スーパーロボット大戦X+ATF   作:加宮慎司

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えー、ただいま戻りました。
トランスフォーマー観たりバトオペ2してました。 
Z時代に突入しましたが今後はバトオペ2やめてこちらに専念します。(あのゲームはストレス溜まるだけ)

今度こそ完結目指して頑張ります。

*前作と違い台本形式にしてます。


プロローグ「隕石調査任務」

"ガミラス戦役″三つの世界を巻き込んだ戦いは終わりを告げた。

 

宇宙世紀世界

コスモリバースシステムによりセカンドインパクト・ゲッター線による汚染は浄化され赤い海はその青さと生物を取り戻す。その後異星人との接触もあったが、異星人の目的は自分達の星の復興と判明。(赤い地球が青くなるのを観測した為)

千鳥かなめを中心としたウィスパード・他の世界の科学者と共に放射能除去装置を開発。地球と宇宙の間で星間同盟を結ぶ。その後邪魔大王国を名乗る勢力が現れるもロンド・ベル、ミスリル、ネルフ、星間連盟、更に「宇宙の王者」「鋼鉄神」を含めた「ダイナミックチーム」の活躍によりこの危機を乗り越える。

 

西暦世界

旋風地裕次郎とその旧友である警視庁長官、冴島十三によりBrave Projectの第二計画「ブレイブポリス」を設立。時として勇者特急隊と共に戦う姿が目撃されている。

ナデシコ級第3世代型宇宙戦艦「ナデシコD」就航。火星の後継者残党の活動が活発となる。

 

新西暦世界

コスモリバースシステムにより不毛だった大地は緑を取り戻す。同時に木星帝国残党によるテロが各地で発生。

その後ガトランティス戦役の発生により地球艦隊・天駆を再編、同時期にコロニーレーザー破壊作戦「鋼鉄の七人」を敢行。未帰還者「4」帰還「2」不明「1」

 

ガミラス戦役によるMIA2名 

黒木 直也 小尉 乗機であるラフトクランズ・ゼアムも消息不明

白崎一弥 大尉 エクスバイン改はフレームを残しパーソナルファイターが消息不明

 

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「マトリクスよ!さあ闇に光を照らしてくれたまえ!!」

封印された英知の力が解き放たれ内部からユニクロンを焼き尽くす。

 

 

「そんな馬鹿な!よ、余が!なぜだ!?こんなことはありえんのに!?」

エネルギーが膨張し首が飛ばされ遂にユニクロンは倒された。

 

 

一弥「..おい...なお...な...直也!そろそろつくぞ!」

あ...寝てたか...にしてもなんであの映画のラストシーン思い出してんだ?

 

 

直也「悪いカズ、どのくらい寝てた?」

 

 

一弥「20分くらいだよ、どんな夢見てたんだ?」

 

 

直也「初代トランスフォーマーのザ・ムービーのラストシーン、ユニクロンが弾ける所だ。」

 

 

一弥「また随分と懐かしい物を...まさかこれから調査する隕石がトランスフォーマーだったりしてな。」

 

 

直也「不吉なことを言うな...ただでさえドアクダーやらミスルギの件やアードラーの爺が裏切ったおかげで組織の立て直しに時間がかかるのに...」

 

 

ガミラス戦役から二年...俺達二人は未だスパロボVの世界に帰れずにいた。

 

 

スーパーロボット大戦X+ATF 

 

 

ナレーター「惑星アル・ワース 神と獣、光と「ナレーター、そこは喋らんでいい、この間switch版出たから気になる人は買ってくれ」…スーパーロボット大戦Vの戦いの最中、彼等二人は戦いの中、時空の歪みに飲み込まれアル・ワースに辿り着いた。彼等の二年間はまた後日になるが…」

 

 

一弥「で、どう思うよ?例の隕石は」

 

 

直也「この世界で人工衛星をまともに使ってるのはDCのみ。更にスぺースデブリなどのデータも宇宙軍が連絡してきてる。しかもどうやら大気圏に突入するギリギリに出現したらしい。」

 

 

一弥「ということは、物によっては金になるかもな。"銀色小僧"とかに言えば高く買い取ってくれるかもよ?」

 

 

直也「馬鹿を言うな、最近やけに異常現象が増えすぎている。貴族連中も異界文明のテクノロジーを手に入れるのに躍起になってるしそれに…"あいつ"に知られたら絶対欲しがるだろ?」

 

 

数分後指定されたポイントに二人は到達した、そして先程の嫌な予感は的中することになった。

 

一弥「なあ...俺たちが見てるのって幻?」

 

 

直也「そんなわけあるか...こいつは間違いなく現実だ。」

 

 

周囲の草木は焼け焦げておりその中心のクレーターの中にそれはいた。

赤と黒のカラーにマッシブなボディだがどことなく色褪せており所々傷もついてる。

アルマダコンボイ TFマイクロンシリーズのリーダーがそこに倒れていた。

 

一弥「なあ、報告するとしてもどう報告する?地球の平和を守ったロボット生命体保護しましたと言える?」

 

 

直也「それ以上に説明次第では危険視されて実写映画と同じように処刑されて研究材料として分解されるぞ。」

 

 

一弥「それ以上だ!!俺達にはすでにAM・PT・MS・FA他にも俺が所属していたEDFの軍備力があるんだぞ!?」

 

 

直也「下手すりゃ人類VSTFの全面戦争だな」

 

 

おそらく色と損傷具合から見て最終回のメガトロンと死闘を繰り広げた後の状態だ。

この後どのようにグランドコンボイに進化するのか分からないがこのままには出来ず二人は行動を開始した。

MS用のトレーラーと作業用のニクスをパーソナル転送システムから取り出し積み込みを開始する。最初期のトレーラーであったが18m前後の一年戦争時代のMSを運べるので楽々と搭載する事が出来た。

 

 

直也「さてと…こいつを起こすか起こさないか、帰ってから総帥と決め「きゃあぁぁぁぁぁ‼︎」なんかデジャブ…カズ、そのままニクスのレーザートーチの出力を調整しておけ、トレーラーでこのまま進むぞ!」

 

 

一弥【OK!運転任せたぞ!】

 

 

木々をなぎ倒しながら運転していくと子供と女性がドアクダー軍団のブリキントンに襲われていたのでブリキントンを跳ね飛ばし二人の前にトレーラーを停止させドアを蹴り開けた。

 

直也「早く乗れ!」

二人の手を掴みトレーラーに引きずり込みトレーラーを急発進させる。

 

直也「カズ!連中が単独で行動するのは怪しい!近くに魔神が何体かいるはずだから警戒しろ!」

 

 

一弥【グエッ!なら、もう少しは…安全運転…しろー‼︎】

 

固定されてない上にパイロットスーツも着ていない為作業用ニクスのコックピットは酷い揺れを感じていた。

 

子供「ねぇ!あれ何なの!お兄さん誰⁉︎なんで逃げてんの⁉︎」

 

 

直也「あれはドアクダー軍団、お兄さんは軍人!逃げる理由はこんなところで戦ったら山火事になって逃げ場がさらになくなるから‼︎」

 

森を抜けて開けた荒野にトレーラーを止めた直也。

 

子供「よ…酔いそう…」

 

 

女性「わ…私も…」

 

 

直也「マジでごめん。カズ、時間稼ぎしてくれ!俺も機体を出して直ぐに出る!コール、グレイセイヴァー!」

 

 

次の瞬間21mの機体が直也の腕輪から姿を現した。

 

 

直也「君達は危ないからここを動くなよ!」

二人の返事を待たずグレイセイヴァーのコックピットに滑り込んだ。

 

 

一弥【敵の数はわかるか?】

 

 

直也「待ってろ…敵は7機どれもタンクタイプだ。俺が前衛を務めるからお前は後方で二人とコンボイを守れ!」

 

BGM :DARK NIGHT

 

戦闘前会話

直也vs初回戦闘

「この仕事が終われば有給取れたのによ…とりあえずお前らは邪魔だ!」

 

 

連射性と貫通力の高いビームライフル=ガンレイピアで空中から次々と量産型ドッペルンを破壊していく直也。

 

 

一弥vs初回戦闘

「くそっ!こっちは乗り慣れてない上に作業用だっつうの!」

ニクスのレーザートーチでゲッペルンの顔面を焼いたり跳躍力を活かして踏み潰したりしていた。

 

敵全滅後

 

 

直也「楽勝だな。」

一弥「機体のサイズ差を考えて言え...っ!?直也新手だっ!!」

 

その言葉と同時にグレイセイヴァーがいた地点を実弾が通過した。

 

 

直也「なんだこいつは?幻晶騎士...いやKMF(ナイトメアフレーム)か!」

右手のガンレイピアで牽制しつつ左手に武器ラックから取り出したハルバード・ランチャーを展開させる。

 

 

直也「消えろ!!」

通常の敵ならばこれで終わるはずだったが敵は各所のフロートシステムを使い機体姿勢を無理やり変えハルバードランチャーを回避した。

 

直也「なんだと!?」

こいつ強い...しかしこの強さまるで俺が起こす行動がわかっているような...

 

 

直也「行け!ソードブレイカー!!」

四方八方からの攻撃に敵KMFは直撃を防いでる物の身動きができない状態だった。そこに通信が入る。

 

 

直也「ナオ!!トレーラーは戦闘地域からの離脱は完了した!!お前も早く離脱しろ!!」

トレーラーから連絡を受けすぐさま戦闘空域を離脱する準備に入る。

 

直也「ASRS展開!あばよ、どこの誰かも知らないけどよ!!」

ソードブレイカーを格納し高性能ECMとテスラ・ドライブのブースト・ドライブを使い戦域を急速に離脱した。

 

 

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この戦闘の裏側で直也と謎のKMFの戦闘を見ていた

?1「あのアシュセイヴァーはお前が作り上げたか?」

 

 

?2「いいえ、どうやら私たち以外にも別の世界のお客さんがいるみたいだわ。」

 

 

?1「そうか。"シャリオ王"が帰還次第データを解析して"量産型アシュセイヴァー"をあの機体に近づけろ。」

 

 

?2「了解したわ。それとテストも兼ねてw15を送るわ。面白いデータも取れそうだし。」

 

 

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トレーラーに合流しグレイセイヴァーをパーソナル転送システムにしまい一息ついていた時だった。

 

直也「楽な任務が何でこんな事になってるんだろ...早く帰ってコンボイから話を聞きたいし「あの...」あ、すいません怪我はありませんでしたか?」

 

 

女性「はい、お陰様で大丈夫です。助けていただきありがとうございます。」

 

 

子供「お兄さん達すっごく強いんだね。」

 

 

一弥「まあな、それより何で追われてたか聞かせてもらえるかな?魔従教団の術士さんよ?」

 

 

悪い笑みを浮かべながら聞くカズをハリセンで叩いた

 

 

直也「いきなり脅すなアホ!!」

 

 

一弥「痛ッてぇな!!何も叩くことねえだろ!!」

 

 

直也「まあいいや、俺は黒木直也、こっちの頭悪そうなのが白崎一弥だ」

 

 

一弥「おい!!」

 

 

ワタル「僕、戦部ワタル!」

 

 

アマリ「私はアマリ・アクアマリン、こっちはパートナーのホープスです。」

 

 

ホープス「以降、お見知り置きを…」

 

 

ワタル「オウムが喋った!?」

 

 

ホープス「私はオウムではありません...魔法生物です」

 

 

ワタル「魔法生物...?」

 

 

一弥「ファミリアのような物か。」

 

 

その後ワタルの腹が鳴り簡単な物だが一弥が食事を用意してくれた。

 

 

直也「モンジャ村のおばばに頼まれたねぇ...」

 

 

アマリ「あの...神殿の方には「連絡しないよ」本当ですか!?」

 

 

直也「ああ、俺達も表立って言えない事してるからな。何があったかはこの際聞かないでおく。今晩はワタルと一緒にゆっくり休んでくれ」

 

 

アマリ「ありがとうございます、ではお言葉に甘えて失礼します。」

 

 

トレーラーで二人が寝静まった後、一弥は酒を飲み直也はパーソナル転送システムに取り付けたコンピューターをいじりながら話してた。

 

 

一弥「あのKMFなんだったんだ?アニメでも見たことないしなんだろうな?」

 

 

直也「知るか、次邪魔してきた時に捕えれば分かる。それより朗報だ。"隕石"が落ちたの此処だけじゃないらしいし中には"落下物"が移動したらしい。それに一部とは交渉段階まで持ち込めたらしいぞ」

 

 

一弥「どうなんのかな、この世界?」

 

 

直也「知らん、いつも通り生き残ることだけ考えるわ。」

 

 

アル・ワースに戦乱が起こるのを確信した二人だが、それは星を越え宇宙すら巻き込む戦いだとは誰も知らない。

 

 




次回 モンジャ村に辿り着いた直也達の前に現れたドアクダー軍団、更に謎の勢力がワタルを狙い攻撃を仕掛けてきた!その時傷を負ったあのヒーローが遂に目を覚ます!

次回、「復活の戦士 グランドコンボイ見参!」






オマケ

グレイセイヴァー

AWDC-AD01 グレイセイヴァー

動力炉
メイン・プラズマジェネレーター
 サブ・パラジウムリアクター

装甲 EG合金

特殊装備
ECS
ASRS
ジャマー

武装
レーザーブレイド×2
ファイア・ダガー
ガンレイピア
ハルバードランチャー
νソードブレイカー×6
レールガン
ビームランチャー
大型対艦刀
ミサイルランチャー
3連小型ミサイル×4
腕部6連装ビームガトリング×2

アシュセイヴァーの魔改造機
スパロボVの世界で手に入れたオオトリストライカーをアシュセイヴァーに装備し武装・機動性・殲滅性を上げた機体。

フリーダムのマルチロックシステムを追加し殲滅力はアシュセイヴァーの比ではない。


ソードブレイカーにアカツキのドラグーンシステムとνガンダムのフィン・ファンネルのデータを使った防御フィールドを使用できるようにしてある。


前作との大きな違いはオルゴン・エクストラクターを廃しプラズマジェネレーターに戻したこと。
これにより転移からのフルバーストは出来なくなったが一応後期主人公機に繋がれるように出来た(リア友にこれ最初からチート過ぎていつ後期主人公機に乗り換えるの?と言われました。)


作業用ニクス 

動力炉 バッテリー

武装
レーザートーチ×4
マニュピレーター×4
削岩用ピッケル
削岩用スコップ

テロリストとの市街戦を想定して開発された搭乗式の強化外骨格。
必要な火器を取り除き作業用の道具を搭載している。
機動性はないに等しいがブーストでビルの上に飛び乗る事はできる。

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