盾のヒーローと幼馴染の電撃姫   作:虹姫琴魅

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早く盾の世界に行きたいので回想は、駆け足になります。


2020,1.10

修正してみました。

少しでも読みやすくなっていればよいのですが…


2話 電撃姫の回想2

私のお爺ちゃんは、出久の事を気に入ったようで、出久が、語る理想のヒーロー像やオールマイトへの憧れを無個性でも諦めたくないという思いを優しい眼差しで聞いていた。

 

翌日からの修行は、ある意味で地味なものだった。

お爺ちゃんの家の裏山をランニング代わりに走り回ることから始まった。

舗装された道路と違い、足場も悪く傾斜もあり時には岩から岩にへジャンプしたり2~5メートルの岩壁を登り降りしたりとハードではあるものの、よくある、根性スポ根やものや少年漫画でよくある休みなく何時間、十数時間とやるものではなく、出久の体力の向上に合わせて少しづつ時間と距離を伸ばしていった。

 

また、ただ走るだけでなく、山にいる動植物や所々にお爺ちゃんが書いたマークや数字を観察確認するようにさせていた。

 

これは、ヒーロー活動においてヴィランに対しての戦闘力だけではなく、地形の確認や周囲の様子確認が大切なためであり、常に周囲に気を配らなければならないからだ。

 

例えば、戦闘中に逃げ遅れて隠れたいた人を巻き込んでしまったり、逆に敵の伏兵に気がつく事が出来なければ、負傷者を増やしてしまったり、ヴィランを取り逃がしてしまう事もあるからだ。

 

ある意味、観察力、洞察力とそれに伴う判断力は、ちょっとした戦闘力や個性の強さ以上に重要なファクターでもある。

 

まずは、基礎体力と観察力や判断力の訓練を中心に行い。

 

その後、柔軟を念入りに行いその後に筋トレを行う。筋トレは、一般のスポーツクラブ行うものより少し多い位であった。

 

出久は、現役ヒーローの逸話やヒーローもののアニメなどの訓練などの所謂、超人的な修行を予想していた為

 

「僕は、個性が無いから…何倍も、何倍も頑張らないといけないんです」

 

「努力と無茶は、まったく違うものじゃ…確かに現役ヒーローたちの逸話では、常人では考えられないような修行をするもの居るがの、それは、自身の個性や回復系の個性を持つ者が側にいたりするからじゃ」

 

でもと呟く出久の頭をなでながら

 

「根性や無理でもやろうとする精神は、譲れない場面では確かに必要じゃ、力の差を精神で補うことは確かにある。じゃがな出久よ、それは、誰かを助ける為であって、無理な修行して体を壊すかもしれない危険を冒すことかの?」

 

「でも、それじゃ、何時になったら出久は、お爺ちゃんみたいに強くなれるの?」

 

出久が、修行するようにりちょくちょく修行に参加するようになった美琴が質問すると

 

 

「何度もいうがの体も出来ていない時に無理をさせたらそれこそ、故障したり下手をすれば壊れてしまうからの…まずは、気と呼吸法、全集中の呼吸をマスターすることからじゃの、これをマスターすれば多少無茶をしても大丈夫だからの、それこそヒーローの逸話のような修行の始まりじゃ」

 

気と聞いて出久の瞳が、輝くが

 

「氣って、アニメみたいに○○波ってビーム(気弾)出したり力を何倍にもするやつ?」と美琴が聞くと

 

「そういう個性なら出来るかもしれんが…普通は、火事場のクソ力位の身体強化程度じゃな。身体強化なら呼吸法の方が、断然に上じゃ…ただな、気をマスターすると相手の氣の流れや生命の鼓動と言うか波動と言うかを感じることがで出来るんじゃよ、相手の気配や殺気を感じやすくなるからのマスターして損はないはずじゃ」

 

「え~っ波って出来ないの」とガッカリした様子の出久

 

「出来た人間を見たことがないの、じゃが気と呼吸法をマスターすれば、かなり無茶な修行をしても体が壊れることはないしの当面は、基礎体力と気と呼吸法の修行じゃの」

 

その説明の通り、最初の1年は、山での走り込み、武術の型の反復動作、適度な筋トレ、瞑想(気の練り方)(呼吸法の訓練)柔軟訓練、反射訓練(カードや水のは行ったコップを使った)を徹底して行うのだった。

 

小学校3年の冬には、気を感じれるようになり4年の春には気を操り身体強化や相手の気の流れを感じれるようになった。4年の夏には、全集中の呼吸も使えるようになった。

 

出久は、気が操れるようになった時も体が、軽く感じ今まで以上に動ける感覚に驚いたものだが、全集中の呼吸が出来た時は瞬間的ではあったが…下手な身体強化の個性以上の身体能力の上昇に驚きよりも歓喜に震え、そして自然に涙が溢れたのだった。

 

それは、喜びの涙だった。無個性であり、母親と美琴以外にヒーローに成るという夢を否定され続け出久にとって、初めての希望でもあったのだから…

 

 

何時のも裏山での訓練も高度になっていた。

今までは、よじ登っていた大岩や岩壁も気と呼吸法での身体強化で飛び越え、木々の間を連続で蹴り移り地面に足を付けることなく森をぬけていった。

 

そんな訓練を繰り返し道場にに戻った時に出久は、師匠に声を掛けられた。

 

 

「出久や、小川の大岩の側に咲いていた花の色は、何色じゃった?」

 

「黄色と白の花が咲いていました」

 

「ほっほほ、よく見ていたのでは、大岩に印をつけておいたのじゃが気がついたかの?」

 

「えっ、印ですか…」両目を閉じ、「うぅ~ん」と記憶を探りなが思い出そうとするするが、元々、ゆっくり観察しながら歩いているわけではなく周りを気にしながらとはいえ、全集中の呼吸法で身体能力を上昇させた状態で走り抜ける短い時間での事なのだから完全に見落としていたのだろう…

 

「う~んう~ん」唸りながら頭を捻ってもなんの印かは出てこなかった。

 

「僕、確認してきます」と言うなり出久は、裏山へと走っていく。

 

30分ほど走り大岩に到着し調べると岩の傷に紛れるように矢印があるのがわかった。

 

「この先に何かあるのかな?」と呟きながら矢印の先にある双子岩の間をを見てみると封筒が1つ岩に引っ掛かる様に置かれている。

 

「なんだろうこれ」と封筒を開けてみると中から1枚の写真が…

 

これって美琴ちゃんの写真…なんで水着の写真なの!?…

 

最近の海水浴に行った時の写真なのか…海で綺麗な貝殻を拾って、満面の笑みを浮かべる美琴ちゃんの写真だった。

 

出久も男の子である。小学4年生と言えば異性に興味を持って当たり前の年齢でもある。

 

それに美琴は、年齢の割にかなり発育が良いのだ…特に胸部においては、胸が大きく4年生で体育の時に男子の視線を集め恥ずかしそうにしている6年生の先輩並に大きい為に出久も顔を真っ赤にしながらついつい見てしまう。

 

封筒の奥にメモ書きが有り、師匠の字でいつも頑張っている出久へのご褒美じゃと書かれている。

 

ご褒美って師匠…これ、美琴ちゃんに見つかったらどうするんですかと思いながらもついつい写真を見てしまい。

 

顔を真っ赤にしながら・・・つい写真をポケットに入れてしまう出久であった。

 

この写真については、師匠が、出久のことを気に入っただけではなく、美琴の両親も出久の事をいたく気に入った為でもあった。

 

何せ娘が、毎日のように出久のことを話すのだから…

最初、幼稚園の頃は、私がいないとしょうがないんだからとお姉さんぶって話す娘を微笑ましく見ていたが、段々と出久は、凄い、ヒーローよりもヒーローらしい、私も負けてられない、絶対に一緒に雄英に行くんだと言い最近では出久と一緒に時折、修行にも参加するほどだ。

 

両親も初恋真っ盛りでデレ多めと言う娘の姿を見て多少心配したものの、何度か家にあそびに来た出久を見て、優しく無個性と言うハンデを努力で克服しようとし決して諦めない姿、そして雄英高校に行くため勉強も疎かにせずにしっかりと修行と両立している好感が持てる子だったため、本人たちが大きくなってもお互いに好意を持っていたら別に反対することもないと思ったのだった。

 

両親にとって父方の祖父である出久の師匠が、悪戯半分に頑張っている出久にご褒美をあげようとしているの知り今回の事を思いついたのだが…これは、娘の水着姿をと言うよりかは、出久の真面目な性格と幼少期からあまりに近すぎたために娘が異性としてあまり見ておらずに友達としか見ていないのではないかと思ったからだ。

 

あまり異性としての認識のない距離間の近いお友達関係は、ひょんな事から異性として意識している関係より、1段2段すっ飛ばしてしまうことがある。それよりも異性とある程度認識し適切な距離感でイチャイチャする分には問題ないと思ったからでもある。

 

出久としては、美少女の上にスタイルもいい美琴に十分ドキドキしているので、ある意味で大きなお世話だった訳だのだが…

 

その日からしばらく、美琴は、出久に合うたびに出久が顔を真赤にするので不思議に思う日が続くのだが

 

閑話休題

 

修行の話に戻そう

 

 

 

4年生夏以降、気の練り方や全集中の呼吸が出来るようになると常に気と全集中の呼吸を継続する常中の訓練と水、炎、雷、風の呼吸法の訓練と組み手が加わった。

 

そして、小学校6年生になる頃には、気と全集中の呼吸の常中もマスターした出久がいた。




あと1話か2話で異世界に行きたいな
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