艦隊これくしょん【艦これ】 汎用決戦重巡洋艦が建造されました!   作:ライドウ

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赤城と蒼龍。
この世界では、桜によって大破状態で何とか離脱に成功する。
多大な被害があったものの、修復は何とか完了された。

その後、通信手段の改良とパイロットの育成が急務になり、赤城と蒼龍は一航戦から一時的に外された。

赤城の第一部隊の隊長と、蒼龍の江草隊長は後に

「我々は今頃、あの重巡に助けられなければここにいないだろう。だから真に評価されるべきはあの重巡と重巡の船員たちだ」

と、双方ほぼ同じことを述べていた。

その後、パイロットの再編成がされたころにはすでに戦争が終盤。
赤城と蒼龍は敵の艦載機警戒のための警備艦隊へと配属され、一航戦に戻ることはなかった。
しかし、その警備艦隊に配属されたに関わらず、アレミアの艦艇を次々と撃沈させた記録が残っている。
その後、大日本帝国は本腰を入れたイギリス艦隊によって大損害を受けたが・・・
赤城と蒼龍は偶然、定期修理を受けていたため、戦場には出ず。
パイロットたちは呉で待機していた際に呉大空襲が発生、バトルオブクレと呼ばれるぐらいの大空戦が勃発した。

その後核を落とされることなく、降伏の交換条件でシンガポールを貰い。
第2次世界大戦は終結した。

ちなみに降伏の際にイギリスに向けて

【当方にまだ交戦の余裕あり、シンガポールを割譲するならば降伏す】

と言う、天皇直々の声明に

イギリスのチャーチルは、心底アメリカが大東亜に加盟したことを恨んだという。

後の会談でファシスト・アメリカの大統領にチャーチルが

We struggled because of your country. Thank you very much! Bang!
あなたの国のおかげで我々は苦労しました。どうもありがとう!くたばれ!

と、面と向かって言ったときは、会談の会場が酷く寒くなったという。
それに対しファシスト・アメリカの大統領は

This is where you attacked Pearl Harbor and the Midway and lost many soldiers. Thank you, this treaty sign is finally gone and this hell is this guy.
Make sure you have tea! British side!
こちらこそ、あなたのせいで真珠湾とミッドウェーが攻撃され、多くの軍人がなくなりました。ありがとうございます、とっとと条約サインして消えやがれこのキチガイデブ野郎。
紅茶でもキメてろ!英国面!

(この理由は、イギリスが勝手にファシストアメリカを同盟だ!と言ったため大日本帝国が連合国の宣戦布告の為に真珠湾とミッドウェーを攻めた。その時、かなりの死者数とかなりの軍用船が沈んだ、日本は同盟国となった際に全力で土下座した。アメリカはそう思われて当然だ。とその土下座に返答し、カナダとアレミアに向けて重爆撃機を重点的に飛ばしたという)

と、ブラックジョークで返したためさらに、空気が冷え切ったという。


第2話 伝説の赤き城と蒼き龍

あの後、私は提督から軽めのお叱りを受けた。

そりゃ、無断出撃からの撤退命令を無視だからなぁ・・・。

謹慎3日と食堂の間宮さんと伊良湖さんのお手伝いを命令された。

 

それで、しばらく手伝っているときに赤城さんと謹慎中に建造に成功したらしい蒼龍さんが食堂に来た。

蒼龍さんも私と再会したときは、涙を流して座り込んでしまったが、何とかなだめた。

それで、久々の感動なため間宮さんと伊良湖さんにしばらく話し合いをしたらどうだ~。と言われたため、久々の会話に花を咲かせることにした。

 

「ふぅ、それにしてもお久しぶりですね。赤城さん、蒼龍さん」

 

「ええ、ミッドウェー海戦以来・・・ですね」

 

「まあ、結局あれイギリスの嘘で、すっごく申し訳ないことしちゃったけど・・」

 

私も後から聞いた話だったのだが、本当にあの時のアメリカはイギリスに加担しておらず。

うちの国が攻めたのだ。そりゃ、アメリカさんにはものすごく悪いことをしてしまったなぁ。

特にグレイゴーストには。

 

「それで、グレイゴースト・・・エンタープライズさんと戦ってみてどうだった?」

 

「・・・流石、アメリカ最大の戦力。と言われるまでありますよ。練度は最高、高角砲で私の砲を機能停止させ。挙句の果てには、ラムアタックですからね」

 

「本当に空母なのか聞きたいわね。それ」

 

ちなみに、この世界でもなぜグレイゴーストと呼ばれるようになったのはアレミアとの戦争で、史実と同じ活躍をしていたらしい。

それで、アメリカ最大の戦力として数えられていたが・・・私との死闘で沈み、アメリカの士気は一時的にガタ落ちだったらしい。

 

「まあ、そのうち建造で呼べそうですけどね」

 

冗談交じりに言うが、多分本当に呼べるだろう。

そういうと、赤城さんと蒼龍さんが少しだけうつむいた。

それはそうだろう、赤城さんと蒼龍さんの慢心で私が沈み、加賀さんと飛龍さんが事実上破棄だったのだ。

あの海戦の後、実は加賀さんと飛龍さんも生き残っていた。

しかし、機関部が大破。修理の見込みは50年かかるとして、簡単な修理をして浮き飛行場として利用された。

そう・・・事実上、二度と一航戦にもましてや航海することができない破棄だったのだ。

 

「・・・もし、グレイゴーストが来るならば。あの時の再戦をしたい。」

 

「負けっぱなしは、嫌ですからね。」

 

「・・・私に、建造許可が下りればの話ですからね。たらればの話はまた今度です」

 

それもそうね。と赤城さん、まずは海域突破が最優先ですからね!と蒼龍さん。

この二人は、変わってない。いや、私が沈んだ時よりも成長してる。多分、自分の心に折り合いをつけたんだろう。大戦を生き抜いているとき、何度でも考える時間があったんだな。

余裕がなかった二人は、今じゃかなり余裕があるように見えるなぁ。

 

「さて、桜さん。」

 

「はい、桜さんですよ?」

 

「カツ丼定食Aの大盛!サイドメニューのからあげ大盛でお願いします!」

 

さて、本命の仕事はそれだったか・・・まあいいか。

私はチャットメモを取り目を輝かせる蒼龍さんに顔を向けると・・・

 

「私は、豚骨醤油のニンニクマシマシメン堅ネギ多め!ヘルシー餃子大盛とチャーハン!」

 

これはまた珍しい注文。

 

「はい、わかりました~」

 

そう言って私は、厨房へと会う。

 

「間宮さん、伊良湖さんコンロ、お借りしますね?」

 

「「はーい!」」

 

実は、私の食堂のコックさんは軍の補給部が知らない秘密の補給路を持っていたため、カツ丼やら様々な食糧を持っていたのだ。しかも、冷凍可能な温度の冷蔵庫(ドイツ製)を積んでいたため。いつでもどこでも美味しいものが食べられたらしい。

その噂は一航戦にいたときに赤城さんの船員と蒼龍さんの船員にバレてしまい、たまに私で食べたことがあったのだ。おかげでパイロットたちどころが整備士のやる気も尋常ではなく、運命の五分間を簡単に変えたらしい。

まあ、加賀さんと飛龍さんの船員は知らなかったから・・・まあ、うん。

 

丁寧に愛情を込めつつ、二人が注文したものを作る。

途中途中、間宮さんと伊良湖さんがお手伝いしてくれたりしてくれたのはなんかうれしかった。

私の料理を待つ二人は、どこかワンちゃんのようにも見えた。

 

=====================

 

「はい、召し上がれ!」

 

二人の注文した品を置く、

二人は同時に手を合わせて、いただきますの掛け声をして食べ始める。

待てって言えばよかったかな?でも私、指示だしとかは苦手だし・・・。

 

「んんん~!!おいしぃ!蒼龍ちゃん!」

 

「赤城さん、美味しいですね!!」

 

二人の食べっぷりを見ていると・・・昔よりかはおとなしくなったなぁ。と持った。

昔はパイロットたちが今の赤城さんたちの2倍ぐらいはぺろりと平らげてたし。

ちょっと、勢いも足りないかってぐらい。むしろもっと食え!と、私の料理長に怒られたぐらい。

ちなみにフードファイターなパイロットや船員の為にうちの料理長は、桜特撰定食【天巨塔】なんてものを作ったぐらいだ、赤城さんや蒼龍さんのパイロットで完食したものはいないと言われるレベルの大盛らしい。

実際、私の頭にそのレシピはあるためいつでも作れる。

 

「そういえば、桜さん。」

 

「はい、なんですか?赤城さん」

 

赤城さんが、ほっぺたにご飯粒を付けつつ私に声をかける。

蒼龍さんはもぐもぐしながら、赤城さんに顔を向けていた。

 

「噂の桜特撰定食【天巨塔】って、どれぐらい山盛りなんですか?」

 

「え、桜特撰定食?あれは、ご飯10合にそこに500グラム牛ステーキ10枚、エビフライが40本とそこに温野菜が40㎏ですよ?」

 

と、桜特撰定食【天巨塔】の内容を伝える。

そう、これの厄介さはご飯の多さだけではない。分厚くお腹にたまりやすい牛ステーキが10枚。

更に、脂っこいうえに大きいエビフライが40本。そこに、さらにお腹にたまりやすい温野菜。

極みつけは、巨塔と言えるほどのそのご飯の量だ・・・10合、人数で表すなら20人が食べる量。

それをたった一人、大量のおかずと一緒に食べるのだ。何なら味噌汁はわかめ豆腐が普通サイズ(おかわり自由)

勇敢な赤城さんと蒼龍さんのパイロットが挑んで、その巨塔を崩せぬまま倒れたぐらいだ。

 

「えっ、えぇっ・・・」

 

「ごっくん・・・そ、そんなメニューがあるんですか!?」

 

「ええ、多分もうしばらく完食者は出ないわよ?ちなみに【天巨塔】の裏【地巨塔】って言うのもありますよ?」

 

「・・・そ、それは。ぜひ今度挑戦したいですね」

 

赤城さんと蒼龍さんは目を輝かせながら、謎の闘気を出していた。

まあ、挑戦するなら私は頑張って作る。うん、頑張る。

 

「話は聞かせてもらった。」

 

そんな話をしていると、食堂の入り口がバーンと開きなんか変な立ち方をしている提督さんが・・・

・・・まさか、提督さん!

 

「天巨塔に、挑戦するんですか?」

 

「ふっ、提督たるもの。常に高き目標を越えなければならぬ」

 

と、意気込んでいる。

ふふ・・・そうですか。

 

「間宮さーん!伊良湖さーん!【天巨塔】の注文は言ったので、お米10合をお願いします!」

 

「「は、はい!?」」

 

================

 

間宮さんと伊良湖さんと協力し、伝説の海軍メニュー。桜特撰丼【天巨塔】を提督さんの前にお出しする。

高くそびえるご飯、岩と見間違うステーキ群、群れを作り威嚇するように尻尾が立っているエビフライ。

まるで草原のように生い茂る温野菜の平原。そこに素朴な豆腐とわかめのお味噌汁。

それを見ただけで、赤城さんと蒼龍さんが息をのむ。

 

「て、提督。さすがにこれは・・・無理なのでは?」

 

「提督、こ、この量はさすがに私でも無理ですよ!?」

 

「つ、作るの大変だったぁ・・・」

 

「つ、疲れましたね・・・間宮さん・・・」

 

赤城さんと蒼龍さんが初めて見る量に驚愕し、間宮さんと伊良湖さんが息切れしながら休憩していた。

そう見るものすべてを驚愕させ、作り手すら疲れさせるほどの量を誇るのがこの【天巨塔】。

地巨塔は、作り手を殺すとまで言われてる。

 

「ふっ・・・ちなみに完食者は?」

 

「蒼龍さんのところの江草さんと柳本艦長、飛龍さんのところの多聞艦長しかいません。」

 

「えっ、あの人たち完食したの!?」

 

「えぇ、結構ぎりぎりっぽかったですけど」

 

そう、この天巨塔を完食できたのは江草さん、柳本艦長、多聞艦長しかいない。

・・・多聞艦長は余裕そうだったけど黙っとこう。

あの人たち以外にも、様々なパイロットや整備士、船員たちが挑んだけど・・・半分行くかどうかでギブアップするのだ。ちなみに残ったら、みんなでおいしく食べるしかない。勿体ないから!!

 

「ふ・・・ふふふ、よかろう!私もその序列に加えていただこうではないか!!」

 

と、提督の箸が豪快に【天巨塔】へと向かった。

 

 

数分後・・・

 

 

 

「ぐっ・・・ぐぅっ、は、吐きそうだ」

 

結局、半分行くかどうかで提督もギブアップしたのであった。

 

 




この世界の加賀と飛竜。
ミッドウェー海戦において大破し、機関部を損傷。
修理は戦時中には不可能と判定され、横須賀海軍工廠にて浮き飛行場として利用。
東京大空襲などで活躍したものの、横須賀の沖合で浮くその姿はどこかむなしく見えた。
後に五十鈴の艦長になった多聞艦長は

「飛龍は確かに、あの戦いで足をやられ、戦場には出れなくなった。しかし、それでも彼女たちの戦いはまだ続いている。だが、一番悔しいのは重巡【桜】が沈んだことだ」

と、言い残した。
それほど、一航戦において重巡【桜】は愛されていた。
そして、桜がグレイゴーストを沈めた実績を評価され桜型汎用決戦重巡洋艦のさらなる建造が決まった。

=========

桜特撰定食【天巨塔】
超人ぞろいの一航戦のパイロットやその船員たちがほとんど食べきれなかった定食。
現在の完食者は、江草隊隊長の江草さん、飛龍艦長多聞さん、蒼龍艦長柳本さんしかいない。

桜特撰定食【地巨塔】
江草さんと柳本さんですらギブアップした代物。
多聞さんもあと少しのところでギブアップ・・・したらしい。
なお、とある伝説で見ただけで数名のパイロットが海に向かって嘔吐したらしい。

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