沈も多かったためそこそこに危険でもあった。
アメリカの艦隊思想
大艦巨砲主義と航空主義を受け入れつつ、ちょうどいいバランスで。
物量戦重視で、生還性重視。そのため汎用決戦理論の日本と相性がかなり良かった。
その代わり、あまりの日本の攻撃力にアメリカが足手まといになってしまい。アメリカが防御に回るしかなく、アメリカ海軍が少し不貞腐れたことがあった。
アレミアの艦隊思想
戦艦を含む戦隊で全面での大規模で同時攻勢を仕掛け、そこに後方から空母による航空攻撃で疲弊した敵を撃沈する戦法。アレミアの工業力もあったためになしえたことだがアメリカ、日本を相手にするにあたって最も有効的な戦術でもあった。
火力、速度重視でどこか日本と似通ったところもあるらしい。しかし酸素魚雷は再現できなかった。
UA2000記念はいる?
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いる
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いらない